生成文法
- 作者: 町田健
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2006/02/16
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読了。文学を学んできた自分にとって、言語学は非常に高い壁だった。ましてや生成文法など雲の上の存在に見えていた。しかし、この本はわかりやすく教えてくれた。英語を教えるのに、この「語順」に関わる理論的な考え方は非常に重要だとわかった。今まで、この規則を知らずいたことが恥ずかしい。もちろん、知らなくても教えることはできる。ただ、知っているのと知らないのでは大違いだ。今後も、毛嫌いせず言語学のことも学んでいきたい。
- 英語という言語は、主語と目的語の区別には動詞との位置関係を利用しますし、疑問詞を使う疑問文では、疑問視が主語だろうと目的語だろうと、必ず文頭に置きます。また、疑問文とそうでない文(平叙文)の区別は、疑問文で主語と助動詞が倒置されるという、語順の操作によって行われます。このように、英語は語順、つまり文の構造、によって単語や文に関わる重要な文法的働きを表すようになっている言語なのです。 (p.164)
- 作者: ケリー伊藤
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2001/06/01
- メディア: 単行本
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- 作者: ケリー伊藤
- 出版社/メーカー: 研究社
- 発売日: 2002/12/01
- メディア: 単行本
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2冊読了。大変参考になった。特に「情報の分類」は類書には見られないトレーニングだった。パラグラフについても分かったつもりになっていたが、いざ自分が書こうとするとなかなかうまくいかない。もっとトレーニングしなければ。とにかく、今のままではパラグラフ・ライティングなど到底教えられない。