年末の1日が早い

朝はGGの集会
昼はベランダの窓掃除など年末の仕事
しかし1日は早い、動作が鈍くなったのか
時間がたつのが早すぎ…
何時になったらゆっくりできるのか?
あれもこれもやることが多く気が休まらない
こういう性格は死ぬまで治らないのか?
あすは海難1890を見に行こうかな…
一句
ガラス拭き明日は見えない66

(黄昏の桜台)

(快晴の十余一公園)

(十余一のカモ)

「トランパー」出版まであと27日(河豚の会)

亀三郎ほどの所謂(人たらし)は、空前絶後といわれるが、交友関係を構築するため、料亭での接待のほかに東海道線の一等展望車をよく利用したという。そこに陣取り、酒を飲みながら政財界人と歓談し情報を仕入れた。
日本が太平洋戦争の先端を開いて間もなくの昭和十七年一月に「河豚会」を銀座「金田中」開いている。この会は、明治三十八年頃に先輩、友人、軍人らを招いたのが始まりで、新春の吉例としていた。河豚会は少壮組を二十一日、老年組を二十三日と、二回に分けて開いているが、「沈みつ浮きつ」に記載された人物は錚々たる顔ぶれである。【(所属)ネット検索はブログ主】
《一月二十一日少壮組》 
杤木嘉郎(杤木汽船)。福岡憲由。上山英三(台湾銀行)。松島喜作(日本興業銀行)。佐々木修二郎。小平省三(第一銀行)。古川虎三郎(三井物産)。佐々木周一(大阪商船)。堀内泰吉。谷井一作(東京海上火災)。岩崎恒彌(三菱銀行)。中瀬精一。堀新(関西電力)。香春敏夫(大阪商船)。澤井謙吉。牧野元。荒木忠雄。吉原政智(東洋汽船)。小田桐忠治(日産汽船)。下河邉建二(日本産業)。北川浅吉。岡田勢一(岡田組)。増田義男。小山卓次郎(石原産業)。重光簇。甘泉豊郎(浦賀船渠)。一宮銀生(大日本塩業)。飯田九州雄(日鉄)。中島清一郎。今西興三郎(阪神電鉄)。内田敬三。玉井操玉井商船)。笹山忠夫(日本興業銀行)。田中正之(大同海運)。大久保賢治郎(川崎汽船)。竹岡菊三。上野福三郎(三菱商事)。柴田丈夫(住友銀行)。柳瀬省吾。金井滋直(興人)。甘粕浅五郎(甘糟産業汽船)。中山喜久松。深田養一。石原勵(浦賀船渠)。中村藤蔵。山本幹之助(浦賀船渠)。島田信吉(大連汽船)。中馬進。吉井兵視の四十九氏
と、山下側は自分と太郎。三郎。納賀常務。金井常務。野坂常務。小島重役。堀井常務。森常務。足立専務。竹内常務。福原敬次。木村長吾。
《二十三日老年組》 
結城豊太郎日本銀行)。松永安左衛門(東邦電力)。井坂孝(東京瓦斯)。岩田寅造。小倉正恒(住友)。村田省藏(大阪商船)。津田信吾(鐘淵工業)。藤山愛一郎(大日本製糖)。杉山金太郎豊年製油)。伍堂卓雄(昭和製鋼所)。原邦造(愛国生命)。石坂泰三(第一生命)。寺田甚吉(南海鉄道)。栗林徳一(栗林商船)。青木一男(大東亜大臣)。大野龍太(戦時金融公庫)。深田養一。大和田悌二(日本曹達)。荒川昌二(横浜正金銀行)。寺島健浦賀船渠)。堀悌吉(浦賀船渠)。日比野正治(海軍軍人)。鑄谷正輔(川崎造船)。清水賢一郎。烏居庄藏。柳田誠一郎。荒井誠一郎。大久保利賢(横浜正金銀行)。水津彌吉(台湾銀行)。柏木秀茂(横浜正金銀行)。大塚伸次郎(横浜正金銀行)。明石照男(第一銀行)。澁澤敬三日本銀行)。森廣藏(台湾銀行)。入開野武雄。向井忠晴(三井物産)。菊本直次郎(三井銀行)。田島繁二(三井造船)。石田禮助三井物産)。島田勝之助(北炭)。萬代順四郎。今井豊之助。三谷一二。三宅川百太郎(三菱商事)。船田一雄(三菱商事)。加藤恭平(台湾拓殖)。山室宗文(三菱信託)。加藤武男(三菱銀行)。斯波孝四郎(三菱重工業)。鈴木祥枝(東京海上)。郷古潔三菱重工)。小畑忠良(住友合資)。大谷登。渡邊水太郎。清水安治。荘田雅雄(日本郵船)。岡田永太郎(大阪商船)。紳田外茂夫。田島正雄。伊藤文吉。二神駿吉(三井物産)。大淵三樹(満鉄)。淺野良三(浅野セメント)。豊田貞次郎(日本製鐵)。中井勵作(日本製鐵)。中松眞郷(日本製鐵)の六十六氏と、自分。太郎。三郎。納賀常務。野坂常務。松永直吉。

この宴会で新橋の綺麗どころを総動員するため「今日は山下の河豚の会だ」と聞けば「こりゃ日が悪いわい」と、一般の遊客は、新橋には寄りつかなかった。
一句
ふくに酔い大海原やトランパー

(ふくの後ろは関門海峡の内航船)
内航船とは国内専門の貨物船で、国内貨物の4割を海上輸送で担っている
鉄、セメント、油など基幹産業の物流は8割のシェア-を占めている
わが国の安全・安心と経済を支える重要な産業である
しかし重要な産業であるが現在船員さん不足で悩んでいる
日本の船は世界一の性能で、安全運航規定も厳しく航海は安心である
船員さんの給与等待遇もよく、休暇はまとめて取れ近代的な装備で船内生活も不自由しない
将来の日本を支える船員さんを内航業界は募集しています
〜海の男はゆく強者はゆく〜という歌を裕次郎は唄ったなあ…