ちょっと昔語り


ピンポイントで懐かしいものを見かけた。


動物たちの知性 - まりおんのらんだむと〜く

某コンベンションでは、PCに「知性をもった魚(ちょうちんあんこう)」がいたらしいと聞いています。(まあ魚人シナリオだったらしいですが(笑))


そのちょうちんあんこうのプレイヤーが私でした。懐かしい(もう13年前か)。
そのときはGM様が夏コミでだされたグローランサの海について書かれた同人誌を既に読んでいたので、魚人シナリオというかわった設定でも結構スムーズに入れました。というか確か卓の半分くらいがその同人誌を既に読んでいた記憶が。持っていないプレイヤーもプレイ前にGM様からその本を贈られていたし。その同人誌には「知性のある渦潮などもいるらしい」と書かれていたためプレイ中にはこんな風景も。


 GM「進行方向に大きな渦潮がありますね。」
 PC「念のために<海語>で話しかけてみます。『こんにちは〜』」
 GM「特に反応はないです。」
 PC「返事がない、ただの渦潮のようだ。迂回しましょう。」


後にも先にも渦潮なんぞに話しかけたのはこの時くらいでした。今になって思いかえすとTRPG都市伝説のgazeboを攻撃したプレイヤーを少し理解できるような気がします。*1

知性のある魚とはいえ肉体戦闘力はないので、最後の戦闘ではちょうちんに《光》呪文をかけて戦場を照らしていました。そのときGM殿へ「普通の魚のふりしてればわかりませんよね?」と確認したところ、すかさず「敵が《第2の目》*2とか使ってなければね。」と返されました。
その時に、なるほど知性があれば通常の動物よりもPOWは高いことが多い。《第2の目》の呪文はこのようにも使うのかといたく感心したのです。
それ以来私はコストは3ポイントとやや高いですが《魔力の検知》よりも《第2の目》をとるようになりました。でも、あまりプレイヤーでやっていないので効果的に使えるシチュエーションには出会っていませんが。

*1:グローランサなら知性あるgazeboとか平気でいそうだ。

*2:視認したもののPOWのオーラの強さが判別できるようになる呪文