小野マトペの業務日誌(アニメ制作してない篇)

introduction

俺こと小野マトペが、大学生活と折り合いをつけつつショートアニメを制作していく事に関する制作日誌でしたが、今はグダグダです。始まりは9/11から。旧HP(廃棄)

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「平面男(完全版)」20041224  ■「平面男」20041018/20041020
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2004年12月24日 金曜日

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平面男(完全版) (22MB)

やっと仕上がりました。何とか最低限の鑑賞に堪えられる様にはなったかなと。前にも言った気がするけど、偏差値が32から43くらいになった感じ。思い出せるだけ改修点についてコメントすると…

  1. プッシュ音追加…細かい追加点。本当は通常版の締め切り直前に、マル宅音響強化合宿で録ってたんだけど、時間の都合で入れられなかったファクター。やっぱり細かいギミックの積み重ねは完成度に影響するねえ。当たり前だけど。
  2. 無言電話への対応追加…Orangeに、タマビ女の子の声を録ってきてもらったもの。音源は、2分ちょっとのaiffに、かわるがわる女の子電話の向こうに不信の声を投げつけるファイルなんだけど、自分で頼んでおいてあまりに生々しかったので、一番当たり障りのない部分を使用。いやあ、音源エロかった。
  3. BGM追加…完全版編集最後の一週間でOrangeに頼んで、3日で作ってきてくれたもの。映画っぽくなったぜ。引き締まった。
  4. モノローグ追加…これは、後のマルと平面男の掛け合いからの整合性を取るためと、主人公の発話によって少しでも移入度を高めるための苦肉の策。まあ、再撮影で電話掛けちゃったから、素直にそのフォローもあるんだけども。
  5. ドラマパート撮り直し部分…コンテ的には電話を掛けるところが最大の改修点かね。前回の、主人公が何してるのかよく分からんという問題の解消のため。実際これじゃただのストーカーなので前回は避けたんだけど、そうも言ってられんので掛ける事に。これで電話に関する主人公の筋は明瞭になった筈。ケースケとの接触シーンは、前より画面暗くなってしまったのは大いに反省ポイント。あ〜、ガルガル君からケイスケにチルトするところ、AEで早送りしちゃえば少しは良かったかもしれないな。二人のやり取りは、定石通り表情を見せる切り返しに。え〜と、あと前回のギャグ演技が恥ずかしかったらしいケースケが今回(まあ指示もしてるんだけども)見せるマジ演技が、マジ過ぎてで逆に引く。演技って難しいもんですね。
  6. リンチシーン…本当はココ、追加撮影最大の山場だったんですが、大部分お蔵入りしました。カットのご冥福をお祈りします。現場のノリでギャグに走ってしまったのがまあまず失敗なんですけどね。ダメージを受けているように見えない。ノリがそこだけ違いすぎて寒い無抵抗の人間に無理やり棒アイスを口に含ませようとする所がなんかエロい等の理由で編集段階よりオリジナルからの継承となりました。でも現場は最高に楽しかったです。ああ、マジメに撮っとけばよかった。
  7. 平面男のメッセージの変更…これ凄い微妙なんだけど、映画中の人間と、形而上のメタキャラクターが会話するなんて、どうやったって滑稽にならざるを得ないわけで(ということも撮ってみてわかったんだけども)。そんな訳でココは奇を衒わない、サイレント映画字幕方式でやってみました。ていうか前回の吹き出しタイポ、作りこめばなんとかなったかもしれないけど、作ってる途中で自己嫌悪入ってきたんで、そんな理由で方向転換。
  8. アクションパートアニメはほぼ変更なし。唯一最初の3カットキャップのツバが黄色いかったので、AE内で修正。う〜んデジタル。しかしそもそも何故中盤からはツバが黒いかというと、元々帽子の色には納得できていなく、そんな薄い根拠で面倒くさい塗り分けをするのがいやになり、やがて一色に。ちゃんと計画を立てましょうというお話。
  9. 最後のパンチ…大成功ですね。こんな上手くいくとは思わなかった。
  10. 電話カット…前回最大の失敗点を改修。カッコつけてマニアックな構図の1カット長回しなんぞしてたのを、数カットに分ける。正面のカットは照明も綺麗に撮れたな。うん。こういう仕組みになっています↓。さらに後ろからの回り込みの光を生かすため、まるの正面、カメラに写らない部分(電話機の上)に俺が登って正面からの光をさえぎっています。これ、多分10数テイクも撮ってるんだけど、台詞尻のニュアンスとか、瞬きが多いのが気になったりでなかなかチョイスが難しかった思い出があります。
  11. 電話での会話…「ホント?マジで!?」以降は、実は前回の会話のオーディオトラックをそのまま持ってきてiMovie上でトラック切り張りして短くしてるだけ。でもちゃんと最後の口パクとも違和感なくアテられたよ。
  12. 俺とぶつかるトコ…前回よりちょっと長くしたんだけど、賛否両論。前回の編集段階ではこの長さだったのを、最終的に短くして出したと言う経緯があるんだけど、編集段階で見てる人間に「長い方がよかった」と言われまして。で、長くしてみたら「短い方がよかった」と。それはアレですね。好きなマンガアニメ化されると何だか納得できないのと同じ原理なんですかね。確かにあと0.5秒くらい短い方がよかったかとは思うけど。

