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2018-03-11

[] 春の混合汁講  春の混合汁講 - 岡村日記 を含むブックマーク  春の混合汁講 - 岡村日記 のブックマークコメント

編集学校の集まりに顔を出す。

今期妻が応用コース教室を持っていた関係で、過去も含めていくつかの教室で合同で。

僕も知ってる人が何人かいたので入れてもらった。


初台のオペラシティに集合。

地下のイタリアンの店に入る。

何人か昨日の、別のコース卒業式イベントに参加していて、

さらにそのうちの何人かは朝まで飲んでから来たという。つわものだ。

最初から最後までいたのは半分ぐらいで、

昨日のイベントのために関西方面から来ている人もちらほらといて、

それぞれの飛行機新幹線時間で帰っていった。

途中から参加、夜の飲み会だけ、という人も多かった。


食べ終えた後、上の階にある「ICC」(NTTインターコミュニケーションセンター )のギャラリーへ。

坂本龍一 with 高谷史郎 設置音楽2 IS YOUR TIME」

http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/sakamoto-ryuichi-with-takatani-shiro-installation-music-2-is-your-time/

オープン・スペース 2017 未来の再創造

http://www.ntticc.or.jp/ja/exhibitions/2017/open-space-2017-re-envisioning-the-future/

というのが開催されていた。

別の階では谷川俊太郎個展だったけど、こっちに入ってみた。


坂本龍一の方は真っ暗な部屋の中にスピーカー自動ピアノが設置され、

アンビエントな曲が流れるというもの。

正直そんなに面白くはなかった。

壁際に据わって目を閉じて、瞑想するかのように聞き込んでいる人たがあちこちにいた。


オープン・スペース 2017 未来の再創造」は

インタコミュニケーションキーワードに、メディアアートを集めたものというか。

慶応大の研究室であるとか、世界各地のアーティストであるとか。

ドローンを使って撮影した風景映像として流す中国の作品が印象に残った。

廃墟になった村の中をまっすぐに飛行して、その廃墟の中の一つに入っていく。

もうひとつ、NTT研究所の部屋かな。

顔を撮影して、眉の位置を変えたり輪郭を広げたりして10枚の微妙に違う顔写真を並べて、

あなたの顔はどれでしょう? と。一枚だけ加工していないものが入っている。

2回試して、2回とも僕は正解だった。

プリントアウトした写真は記念に持ち帰ることができる。


ミュージアムショップにはこのICCが出していた雑誌

「Inter Communication」のバックナンバーが並んでいて、

21世紀映画音楽コミュニケーション、といった各号のテーマが面白そう。

取り寄せてみようと思った。


時間が余って、谷川俊太郎の方のギャラリーミュージアムショップへ。

現代音楽ポストクラシカル系のCDがたくさん並んでいて、ついつい買ってしまう。

パフォーマンス集団パパ・タラフマラ」の公演『WD』のサントラ

ROVOのメンバーとアルゼンチン音響派が共演した『アニマ・ムンディ』

マヘル・シャラル・ハシュ・バズ『他の岬』など。


オペラシティを出て、少し歩く。新宿パークタワーへ。

3階から7階までが『Living Design Center OZONE』となっている。

ここで働いている方がいて、案内してもらう。

下の階が「コンランショップ」と一緒になっていてインテリアなど。

上の階が内装木材建築関係のブースなど。

7階の登録制エリアの半分が全国の業者のカタログやサンプルを集めて展示、

残り半分が書籍雑誌を集めた図書室となっている。


この図書室で「ストーリーのある名作椅子案内」という企画が。

https://www.ozone.co.jp/event_seminar/event/detail/448

ヴァルター・グロピウスなど世界の名だたるデザイナーの椅子が集められている。

デザインが斬新なんだけど座り心地もいい。さすが。

