2010-07-13
逗子第一運動公園プロポーザルコンペについて
みなさま、こんにちは。
ブログの更新は久しぶりになります、なかがわです。
この間、私は担当させていただいている物件を進めつつ、コンペに取り組んでおりました。
今回は、先月提出し、残念ながら落選はしたものの、
オンデザインに大きな成果をもたらしたと思われる逗子第一運動公園のコンペを紹介します。
神奈川県に登録をしている一級建築士事務所すべてに応募資格が与えられた非常にオープンなコンペで、
老朽化した施設や設備の更新を、体験学習施設の新設とともに公園の全体像として提案するというものでした。
オンデザインでは、西田、私、観察日記を書いてくれている萬玉さんの3人を中心に取り組みました。
全体像。既存の園路に2つのくの字型の回廊を重ねることで、公園全体のネットワーク化を図ろうという提案です。
2つのくの字と既設園路が重なった六叉路の交差点部分の写真。
各施設は、回廊沿いに配置されています。
回廊の最も先端に位置する市民農園。
市民農園の隣は、既設の設備をリニューアルした屋外プール施設。
回廊の一部が東屋のように使われる想定です。
回廊のほぼ中央は、プールの受付(新設)と売店(既設)の間が広場として使われる想定です。
六叉路の交差点部分。
別アングル。
低い回廊の傍は、小さな子どもたちの居場所となる遊具の公園となっており、
高い回廊の傍は、中高生の居場所+多目的ホールが配置されています。
低い回廊の先端は、ドッグランです。
(よくみると模型に犬がいます。)
周辺の航空写真と合成した図面です。
周辺部分から機能の配置をしていった結果、真ん中に誰もいないという既存の公園を、
もともとの配置を極力活かしつつ再生する為に、
真ん中にのみ積極的に手を入れてみるという試みでした。
観察日記にもありました通り、
オンデザインとしてコンペに本格的に取り組んだのは今回がはじめてでしたが、
同じ提案でも、表現一つで全く成果が変わってしまうこと、
そして、そういうことを経験や場数を踏んでいる大御所の方々ほど熟知していること、
それを身をもって体験できたことは大きな財産でした。
と、うっかり西田に言ってしまったばっかりに、
逗子のコンペが終わった瞬間、別のコンペにも取り組むことになりましたが、
そちらも力を結集し、無事に提出することができました。
(詳細は後日お知らせします。)
そして、もちろん住宅の方も着実に進んでおりますので、
追ってそちらもご報告していきます。
オンデザインが次のステージに向かいつつあることを感じるここ数ヶ月でした。
なかがわ
2010-05-22
ビルヂング:模型検討
オンデザインでは、各プロジェクトの進行に応じて
模型を作り直していきます。
着工後の物件でも、内部の仕上げの変更や
外壁やサッシ枠の色の見え方まで、
繊細な表現を極限まで吟味するために
模型を修正し、検討を重ねます。
先日着工した「ハウスビルヂング」も
再度確認するために模型の制作が始まりました!
まだ新しい模型は白模型ですが、
これから色が入っていきます。
下の写真が以前の模型です。
オンデザインの模型はかなり大きく、家具等も作り込むため、
寸法を検討する上でも、お施主さまと完成形を共有するためにも
役立ち、さらに現場でも、施工者と打合せをするときに互いの
理解が深まります。
一般の方が図面だけを見て空間を想像することはとても難しいですし
設計側にとっても、模型を制作することで初めて気づくことも
多々あります。
今回、1階に計画している事務所です。
模型で検討し、ここからさらに天井が高くなりました。
2階のリビングダイニングです。
白い大理石の床にキッチンや家具を配置します。
同じ部屋の反対側からの内観です。
壁床天井が白い仕上げとなるため、そこでの
棚や窓枠など素材の色の配色を検討してます。
3階は中庭とサロンが計画されています。
窓から中庭までの連続した空間には風や光が抜け、
模型の雰囲気だけでも気持ち良さが伝わります。
早く完成してパーティーをしたいですとお施主さまは
いつも話しています。完成が楽しみです!
