SSFS さんに言われてしまいました。 - 「温暖化の気持ち」を書く気持ち

しょぼん。

★ブログの終焉

スベンスマルクら温暖化懐疑派をさんざん揶揄していたのに、最近はネタ切れで「温暖化」の文字すら出てきません。

http://d.hatena.ne.jp/onkimo/

オーストラリアでのスベンスマルクの講演をチェックするでもなく、やる気を失ってしまったようです。

確かに最近温暖化のことを書いていないのです。

なんか、ネタがないんですよねぇ。おもしろい温暖化懐疑論がない。日本で流行っている温暖化懐疑論がない。

メジャーどころは何をしているのか？丸山茂徳、赤祖父俊一さんはおとなしくなっちゃったし、槌田さんは原発にかかりっきりみたいだし (訴訟関係のホームページもあんまり更新されていない) 、伊藤公紀さんは最近チェックしていないな、どうだろうか。おもしろさではナンバーワン懐疑論者だった武田邦彦さんも原発事故でメジャーに。

そのほか、ウェブで温暖化への懐疑を語っていたのは、私のブログで言及したところで言えば田中宇さん、池田信夫さん、finalvent さんですが、彼らも温暖化に関する発言をあまりしていない。

マイナー温暖化論はどうかというと、…。えっと、どうですかね？ウェブでぐわーっとブクマを集めるような温暖化懐疑論、最近ありました？

いえ、海外ではそれなりに盛り上がっているのでしょうが、なんかねぇ。harusantafe さん (= id:nytola さん) がいた頃は、彼の支持者が騒いでくれたおかげで海外の懐疑論が日本のネットでも盛り上がったりすることがありました。でも、彼はある日突然みんなの前から消えてしまいました。多くの人が泣きました。多分。ソースはない。

今は nomurahds さんという方が精力的に tweet されているみたいですが、harusantafe さんみたいなかわいげがないせいか、あんまり見ていておもしろくないし、実際、盛り上がっていない。*1

温暖化懐疑論、SSFS さんだけでは何ともさびしい。懐疑論批判する元気もないのですよ。

温暖化懐疑論はほんとうに盛り上がらなくなりました。最近の原発批判の方の書かれる文章を見ていると、ある種の温暖化懐疑論者と似たようなおもしろい論理構造を持ったものが多く見受けられます *2。ですので、温暖化懐疑論者や潜在的温暖化懐疑論者、もしくは「自称サイレントマジョリティ」的温暖化懐疑論者の皆さん、こぞって原発問題に参加されているのだと思います。

温暖化懐疑論が盛り上がらないこと自体は悪いことではありません。ですが、たぶん、それは温暖化に世間の関心が向いていないことの裏返し。そう考えるとあんまりうれしいことではないですね。

私はというと、ブログネタがなくてつまんない思いをしています。原発問題の発言者から、おもしろい人が温暖化問題に乗り出してくることを期待しています。

たとえば、もっと、「温暖化は原発推進のための陰謀だった」みたいな言説が多くてもいいと思うんですよね。*3

今、温暖化関係でネタを提供してくれるおもしろい人は SSFS さんくらいです。たいへん憂慮しております。

harusantafe さん、カムバーック!!!

*1:メジャー懐疑論者に当てはめるとお二人とも伊藤公紀さんタイプなのですが、harusantafe さんはその中にも丸山茂徳さんエキスが含まれていて、楽しい方でした。

*2:たとえば、「御用」「エア御用」とか。見ていて大変おもしろい (いえ、御用呼ばわりされている方々は迷惑だと思います、不謹慎におもしろがってすみません。)。もちろん原発推進の側にも見られますが、そもそも推進側の人の数が大変少ないのでおもしろい人もあんまりいない。

*3:もちろん、今一部から絶賛されている広瀬隆さんはこの方向で押していると思うのですが、なんかあんまり盛り上がっているように思えない。まあ、いずれにせよこのネタは手垢がついていてつまらないので、私のブログで取り扱う気がしませんが…