一番高いのは80万もするのだったかなあ。

椅子に座っているのを感じさせないようなゆったり感

他の皆が下の階を見ている間に占有して、思わず寝てしまった・・・

こんないい椅子に座ることは今後ないかもなあ。


16時、新宿まで歩いて丸の内線に乗って銀座に移動。

権八」という和食居酒屋に入って飲む。

妻も遅れて合流する。

ビールしか飲んでないはずが、後半記憶なし。

日本酒ワインを飲んだのか。

12時過ぎに帰って来た記憶はあるものの・・・

楽しく過ごしたけど、何かやらかしてないかが心配

2018-02-24

[] アフ感  アフ感 - 岡村日記 を含むブックマーク  アフ感 - 岡村日記 のブックマークコメント

この日、イシス編集学校の卒業式イベント、感門之盟。

63回目。39期の破と、28期の花伝所。

妻が今期破の師範代を務めていて登壇するので、

朝7時に着付けのため出て行った。

これまでの回答に対する指南が全て返し切れず、徹夜で。


僕は入院・手術や昨今の仕事の忙しさからここ1年半ぐらいご無沙汰。

それでもたまには顔を出すか、と夜の打ち上げ(アフ感)のみに参加。

場所はいつもの新宿三丁目の中華料理屋。

地下が広い宴会場になって貸し切りにできる。

僕が幹事だった時に何度も利用させてもらった。


馴染みの古株メンバーと久しぶりに再会してあれこれ話し、

この前の名古屋遠征で会った学衆(生徒)とも乾杯する。

僕はピッチャーを片手にウロウロして

その場に居合わせた、初めて会う学衆の方とも話した。

新しい世代の人たちがいるというのはいいことだ。

こんなふうに過ごしていると復帰してもいいかなあなんて思う。

まだしばらく忙しいので来期は無理だろうけど。


そのまま流れでアフアフ感で朝まで。

案の定僕は途中で寝てしまったけど妻は二徹へ。

偉そうにも現役師範にダメだししてしまったなあ。

明け方店を出て、大江戸線で帰ってきた。

さすがに駅からはタクシーで。

その後ずっと妻は寝続けている。

僕も泥のように眠った。

2017-11-26

[] 印刷博物館で汁講  印刷博物館で汁講 - 岡村日記 を含むブックマーク  印刷博物館で汁講 - 岡村日記 のブックマークコメント

日ごろはネット上でやりとりをする編集学校。

妻が今期、師範代として教室を持って教える立場となり、

そのオフ会である「汁講」が本日開催されることになった。

それまでメールだけでやり取りをしていた人たち、

しかも年齢も職業も住んでいる場所もバラバラの人たちと

現実に顔を合わせる場というのはなかなか面白いものであって。

自分が担当していない教室の汁講にもたくさん顔を出してきた。


豪徳寺の編集工学研究所を訪問するのが目的となるため、

どの教室も最初の開催地は東京近辺となる。

あれこれ調整していたらたまたま、ランチが飯田橋の「Canal Cafe」となって、

その後江戸川橋の印刷博物館に行くことになったので

じゃあと僕も飛び入り参加することにした。


しかし、仕事の方が最近雪玉が転げ落ちるようにそれどころじゃなくなってきて…

無邪気にフル参加してる場合ではなくなった。

月曜締切の資料を作ってる暇がなく、今回の PJ で初めての休日出勤。

7時に起きて8時半出社。資料を作り始める。

11時に飯田橋の駅に集合して、11時半に Canal Cafe と聞くと

歩いて1分の場所にあるので(背後にビルが聳え立っている)

一度戻って資料の続き。いくつか埋めないといけないセクションを埋め、

そのために必要な資料を探す。


11時半からランチ。

12時半に食べ終えて、印刷博物館が14時からと聞くとまたもう一度戻った。

細切れだけど案外進むもので。

先ほど15時半に戻ってきて1時間ぐらいで出来上がった。

他にもやらなければならない仕事は山積みだけどこの日はこれで終わりにする。

自転車操業。明日できることは今日やらない。もうしょうがない。

夜は豪徳寺に行って飲み会に参加する予定。


印刷博物館のことを少し。

13時半、神楽坂を上った先にある「かもめブックス」で待ち合わせ。

ここの品揃えは尖っているのに、陳列はふわっと柔らかい。

(ここだけの話、例えば「B & B」みたいに疲れない)


