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悪態の小部屋

ごはん日記:ごはんができたよ。

07*12*28

  • きのうのオダギリ香椎ペアに続き、伊賀麻生ペアまでご結婚あらあら、まあまあ、めでたいじゃないの!
  • そういや麻生さん、本多劇場の客席で見かけたことがありました。ラーメンズの本公演んときだ。伊賀ちゃんつながりだったのかねい。
  • と思ってたらお松佐橋ペアまで! あらまあ! やたら結婚結婚言われてるなあと思ったら、それなりの根拠があってのことだったのねえ!
  • いや別に、結婚したことはおめでたいし、するよね結婚、ってことなんだけど、何でみんな年末に発表すんのかしら? 毎年こんなだったっけ? 今年何かあるの? 控除率が変わるとか…?(中年)
  • もうちょっとで仕事が納まる。うれしいな。もうやることないのでさぼってます。明日はマッサージ大掃除明後日からは幕張だーん。
  • 今朝、新宿駅コインロッカーに荷物を入れようとしてあふあふしている男の子が、大きなかばんをロッカーの前で開けて最後に何かを取り出していたんだけど、かばんの中にはTシャツが何枚も入っていて、ああ、この人多分これから幕張に…と思った。
  • 今朝はあと、原宿駅で停車中の山手線の車窓から、猫が走るのを見かけた。線路より高い位置に改札があって、駅の建物が線路の谷みたいになってるところのヘりにくっついて建っているんだけど、その裏の細いところを猫がだーっと駆けてた。走るのが楽しい、みたいな感じだったよ。

ラーメンズ

麻生久美子ちゃんの結婚の話で「ラーメンズ」って単語を使ったら結構なキーワードアクセスがあって、そうだった、ラーメンズってそうだった、と思い出した。のでついでに。ちょっくら畳みます。

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細野晴臣トリビュート第2弾が 2008/1/23 に発売

全然知らなかったのを、青山陽一さんのサイトで知った。いつの間に!

細野晴臣 STRANGE SONG BOOK -Tribute to Haruomi Hosono 2-
V.A 2008.1.23release RZCM-45783〜4/B
¥3,999-(Tax incl.) ¥3,809-(Without Tax)

■DISC1: CD
1. 「風の谷のナウシカ」(Inst.) 小平市立上宿小学校 音楽委員会・音楽クラブ
2. 「東京ラッシュセニョール・ココナッツ
3. 「ろっかばいまいべいびい」 ハースマルティネス with ヴァン・ダイク・パークス
4. 「ファム・ファタール大貫妙子
5. 「四面道歌」 キセル
6. 「AIOIWAIAO」 ドクター・ジョン
7. 「福は内鬼は外」 鈴木茂+青山陽一
8. 「チャウ・チャウ・ドッグ林立夫ハミングキッチン
9. 「ポンポン蒸気」 シーナ&ザ・ロケッツ
10. 「東京シャイネスボーイ」 鈴木慶一原田知世
11. 「インソムニア」 HANNO +FUMIYA TANAKAAOKI

■DISC2: CD
1. 「ルーチュー・ガンボ」 久保田麻琴
2. 「幸せハッピーDouble Famous二階堂和美
3. 「ガラスの林檎」吉田美奈子+河合代介 DUO
4. 「シムーンバッファロー・ドーター
5. 「灰色の階段」 サーストンムーアfrom SONIC YOUTH
6. 「夏なんです」(inst.) 山弦
7. 「銀色ハーモニカ坂本美雨+蓮実重臣
8. 「風をあつめて」(Vo.ver) MICA BOX feat. Ayako Takatoh
9. 「ノルマンディア」 坂本龍一fennesz
10. 「はらいそ」 アン・サリー+Pan Cake
11. 「ブリオシーヌ」 シャイ・モンゴロイド(浜口茂外也、皆川厚一、鳥居誠、 木津茂理、三不敏視、高遠彩子、雲龍、徳武弘文、 加瀬達、サンディー)

■Disc3: DVD
1. ウィスット・ボンニミット a.k.aタムくんInspired by「ハリケーン・ドロシー」
2. 高木正勝 Inspired by「フィルハーモニー

