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オンデザイン@いまどきの仕事

2013-03-13

竣工間近です

生活のうえのひと屋根、

夏に着工をご報告させて頂いて以来すっかりご無沙汰になっておりました。


平屋ならではの広い面積の基礎工事、

キャンチ柱と大きな登り梁の架構がダイナミックな建て方、

たっぷりと雨水を受け止める屋根と一体となった内樋の造作、

あかるい屋根をつくるぐるりとまわるハイサイドサッシ、

生活スケールにあった木の仕上げ工事、、、


着々と工事が進んでおりまして、

構造、施工、職人さん、いろんな方の知恵が随所につまった住宅は、

いよいよ竣工間近です。

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まずは、建て方です。

構造があらわしになる箇所が多いので、金物も慎重に選定しています。

屋根は勾配がつき、さらに斜め形状なので現場加工が多く、

奮闘していただいた大工さんに本当に感謝です。

同時に、手加工で進んでいくことを実感する感動的な場面でもありました。

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上棟後の検査で屋根にのぼりました。丘みたいです。

注)本当は上れません。

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屋根が、分厚いものにみえないよう、重いものにみえないよう、

先端をとんがらせる納まりにしています。

そしてこのなかに板金屋さん渾身の内樋が入っているのです。

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平屋の大屋根ですが、内部は想像以上に明るいです。

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「屋根」というと、外からみるものだったりと生活とは少し遠い存在の建築の部位です。

この「生活のうえのひと屋根」では、梁より上の吹抜け空間も「屋根」として考えることで、

内外関係なく敷地に浮かぶ「ひと屋根」を共有します。

普通よりも生活に近づいた「屋根」のしたで、どんな時間が過ぎていくのでしょう。


次回、桜の咲く頃に竣工レポートができるよう、もう一踏ん張りです。

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萬玉直子

2012-08-25

生活のうえのひと屋根が着工しました

茅ヶ崎に建つ平屋の木造住宅のプロジェクト

「生活のうえのひと屋根」、いよいよ着工です。

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先日、とても良い天気のもと地鎮祭が行われました。

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はじめて敷地に伺ったときは、平屋の古家が建っており、

成熟しきった庭にも恵まれていました。

まわりは2階建ての住宅がどんどん新しく建っていくなかで、

この敷地だけが伸びやかさを持ったままぽつんと残っているのが印象的でした。

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「この伸びやかな敷地の印象を新しく建物が建つことでより体験的な価値にしたい」という思いのもと平屋を選択し、

屋根と敷地環境や生活との関係から考え、スタートしたプロジェクトです。


平屋は、あたりまえですが階段で分断されることのない地続きの空間です。

ここでは、軒梁より上を吹抜けにして外周部はガラスなので、

内外関係なく敷地いっぱいにかかった大きな屋根もひと続きで体感できます。

屋根を共有して生活する、そんな住宅です。


敷地はお施主様の記念樹とさるすべりのみになり、

いよいよ工事が始まります。

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敷地に張られた建物外形でプランを説明する西田です。


現場の進捗レポートも随時アップします。


まんぎょく

2011-12-28

新規住宅の紹介「生活のうえのひと屋根」

今年も残すところわずかになりました。

ご紹介が少し遅れてしまいましたが、夏に始まった住宅のプロジェクトです。


木造平屋の大きな屋根が、

時間とともに変化していく生活をおおらかに受け止める住宅です。

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お施主様は若いご夫婦で、

これから増えていくであろう家族や

友人家族を招いて過ごす時間

好きなポスターや小物など存分に集めていきたいという思い

・・・

数十年先までも視野に入れたご要望は、まだまだ予測不可能でした。


そんな変化に対応できる生活の器としての住宅を考えることからはじめました。


敷地の面積に余裕があったため、

この広さを体験としても活かすことを考え平屋を選択しました。


部屋のようなまとまりを持ちつつも、屋根を共有する構成です。

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どの場所に居ても、上を向くと屋根がすーっと伸びていきます。

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屋根の周辺から光を取り込み、おおきなひと屋根の下は明るさにムラができます。


梁のラインから下は、生活のまわりに溢れるモノや家族が増えたときには壁が増設されるかもしれません。

しかし、上にかかる屋根は変わらずにそこにあり続け、

天気や季節にあわせて移ろう空のような存在で、

その下での生活は、自由で豊かなものになるのではないでしょうか。

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完成予定は、ちょうど1年後。

2012年12月の予定です。


来年は、いよいよ現場だなと気が引き締まる思いです。


まんぎょく