おきむね正明の医療と政治に思うこと。 RSSフィード

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2016-07-20 国民健康保険と教育委員会制度について学びました

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 やっと梅雨が明けました。いよいよ夏本番です。体調をしっかり管理したいものです。とは言うものの、年々、我が家のビールの消費量は減ることを知りません。今年も昨年を上回りそうです。


 昨日は、広島市内で開かれた地方議員研修セミナーに出席しました。午前は「国民健康保険制度の理解と今後」について、午後は「教育委員会制度の概要」について学びました。遠くは北海道を始めとして日本全国から地方議員が参加していました。なぜか広島からはわたくしだけでした。講師によれば、広島で開くと地元議員の参加は少なく、遠方で開催すると広島からの参加者が目立つそうです。


 国民健康保険は組合健保や協会健保と比べて、高齢者や零細業者低所得者が多く加入しています。高齢者が多いために当然、医療費は高くなります(ただし、75歳以上の後期高齢者は独立した保険制度となっています)。

 国民健康保険はその名のとおり保険制度なので、予算は保険料で賄うことになります。まず翌年度の医療費の見込み額を算定し、逆算して保険料を決めます。年間保険料の最高額は81万円となっています。

 現在、保険者(運営主体)は市町村ですが、平成30年度からは都道府県に移管されます。とは言え、保険料の徴収や実務は市町村が担います。将来的には、県内のすべての市町村の保険料を一律にすることを目指しているようです。

 これからさらに高齢化が進むので、医療費は急激に増加することが予測されます。どの自治体も等しく苦しい運営を余儀なくされているのが現状です。世界に冠たる我が国の保険制度も根本的な見直しが必要でしょう。


 教育委員会は自治体の長から独立した行政委員会です。教育長は議会の承認を得て、長が任命します。教育分野では、長が関与できるものとできないものがはっきりと分けられています。しかし、人事と予算を握られているため、実際には長の支配下にあるといえます。

 文部科学省は戦後の解体を免れたため、教育分野は国の関与が大きく残っています。また、教員給与の3分の1を国が負担しています。残りの3分の2は都道府県が負担しますが、全額が地方交付税で措置されるので、すべて国が負担していることになります。

 講師は、地方自治体の教育委員会がもっと独自性を発揮すべきだとの考えを述べました。しかし、わたくしは、ある程度の国の関与が必要であると考えます。教育委員会が強く独自性を発揮すれば、福山市沖縄県竹富町のように偏った教育が行われる危険性が大です。教育は地方分権になじまないと考えます。


 終日、「カンヅメ」で疲れましたが、実り多いセミナーでした。今日も同じ会場で、午前は「地域包括ケアシステムの理解と行政の役割」を、午後は「二元代表制下の議会首長」について学びます。

 政務活動費で参加しますので、市政へのフィードバックができるよう、しっかり勉強します。ちなみに受講料は、昨日も今日も午前、午後ともに15,000円です

2016-07-15 原爆特養を慰問しました

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。

 きょう,

この夏初めて市役所の前庭からセミの鳴き声が聞こえてきました。いよいよ夏本番です。夏にはセミの鳴き声ですね。


 さきほど、原爆特別擁護老人ホーム神田やすらぎ園と倉掛のぞみ園を、中森議員(西区)、安達議員(安佐南区)、森畠議員(東区)とともに慰問しました。

 神田やすらぎ園は昭和57年開設で、定員は100名です。入所者の平均年齢は87歳で、最高年齢は104歳の女性、最低年齢は70歳(体内被爆)です。

 また、倉掛のぞみ園は平成4年開設で、定員は300名です。入所者の平均年齢は87歳で、最高年齢は103歳の女性、最低年齢は70歳となっています。


 広島市にはこのほかに舟入むつみ園と矢野おりづる園があります。現在、原爆特養の待機者は2000名を越えています。

 8月6日はわれわれにとっては決して忘れることのできない日です。71回目の原爆の日を迎えるにあたって、改めてこのような悲劇を二度と繰り返してはならないことを強く思いました。

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 神田やすらぎ園で市議会を代表して挨拶。

 

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 お見舞金を贈呈。

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 倉掛のぞみ園で挨拶。

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 お見舞金を贈呈。

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2016-07-14 地方議員セミナーに参加

 いい顔、ふやそう。沖宗正明です。


 昨日と一昨日、福岡市で開かれた地方議員セミナーに参加しました。2日間に亘ってハードな内容でしたが、非常に有意義セミナーでした。

 1日目の午前には「議員報酬について」。午後は「議員定数について」。

 2日目は終日「議会改革の実践と課題」について学びました。とくに議会改革については学ぶところ大でした。二元代表性の意義、議会基本条例、議会報告会、議員間討議、決算審議の活性化、通年議会や市長の反問権、など盛りだくさんでした。市政にフィードバックします。


 講師は、地方議会総合研究所長の廣瀬和彦さんです。以前に名古屋で彼の講演を聴いたことがあります。内容はさることながら、長い講演でありながら退屈させないテクニックには感心させられました。休憩後の「つかみ」では電気かみそりを忘れたために普通のかみそりでシェービングしたため、顔がヒリヒリするとか、自分の顔は北朝鮮の第一書記や民進党の枝野幹事長に似ているとか、寝言がひどく、夢遊病に近いとか、いつの間にか聴講生として引き込まれていました。

 中学生の時には貴乃花同級生だったそうです。

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金正恩 or Mr.枝野

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7月15日の祇園山笠を前にあちこちに山車が置かれています。