★Label: Commons OFFICIAL WEB SITE http://www.commmons.com/
commons - artists/labels/projects - new release

すーげー。第一弾よりある意味豪華かも。青山さんは鈴木茂御大とのペア、はっぴぃえんどトリビュートと同じ形態での参加なのね。シナロケの PomPom 蒸気とかちょう楽しみでむずむずする…! 久保田真琴とか吉田美奈子が参加してるのもすごいし、慶一知世名義での参加というのも嬉しい。ニカさん、キセルは前作のサケに続くカクバリズム枠とかなのかしら? タムくんまで関わってるっていうのは…ある意味萎えいや、すごい、すごいよね…(何がだ)

山弦って知らなかったけど、時の人・佐橋さんがやってるギターデュオなのね、タイムリー。アン・サリーも楽しみだけど、bd が「シムーン」てことは大野由美子タソのスティールパンが聴けるのかのう? うひゃ。

D

スカパラ「シムーン」。ドラムは幸宏さんです。きゃっきゃっ。

07*12*27

  • オダギリさんと香椎さんがご結婚。20歳の花嫁ってだけで最高にそそる。どっちもなんか美大生っぽいし、「趣味写真」とかがお似合いな雰囲気、がお似合いだと思った。
  • でも、香椎さんの言うオダギリさんのいいところが「いつも味方でいてくれる」っていうの、すごいし、結構わかる気が。10代の女の子を、ちゃんとした個人として扱っていたんだなあ、というところでオダギリさんをちょっと見直したりして。
  • わたしが好きな、ものをつくる男の人は、若くて無名の間に結婚しているタイプの人が多い。売れるまでの間をつくる人と一緒に戦ってきた、客からは見えないその人の一部、みたいな感じで妻帯している。モテが燃料になる人ならいざ知らず、そゆのに煩わされずにつくることに専念したいタイプの人にとっては、効率的で賢いやり方だなあと思っていたけど、若い女優さんでもこの考え方を採用する人がいるっていうのが面白い。宮崎あおいちゃんしかり、香椎さんしかり。
  • 話は変わって、アンテナで文章だけ読んでて何とも思わなかったけど、さっきやっと源ちゃんブログの最新エントリエロ画像」を見て鼻血的な蠢きが。ね、ねがお…!
  • 清志郎朝日新聞の夕刊に載っていた*1自転車のはなし。しかし内容以前に、秋元康ナビゲートってコーナがあることへの疑問をどうしたら…「忌野清志郎ほど、若いミュージシャンたちに尊敬されているベテランもいないだろう」ってなんて空虚な一文なのか。驚く。
  • 今朝、自転車同士で衝突した。十字路に進入したら、減速せずに突っ込んできた自転車があって、吹っ飛ばされて膝を打った。フレアパンツみたいなの履いてたから外は無事だったけど、中のタイツは膝が抜けて皮がめくれ、内出血がごりごり。
  • どうしてこんなによくぶつかったりぶつけたりするんだろう。自分で本当に謎。風呂に入ったら膝が沁みて沁みて、ぶつかった相手に文句を言ったときの相手の対応を思い出して、口惜しくてちょっと泣けた。
  • 知り合いの方の日記牡蠣の話題が出ていて思い出したのだけど、クリスマスイブに牡蠣を食べたのだった。
  • わたしは牡蠣がそんなに得意じゃなくて、でも火を通せば食べられることや、いいダシが出るんだってことは気付いていて。でも恋人はとにかく牡蠣がばかみたいに大好きだから、好きな人に食べたいと言われれば、自分からは絶対に手を出さない食材だって調理してみたりもする。

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  • にんにくバターと粉チーズ生クリームで、ほうれん草と一緒にパスタに絡めたらおいしかった。でもこの人と付き合わなかったら、本当に一生牡蠣を調理することはなかっただろう、と妙な確信を覚えた、それくらい、「牡蠣」はわたしの引き出しにない食材だったのです。
  • 偏食ぎみの男性と結婚した女友達、というのが何人かいて、結構苦労が多そうなのだけど、話を聞いてみれば、違う食文化の者同士が一緒に生活するようになって新しい食文化が生成されるという点では、たとえ NG が多い=減法の縛りであっても、その要素から導かれる新しい要素(OK 食材の活用バリエーションとか)もあって面白そうだ。
  • 多分、これは食べることだけじゃないんだろうけどね。わたしの中では「食べること」の比重が高いので、一番すっと納得ゆくかんじ。他人と深く関わるのは面倒臭いけど面白い。でも、それを楽しめるくらいの深さで関われる相手はどうしたって限られるよなあ、とも最近思う。
  • 眼精疲労がピーク。でも明日で仕事納めだ。がんばる。

