僕は買い物が出来ない

※留学体験記はお休みです。永遠にお休みになるかもしれません。てへぺろっ!


誕生日だ!私の誕生日、すなわちサラダ記念日と公認会計士の日に設定されている7月6日の誕生日だ!っと、騒いで以来大して更新せず、とある女性に12万円の借金を作ったり、年金未納が親にばれて24才にもなって親の涙線を悪い意味でこじ開けるなどのやりたい放題キカン坊生活をエンジョイするばかり。とうとう明けましておめでとうも言わない内に二月も終盤になってきてしまいました。昨年の「一週間に2・3度は更新するぜ!あと近々芦田愛菜ちゃんにフェラチオさせるぜ!最悪福君でもいいぜ!」などの、狂気と欺瞞に満ちた発言は何だったのか。芦田愛菜ちゃんの件に関して言えばハードルが高いというか、塀の高い場所に隔離されそうなので達成しなくて一安心ですけど、ブログぐらい更新してもいいようなもんです。

書こうとした事は確かにあったのです。今で言うなら黒木メイサさん(♀)と赤西仁さん(チンポ)の出来ちゃった婚あたりなんぞは是非とも書いておきたかった。件の疑惑の逃走劇に言及し、出来ちゃった婚の是非であるとか、あの計画性のない妊娠は黒木メイサ(アワビ)がセックスアミーゴであったことを示唆しているいるのではないかとか、地元じゃ負け知らずだった俺だけど今は地元で俺だけ無職とか、最後の方は全く関係が無いのだけど、とにかくそんな事を書きたかった。

自分のブログさえ更新出来ない自分は果たして何が出来るのか。ぶっちゃけトイレでマトモに大小をひり出す事すら怪しいんじゃないのかと、自らのアヌスを見ながら懐疑的な笑いを浮かべる私ですが、まあ大多数の人にとってはそんな事どうでもいいと思うので、勝手に更新したいと思います。


四月から働く事が嫌で嫌で仕方がない最近の私。私が突っ込もうとしている業界は、言葉にして表すと「押忍!当然自分にはチンコあるっす!全盛期は3本あったっす!」みたいな男らしさ満開の業界で、忘年会に呼ばれた際にはラグビーだかアメフトだかフェラチオだかよく分かりませんけど、そう言った体育会系のアメリカンバイソンみたいな殿方が多数鎮座しておられた。背の高い私なぞはその中の益荒男一味に捕まり「君の身長は184センチだって?私の部署には190越えがゴロゴロだ。頑張りたまえ!」などを怒気の混じった笑い声で言われ、何を頑張ったらいいんだろう、牛乳飲んで今から背を伸ばせばいいのかな?と震えるばかりでした。

そんな業界に赴く訳ですからやっぱり気になるのは労働環境。セクハラは多分私が一般職の女の子に行うのでほっと一安心ですが、パワハラの嵐にあったらどうしようと不安で仕方がない。ただでさえ口下手な私。理不尽な振舞いを誰にも訴える事が出来ず、涙を枕で濡らす事だけは避けたいので「団結権争議権・団体交渉権」の労働三権の文字を肩あたりに刺青しようかと画策しておる次第です。

さて働く事は嫌なのですが、そんな我儘は誰も聞いてくれるはずもありません。とにかく社会進出を目前に控えているのです。

社会に出るにあたりブログを更新出来なかった事もそうですが、最近自分には何が出来るのか、どういった事で会社に、ひいては社会に貢献出来るのかという事を最近よく考えます。それも例えば「私は人を笑顔にさせる事が出来ます!」などの、頭にトコロテン工場を併設させている海藻臭い女子大生及び男子大学生が言いそうな事を言っているのではありません。そのような事を、この猛者がひしめく世知辛い世の中で言ってしまったは冷笑されるだけです。女だったら容姿の是非を問わず「しゃぶれ!」っ一喝されるでしょう。

そんな抽象的な事ではなく、具体的な事を私は言っているのです。パソコンが出来るとか語学が出来るとか、そんな具体的な事を私は言っているのです。

私は昔からそうですが、人が当たり前に出来ている事が出来ない事が多い。車の運転にしたってそうです。車の運転なんか誰でも出来るはずです。70過ぎたババアだってバリバリとギアをブッこんでいらっしゃる。しかし私は免許を取って二年が経とうとしているのに未だ運転が無茶苦茶です。中でも駐車が壊滅的に苦手で、走り出したら止まるという事が出来ない。つまるところエンジンをかけ実家の車庫から羽ばたいたは最後、いつその羽を休めるのかがどこの誰にも分からない、究極的に言ってしまえばガソリンが朽ち果てるまで走り続けるというロッケンロールな運転しか出来ないのです。同乗者の精神並びに環境にも優しくない。

この間なんて本屋の駐車場で「ここだ!」っと狙いを定め、般若心経を唱えんが如くの気合いと願いを充満させバックで駐車しようとしたところ、あろうことか予想と全く違う方向に車が動き出し、あわや駐車してあるトラックに衝突しかけました。しかも運が悪い事にトラックの中ではオッサンが休憩しており、その表情がバックミラー越しに般若の形相に変わりやおら外に出ようとしてきた事が分かったので、慌てて本屋を飛び出した程です。本は買えないは嫌な汗はかくは、あのドライブは何だったのだろう。


