2013-11-10 ■ 僕の骨身が鳴り響く 奴らを殺せと喚いてる 潔癖の気がある僕の言葉に 骨らの声は正しく素直だ 流川町は喫煙所 浮浪者たちが目を光らせて 僕の育てた優しき倫理に 嘘を吐くなと問い詰める 僕の武器にはボールペン 防具は安物の経験則か これにて哀れに幸せな 奴らの資格を剥奪するのだ この憎しみが汚れたら 僕の脳髄は心を拒む 曰く、罪とは我にあり その体躯には無縁と知れよと 「汚れたボールペン」