07*12*26

COUNTDOWN JAPAN 07/08 ニューイヤーイベントもろもろ

ライブ終了後のイベントが発表になってるなーということは気付いてたんだけど、存在自体は既報だった「ヒダカトオルオールナイトニッポン」の詳細が発表になった。と、トリくん*1が書いているのを見て知った。ゲストはこんな感じだそうな。

宮藤官九郎グループ魂
ウム(BEAT CRUSADERS 元メムバー)
Scoobie Do
サイトウ"JxJx"ジュン・タナカ"ズィ〜レイ"レイジYOUR SONG IS GOOD
星野源(SAKEROCK)
monobright
中川翔子
(敬称略・順不同)
ビートクルセイダーズ ヒダカトオル オールナイトニッポン

むがー、宮藤と星野が! 朝までいろってこと…?(茫漠)

しょこたんは正規の時間帯のライブが終わったあと、COSMO でライブもやるんだて*2。年明けてからの企画、結構充実してきてるんじゃない? M1 効果でトータルテンボス観たい人も多そうだし、終日運転と言っても深夜は電車の本数えらい少ないし、これなら残って緩く楽しんで帰る人もそれなりに出てきそう。フェスっぽさは少ないけど、ネタっぽさは強くて、これはこれで面白いかなあと思う。

わたしはもともと30日と31日しか行かない予定だったんだけど、諸事情あって31日だけでもいいかも、と思い始めた。でもなあ、清志郎観たら帰るつもり満々だったんだけどなあ…朝まで…うーんうーん、どうしよう…。

あと、やっと今最終タイムテーブルを真面目に見て31日に何を観るか考えてたら、髭ちゃんと紅卍が被っていることに気付いた。あー、これは痛い。髭ちゃん…観たかった…。

ゆらいジェネレータ

ヒゲさん*3ちで拝見してやってみたよ。

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…えーと? これはどういう?

curioさんち*4で「中2ワードになってる人が多いみたい」と見てますます困惑である。中2ですらないっていうね…。

ちなみに本名をひらがなでやったら、姓は「ぶるせら」、名は「性欲」と出ました。なんたる中2ワールド。

何ていうのかなあ、詩人ならばね、何かきれいなものがあると思うの。つまりね、読み終わったりなんかしたあとに、何かきれいなものが残るはずだと思うのよ。あなたの言う人たちは、きれいなものなんか、ひとつも、これっぽっちも残しやしないわ。ちょっとましな場合だって、こう、相手の頭の中に入りこんで、そこに何かを残すというのがせいぜいじゃない? でも、だからといって、何かを残すすべを心得てるからといって、それが詩だとは限らない。そうでしょ? なんか、すごく魅力的な文体で書かれた排泄物――というと下品だけど、そういうものにすぎないかもわかんない。

  • こんなのを、少しずつ、頭の中で何十人も人を殺しているような心地の満員電車の中とかで読んでいる。
  • 今年ももうちょっとで終わりますね。

07*12*25

ナチュリラ

ナチュリラ―大人ナチュラルな着こなしのほん (別冊美しい部屋)

ナチュリラ―大人ナチュラルな着こなしのほん (別冊美しい部屋)

この週末、店頭にめちゃめちゃ出てた。増刷したのかな。「Come home! vol.10 (私のカントリー別冊)」を買ったときに広告が出てて、お、読みたい、と思って店頭探したのに全然見つからなかったんだけど。

本人、こんなに殺伐とした人間ですが、恥ずかしながらこーいうお洋服が相当すきです。どうしてこんなに、わたしが着そうな服ばかり載っているのだろう、何かのおねだりなのか…と恋人が驚いていた。ははは。

Danza/オノナツメ

Danza [ダンツァ] (モーニング KC)

