2012-08-25
大きなすきまのある生活の現場レポート
着工をお知らせしてから随分と時間が空いてしまいました・・・
「大きなすきまのある生活」現場レポートです。
この写真は現場の休憩中の一コマです。
背景にある2棟の建物が本プロジェクトの物件です。
まずは、6月上旬の小雨の降る中での上棟の様子です。
現場に運ばれた材料をせっせと大工さんがばんばん組み上げていきます。
9坪の敷地に建つ木造3階の建物は、柱も梁もすべての構造材が90×90です。
なので、クレーンを使わずに大工さんが手で組み上げる姿はとてもたくましいです。
そして予想以上の早さで進んでいき、雨が強くなってきた午後、無事に上棟しました。
900棟と1500棟そして“すきま”からなる建物は、隣地境界ぎりぎりに建ちます。
つまり隣地側の外壁は内側からの工事となるのですが、工具がいまにも隣家につきそうな距離で施工が進みました。
まさに手作業で1週間かけて貼っていただいた外壁はとてもきれいです。
ちなみにすきまは、光がまわり明るい印象になるようラスモルに白のウレタン塗装です。
出窓や渡り廊下やテラスには材料や工具がみえてます。
ここが生活のものでいっぱいになるのを想像すると本当に楽しみです。
今は内装工事が進んでいます。
この建物は仕上げにもこだわっていますので、次回レポートをお楽しみに!
まんぎょく
2012-06-02
大きなすきま、着工しました!
「大きなすきまのある生活」
現在、ちゃくちゃくと現場が進んでおります。
たった9坪の敷地に、
生活と都市をつなぐ「すきま」空間をつくり、
敷地境界線ギリギリまで使い倒した建物です。
もちろん施工も難易度の高いポイントがいくつもあります。
夏の終わり頃の完成予定を目指して、
工務店さんとお施主さんと3人4脚で進んでおります。
現在、基礎の打設がおわり、もうすぐ上棟です。
この建物は、「すきま」空間により分棟のような構成となっており、
その短スパンを活かして柱も梁も構造材はすべて90×90となっております。
建ち現れると、どんな体験が生まれるのか。
上棟レポートもお楽しみに。
まんぎょく
2011-08-15
1/1でのイメトレ
春に新しいプロジェクトとしてご紹介した
「大きなすきまのある生活」
まちを歩いていてふと現れる生活の場としての“すきま”、
住宅とか都市とかの枠を超えた新しい生活環境の発見へ繋がれば良いなと思ってます。
さて、今回は、基本設計の内容をお伝えします。
基本設計では、お施主さまと具体的な生活のイメージを共有し、
リビングの広さやトイレの位置など、構造に関わるプランを決めていきます。
階段がメインの900棟と3層のワンルームの1500棟、その間の“すきま”から成るこの住宅は、
寸法や動線に注意深く設計を進めていく必要がありました。
一般的な寸法から考えるのではなく、実際に1/1でお施主さまの身長になりきり、イメトレをしながら設計を進めました。
そのイメトレに活躍するのがこの測量グッズです。
一番良く使用する5mまで測れるメジャー(黄色いもの)と、
空間把握のイメトレに必須のレーザー測定器(四角いもの)と、
たまに敷地などで活躍する20mの巻き尺(丸いもの)です。
これらを駆使して事務所内の通路や棚の高さなどひたすら測り、
近い寸法の場所で実際に動作したり使われ方のイメトレをします。
これは、リビングの広さをイメトレしている写真です。
床のテープで実際の広さをしるし、模型を覗き込みつつ、
ソファに座った気持ちで広さと距離感を確認します。
・・・と、こんな風に設計を進めています。
模型写真です。
リビング
1500の3階のリビングは隣家より高い場所にあり、
開口が多いため、外のような場所になりそうです。
900棟の階段
立体的に延びる細い建物は、体感するのが楽しみです。
“すきま”の敷地奥の最上階から
光と風を取り込み、
各棟を行き来するバルコニーや部屋からベンチになる出窓など生活がいろいろ出てきます。
イメトレを重ね、この住宅は一歩ずつ前へ進んでいます。
2012年初夏完成予定です。
まんぎょく
※このプロジェクトは、土地探しから住宅完成までのプランニングを行っているBoo-Hoo-Wooさんと協力して進めています。
2011-04-17
新しい住宅プロジェクト
「大きなすきまのある生活」
間口3600奥行8300、たった9坪の敷地。
その、たった9坪だからこそ起こりうる豊かな生活とはなにか。
階段(上下の移動空間)と、室(生活の基本行為の空間)の関係を考えることからはじめた
小さくてダイナミックな住宅の提案です。
小さな面積の敷地に、ある程度の高さをもって建つとき、
階段はとても大きな存在になります。
その存在に室が圧迫されないように、
そして階段が移動のためだけの空間に留まらないように、
どのように関係をもつことがよいのか、
ということから
階段と室、それぞれが独立したボリュームをもつ構成にしました。
敷地の条件に添うように、
階段のボリュームは建物幅900(900棟と呼びます)、
室のボリュームは建物幅1500(1500棟と呼びます)、
それぞれ敷地の奥行き方向に長くとり、
その間に「すきま」のような空間を残して配置します。
各棟の行き来は、「すきま」のテラスを通って繋がります。
風や光も「すきま」から取り込みます。
また、2棟の開口の位置を重ね合わせることで、
視線の抜けや、窓越しの風景に何かが起こりそうな予感がしています。
900棟の断面模型
階段が立体的に伸び、
収納、トイレ、お風呂の機能も入ります。
1500棟の断面模型
各層がワンルームの生活の場が入ります。
すきまを一歩通って棟を渡り生活が繋がること、
2棟の開口の位置が重ね合わさった向こう側の手の届きそうな風景がみえること、
その感覚的「広さ」と 物理的「近さ」がもたらす生活は、
自由で伸びやかに生活の域を広げる。
現在、お施主様と生活の具体的なイメージをしながら、
新しい生活の広さと近さと発見をしつつ進行中です。
まんぎょく



