そこから歩いて15分ぐらいかけて印刷博物館へ。

僕は2回目。やはり編集学校がらみで。

前回は1人でふらっと入ったけど、今回は妻が事前に申し込んで館内の

展示のプロローグ部分を案内してもらった。

ラスコーの壁画からグーテンベルクの印刷機へ、最後に1964年のオリンピックのポスターという流れ。

軸は織田信長、豊臣秀吉、徳川家康それぞれ活字に関わりがあるという話で。

織田信長は天正少年使節を派遣、ヨーロッパから活版印刷の技術を持ち帰ってくる。

豊臣秀吉は朝鮮出兵の際に朝鮮半島で発達した活字を同じく持ち帰ってくる。

これがひとつになって徳川家康は自前の活字をつくってみた。

最初は木版で、うまくいったのを確かめると金属で。


もうひとつ知らなかったのは

グーテンベルグ自身が活字というものを発明したのではないということ。

活版印刷の技術であって、活字そのものは11世紀だったか既に中国で発明されていた。

グーテンベルクは紙やぶどう絞り機など既存のものを組み合わせたのですね。


その後、VRシアターへ。ヴァーチャル・リアリティー。

ネットの時代、既にとっくの昔に印刷ってもはや紙の上にインクを、というものではなくなっている。

何かを表出するための地の部分と、そこに表出された図の部分とが組み合わさるならば

それは全て印刷となる。スクリーンに投射されたヴァーチャルリアリティーの映像もまた、そう。

今回の演目はモスクワ、クレムリン宮殿の中にあるウスペンスキー大聖堂。

壁一杯に並んだイコンに至るまで細かく再現されている。

それを映し出すカメラが前後左右、ゆっくりと自由自在に動き回る。

この情報量、作業量ってすごいな、と感心する。


企画展は「キンダーブックの90年」

クロニクルの展示となっていた興味深かったけど仕事に戻るため駆け足で割愛。

いわさきちひろの原画があったかな。

常設展もほぼ素通り。

簡単な印刷機4色・4台で絵葉書にカレンダーをつくるというのだけやって、

乾かしながら帰ってきて、会社の机の上に飾った。

2017年下期のカレンダーなのであと1ヶ月ちょい。

月火水木金土日が象形文字のようになっている。

2017-11-24

[][] 『エイリアン』という映画に関する覚書  『エイリアン』という映画に関する覚書 - 岡村日記 を含むブックマーク  『エイリアン』という映画に関する覚書 - 岡村日記 のブックマークコメント

かつて僕が教えていた学校では

シリーズものの映画のをもとに翻案を行って、

一ヶ月かけて物語を書くというカリキュラムがあった。

妻とはそこで知り合って、時期は違うけど妻も教えていた。

今期また教えることになって、日々忙しく活動している。


映画は5本の中から1本を選ぶ。

僕が教えていた時から変わらないのは

『スター・ウォーズ』のエピソード4、『男はつらいよ 寅次郎忘れな草』『エイリアン』の3本。

『007 ロシアより愛をこめて』は『ミッション・インポッシブル』へ、

『ドラえもん のび太の創生日記』は『クレヨンしんちゃん ちょー嵐を呼ぶ金矛の勇者』に入れ替わった。

昨晩その2本を見たけど、どちらも面白かった。物語的にも、映画的にも、よくできている。


『エイリアン』は怖い、グロテスク、SFといった理由で

最初から選択対象外という人が、特に女性でけっこう存在する。

妻もそうだった。

教える側に立っても、生徒の方で選んだ人がいなかったのをいいことにこれまで見てこなかった。

それが今回の再登板で選択した人が出てきて…

今晩初めて見ることになった。

僕が適宜解説を入れながら。

僕は逆に何度も見ている。『ブレードランナー』と並んで SF映画の金字塔。

(奇しくも? どちらもリドリー・スコット監督)


いくつかのポイントについて残しておく。

もちろん、どのように解釈するのかはその人次第であって、正解はない。


・本当の敵は誰なのか?

 普通、主人公リプリーや宇宙船ノストロモ号の乗組員たちに襲い掛かって

 一人一人殺していくのだから、エイリアンのことを敵だと捉える。

 しかし、本当にそうなのか。

 エイリアンは目覚めさせられ、その本能に基づいて行動しているだけであって

 実はイノセントな存在ではないか。むしろ、犠牲者ではないか。

 本当の敵は体制側、「会社」の方ではないか。

 コンピューターのマザーとアンドロイドのアッシュを通じてその意思を表す。

 エイリアンを持ち帰ることを求め、乗組員たちを見殺しにすることを選ぶ。

 一方で、エイリアンの方は何かを選んだわけではないことに注意。

 選ばれた方だ。


・猫とは?

 リプリー以外、人間は皆死ぬ。

 蚊帳の外だった猫のジョーンズはリプリーに拾われ、生き残る。

 猫がいなくても物語は成立する。しかしこの猫が物語を味わい深くする。

 この猫の役割とは? どんな象徴を担うのか?

 ずっとわからずにいた。

 ここ数日考えて、こういうことなんじゃないかと。

 エイリアンがイノセントな存在であるとしたら、

 同じくイノセントな生き物として対比的に捉えるためにそこにいるんじゃないかと。

 光と影のような。

 それはリプリーはエイリアンと戦って何を得たか? ということにも通じる。

 猫のジョーンズは結果論かもしれない。

 しかし、何かを救うことはできたのだということ。

 その戦いは無駄ではなかったのだということ。


・ノストロモ号とは?

