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2006-07-12

[]図書館本とかいろいろ 00:09 図書館本とかいろいろを含むブックマーク

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

ソフィーの世界 哲学者からの不思議な手紙

読書中。いまさらながら、初読です。どんな本か全然知らなかったから、なんとなく手に取らなかったけれど、どうやら哲学の話らしいというのを知って読むことにしました。いろいろ考える時に、考え方(方法)が違うといつも同じ場所に帰ってくるような気がしてならない。最近気がついた。だから、よくわからんけど、もしかして哲学とか考えるのが仕事の人たちは、考え方に一定のルールがあるのかも。言葉も、決まり事作らんと、パラドックスが出来上がる気がするし、そんなことになったら永遠にループから抜け出せない。さらに、言葉を疑ったら、脳みその中身はどうなるんだろ。言葉があるから、思考があるのだとすれば、言葉が嘘だったら、思考も嘘になる。言葉で考える以外のこと、できるのかわからんけど、できるのかな‥。はなしずれた。そんなわけで、ときどき考えてることがぐちゃぐちゃになることがあるけれど、それは、どこか考え方のルールからはずれてしまったからなのかもしらんと、思いました。


今日ね帰り道畑で猫がうんちしてたのさ。ほほえましく、しかし、さりげなく猫みてたら、なんか猫警戒してるのね。私のこと警戒してるのかなと思ったけど、私とは違う方観てる。ふと猫の視線を追うとね、背広を着た、おそらく仕事帰りの男があるってて、すれちがったのだけど、その男のことずっとみてる。ま、そのまま猫通り過ぎてあるって、振り返ってみたら、その男、猫の側通り過ぎるとき、道路を足でバンっと踏み鳴らして、猫を脅かしてるんよ。威嚇してんのよ。そして突き当たりのアパートへ入ってった。畑の持ち主なんかねぇ。でもその畑でいつも畑仕事しとる人はおじいさんだし、その人背広着てるし、きっと猫がそこでうんちしてることが許せなかっただけかな〜。猫は自分のうんちに土かけてた。猫とか犬とか鳥とか虫とか蛇とかトカゲとか、いったいどこで暮らせば良いのだろう。いつから土地は人のものになったんだろう。お金払って土地を所有しているのは、人間同士のみで有効だと思うのだけど。

2006-06-29

[]しりとりにまけないことば 20:52 しりとりにまけないことばを含むブックマーク

図書館でとある事典をぱらぱらめくっていたら、「ンデベレ・ンジャブロ」というアフリカ作家がいることを知った。1983年の『愚者たち』などの作品があるらしい。私は思わずこの名前を、いつも自分が持ち歩いている黒いカバーを付けたノートに書き留めた。彼がいれば、しりとりに負けない。

[]図書館で借りた本 20:45 図書館で借りた本を含むブックマーク

出版社 / 著者からの内容紹介

人をほめる言葉・けなす言葉を対象別に紹介

人をほめることば、けなすことばを「サラリーマン」「医者」「妻」「夫」といった対象別に紹介。各語に添えた文学作品国会議事録などの実例から、ことばの達人たちの「ほめる・けなす」のテクニックを盗むことができます。本書を読めば、(1)「ものは言いよう」を実践することによって、顧客、上司、同僚とのコミュニケーションが円滑になる。(2)文飾の技術が発達し、レポート論文などで、実力以上の成績をおさめることができる。(3)的確なことばで感情を吐き出すことによって、ストレスを取り除くことができる。(4)家族恋人、友人をどのようにほめるべきかがわかり、私生活トラブルを予防することができる。まさに至れり尽くせりの頼りになる1冊です。

内容(「MARCデータベースより)

ギュスタヴ・ドレが23歳のとき描いたコミックスサイレント映画のような漫画を描いたベイトマン、トミ・ウンゲラーの残酷な世界など、J・J氏の語るコミックスの愉快な世界。78年刊の新装版。

新潮日本文学 3 夏目漱石集

「自分の木」の下で (朝日文庫)

「自分の木」の下で (朝日文庫)

