寄る年波に老眼鏡

okatake2009-04-29

風邪の初期症状。身体がだるく、ぞくぞくと寒気がする。午後、家族で外出。妻が先日訪れて気に入った「マイルド・カントリー」という骨董とカフェの店へ。
http://mildou.exblog.jp/i3/
東小金井から商店街をてくてく歩く。途中、書道教室の展示が、ショーウィンドウにあった。写真を撮る。なぜか。なかに一枚、小学生が「古本」と書いていたからだ(写真)。将来、有望な小学生なり。
「マイルド・カントリー」は、この日、特別展をやっているとかで、店の外まで若者があふれている。大変なにぎわい。みんな行儀よく、草食系、「クウネル」系の若者たち。かなりわかりにくい場所なのに、気にいった場所は、わざわざ訪ねていく。これが最近の傾向だ。座る場所もなく、ちょっと見て退散。新小金井駅が、じつはすぐ近くで、これで武蔵境へ出て、吉祥寺へ。メガネのツルが折れて(また、やっちゃったよ)その交換に「無印良品」へ。娘も度が進んだので新しいめがねを。ついでにぼくも老眼鏡を作る。枕元でホンを読むときメガネをはずす。そのまま寝てしまって、メガネが身体の下に入り、ぽっきり折れる。老眼鏡が必要なのだ。加工ができるあいだ、「ブ」で待機。新潮文庫マンスフィールド短編集』は、すでに改版されているが、平成20年にさらに改版され、文字が大きくなり、カバーも変わった。そうすると、すでに新潮文庫版だけで2種もっていても、欲しくなる。
車内では松本清張『点と線』を読み続け読了。
帰宅して、「彷書月刊」の次号特集「古本検定」の問題を30問つくる。上級、中級、初級と三段階で10問ずつ。これが難しい。ふつうに原稿を書く3倍くらい難しかった。2時間近くかかった。ぐったり。
夜、BSでロバート・レッドフォード監督「バガー・ヴァンスの伝説」を見る。ゴルフ・シーンの多い映画。さぞ撮影が難しかっただろうと思う。
続いてNHK「SONGS」がカーペンターズとあって、チャンネルを替えたが、だんだんリチャードを見ているのがつらくなる。巨体をもてあました哀しい象のようだ。おまけに、小林「恋におちて」明子という一発屋がしゃしゃり出て、あれあれ、「恋におちて」のみならず「イエスタディ・ワンス・モア」まで歌っているぞ。神をも恐れぬ所業といえよう。すぐ切っちゃった。