八王子の「古書むしくい堂」に、TBSラジオ毒蝮三太夫のミュージックプレゼント』がやって来る! 放送日時は4月13日(金)14:00〜14:22。「ババア」と「ジジイ」を仕込みで用意しないと。毒蝮も毒舌のふるいようがないかも。
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」で書き忘れたこと。慎二(池松壮亮)は、いまどき珍しく読書家の若者で、アパートに大量に本を持っている。ただし、すべて文庫で、本棚はなく、ティッシュペーパーの空き箱を使って、本を並べ、壁際に積みあげている。このティッシュペーパーの空き箱を使った文庫本立てについては、ぼくはこれまで何度も書いたり、喋ったりしてきて、ウケるネタであるので、興味深くみた。もちろんぼくの発明、ではない。同じアパートの同じ二階に住む老人から、ときどき本(文庫)を借りても読む。「あれ、おもしろかったです」みたいな交流もあって、老人のゴミを代わって出してやったりもする。老人は年金暮らしと思われ、暑い夏でも、電気代がかかるからとクーラーをつけず生活し、熱中症孤独死してしまう。ドアをカギをぶち破って、慎二が部屋に飛び込み、そのとき部屋が映るが、この老人、本をたくさん持っている。文庫だけではなく、単行本も多い。文学全集の端本みたいなのもある。
国立駅大学通側で、いま、新しくできた休憩所と、スタバ前でピアノが設置してあり、誰でも弾くことができる(ドキュメント72時間の影響か)。けっこう、みんな弾いていくが、人前で披露するぐらいだから、巧い。音大もあるし、演奏家も多い国立は、ピアノをそこそこ弾ける率が高い街ではないか。チェロやバイオリンなども置けば、たちまち即製で演奏会が開ける感じである。
「ギンレイ」で、今週末から「ドリーム」が始まる。これを見て、四月で年間パスポートの期限が切れる。継続で会員になるのは、ここで止める。サン毎へ通うのが、毎週でなくて、隔週になったことと、竹橋から九段下へ移ったことで、ちょっと「ギンレイ」熱が冷めてしまった。しかし、長年、楽しませてもらって、感謝しております。