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無償の悪 〜葛飾区でイラスト兼マンガ業を営む某のブログ〜

2016-04-28 湯治中。

朝起きて。

ごはん前にお湯に行こうと。

その前にコンタクトレンズを目に入れようと。


昨日は目休めでコンタクト無しで過ごしたけれど、今日は湯からの景色を楽しむ為に入れようと。

山の雨が降っていて、その霞んだ様子を見ていようと。



コンタクト、まず左目から入れて、よしうまく入った、じゃ次は右目。


装着後はいつも、手で片目ずつふさいで左右の見えっぷりを確認している。なんとなくこの儀式を続けている。今日もまた。

そしたらば。



あれ。

あれ、左目、へん。左目、よく見えてない。あら。

 


私は左目の方が視力がよくない。だから左目のコンタクトは右より度数が高く、そうやって両目のバランスをとっている。だから、見えっぷりは同じようなはず。なのに左目がうそのようにぼやけている。

持参の使い捨てコンタクトレンズは最近買ったばかりのもので、視力だってその時はかり直していて、問題はないはずだ。


ふと。

もしかして、裏表を間違えてつけてしまったか?そのあたり間違えないように、キチンと確認して入れたけれど、なにせ最近めっきり年寄り、確認したって間違えてることもある、とすんなり認めてるくらいに、さまざまで年寄りを発揮しているのだから。あるある、あるかも。


では左目のコンタクトを外して付け直そうと、指を、眼球に置いた。

つまんで、ぞりっと剥がそうと。そう、剥がそうと、何度か指を動かした。



剥がれない。



あら剥がれない。

剥がれなさすぎる。

あまりにも。



ハッと。

下をみた。

蛇口の下の、流しの底に、何かが。



ぺらりとした薄い円のアレが。




目には、入ってなかったのだ。

指からはらりと落ちていたのだ。

目に、よしうまく入った、そんなふうに思ったあれは、ただそう思っただけのことだったのだ。



もっと。

私はもっと私を疑っていい。大々的に。

ぜんぜん信じなくていい。


そしてそういうのが、この頃はもうラクで心地いい。



写真は部屋から見える新緑。






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