「温暖化の気持ち」を書く気持ち このページをアンテナに追加 RSSフィード

2009-06-10

懐疑論者名鑑みたいな

| 12:06 |

記事は書けないかな?意外に見ない気がする


次のような属性を定義してみたい


数値系: 100 点満点

1. 切れ味: 温暖化論批判の鋭さ

2. 破壊力: 持論の「迫力」。正しさではない。持論を奉じる一貫性が重要。

3. 声の大きさ: メディア等への露出、非専門家へのアピール力

4. 防御力: 突っ込まれたときの対応力。サイエンスに正直だと低めになってしまう


非数値系

1. 懐疑論の一言説明

2. キャッチフレーズ

3. 武器、得意技

4. 説明


以下、アイウエオ順で。今後も適当に訂正、追加すること。


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赤祖父俊一さん

赤祖父俊一さん
項目 ポイント 一言説明
切れ味

30

IPCC レポートを読んでいない?急所を衝けていない。

破壊力

40

意外にやる気ない

声の大きさ

80

公聴会での発言

防御力

60

人の話を聞かないことができる

懐疑論

温暖化は小氷期からの回復

キャッチフレーズ

孤高の大科学者

武器、得意技

温暖化は自然変動」「古気候を勉強しろ」オーロラ光線

北極研究の大科学者オーロラ研究の実績で人を幻惑することができ、政治家などにも強い。「孤」すぎて周りの声が届かず、声が届いたとしても「高」すぎて議論にならない。

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伊藤公紀さん
項目 ポイント 一言説明
切れ味

90

本当によく勉強していらっしゃいます。

破壊力

20

自説がないのが残念

声の大きさ

35

いえ、いい本書いていらっしゃるのですけどね…。テクニカルすぎるか?

防御力

80

懐疑論を数多く展開して攻撃を分散吸収

懐疑論

キャッチフレーズ

日本のロンボルグ

武器、得意技

多論点提示による飽和攻撃

温暖化研究を深く知っておられ、弱点も把握している。懐疑論がすばらしい切れ味を持っているだけに、代案を提示しないところが惜しい。あと、提示する懐疑論の質にばらつきがあるのも残念。

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武田邦彦さん
項目 ポイント 一言説明
切れ味

20

残念ながら物理があまりわかっていらっしゃらない模様

破壊力

20

IPCC 派を自称するなど、日和るところが今ひとつ

声の大きさ

85

懐疑論ベストセラー作家

防御力

65

論がふにゃふにゃなのでつかみ所なし。隙だらけの割に防御力高目

懐疑論

そんなことより誠実に生きるべき

キャッチフレーズ

誠実

武器、得意技

「それはアンフェアだよ!」

小学校の朝礼における校長先生のお話レベルで環境問題全般を語り、人気に。事実より誠実さを重要視されている。特に他人の誠実さを。

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槌田敦さん
項目 ポイント 一言説明
切れ味

60

論自体はとほほだけど、「ヘンリーの法則」で多くの人を引っかけた実績により

破壊力

65

迫力はすばらしいものがあるが、まともに取り合う人はあんまりいないからちょっと減点

声の大きさ

90

司法を活用する懐疑論者はこの人だけ!

防御力

90

どんな批判も好意的なものとして解釈できる。それと、忠実な支持者

懐疑論

CO2 増加の原因は温度上昇による海からの放出

キャッチフレーズ

エントロピー

武器、得意技

提訴!

なんといっても気象学会を提訴したことが光る。エントロピー学会を立ち上げた頃はカリスマ的研究者。現在の温暖化論でも脳内にエントロピーが満ちあふれているところを披露中。

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丸山茂徳さん

丸山茂徳さん
項目 ポイント 一言説明
切れ味

70

みんな大好き「スベンスマルク説」を土台にしている分の加点が 50

破壊力

80

どんなおぼつかないデータでも、自分の脳内データさえも証拠にして突き進む姿はお見事

声の大きさ

85

2008 年に 3 冊も (もっと?) 本が出たのはびっくりでした。

防御力

15

自説があると弱いですね。

懐疑論

スベンスマルク説

キャッチフレーズ

46 億年の地球

武器、得意技

アンケート、"reference 俺"

スベンスマルク説ベースの自説をお持ちなところが魅力的だが、それが弱点でもあり、エネルギー資源学会の討論や朝生では江守さんの猛攻を受ける羽目に。ちょっとうかつなところが憎めない。

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conagwconagw 2014/03/06 09:46 ヘンリーの法則について。

別のブログからポイントを持ってくる形で済まないが、下記記事での解説には拙さが見受けられる。
○槌田さんにやられて死屍累々
 http://onkimo.blog95.fc2.com/blog-entry-27.html

後段で、
「海水中の CO2 が増えている、っていう観測事実がある」
という話が切り出されているが、そうならばこれを含め、ヘンリーの法則に絡む「観測事実」は以下のようになる。
 ・大気中CO2濃度:↑
 ・海水温度:↑
 ・海水中CO2濃度:↑