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老いも若きも練習に余念がありません。

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こんな格好でホテルへの出入りも許されます。

博多の夏は熱い。

2016-07-11 博多の勉強会に行ってきます。

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。 

 昨日行われた参議院通常選挙で与党が大勝したことを受けて、今日の東京株式市場は500円超の急騰です。

 当選を果たした議員の今後の活躍を祈ります。とはいえ、中には首をかしげるような人物もいます。これまでにも投票したことを後悔させるような人物もいました。つい先日には、多くの東京都民が後悔したことでしょう。

 わたくしは、候補者に一票を投じることは、その議員の任期中の連帯保証人になるに等しいことだと考えています。投票とは、それほどの大きな意味を持つものと考えています。投票した議員をしっかり注目してほしいものです。


 今日の午後、勉強会のため博多へ行きます。

 明日の午前中は「議員報酬について」を、午後は「議員定数について」を学びます。明後日は終日、「議会改革の実践手法と課題」についての講演です。


 政務活動費を使っての参加ですので、市政にフィードバックできるよう、しっかり勉強してきます。

2016-07-07 ダントツに少ない日本の医療用麻薬の使用量

 いい顔、ふやそう。沖宗 正明です。

 梅雨明けが待ち遠しいころです。梅雨明け前にこの暑さですので、夏本番になるとどうなるやら。


 清原和博高知東生などの薬物使用がマスコミを賑わしています。覚せい剤コカインヘロインなどの麻薬は人間を破壊する怖いものです。

 中国では古くから阿片窟があり、阿片(ヘロイン)はポピュラーなものでした。これに対して日本では阿片は広がらず、違法薬物では覚せい剤が多くを占めています。中国人は気分がローになる阿片を好み、日本人はハイになる覚せい剤が好まれる(?)ようです。


 がん治療の分野では、痛みの緩和は大きなテーマです。疼痛緩和のために医療用麻薬を使うことは、患者だけでなく、医師にも抵抗があるようです。先日の緩和ケア講習会では、医療用麻薬を使うことのロールプレーイングがありました。医師と、患者、観察者3の人の役割を経験しましたが、非常に勉強になりました。


 まず、患者にとって麻薬を使うことは次のようなハードルがあります。

(1)麻薬を使うことは、末期で死が間近に迫っているのではないか?あるいは死期を早めるのではないか?

(2)麻薬を使うと中毒になるのではないか?

ロールプレーイングでもこうした疑問がぶつけられました。


 (1)も(2)も誤った疑問です。

 麻薬を使うことは、痛みを和らげ心身ともに良い効果をもたらしますので、むしろ死期を遅らせることになります。

 また、中毒については、医師の処方の下で適切に使えば、中毒になるのは0.2%以下となっています。中毒になるのは、本人が量や回数を考えずに勝手に使うことによって起こります。

 しばしば耳にするのは、家族や知人ががんの末期に麻薬を投与されて意識障害や、せん妄になったということです。以前は投与量を多くしても痛みを和らげることを優先する考え方がありました。しかし、現在では、痛みを和らげるぎりぎりの量を投与します。逆に言えば、痛みが和らぐまで投与量を増やすこともあります。講習会の講師の経験談では常用量の10倍使って痛みを緩和できた例が示されました。


 先進国医療用麻薬の100万人あたりの1日の使用量を比較すると、ダントツに多いのがアメリカで、1,550グラムです。これにドイツの1,300グラム、カナダの1,250グラム、オーストリアの1,100グラムが続きます。

 次は一気に下がってフランスの550グラム、オーストラリアの500グラム、イギリスの250グラム、イタリアの200グラムとなっています。

 ダントツに少ないのが日本と韓国で70〜80グラムです。


 これからがん患者は確実に増えます。疼痛の緩和の重要性はさらに大きくなるでしょう。

神宮寺龍之介神宮寺龍之介 2016/07/14 21:37 医療用麻薬の話も興味深い内容でした。
質問ですが、医療で使う麻薬と言われて思い浮かぶのはモルヒネですが現在でもモルヒネが使われているのでしょうか?

酷い痛みであれば患者の体力や精神に掛かる負担は大きい物なのでしょうし、今後より増えていく高齢者の患者では尚更でしょうから医療用麻薬の出番は増えていくのでしょうね。

冒頭のアヘンと覚せい剤の話ですが、日本の場合はヒロポンやゼドリンと言った薬物が戦中・戦後に合法的に大量使用された歴史的経緯と、販売・製造側にとっては低コストで工業的に大量製造できる点が覚せい剤を扱わせるのではないでしょうか?

okimuneokimune 2016/07/18 08:30  神宮寺様、お久しぶりです。
現在でも医療現場では麻薬としてはモルヒネや関連薬剤が主流です。一般には麻薬は怖いものとの印象ですが、医師のコントロール下で使えば非常に有用な薬剤です。むしろ、これまで麻薬を使われないまま、激しい痛みに苦しみながら人生を終えた方がいかに多かったかを思うとき、残念な思いでいっぱいです。
 東南アジアが欧米の植民地になったとき、麻薬中毒者が暴動を起こさないようにするためには、いかに麻薬を安定供給するかが大きな課題でした。それが大きな収益をもたらすことにもつながりました。日本軍も同様の行動をとりました。アメリカやロシアでも戦争による外傷を治療するために多量の麻薬が使われ、それが多くの麻薬中毒を生み出しました。需要は多くありうます。中南米や北朝鮮などが非合法で麻薬や覚せい剤で外貨を稼ぐのは、ある意味で当然のことなのでしょう。