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okeydokeyが日々思ったことを書くという、ただそれだけのサイトです。

Tue, Jun 28, 2005 雨は嫌いだけど、さすがに現状はちょっと…。

[][]総務省「悪の温床」化防止

実名でのネット活用促す 総務省「悪の温床」化防止

 総務省は27日、自殺サイトなど「有害情報の温床」ともいわれるインターネットを健全に利用するために、ネットが持つ匿名性を排除し、実名でのネット利用を促す取り組みに着手する方針を固めた。匿名性が低いとされるブログ(日記風サイト)やSNSソーシャル・ネットワーキングサイト)を小中学校の教育で活用するよう求め、文部科学省などと具体策を詰める。

 今週初めに発表する総務省の「情報フロンティア研究会」の最終報告書に盛り込む。

 国内のネット人口は増加する一方だが、匿名性が高いために自殺サイトの増殖や爆弾の作製方法がネットに公開されるなど、犯罪につながる有害情報があふれている。総務省はそうしたマイナス面を排除し、ネットを経済社会の発展につなげていくためには、実名でのネット使用を推進し、信頼性を高めることが不可欠と判断した。

(共同通信) - 6月27日9時36分更新

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050627-00000032-kyodo-bus_all

ネットの本質は匿名性であり、匿名表現が政府規制を受けずに維持されていることが、インターネットの健全性であって、

政府の規制を受けて利用することは、インターネットを健全に利用するとはいえないのではないだろうか。

筆者はこのブログに関して実名を使っていない。しかし、実名は「はてな」を通じてわかる。

もし、筆者が犯罪行為をすれば、そこから判明する。そういうことを「匿名性が低い」というのか?

こういう場合であっても、筆者が匿名で活動しているのは不健全なのでしょうか?

それは、法律以前の価値判断として、「悪」なのでしょうか?筆者は悪いことをしているのでしょうか?

表現活動をするには、実名でしないといけないのでしょうか?

著作権法には氏名表示権という人格権があります。

自己の著作物をどういう名義で公表するかは人格権に関わることなのです。

著作権法は著作物に関するものですが、そうでなくとも、人格権として一般化できるではないでしょうか。

だとすれば、実名表現でなくては「悪」という発想自体、政府が守るべき人格権をわかっていない、ということになりそうです。

そもそも違法情報と区別される「有害情報」とは何か?それを規制すること自体どうか、という疑問がありますが、

そういうよくわからないことのために、さらに氏名表示権も制約するという人権侵害の連鎖です。

総務省のお役人さんには、そこのとこをよく理解していただきたいものです。


ところで、この記事のタイトルは「総務省「悪の温床」化防止」。

このタイトルのように、まずは役所の「悪の温床」化を防止してはどうですか?

「悪の温床」化を防止するのであれば、公務員不祥事はすべて職員名を公表するべきでしょう。

それが、「信頼性を高める」ですよね。

まずは、それによって、ご自分達の信頼性を高めることをもっと実験してみはどうですか?

こういうことにプライバシー(人格権)を掲げておきながら、一般国民の人格権は簡単に侵害する。

まさに憲法が人権保障が機能するべき場面なんでしょう。

最近人権規定の私人間適用が主張されることが多いですが、もっと本来的場面に焦点をあてるべきでしょう。

[][]またまた法律書の差し止め。(その2)

またまた法律書の差し止め。

http://d.hatena.ne.jp/okeydokey/20050625/1119630976

東京地判平成17年6月23日平成16年(ワ)第16957号著作権民事訴訟事件

http://courtdomino2.courts.go.jp/chizai.nsf/c617a99bb925a29449256795007fb7d1/58c8e21286dd98bb4925702d0028f400?OpenDocument