Danza [ダンツァ] (モーニング KC)

等身が小さいほうの絵。かわいいしうまいけど、等身が大きいほうの絵の作品のが好みかも。うまいけど。つくづく。

古城の誕生パーティに呼ばれて、不仲の兄弟が閉じ込められてしまう話と、タイムリープの話が好きでした。

M1

今年もリアルタイム実況とかやってる人いるのかな…と、放送してる時間くらいに思っていた。たくさんいらしたようで何より。わたしは飲み屋でテレビがついていて、録画して来てるのに! って、テレビを見ないようにして、わーとか声が聞こえたら耳をふさいで「あ”あ”あ”あ”」ってやってやり過ごしてました。

サンドウィッチマンが本選では決勝に残れていなかったこととか、決勝2回戦進出3組への疑問とか、いろいろ書いてる人のをちらちら、今日になって読んで、なるほどなあ、と思った。気持ち入れて観てるといろんなことを思うもんなんだなあ、と。わたしは普通に感心しながら録画で楽しんでいたよ。

キングコング、どっちかって言うと嫌い(西野の圧迫ツッコミがこわくて苦手)(追い込む人と追い込まれる人の空気が切実すぎて笑えないことがある)(しかも割とよくある)なんだけど、決勝1回戦で彼らが出てきた瞬間、他のどのコンビともスピード感がまったく違って、あれはあれですごい技術だと思った。空気が変わった感じがあったもん。トータルテンボスを観るのはものすごく久しぶりだったけど、なんかうまくなっててびっくりした。サンドウィッチマンはすごく丁寧な笑いって感じがして、技術がしっかり感じられたなあ。今年は決勝2回戦の3組、どれも「うまい」っていう感じだったから、ラインナップも最終的な結果も、そんなに違和感は感じなかったです。

ちなみにネタ以外のところで、決勝2回戦進出が決まってしまって「もうネタはない」と言い切るサンドウィッチマンの2人に、「あったやん!」「俺、観たもん!」と地団駄を踏む今ちゃん、というコントラストの絶妙さが印象的だった。「一千万円でふたりでマンション引っ越します!」と言い放ったタレ目ボケの人が、ギャング映画でぼこぼこに殴られる下っぱ臭むんむんで素敵でした。

サンドウィッチマンは、わたしが今までに知っていた「東京漫才」のどれとも違ってて面白かったけど、敢えて似た匂いを感じた人たちを探すなら、芸風はまったく違うけどカンニングだったかも。なんとなくね。

ともあれ、最終決戦が接戦で面白い大会だったと思いました。あんまりあの2人、この後のスター扱いにキャラクターマッチしなさそうですけどね。

※追記:固有名詞とか M1 用語の間違いに気付いたので直したよ。(2007.12.26)

ふりむけばカエル

週末の飲み会で友達にコーヒー豆をもらったのだけど、カエルのラベルでかわええな…と思ったら、袋の口を留めているテープにもカエルがおったよ。

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コーヒー豆にも見えるところがたまらん。でれでれしちゃう。

味も飲みやすくておいしかった。ごちそうさまでしたー。

  • クリスマスらしさのあまりない週末。それなりにばたばたしてはいたし、普通においしいものは食べたけど。
  • クリスマスに際して「リア充」という言葉を初めて知った。勉強になった。
  • 先日、お友達がブログで紹介していたお洋服やさんで一目ぼれして、ワンピースを買った。お会計の段階でそこが彼女御用達のお店だって気付いたんだけど。それを着て彼女と会ったときに、ものすごくうらやましがっていたので笑ってしまっていたら、この週末、「やっぱり買っちゃった…」というメールが。爆笑。72年うまれと73年うまれがおそろいって! 何の悪夢だ!
  • 彼女はそこでものすごくたくさんお洋服を買っているのだそうで、確かにお店で見たお洋服はどれも、彼女の雰囲気にとてもマッチしていて好ましかった。そしてそのたった一度のお買い物で本日、わたしの元にも悪魔のプレセールハガキが…! きけん! きけんすぎ!(白目)
  • お洋服を、社会用のものと自分用のものに分けるなら、前者についてはわたしは圧倒的にフランスものによわい。学生時代がフレンチカジュアル全盛期に被っていたからなのかね…? 今、シャブリエのバッグとか普通に持ってるのってこの世代だけな気がするし。
  • 今年は20歳のときに父に買ってもらった、アニエスベーのAラインのロングコートを引っ張り出してまた着てます、ってさらっと書いてっけど、あなたたちの「20歳のとき」とは訳が違う。15年前のものですよ。すごいよ。
  • ちなみに自分用のお洋服でははずるっとした格好がすきです。週末にはひどい格好をしています。
  • 先週の木曜にモーニングを買い忘れてしまい、今日探し回ったけどどこにも売ってなかった。新宿路上とかに行くしかないのか。うーむ。

