okatake2018-02-02

思ったよりも降りました、雪。仕事場の室内は13℃。これ以下は下がらないのだ。
家族割りでギガ数を共用しているため、酷使する娘のせいで、月末になると押せど叩けど言うことを聞かなくなるわがスマホも、月が変わり、ようやく手なづけて、あわてて大阪取材の画像を3連発ぐらいでアップ。
赤旗」試写室「ブータンが愛した日本人 向井理が見た、幸せの国のキセキ」(日テレ)の原稿を送付。情報と感想を短い字数に圧縮するのに四苦八苦する。しかし、これはいい番組でした。2月4日放送。
笹本稜平の長編『卑劣犯』がおもしろかった。被疑者も捜査追求も警視庁内部で起こる。角川文庫から出た『西東三鬼前句集』を持ち歩き、あわてず、あちこち開いて読んでいる。17文字に、これほど多彩な世界観を盛り込めるのか。「昇降機しづかに雷の夜を昇る」は代表句。あれこれ読むと、人口に膾炙した「水枕ガバリと寒い海がある」は、それほど大した句じゃないと思えてくる。もっといい句がたくさんある。
前日の日誌、記憶で書いたため間違いが多く、少し手を入れる。「青春無頼派」ではなく「高校生無頼控」だった。「無頼」しか合ってない。
古通」連載、大阪「天地」「一色」編を書き始める。締め切りは月中頃だが、早く書いておかないといろんなことを忘れる。イラスト地図をまず描く。大阪の仕事は、じつは魚雷くんも一緒だったのだが、終ってから「これから和歌山まわりで鈴鹿へ帰る」というので、「酔狂やなあ」と言ってしまったが、ブログをみると、いい旅をしている。余裕のある、魚雷くんらしい旅だ。ますます高円寺の井伏鱒二になってきた。http://gyorai.blogspot.jp/