今度は民事第46部判決。

第2 事案の概要

  本件は,別紙著作物目録記載のイラスト(以下「本件イラスト」という。)の著作権を有する原告が,被告らは,グループ21〔編集会議〕こと被告B(以下「被告B」という。)がカバー制作を担当し,被告株式会社自由國民社(以下「被告國民社」という。)が発行する別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)のカバーイラストに,許諾された期限の終了後も同イラストを使用しているのみならず,同書籍において,カバーイラストの作成者として原告以外の者を表示しているとして,著作権に基づいて,被告國民社に対し,同イラストを使用して同書籍を販売することの差止めを求め,また,著作権及び著作者人格権(氏名表示権)侵害を理由として,被告らに対し,損害賠償を求めている事案である。

被告らは,これに対して,(1)被告らは,本件イラストの使用許諾を受ける際,原告が主張する期限等に関する条件について合意していない,(2)本件書籍のカバーイラストの作成者名を誤った点については,被告らに故意又は過失は存しないなどと主張して,原告の請求を争っている。

※判決文中の「まるすうじ」は機種依存文字のため、(1)(2)におきかえた。

ややこしいことはあるけど、基本は契約の話。

増刷の場合は含まれない、ってだけ。

氏名表示権侵害も被告國民社との関係で認容。

くわしくは判決文をどぞ。


なお、問題の書籍ですが、「別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)」とされ、

別紙がネット上に掲載されていないため、明らかではありません。ただ、

1 前提となる事実(当事者間に争いのない事実及び証拠により容易に認定される事実。証拠により認定した事実については,該当箇所末尾に証拠を掲げた。)

(3) 被告らの行為

ア 被告國民社は,平成11年9月ころ及び平成13年ころ,本件書籍を各6000部ずつ出版した。

イ 本件書籍において,表紙カバー下半分部分に本件イラストが掲載されている。また,同書籍目次欄末尾には,「カバーイラスト・C」と記載されていた(以下「本件表示」という。甲1)。

ウ 本件書籍の改訂前の書籍(改訂第4版 平成10年5月15日発行)の目次欄末尾には,「カバーイラスト・C」と記載されていた(乙5)。

とあります。

改訂前書籍が、(改訂第4版 平成10年5月15日発行)であることすると、

「損害賠償の法律全集」

(※この書籍には問題ありません。)

https://www.honya-town.co.jp/servlet/jp.co.honya_town.p3.HSsearchServlet?&isc=999999&idn=1375182&iqm=2&ici=ZB01

でないかと思います。

この本は、平成11年9月に最新版として出版され、

(※この書籍には問題ありません。)

https://www.honya-town.co.jp/servlet/jp.co.honya_town.p3.HSsearchServlet?&isc=999999&idn=1511275&iqm=2&ici=ZB01

また平成13年にも改訂新版として出版されています。

(※「別紙書籍目録記載の書籍(以下「本件書籍」という。)」はこの書籍であると推認されます。)

https://www.honya-town.co.jp/servlet/jp.co.honya_town.p3.HSsearchServlet?&isc=999999&idn=1763916&iqm=2&ici=ZB01

1 損害賠償の法律全集 改訂4版(最   自由国民社 2,310 A5 99/09    

2 損害賠償の法律全集   改訂新版   自由国民社 2,310 A5 01/12    

3 損害賠償の法律全集   改訂4版   自由国民社 2,310 A5 98/05

-------

4 損害賠償の法律全集 〔1997年   自由国民社 2,310 A5 97/02    

5 損害賠償の法律全集    改訂版   自由国民社 2,345 A5 95/09    

6 損害賠償の法律全集   自由国民社 2,345 A5 93/11

なお、現在の最新版は

「損害賠償の算定と請求実例全集」(2004/07)

損害賠償の算定と請求実例全集

損害賠償の算定と請求実例全集


(※この書籍には問題ありません。)

https://www.honya-town.co.jp/servlet/jp.co.honya_town.p3.HSsearchServlet?isc=999999&ini=9978449949&iqm=2

のようです。


検索には、「http://www.honya-town.co.jp/」の検索システムを利用しました。

注意を払って調査しましたが、万が一誤報であれば、ご指摘ください。


CGI