今週のキック

ゲストは橋本じゅんさん。メタルマクベス話に花が咲き、でも「一応ネタバレするとあれなんで」なんてどの口が言うか? つうような台詞を吐く脚本家。ここ1ヶ月くらいの「まとまった」ネタバレ大放送はどういう了見だったとゆーのだ。しかし放送日は東京公演も終わる頃ということで、何となく解禁にしちゃったりして、またあーあーあーあーと。ええ、わたしこれから観るんで。ネタバレ気にしないからいいけども。
面白かったのは、カヲルさんが新感線で大人気だという話。座長にナイショで「今日あれやって」とリクエストが殺到してるらしい。しかもそのリクエストっていうのが分かりやすく脱ぎ系だったりして、お松が夢遊病で何やっても起きないというシーンで「チンコ出しちゃった」て。ひどい。でもそれを受けて、「あーそれ、松さん起きちゃったでしょ? バカじゃないの?」と言い放つ宮藤さんが一番ひどい。台本には書いてないからってそんな。
じゅんさんがしきりに、カヲルさんに対して「生き物として敵わない」「生きてること自体がすごい」と絶賛(絶賛?)していたのが印象的だった。河原雅彦リーダも同じことを言っていた、とか聞くと、何だかにやけるというか。でも、カヲルさんが衣装で着ているライダースが分からなかったという宮藤さんは、「ライダースの着方じゃないんだよ…あ、体型か」。わあもう、手に負えないこのSっ気。
あとは出待ちの話がホントおかしくって、こっちで村杉さんがきゃぴきゃぴやってて、わーやだ、と避けて逆のほうに歩いていったら、そっちから阿部さんが出待ちぐわー引き連れて歩いてきて「挟まれた」っていう。しかもその子たちに「ああ、いるわ」みたいにニヤニヤ見られた、という宮藤さんが、「下北沢によくある光景」と言っていたのに深く頷いたりした。
大阪のお友達が、「東京の人は街中や劇場で有名人を見ても気付かない振りをする」と言ってたんだけど、確かにそうなんだよね。それこそ、「ああ、いるわ」みたいにニヤニヤ見るだけ。わたしもやってるなーって。丁度ね、大阪公演で出待ち入り待ちがごく自然に行われているのを目の当たりにしたんで、ちょっと東京の特異性を知った感じがしてたところだったんですよ。なので、非常に頷けてしまったというお話。
ところで来週はW杯で放送ないんだそうでサミシイ。でもサイト見ると地方では放送すんのね。曜日ずれるからか。また異常に長いWEBダイジェストが上がるのだな。それはそれで。