07*12*22

憑神

何故か家族でこれを観たよ。

憑神 [DVD]

憑神 [DVD]

主人公が、能力あるのに優しすぎ(優柔不断すぎ)て、そのせいであんまりアレな神様に取り憑かれて大変な目に遭って、でも最終的にはその優しさのせいで凹みを取り戻して、結果、「ま、よかったのかに?」みたいな感じで終わる話。

キャストが変に豪華だった。夏木マリの老け役はつくづく胸が高鳴る。佐々木蔵之介ダメ侍っぷりもエロス香川照之江戸っ子へタレ蕎麦屋がカワユス佐藤隆太の似非山伏も何が何だかわからないけどカワユス。

しかしなあ、なんで最後に原作者が出てくるのでしょうか? めかしこんじゃって。人情話というほどでもなかった気がするので、浅田次郎節としては不完全燃焼感を覚えた。影武者家系、っていうネタは面白かった気がするのですが、作品全体としては「ふーん」となって終了した感じ。子役が達者すぎてびびったけど。

それにしても妻夫木くんて、人がよさそうに見える役がやっぱり似合いますね。役者としては不本意かもしれないけど、あの顔を見たら「そうか、いい人なんだろうな」みたいに得心してしまう不思議さよ。若者のうちは絶対得だろうけど、年齢を重ねると、得なのか損なのかわからなくなってくる資質かもしらんね。

ED米米 CLUB の曲がなんか格好よかったです。エンドロールのキャスト、スタッフの名前が全部、本人手書き文字だったのが面白かった。

  • 起きたら父が「ちりとてちん」で泣いていた。
  • やったほうがいいことはいろいろあるのに、結局何もしないまますごしてしまった一日。あ、日舞のお稽古だけはした。
  • 考えごとをいろいろしている。考えごとは「やったほうがいいこと」ではないけども。
  • 寒すぎてとにかくびっくりする一日だった。冬ってこんなに寒かったっけ? 去年、みやこ音楽祭に備えて買ったウールのスパッツを部屋着の下に履いてすごした。
  • いろいろ考えている。本当にいろいろ。
  • 今日はさくっと寝て、明日は動き回ろう。まずは TSUTAYACD延滞料金を払いに行くところからだ。アッハッハ☆
  • 明日はこまごました用事がいっぱいあって、取りこぼしなく済ませるかが心配でたまらん。吉祥寺大正通りで新しくできてるお店群*1を覗きたいけど寄れるのか…marimekko路面店ももうオープンしたんだっけ??
  • 夜は忘年会M1 は録画で観る予定。今日の夕方やってた去年の M1 の再放送観たら、改めてチュートリアルで声を出して笑ってしまった。決勝の「チリンチリンネタの「行きずりの女と寝たよ」で飲んでたお茶を文字通り噴いた。
  • 最近お笑いを殆ど観なくなったんだけど、ネタを知ってるのに笑ってしまうっていうアレ、アレは何なんでしょうね。演者のドライブ感かね。久々にそういうのを味わった。
  • お笑いをがつがつ観てた頃は、吉本芸人さんがあまり好きじゃなくて、東京コント系のコンビに肩入れしていた。今でもその人たちは好きだし、笑わされるけど、吉本の芸人さんの漫才力もやっぱりすごいよなあ、と最近思うように。
  • わたしがお笑いのライブをがりがり観ていた頃に「若手」としていっぱいステージに立ってた人たちは今、テレビバラエティ番組に収まってる人が多い。ルミネとかでステージに立ち続けてる吉本勢に感じる強さは多分、客の前に立ってるかどうかの違いなんだろう。
  • 勿論、テレビカメラの前も、そういう種類の「客」の前、って取ることもできるのだけどね。お笑いのライブは値段が安いけど、その分楽しむのには体力が要るので、もう足繁く通ったりできないなあ。そんなことを思った。