新しい模型の進行はこれから随時アップしていきます。
現場レポートと模型レポートの交互になりそうです。
2010-05-04
崖のある家@実施設計
「崖のある家」の実施設計が進んでいます
「崖のある家」は基本設計を経て
詳細を計画する実施設計の段階に入っています
お施主様との打ち合わせを重ね、実施設計を経た計画は
プランや素材などが少しずつパワーアップしています
この模型は2代目の模型です
フォルムを把握するための1代目の模型とは違い
実際のスケール感なども検討ができるように
使用する予定の素材の寸法や、
見た目などをできるだけ忠実に再現しています
細かい窓周りの素材や
部屋ごとに違う壁や床の素材なども表現しています
2代目の模型の前には
1.2代目1.5代目…のような形で
小さな模型で部分を検討しています
こうしている間にも
計画は日々発展を遂げています
いねやま+やない
2010-04-30
オンデザイン観察日記01
はじめまして。
ただいまオンデザインにてインターン中のまんぎょくです。
オンデザインでは初の長期インターンをさせていただいており、
どっぷり浸かりつつも、やや眺めているような立場だからこそできる、
オンデザインのレポートを発信します。
その週に気になったことを書いていこうと思います。
題して「オンデザイン観察日記」です。
記念すべく第1回目のお題は、「模型材料のひと工夫」です。
事務所に入ると、まず真っ先に目に飛び込むのは、この模型棚!
竣工した物件や現在進行中の物件の模型が、ずらりとどどーんと迎えてくれます。
棚のサイズに合わせて模型の縮尺も決められており、1/100のものから1/10のものまであります。
そして、オンデザインの模型の見どころといえば、なんといっても“素材感”です。(だと思っています。)
床、壁、屋根、などなど、色味はもちろん質感も忠実に表現されています。
とっても愛情のこもった、わくわくする模型です。
しかし、よーく観察してみると、“素材感”を出すために意外な材料が使われていたり、職人のような技があったりします。
今週は、そのほんの一部をご紹介します。
まずは、黄金町APプロジェクト「壁沿い」です。
さーて、この手芸用品のようなものたちは一体何になるのでしょう?
ハトメ、蝶番、木のころっとした飾り、紋章のような飾り、なにかの留めのような金物・・・。
建築模型売り場には、売っていないものばかりです。
さっそく答えをお見せしちゃいますが、これらの材料は、1/10の模型ではこうなります!
取手やのぞき穴のドアの装飾品です。
木の飾りはゴールドのスプレーを吹いて、金属に見えるようにしています。
ハトメはのぞき穴です。しかも、ほんとにのぞくと向こうが見えるんですよ。
ちなみに、ドアの枠は、紙を重ねて立体感を出しています。
次は、「ビルヂング」です。
1/30も内観模型用の、限りなく白に近いグレーの大理石タイルの床です。
これはスチレンペーパーをカッターの裏でけがき、ジェッソをスポンジで一気に塗ります。
そして、乾く前にうっすらとグレーを乗せていきます。
ここがポイントで、スポンジで軽くポンッポンッポンッと叩くように乗せて行きます。
とても簡単にできます。
ちなみに、スポンジをこするようにジェッソの塗ると、ラインの強調されたタイルができます。
次は、「gymnasium」です。
この階段の手摺の支柱、何で出来てるかわかりますか?
なんと、シャーペンの芯です。
鉄っぽさが強調され、かつ長さの調節がしやすく塗らなくて良いというお手軽さ。
そして最後は、「村、その地図の描き方」です。
この渡り廊下の上の屋根、なんとティッシュペーパーです。
コピックで塗って、塩ビに貼ったもの。
カッターで切ると、小口にもティッシュが回るのでとても良いのだそうです。
まだまだ、面白い模型の材料や作りかたがありますが、止まらないのでこの辺りで。
私も、何かとっておきの模型のつくりかたを発明したいです。
それでは、次回はもう少しオンデザインの日常に迫りたいと思います。
まんぎょく
2010-04-05
筒の積み木/模型写真
4月号の住宅特集のモノグラフでスケッチのみの公開
としていた筒の積み木ですが、この度、模型写真を披露します。
↓↓
鳥村鋼一さんという、
いつもオンデザインがお世話になっているカメラマンさんが撮影して下さった
入魂の数枚です。
筒を積んでいます。
北側(T字路側)↓
南側(神社側)↓
最上階のお風呂の目の前には、神社の大きな桜の木があり、
この時期でしたら、花見風呂になりそうです。
一見、全て同じ長さに見える筒ですが、
全て筒の端部がそろっている北側に対して、
南側は、一部飛び出ています↓
北側は、前面道路からだいぶセットバックしていて、
この家にお施主様と住む予定のウサギたちの遊び場になる想定です。
なかがわ
































