以前のエントリー身近な錯視シリーズで
文字の簡略化の錯視をとりあげました。
同じような錯視を東名高速道路で発見したのでご報告。
静岡県の東名高速道路上の案内標識です。
よく見て下さい。「鷹」の文字がずいぶんと簡略化されています。
これは高速本線上を走るドライバーに
瞬間的に文字を認識させる為の工夫だと思います。
見えるのはほんの一瞬なので、文字が複雑過ぎると
うまく認識できない可能性があるのですね。
一方、同じ高速道路関連施設でも
歩行者向けの看板では正しい複雑な漢字が用いられています。
こちらは瞬間的ではなく、ゆっくり眺めることが出来る為です。
高速道路会社がどこでもこの簡略字体を使っているのではなく
高速本線上のみ使っているのは瞬間的な錯覚を利用している証拠でもあります。
この「愛鷹」に限らず、高速道路の標識には
このようなトリックがあちらこちらで使われている可能性があります。
皆さんもドライブの際には注意してみて下さいね。
(是非、安全運転で!)