*1:CINQ とか moi cafe とか

07*12*21

音楽系メモ

年末に見なきゃならんテレビ

あと、一時期話題になってた「みんなのうた」のトリビュートだけど、発売レーベルであるバッドニュースが出してるフライヤーをもらってたことを思い出してよく見たら、このサイトに載ってるのと曲順がちょっと違っていた。

  1. 切手のない贈り物(アナ
  2. バナナ村に雨がふる(toddle)
  3. メトロポリタン美術館ヒダリ
  4. 山口さんちのツトム君(HARCO)
  5. 南の国のハメハメハ大王ヒックスヴィル堂島孝平
  6. くまんばちがとんできた(スムルース
  7. むかしトイレがこわかった(石橋英子
  8. ビューティフルネーム(Cubismo Grafico×横山優貴
  9. コンピューターおばあちゃんハックルベリーフィン
  10. わたしのニャンコ(高野寛
  11. メッセージソング(堂島孝平)
  12. 天井クラウン荒井良二
  13. クラリネットをこわしちゃった(エビタイガー
  14. へんな家!(つじあやの with 堀下さゆり&小西透太)
  15. おしりかじり虫スケルトンズ

まあ、曲順はどうでもいいのだけど、クラムボンは参加しなくなったってことなのかな。色んな CD 販売サイトのテキストから「クラムボン」の文字が消されているね。残念ー。

このへん↓も気になる。

07*12*20

はてなワールドとやらを試してみたよ。

ぐーぐるまっぷっぽかったから、どこか知ってる街に行こうと思って恋人の住んでいる街に降り立ち、自分に似て見える顔のキャラクター(丸顔・丸鼻・セミロング・ミニワンピースとカーデガン重ね着・足元はスパッツレギンス)を選んで歩き回ってみた。でも、駅からいつも歩いてる道を通って恋人の家の近くまで来たら、なんか「っがーーーーーっ!!!!!」て叫びたい気持ちになって発作的にブラウザを閉じてしまった。

お店も建物も人もない街なんて、わたしはさみしくてやだわ。全然つまんない。

読み返し中の本

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

フラニーとゾーイー (新潮文庫)

思春期的なダメスパイラルにはまりそうなとき、高確率でこれを読み返したくなる。実際に読み返すことは少ないけど。

最後のカタルシスを楽しみに読むのです。じりじりと。

一杯の珈琲から (創元推理文庫 508-3)

一杯の珈琲から (創元推理文庫 508-3)

ドイツオーストリアが分断と融合を繰り返していた時代に、ドイツの金持ちが休暇をオーストリアで過ごそうとするとするものの、為替制限ではした金しか持ち出せない。宿はドイツで遊びはオーストリア、という裏技を編み出したのはいいけど、ある日、日中の財布であるオーストリアの友人と待ち合わせに失敗して…みたいな小粋で愉快な話。

この時期のケストナーなら「飛ぶ教室 (岩波少年文庫)」が正道かな、と思いつつ、半端に片付けたダンボールのどこにしまったのか分からないのでこっちを。久々に読んだらあまりにも粋でたまらん。

今ほしい本

ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ

ひとつの鍋から幸せひろがる 野菜たっぷり重ね煮レシピ

水を使わない重ね蒸しみたいな野菜の調理法の本。なんか、野菜のうまみが出てすごいらしいじゃないですか! やー、体験したいわあ。

07*12*16

矢野顕子「さとがえるコンサート 2007 - yanokami ジョイント公演」/NHK ホール

きのう観てきた。

今年のさとがえる@東京は1日だけ。師走の土曜、18時開演、3階まで満員の大人率の高い客席。皆うきうき、そわそわして、ステージ上をわくわく眺めて開演を待っている感じ。わたしの気持ちは、あの空気に触れると「師走」を強烈に感じるようになっているらしい。さとがえるだなあ、12月だなあ、って強く思う。今年もやっぱり、そういう気持ちになった。