…そんな感じですかね。どんなもんでしょう。

追加撮影の様子はコチラ(id:ono_matope:20041024)あ、再撮影からアップまで丁度2ヶ月だ。

授賞式。 23:52 授賞式。を含むブックマーク 授賞式。のブックマークコメント

授賞式行ってきました。ちょっと長くなりすぎたんで日付変えようかとも思ったけど、このまま。スーツで行くか私服で行くか、規模が分からなかったので迷ったんだけど、スーツで行って正解でした。場所は市ヶ谷校舎ボアソナードタワーの最上階(26階)の天井の高いホールガラス越しに関東平野が一望できるロケーション。新宿タイムズスクエアが足元に!受賞者は多分80人くらいはいた感じで、かなり本格的でした。開式前にクラシックとか流れてたし。佳作のゴン太氏とロビーで合流。掲示されていた静止画部門の作品を眺める。確かに優勝無しだよね。というか、作品の中に鑑賞者を圧倒するパワーを注ぎ込むのって、静止画が一番難しい気がする。ことCGに限定するとね。CGって基本的に安っぽくなるし。

着席して式次第読むと、「受賞者スピーチ」の項が。あ、俺なんか喋んなきゃいけないの?何にも考えてねえよ。制作中の事とか覚えてねーし。考えなきゃ!とかテンパって、近くのスタッフに、動画優勝者は喋る事があるのか尋ねると、それはグランプリの人だけだと答えが。な〜んだ。良かった。なんも喋らなくて良かったんだ。…とそのとき私は安堵したのでした(伏線です)。式は滞りなく進行。講評の中で俺の作品にも少し触れられたけども、あんまり覚えてない。アニメと実写の合成技術を評価したとかなんとか。まあそこしか評価ポイントないけどさ。因みに配られた講評一覧による俺の講評は…

「平面男」は、作品全体として未熟さを感じさせるが、技術的に優れている。画面が暗すぎるという審査員意見があった。しかしそれは映像制作上必要なものであったのだろう。テーマ暴力であることに問題があると指摘された。その通りである。問題を多く抱えていたが、期待を込める意味入賞となったことを記しておきたい。

まあそんなトコでしょう。要するに本来佳作以上優秀賞以下なポジションだったんだろうな。しかしテーマ暴力…。全く気づかなんだ。まあ、確かにそうだ。しかし画面が暗いことの必然性を見抜かれるとは。審査員意外とやるなあ(失礼)。教授陣の審査の割に。授賞式ではグランプリ作品のみ上映された。千葉氏の『moon』。前見つけた作品より、実写人物をCG背景にクロマキー合成したり、技術的な挑戦がある分、引き込まれるような圧倒的な映像!…というような完成度ではなかったものの、グランプリには十二分の作品。学校のWebページにでも上げられるのだろうか。千葉氏と話したかったのだけれど、授賞式が終わったら仕事らしくすぐに帰ってしまって叶わず。

