ワインツーリズムやまなし・フォトギャラリー(2日目、甲府・石和エリア)

2日目の11月6日は、シャトー酒折ワイナリーさんにて生産者側として会場に赴きました。今年の酒折さんのツーリズム参加者対象の特別試飲は、なんと25種類!本当に飲み過ぎに注意です。(1250mlも飲んだら、大概の人は昇天します。爆)



  

ワイナリーに到着するバス便は、満員です。参加者が絶え間なく訪れる試飲ブースは大わらわ。(写真は、まだすいている方です。)
この日の目玉は昨年も登場した、マスカット・ベーリーAの垂直試飲と、酒折さん自社畑のシャルドネエステート・シャルドネ)の垂直試飲です。マスカット・ベーリーAでは、7種のミレジム(2000年(但し、この年は樽熟ではなく瓶熟)・2001年・2003年・2004年・2006年・2008年・2009年(ツーリズム当日のみの先行限定販売))と酒折さんの歴史を感じさせるラインナップ。そして、エステート・シャルドネは、Team Kisvin代表である池川仁氏のコンサルティングによってブドウのポテンシャル向上が実感出来る貴重な試飲(2005年・2007年・2008年・2009年の4ミレジム)が味わえました。もちろん、甲州樽醗酵(2010)も試飲リストに載っています。甲州地どり生産組合さんとNaturalia(ナチュラリア・甲府みゆきやさん出身の方が新規開店した有機野菜等の食材のお店)による出店も好評で、参加者のお腹を満たしてくれました。感謝です!


  

天気も心配されましたが、ヴィンヤードツアーは無事執り行われました。Team Kisvinの池川仁氏と荻原康弘氏両名によるツアーは当日満員御礼でした。栽培に関して突っ込んだ話を聞ける数少ない機会とあって、皆さん興味津々に聴き入っております。


こうして、秋深まる山梨が暑く(いや、「熱く」です)なった2日間が過ぎました。夜の帳が降りて来た酒折さんの会場からは、甲府市街の夜景が見渡せます。雲も少しづつ取れ、明日の好天が約束されたかのような夕暮れでした。

この2日間、参加者も運営の皆様もお疲れ様でした。ワインツーリズムやまなしはまだまだ改善の余地はあります。が、こうして地域の人々が、自分たちの住処をより良く・楽しい所にして行きたいと前進するプロセスを、皆さんと共に造り上げて行く永続的な“ムーブメント”なのです。だから、「終わり」や「完成形」はありません。
また、来年も逢いましょう。そして、来年まで待ちきれない貴方、普段も山梨に足を運んでワインを愉しんで下されば嬉しいです。


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ワインツーリズムやまなし2011 甲府ルート フォトギャラリー
(「winetourism kofuの公式ブログ」より)
今度はワインツーリズムの"続き"を体感してください。
「ワインツーリズムやまなし2011」へのご参加ありがとうございました。
(ワインツーリズムやまなし公式Blog「ぶどうの葉っぱ」より)