内容(「BOOK」データベースより)

なぜ子供学校に行かなくてはいけない?子供たちの素朴な疑問に、ノーベル賞作家はやさしく、深く、思い出もこめて答える。16のメッセージと32点のカラーイラストが美しくひびきあい、心にとどまる感動のエッセイ。「子供も『難しい言葉』を自分のものにする」を新たに加えた待望の文庫版登場。

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2006-06-21

[]人格転移殺人 22:40 人格転移の殺人を含むブックマーク

人格転移の殺人 (講談社文庫)

人格転移の殺人 (講談社文庫)

内容(「BOOKデータベースより)

突然の大地震で、ファーストフード店にいた6人が逃げ込んだ先は、人格を入れ替える実験施設だった。法則に沿って6人の人格が入れ替わり、脱出不能の隔絶された空間で連続殺人事件が起こる。犯人は誰の人格で、凶行の目的は何なのか?人格と論理輪舞する奇想天外西沢マジック。寝不足覚悟の面白さ。

今まで読んだ西澤氏の小説を思い返すと、ストーリより先に設定ありきな小説だったなと思う。ただし、小手先のトリックを使うために無理矢理外付けをしている感じではないので、気にならずに読める。その大掛かりな(ありきたりともいえる)設定が、物語の中心となっているのだ。それが文句なしに面白い。ありきたりともいえる設定を西澤流に持って行くところが、うまいなぁと思う。

私が高校生の頃、脳みそを入れ替える話というのを自分の日記に書いた事があった。話といっても、「脳みそを入れ替える」っていう設定を思いついて、それこそ後付け程度に物語りを作ったかんじだったけど‥。それで、ふと自分で書いていて思ったのだが、脳みそを入れ替えるということは、つまり体を入れ替える事と同じじゃないか。脳みそを入れ替えるって、設定がだめだなぁという結論だった。だから、人格が入れ替わるこの話を読んで、うまいなぁと思った。人格転移の仕組みだの細かい話も一応はなされている。本当に細かい事を考えてしまわない限り、納得ができないこともないし、つじつまが合わないようなことがないように、その辺は作られている。そして何より、これらの設定はただの舞台装置みたいなもので、この舞台装置を最大限に活かした物語がやっぱりすばらしいと思う。

読んでいる途中で、頭の中が人格転移を追いかける事を投げ出したくなる瞬間もあった(笑)このややこしさに真実が隠されていると思いきや‥、は〜、そっかぁ、そこだったんだぁとすっきりびっくりしたりもする。まるで翻訳小説のように英語で仕掛けられたトリックも印象に残った。

[]魔王 22:57 魔王を含むブックマーク

魔王

魔王

出版社 / 著者からの内容紹介

小説の力」を証明する興奮と感動の新文学

不思議な力を身につけた男が大衆を扇動する政治家と対決する「魔王」と、静謐な感動をよぶ「呼吸」。別々の作品ながら対をなし、新しい文学世界を創造した傑作!

ついつい現実の世界と照らし合わせてみたくなるけれど、私は、この小説に政治メッセージを感じることはなかった。いとも簡単に煽動されてしまう集団の恐ろしさ‥が一番強烈に印象に残った。私はこの恐怖を一番最初に感じたのはフランケンシュタインという映画を見に行ったときだった。当時何歳だったかも忘れたけど‥無実の罪を訴える声は、群集の声に消され、女性が処刑されたシーン。今でも忘れられない。「そんなこと、現代ではないよ」なんて、とてもじゃないけど思えなかった。もしも自分が、群衆側にいるときには、絶対に、絶対に、その偏りに気がつかないと思うから。

それから、ファシズムを支持する者と、ファシズムを恐れる主人公、両者に違いがあるのかということ。ファシズムを恐れ、自分の能力を利用して魔王を阻止しようとする主人公は、結局立場は違えど同じなのではないかと思った。うまく言えない。そしてこれは決してファシズムの概念がどうであるかとか、そういう社会的な問題を取り上げている訳ではない(…と思う)。読み進めるうちに能力を使う主人公に、小説内で描かれていたファシストと同じ印象を受けたのだ。同じように、不愉快にさえ思った。