また私が最も苦手としている事の一つに「買い物」があります。

買い物なんてそこら辺の小学生でも金さえあれば立派にやってのけます。中でも女性の皆さんなんかはホントに買い物が好きですよね。最近ひょんな事から韓国に行ったのですが、あそこは凄いですね。普通海外旅行って言ったら、その国の文化であるとか歴史であるとかを肌で感じ、その体験を人生の肥やしにするみたいなもんだと思うのですが、韓国に来る女性はそんなものは眼中にない。免税店ではジャップ豚女どもが鼻息をまき散らし、化粧品やブランド物を狂ったように買い漁っていました。ついに日本女性の購買意欲は海を越えたか!っと感動したほどです。まあ私も以前タイに意味もなく二週間いた時には、朝からビールをひたすら呷り、それも外で飲むんなら海外旅行に来た意味もあるのでしょうが、素泊まりのボロ屋で缶ビールをまき散らしていたので人の事は何も言えませんけどね。朝から晩までビール飲んでたせいか、日本に帰った時には昼夜関係なく酒が欲しくなって本当に困った。一緒に行った友人も帰国後一カ月は人間として使い物にならなくなっていました。

話がずれました、「買い物」です。

私はどうも買い物が苦手で、コンビニすらも煩わしく感じるほどなんですよ。しかし日用品の買い物ならメンドクサイけれどもまだ出来る。お望みとあらばナプキンとタンポンを山ほど買う事だって出来る。しかし大問題はデパートや百貨店でも買い物なのです。

お前なぞがデパートに行く事自体が間違っているなどのヒトデナシな意見も散見されると思いますが、私とて人生に何度かはそれこそ玉砕覚悟で目を血走らせ、新宿伊勢丹に突っ込む事機会がままある。

私が大学一年生の時です。当時付き合っていた彼女に誕生日プレゼントを渡そうと考えた私は、それとなく彼女の好きなモノを聞き出します。それこそ「何でもやるでやんす」と訪問販売の営業マンばりの姿勢で、それでいて尚且つ不自然ないように聞き出します。すると何でも彼女はチョコレートが好きだそうで、「一度高級なチョコレートを食べてみたいざんす」などというではないですか。「それでは買うでやんす」と私。完全に「やんす化」しつつ、新宿伊勢丹に突っ込みます。

お目当ての高給食品コーナーまで無事たどり着いた私は「いい匂いでやんす」と言いながら下品な笑いを2、3発かました後に、チョコレートゾーンに突っ込みます。

すると何だか様子がおかしいのです。ブランド名は忘れましたが高給そうなチョコレート店の店内には2〜3人の美女が鎮座なされ、私が入ると同時に、にこやかな笑顔で「本日はどのような品をお探しですか?」と私に話しかけるのです。「な、なんでやんすか?」と狼狽する私を尻目に、お姉さんはペラペラと話しかけてきます。それまで私は買い物といったら商品をレジに持って行って金を払えばイイだけだと思っていたのですが、こういったデパートではチョコレートですら店員と気さくに話をし、入念に吟味した後に購入しなければならない状況があるのだという事をこの時初めて知ったのです。

サンダルにアロハシャツという人を舐めた身なりで更に狼狽する私。突如始まったやんす化の呪縛から解かれ、お姉さんとの会話がとにかく苦痛なので「こ、これ下さい!」っと全ての会話をシャットダウンしてチョコレートを購入しました。

チョコレートなどは特殊な例ですけど、服なんかをデパートで買う際には(あまりそう言う機会は無いのだけど)、結構な頻度で店員とのトークが必要になります。店で商品をつついたり、ひねったりしていると店員が早馬の如く駆けつけてきて「お探しの商品は…」っとなる事がよくある。この店員への対応は中学生でも普通に出来るのでしょうけれども、私にはどうもこいつが苦手でしょうがない。別に話す事自体はいいのだけれども「どれにしようかなあ」と悩んでいる横で、お姉さんやお兄さんがニヤニヤ笑って待っているという状況が嫌で嫌で仕方がない。

ですから私がデパートでの買い物が必要になった際には、みだりに店に入るなどという愚行は犯しません。イタズラに周囲を睨めつけながら店外より商品を睨みつけ、これだ!っと思ったら一億玉砕、八紘一宇の精神に、ダメ押し的に若干の下心を加えて突撃していきます。即ち、商品を奪取し、有無を言わさずレジへと突っ込むのです。

ここまで長々と書いてきたように、私はどうにも人が当たり前に出来る事が出来ないのですよ。っで人が出来ない何かが出来るか!っと自身に問いかけるのですけど特に何か出来る事もない。

しかし出来る事が何もないからと言って、ネガティブになってばかりではいられません。ですから私は思うのです。「私にしか出来ない何かを身につける為に、社会に出るのではないか」っと。それが仕事であろうと、社会人で自らが所属するコミュニティでの働きであろうと、何だっていい。私にしか出来ない事などいう大層な事でなくとも、出来る人が少ない事、くらいのものでもいい。とにかく何か出来る事を増やすために、社会に出るのだ!私はそう思い、今燃え盛っているのです。っというかそんな青臭い事でも考えなきゃ働くなんて言う事が自分に出来っこない。


とりあえずブログの更新が出来た事は大きな前進。次はかなり難易度の高い「布団から出る」に挑みたいと思います。