ネット広告のプレイヤー

ネット広告に関してお勉強したのでその備忘録として。

まずネット広告には大きく4つのプレイヤーがいます。

1.広告主
2.広告代理店
3.メディアレップ
4.メディアサイ

1.広告主
これはもちろん広告を出す会社のことですね。そもそも自社の売上拡大のためにどのようにネットを活用するか。そして、その目的のためにどんな目標を立て(集客かブランディングか等)、ターゲットは何で(20代女性等)、予算はいくらか(過去実績のCPAやCVRと今回広告を出す際の目標CV獲得数⇛クリック数、インプレッション数の割り出し⇛予算規模)といったことを考えながら広告を出稿します。

2. 広告代理店
広告の出稿するにも自分でいつどのメディアのどの広告メニューが空いてるかとか、どのメディアのどの広告メニューがいくらかとか調べるのが面倒なので、お金があればその辺はまるっと広告代理店にお任せするのが楽ですよね。それに、その道のプロなので広告主の目的に応じて効果的な広告プランを組んでくれます。

3. メディアレップ
これはメディアの卸業者ですね。Wikipediaによると
「卸売りは、製造業(メーカー)から商品を仕入れ、あるいは市場から食材を買い付け、小売業者に商品を販売する(卸す)業態」
とあります。ネット広告ではこの説明の
 「製造業(メーカー)」⇛「メディアサイト」
 「小売業者」⇛「広告代理店」
と読み替えることになります。すなわち世の中に大量に存在する様々なメディアサイトを「メディアレップ」と呼ばれる業態の企業がある程度ひとまとめに管理し、それを広告代理店に卸すということになります。あと、メディアサイトにおける広告メニューの開発も行ったりもします。ちなみに、レップとはrepresentation (代理人)の略だそうです。

4. メディアサイ
広告を表示するサイトのことです。広いユーザにリーチしたい場合はポータルやISPなどのサイト、特定のターゲットを囲みたい場合は専門サイトなど、広告で呼び込みたいターゲットに応じて出稿するメディアも使い分ける必要があります。また、メディアサイトとしてはたくさんのユーザーに訪れてもらわないと価値がないため、魅力あるコンテンツやサービスを提供していかないといけません。

大きなところではこの4つですが、この他にも細かいところではネット広告配信会社、ウェブ視聴率データ会社、ウェブ制作会社といった企業とも連携しながらネット広告を実施されることになります。