この本を読んだ後自分のノートに書いた覚え書きに

MOTHER3と魔王

ポーキーにはポーキーの

ファシストにはファシストの』

メモしてあった。

それぞれの思惑があって、信念がある。対極に位置する者同士は、お互い相手に恐怖を感じるのだと思う。どうにか、自分の信念を貫こうとする上で、邪魔にさえ思う。最初は自分の方へ呼び寄せるべくあれこれ画策をする。しかし両者は自分たちの信念を曲げる事は無い。偏った言い方をすると、自分たちの信念が一番正しいからであり、ニュートラルな言い方をすると、正しい正しくないという所を越えて人間は自分が一番信じたいものを信じるから、であると思う。お互いの立場を認めた上で、対極に位置したまま共存する道もある。これって今の先進国なのかな。話し合いを重ね妥協点を作り、少しずつ少しずつお互いが溶け合って行く。これができない場合、最後に残されているのは、排除。様々な方法で戦い、力で相手をねじ伏せる。

両者とも理論的に正当な事を言っている場合、いったいどちらが正しいかなんて、どうやって判断できるんだろう。そこを考えさせられた小説だった。

あと、ここに出てくる兄弟関係がとても良いなぁと思った。

[]子どもたちは夜と遊ぶ 23:22 子どもたちは夜と遊ぶを含むブックマーク

子どもたちは夜と遊ぶ(上)

子どもたちは夜と遊ぶ(上)

内容(「BOOKデータベースより)

優しく触れようとしても壊してしまう、大人になりきれない子どもたちは、暗い恋の闇路へと迷い込んでしまった…。同じ大学に通う仲間、浅葱と狐塚、月子と恭司。彼らを取り巻く一方通行片想い歯車は、思わぬ連続殺人事件と絡まり、悲しくも残酷な方向へと狂い始める。掛け違えた恋のボタンと、絶望の淵に蹲る殺人鬼の影には、どんな結末が待っているのか。

前作の「冷たい校舎の時はとまる」と今作しか読んでいないが、辻村氏の作品には辻村氏特有の強烈な雰囲気を感じる。文章ではないと思う。なんだろう、どこだろう。にじみ出る心の闇かな。それとも影のある優しさかな。それとも心に抱えたまま吐き出すことができない重たい思いかな。登場人物一人一人が大切に描かれているこの物語は、なぜか切なく、優しい雰囲気で包まれている。

前作も最高だったけれど、今作もすばらしかった!でも重かった〜‥。徹夜して読み通したあげく、重たい雰囲気をもろに貰ってしまって、切ない空気から一日中抜け出せなかった。単純にミステリカテゴライズされるにはもったいない物語だ。

私より2歳年下、1980年生まれの著者が文中引き合いに出す絵本映画作品には、なじみ深いものが多かった。作中レッドドラゴンの話が出てくるが、本当に切ない。ちょっとしたタイミングの差で、救われるはずの人間がどん底へ突き落とされる。いつからボタンを掛け違えていたのか考えると、切なさは増すばかり。最初に分かっていれば、手を下さなければ、生まれなければ‥。生きる為には考えてはいけない。忘れなければならなかったのだろう。

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2006-06-18

[]最近メモ 14:32 最近のメモを含むブックマーク

[]椛田ちひろ展 14:32 椛田ちひろ展を含むブックマーク

椛田ちひろ展

16日に遊びに行きました。いっぱい話ができて嬉しかったよ。

その後江戸東京博物館へ行き、帰宅途中六本木一風堂ハードロックカフェでホームメイドナチョス&ぎりぎりハッピーアワーだったので一杯飲んで、地元カラオケして帰りました。

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2006-06-17

[]七回死んだ男 19:35 七回死んだ男を含むブックマーク

七回死んだ男 (講談社文庫)

七回死んだ男 (講談社文庫)

