最近、ニセ科学批判とかその辺の

ブログをまわってみたりしているのです。finalvent さんのことがきっかけでした。


finalvent さんのことについて書いた記事

http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20091014/1255531683
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20091013/1255404709
http://d.hatena.ne.jp/onkimo/20091012/1255344162


で、全く関係ないですが、思ったこと。


温暖化懐疑論」ってネーミング、なんだかひっくり返ってない?


ニセ科学にたいして、科学的に批判しているのが懐疑論者。


温暖化懐疑論者にたいして、科学的に批判をしているのが温暖化研究者。バスターズのみなさんとか (ってバスターズって定着してるのかね?)。


懐疑を抱かれる対象、批判される対象が違うと思います。


でも、温暖化懐疑論者の側からすると、当然なのかな?CO2 による地球温暖化ニセ科学、科学は我にあり、と思っておられるはずなので。


温暖化懐疑論者のみなさん、ネーミングでちょっとだけ得している気がします。これまでのニセ科学批判が積み上げてきた良いイメージを使うことができるので。

あの「地球温暖化問題懐疑論へのコメント」が

本になっていたみたいです。


地球温暖化懐疑論批判」IR3S/TIGS叢書 -- 東京大学サステイナビリティ学連携研究機構(IR3S)
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho


想像ですが、「地球~へのコメント」をベースに、内容を充実させて出版、ということでしょうか。2009 年の文献も参考文献に見られるので、現時点で最新と言っても良いと思います。


現在の温暖化懐疑論の状況を知るにはいい一冊だと思います。もちろん温暖化論についても勉強になります。


これは、大阪大学の菊池さんのところを訪問して知りました。


地球温暖化懐疑論批判」-- kikulog
http://www.cp.cmc.osaka-u.ac.jp/~kikuchi/weblog/index.php?UID=1256740025


で、だれもしていなかったのでブクマしておきました。
http://b.hatena.ne.jp/entry/www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/sosho


しばらくしてみるといつのまにかブクマがいっぱい!


一番って気持ちいいですね。人気サイトのコメント欄によく 1 ゲットとかかかれていて、なんじゃこりゃ、と思っていましたが、今では気持ちがよくわかります。


ブクマのコメントを見ていて二つほど。


ひとつ目は武田さんについて。ブクマには武田さんにあきれた旨のコメントが見られましたが、武田さん、たしかに本文中でぼろかすに言われていましたね。


私が武田さんの名前を見かけたのは、第三章
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/pages/236/chap3.pdf


個人的には、武田さんの反論に期待。普段は匿名の批判者を上から目線で道徳的にこき下ろされていますが、この実名の批判に対してはどうするのでしょうか?


私の予想は、多人数でよってたかって武田さんをあげつらうのは卑怯だ、ということを、流し読みするとわかったような気がするけれどもよくよく読むと訳のわからない、いつものあのお説教口調でおっしゃる、というところです。


国から金もらっている著者たちが私に意見するとは何事だ、とかも言いそうですね。


ま、でも、あえて反論はしないかな。できなさそうですよね。


武田さんの信者の方、是非、この本の存在をご注進におよんでいただきたい。そして、武田さんの反論を引き出してください。


二つ目、コペンハーゲンコンセンサスへの反論が、反論になっていないとのブクマコメント。


反論が書いているのは第 4 章の最初の方
http://www.ir3s.u-tokyo.ac.jp/pages/236/chap4.pdf


これってどうなんでしょうねぇ。私もいろいろと言いたいことがあるのですが、まだコペンハーゲンコンセンサスを論じられるだけの知識がないので、今は自重しておきます。うう、でも、言いたいよー…


経済もゆっくり勉強しよ。