憲法記念日
日頃憲法について無関心な人が関心をもつ日ということで意義のある日だと思います。
昭和22(1947)年の5月3日に日本国憲法が施行されたところに由来します。
「憲法=9条」との感覚が強いですが、民主制とは何か、国会議員とは何か、選挙とは何か、
人権とは何か、など今一度関心をもって考えるべきだと思います。
ところで、先日こんなはてながありました。
憲法関連の質問が多かったりします。
つまり、日本の法構造の根本がいまいち一般的に理解されていないということになります。
「国民主権」「平和主義」「基本的人権の尊重」ということ以外について憲法を学ぶ機会は、
大学で法学部に行くとか、教職課程や一般教養での日本国憲法くらいにはないからでしょうか?
この質問の中には、学者でも意見がわかれるふか〜い問題もあります。
説明は質問者さんがしてくれなければ、いずれ書いてもいいんでしょうが…。
興味のある人は、ちょっと古いですが、
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がお手ごろ。(3150は手ごろじゃないか…。)
図書館で憲法のわかりやすそうな本を手にしてみるのもいいかもしれません。
憲法はかなり思想的なので、モノによってはかなり偏ってますけど。
やっぱり9条という人は、
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どっちも東大か…。
日本国憲法(昭和二十一年十一月三日憲法)
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
http://law.e-gov.go.jp/htmldata/S21/S21KE000.html