出版社/著者からの内容紹介

同一人物が連続死!恐るべき殺人の環

殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵

どうしても殺人が防げない!?不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎(ふちがみれいじろう)老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは!時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。

これ‥ノベルスのカバー折り返しに作者の言葉があったのだけど、話のもとになる設定を『恋はデジャブ』という映画からもらったらしい。もしかしてもしかして、これって、2005年の自分の日記の『涼宮ハルヒの暴走』の感想に書いた、タイトルの分からない映画かもしれない。こうやって、半ば思い出す事を諦めたものでも、後々から経験した全く違う事から教えてもらうってよくある気がする。いろいろなものがつながっているんだなぁと思った。まさかつながり得ないだろうと思い込んでいることだって、分からないんだなぁ。

この題材は個人的にものすごく好みなので、七回死んだ男も、楽しめました!この題材が物語として成り立つには、必ず一人その現象に気がついている人物が必要です。物語によってはその現象に気がついてる人物が主人公であったり、必ずしもそうではなくて知らずに毎日を過ごすうちに、気がつくパターンがあります。今回は現象の中心にいる僕を通して物語を見る事‥っていうのが重要でした。見ようによってはコメディのような軽さもあり、本当に楽しく、すっきりさわやかに読了できました。

2005/2/18 涼宮ハルヒの暴走感想(自分の日記より) 19:35 2005/2/18 涼宮ハルヒの暴走の感想(自分の日記より)を含むブックマーク

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

涼宮ハルヒの暴走 (角川スニーカー文庫)

2作目よりちょっと前から4作目のちょい後までの合間のエピソードで、短編2本「エンドレスエイト」「射手座の日」と中編1本「雪山症候群」の計3本が収録された文庫。やっぱり断然面白くなってきたというのが感想です。私自身が文章(特に個性的な比喩)やキャラクターや世界に慣れたせいもあるのかもしれないけど、同じく短編集の3作目の感想で書いた物足りなさが今回は全くありませんでした。勢いもあるし、やっぱ話の中心がしっかりしていてわりとフレキシブルな感じが良いのでしょうね。エンドレスエイトという短編は私好みでした。Xファイルパタリロ!やその他題名を忘れましたがウッドチャックが冬眠から目覚める日を中心としている映画や、結構様々なところで取り扱われている題材ですよね。

[]レイクサイド 19:54 レイクサイドを含むブックマーク

レイクサイド (文春文庫)

レイクサイド (文春文庫)

内容(「BOOKデータベースより)

妻は言った。「あたしが殺したのよ」―湖畔の別荘には、夫の愛人死体が横たわっていた。四組の親子が参加する中学受験勉強合宿で起きた事件。親たちは子供を守るため自らの手で犯行を隠蔽しようとする。が、事件の周囲には不自然な影が。真相はどこに?そして事件は思わぬ方向に動き出す。傑作ミステリー

この間、テレビでこの小説映画化された「レイクサイドマーダーケース」を見た。なんというか、設定は面白いなぁって思ったのに、映画の途中から最後にかけて、何か変だなぁと思ったので、小説を読んでみました。そしたら小説と映画では、結構細かい箇所が異なっていました。映画で娘だったのが小説では息子だったり、といった些細な違いから、映画には妻の美奈子未来を予見する能力が加えられていたり‥

どちらにしても夫の並木俊介の煮え切らない態度には腹が立っちゃったわけなんだけど、どっちかというと小説の方がヒドいヤツ。でも、私はそんなヒドいヤツの方が本当なんだろうなと思った。映画での並木俊介の優しさは観客の私に安心というか救いを与えてくれたけども、現実にはそんな救いがある方が珍しい。可能性はあるけど‥やっぱり不自然だなと思う。そうじゃない人も‥多分いるのかもしれないけれど、密かに計算高くて、自分や大事な人を中心に考えていて、恥ずかしい部分をどうにかもっともらしい言い訳で取り繕おうとしたり…多分それは、人間のすべてではないけれど、一部なんだろうなぁ。だから、ヒドいヤツの並木俊介が、この物語にはしっくりくる気がしたのかも‥。

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