 ジョゼフ・コンラッドの小説から名前をつけられたとされる「ノストロモ」

 物語の舞台にして、密室、というよりも迷宮。

 その構造を知っているはずなのに抜け出せない。

 それまでの SF映画に出てくる宇宙船とは違って、

 どこもかしこも暗く、薄暗く、水で濡れているところもある。

 乗組員たちもピカピカときれいな制服を着るわけではなく、

 ネルシャツだったりブルーカラーを思わせる普段着。

 その所有者は誰か? がポイント。

 国家ではなく会社なんですよね。

 単なる移送手段に過ぎず、

 地球からいかに遠く離れた宇宙空間を開拓するか、人類の知性の枠組みを広げるか、

 といったミッションはない。

 大航海時代はとうの昔に過ぎ去って

 あとは毎日繰り返される労働による疲弊だけが宇宙空間には残されたのだということ。

 全てがコストの計算になる。予想外の利益というものは発生しない。

 そこに「エイリアン」という未知の利益を生み出すかもしれないものが現れる。

 

2017-03-21

[][] サイン会、アフ感など  サイン会、アフ感など - 岡村日記 を含むブックマーク  サイン会、アフ感など - 岡村日記 のブックマークコメント

昨日は3連休3日目。

イシス編集学校の卒業式(感門之盟)が守・破・花合同で。

豪徳寺の編集工学研究所では入りきらず、田町に会場を借りていた。

今期守を受講していた妻が出かけ、僕も顔を出すべきなんだろうけど、まあいいかと留守番。

夜の懇親会(アフ感)だけ行くことにする。


昼、花壇の整備を2時間ほど。普段は妻が一人でやっているのを、手伝う。

篩にかけて石をより分け、ドクダミの根やその他枯葉などをゴミ袋へ。

中腰の姿勢が多く、なかなか辛いんだけど黙々とやってると無の境地に入るというか。

しかし全くもって進んでる感じがしない。

業者に来てもらってごそっと花壇の中の土や石を持ってってもらい、新しい土を入れた方が手っ取り早い。

とは言っても金銭的にそんな余裕はなく。淡々と少しずつ進めるより他ない。

ちなみに花壇の底はコンクリートなのかと思っていたらそうではなく、土が続いているらしい。


終わって1時半。シャワーを浴びて、缶ビール、缶チューハイ。

リリー・クラウスの弾くモーツァルトのピアノソナタを聴きながら、猫と遊ぶ。

アナトリー・ヴェデルニコフであるとか、このところ買ったアルバムの解説を読む。


16時過ぎに家を出る。

このところ暖かい日が続いていて、ダウンジャケットも薄手のものを。

その分花粉が飛び交うのも多く、前の晩ずっと飲んでいたこともあってこの日は鼻水が止まらず。


新宿。次回のイベント用に Disk Union でブライアン・イーノの中古を見てみる。

Cluster のふたり、メビウスとローデリウスとのアルバムのリマスターがあったら買いたかったのだが、見つからず。

タワレコへ。サン・ラの70年代のライヴアルバムが出ている。推薦文を読むと超絶すごいらしい。

『Disco 3000』のデラックス・エディションもあった。

迷うが、今回はやめておく。このところ買いすぎなので我慢する。


Spoon のヴォーカル、ギターのブリット・ダニエルのサイン会に並ぶ。

19時より開始。階段で待っているとどんどん人が下りてくる。

けっこうファンがいるんだな。

僕は早めに並んだので最初の10人の枠へ。

最新作『Hot Thoughts』にサインしてもらい、握手する。

「I appriciate your coming」と言われたかな。丁寧だ。

それにしてもサイン会に並ぶっていつ以来だろう。

SWANS のマイケル・ギラか。あれも3年くらい昔になるか。


山手線で田町へ。20時。アフ感の会場となったとある居酒屋チェーンへ。

案の定、誰もいない。135人で予約していてがらーんと一人。

そこに先発隊が到着。「どちらさまですか」と聞かれる。

僕のことを知らない世代が出てきたのは嬉しいことでもあり、寂しいことでもあり。

感門之盟が押してて、20時半頃ようやく三々五々教室ごとに移動してくる。

数を読み間違ったのか、全然席が足りない。

下のフロアにも席を用意してもらう。

本当は司会がいてあれこれ進行があったようなんだけど

ごった返してなし崩し的に始まってそれっきりとなった。まあそれもまたよし。


昼間の感門之盟には出ていないし、アフ感も参加表明していなかったので

旧知の師範師範代から驚かれ、お久しぶりです、元気でしたか、と声をかけられる。

僕の方もどんどん席を替わって、これまで縁のあった方を見つけては話し込む。

花伝所を終えて、次の春から新しい師範代となる方たちの今日発表された教室名を聞く。

今期の守の師範代を終えた方たちからも近況を聞く。


松岡校長に挨拶に行った方がいいとなり、連れて行ってもらう。

元気になったかと聞かれ、おかげさまで元気になりましたと言うと、

だったら感門之盟にもちゃんと来なさいと怒られる。

学匠とも少し話す。そろそろ引退しようかと切り出したら、

そちらも何言ってるの、バカモン! と。

次の物語講座にどう関わるか、師範代なのかどうなのか。

また近づいたらいろいろと話すことになりそう。


終わって店を出たのが午前0時近く。

終電ひとつ前で帰ってきて寝たのは午前2時。

今日はとても眠い。