これに基づき、大気中CO2濃度↑が主因で海水中CO2濃度↑が結果、としているようだが、それ「だけ」がヘンリーの法則の「ちゃんとした解釈」ではないだろう。

つまり、海水温度↑と海水中CO2濃度↑なら、それを要因として大気中CO2濃度↑になるとも解釈できることになる。

実際、下記のような炭素循環によれば、産業革命以降、海洋からのCO2排出量「も」増えている。しかもその量は、化石燃料消費によるCO2排出量の3倍を超えるほどとされている。

○気象庁:海洋の炭素循環
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/co2/knowledge/carbon_cycle.html

mushimushi 2014/03/12 21:50 conagwさんの主張は、「現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されていることが原因だ」ということですかね?
大気と海洋の二酸化炭素交換量はしっかり解析されています。
・大気から海洋へ移行するCO2は20億t/年
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/co2/knowledge/ocean_uptake.html
・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多いが、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(むろん、全球的には吸収が多い)
http://www.data.kishou.go.jp/kaiyou/db/mar_env/knowledge/global_co2_flux/global_co2_flux_map.html

海から大気へCO2が移動しているから大気中CO2が増えているという主張は、ネットや一般向け書籍では目につきます。ただ、この説は上記の通り明確に否定されており、専門書や学術誌ではまず見ない主張ですよ。

conagwconagw 2014/03/13 09:35 修文的にこちらの言わんとすることを示すと、

・現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されていることが原因だ
  ↓
 現在の大気中CO2濃度増加は海洋からCO2が放出されている「量が増加していることも」原因「の一つ」だ
(人為的CO2排出ももちろん、原因の別の一つ)

・大気から海洋へ移行するCO2は20億t/年
  ↓
 大気から海洋へ移行するCO2は「正味で」20億t/年

・(リンク先の冒頭文)
 人間活動によって放出された二酸化炭素の収支
  ↓
 人間活動によって放出された二酸化炭素「と自然によるものとを合わせて」の収支

・海から大気へCO2が移動しているから大気中CO2が増えているという主張
  ↓
 海から大気へCO2が移動している「量も増えている」から「それも」大気中CO2が増えている「要因の一つ」という主張

・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多いが、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(むろん、全球的には吸収が多い)
  ↓
 地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)


のようになる。

conagwconagw 2014/03/13 10:51 申し訳ない、自分の示した修文をさらに修文。

・地理的には、熱帯では海洋から放出される量が多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)
  ↓
 地理的には、熱帯では海洋から放出される量が「正味で」多「く」、温帯と寒帯では海洋が吸収する量が「正味で」多い(「その上で」、全球的には「正味で」吸収が多い)

さらにあるかもしれない...

mushimushi 2014/03/13 21:52  上のコメント、申し訳ないですが最初のコメントに比べさらに分かりづらくなっています。
 congawさんは現在の大気中二酸化炭素濃度の増加は人間活動のせいではない(or 人間活動の影響は小さい)と考えている、という理解であってますか?

congawcongaw 2014/03/14 00:41 「(人為的CO2排出ももちろん、原因の別の一つ)」と書き添えたように、「人間活動の影響」も当然あるとしている。

しかし、それ「だけ」では足らず、産業革命前よりも増えている海洋からのCO2排出も加わって初めて、大気中CO2濃度の増加につながるということを言っているのだが。

つまり、どちら「が」を言いたいのではなく、どちら「も」係わっているということ。

その上で大小関係も言うなら、最初に挙げた炭素循環図から、

 海洋CO2排出量(の増加量)>人為CO2排出量

ということになる。

mushimushi 2014/03/14 03:44 ・・・ひょっとして、
・炭素循環図を見ると、化石燃料を燃やして出るCO2は64億トン/年
・なのに、海と大気のCO2交換は、産業革命後に約200億トン/年も増加している
・だから化石燃料以外に発生源があるんだ、それは海だよ!!
とかいう論理ですか?まさか、そんな初歩的な勘違いですか?

conagwconagw 2014/03/14 07:29 申し訳ないが、またそちらの文に、こちらが言っていないことをはめ込んでの誤解があるのだが。

・なのに、海と大気のCO2交換は、産業革命後に約200億トン/年も増加している
  ↓
 ・「海洋から大気へのCO2排出量」は、産業革命後に「産業革命前に比べて」約200億トン/年も増加している


それとも、図の「赤字」のように何か色でもついて、

 海洋からも人為CO2「そのもの」が増加分として排出されている

とそちらは考えている?

conagwconagw 2014/03/17 12:18 以上に続くmushi氏との炭素循環についてのやりとりは、同氏ブログの下記記事にて行なうこととした。
http://ameblo.jp/mushimushi9/entry-11794535205.html

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