式後、別の場所に移って祝賀会。酒とか寿司とか出て、所謂立食パーチー。大学って不思議なところですよね。オフィシャルな場所でも普通に酒が出てくるって。まぁ、一年と言えども二十歳だからいいんだけどさッ!ゴン太氏と色々と話して、酒も大分回ってきた頃、突然マイクで「では、受賞者の方からコメントを…」(伏線の回収です)……いやあ、惨憺たるものでした。ところでサンタンって、惨憺と惨澹どっちだろ。

「え〜、すいません何にも考えてなかったんですけど…。え〜、あ〜、その〜、(中略(ていうか忘れた))あ、何言ってるか分かりませんね。こういう場を用意してもらいまして、え〜、どうも、アリガトウゴザイマス」(逃げるようにマイク返す)

…思い返すだにこの日ほどアドリブの利かない自分を恨んだ事はありませんよ。そんな俺を慰めてくれたゴン太氏「でもまあ、俺はスピーチあると思ってたよ。」…言ってくれよ!さらに宴は進み、遂に審判の時、作品上映が!(…これもう続き書きたくないんだけれども…)集まる注目、始まるフィルム。圭介登場…って暗い!めっさ暗い!結局、画面がほぼ真っ暗で何が映ってるか全く分からないまま、突然「ギニャー!」「俺はもっと好きだー!」「♪♪〜」……。フィルム終了。観客困惑。一瞬遅れて、とりあえずな拍手…。any holeにgo undergroundしたかったです。誇張ではなく立っていられなかった…。ああ…疲れた。

20:02 夜を含むブックマーク 夜のブックマークコメント

酔っ払って、小さい頃観た記憶のある「おこんじょうるり」(岡本忠成)のビデオを引っ張り出して観ようとしたら、テープ自爆テロを起こしてデッキ沈黙。おこんじょうるりはいいとして、お陰でアベノ橋魔法商店街を三話目にして録り逃す。

OrangeOrange 2004/12/24 08:03 カメラがカチって言う音消えてませんよ!

case−kecase−ke 2004/12/24 17:37 氷菓子二刀流のアイスの下りガァァァァァァァァァ!!

ono_matopeono_matope 2004/12/24 19:42 Orange>それどこだっけ?ていうかもう、一つ一つの修正ポイントは抑えてられない感じだった。
毛椅子毛>ええとねェ。うん。あれ、繋げてみたら凄い寒かったです。11月の上旬あたりにさり気に書いた気がする。できるだけ寒くならない方向で編集しました。これが限界です。

OrangeOrange 2004/12/24 21:06 えーと平面男が出てくる直前のカットとケースケ倒してマルのアップのカットとかですね。
しかし大分パワーアップだな。

k-sukek-suke 2004/12/25 23:08 次はNG集ゥゥゥ!!

OrangeOrange 2004/12/26 01:42 最後の不良顔は前の方が良かったと思うんだが
あの小刻みな変な揺れ方が挙動の変さの根源なんだよなぁ。

 Orange Orange 2004/12/27 19:34 なんかグラグラ動いてて不良の迫力がそがれた感じがするんだ。

けーすKけーすK 2004/12/28 21:16 つか、確かにあの気持ち悪い動きのほうがよかったかもね。ちょっと笑っちゃってるのが最初にとったほうでの不満点だったんで取り直したんだけど。ただ、やっぱ、編集と音楽追加でまさかここまでクオリティーあがるとは思わんかった。ラストのパンチが妙に良い。

ono_matopeono_matope 2004/12/29 03:24 あ、本文の方でフォロー忘れてた。あのカットはもう1テイク取りたかったけど取れなかったトコだしね。というか、そもそも台詞が悪かった。…いや、キャラだな。マッド系じゃなくて、本当に言い掛かりをつけてる不良的なキャラって設定にしてたら色々スムーズに行ってたな。

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もうなんか全然アニメ描いてません。もっぱらプログラミングばかりしてます。ごめんなさい。レビューライン.jp管理人

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