最初は yanokami パートで「気球に乗って」の英語詞版である「sayonara」からスタート、そのほかにも3月に出る英語版のアルバムアレンジを何曲かと新曲、おなじみのカヴァーも。冒頭は英語詞っていうのも相まって、ヴォーカルが若干拡散して聴こえた。つまりちょっと聴きづらかった。アッコちゃんは殆ど弾かずに歌っているだけということもあってハラカミさんの独壇場、でもハラカミさんの音は冴えまくる感じ。途中で噛み合わない、殺伐とした2人のトークを挟みながら、新曲でアッコちゃんのピアノソロが爆発して、場の空気が締まった感じがあった。

曲によって、ふんわり、ゆるゆると気持ちよいところを適度に刺激されているような感じになって、眠くなってしまうのが yanokami のよさだなあ、と思う。芝居で寝るのはつまらない場合だけだけど、ライブで寝るのはつまらないからだけじゃない。気持ちよくて眠くなることもある。そういう、空気に音の粒がいっぱいになって、気持ちのよい弾力でぶつかってきて、とろとろっとほぐれてゆく感じ。今回も非常に心地よかった。

中でもよかったのは、ついこないだ放送で聴き返していた yanokami 版「ばらの花」。yanokami にとっての運命の曲ですね。これ、元々は岸田くんがヴォーカルのくるりオリジナルトラックをハラカミさんがリミックスしてる訳なんだけど、こないだの WOWOW「音の系譜」の岸田入りヴァージョン("yanokami-da" というとかいわないとか)よりもなんか、アッコちゃんだけのヴォーカルのほうがハマる感じが面白い。ハラカミさんの浮遊と疾走が目まぐるしく入れ替わるようなトラックには、アッコちゃんみたいな自在なヴォーカルのほうが合うのかもしれないなあ、と思った。勿論、岸田くんのヴォーカルには別のよさがある、という前提ですけどね。

締めの「恋は桃色」(細野晴臣のカヴァー)はじんわり、いい「うた」を響かせ、余韻を残して前半終了、20分の休憩を挟んで後半、矢野顕子ソロパート。「横顔」(大貫妙子)、「春風」(くるり)、「Alternative Plan」(エルレガーデン)、「ニットキャップマン」(ムーンライダーズ)、「すばらしい日々」(ユニコーン)とカヴァー三昧。「いもむしごろごろ」は去年の上原ひろみちゃんと競演したときのアレンジだったかな? オリジナルは「Watching you」と「PRAYER」。アンコールでは「ひとつだけ」で締め。

いずれも、うたがものがたるものを存分に伝える情感が炸裂していて、なんだろうなあ、やっぱり yanokami とは全っ然別のものですねええええ。カヴァーであれだけの情景を浮かばせるのって本当にすごい。いや、カヴァーかどうかとか、アッコちゃんにとっては全然関係ないんだろうけどさ。「PRAYER」は、クラムボンの「LOVER ALBUM」でのカヴァーも非常に秀逸で、わたしはこのアルバムが大好きなので、最近原田郁子ちゃんのうたってるヴァージョンばかりを聴いていたのだけど、アッコちゃんで聴いたら相当に別物で、郁子ちゃんのとは違う角度でしみじみ沁みた。

「春風」でも思ったけど、若いバンドヴォーカリストの人たちは、メロディに歌詞を乗せて歌っている傾向が強いけど、アッコちゃんはことばにメロディが寄り添っている感じがする。バンドの人たちのメロディのほうが丁寧だし、メロディがメロディとして存在しているのだけど、その分、聴いてると言葉がさらさら流れていってしまうこともある。それが、アッコちゃんがうたうと、ことばの抑揚にメロディがついてくるというか、とにかく、「ことば」がぼーん、と最前に飛び出してこちらに届いてしまう感じになる。結果、メロディが原型を留めない瞬間もあるのだけれども、でも、そのうたの本質においてはまったく崩さず、っていうか、場合によっては原曲よりも奥行きが増した形で聴き手にうたの世界が届いてしまう。でも、クラムボンにせよ、くるりにせよ、こういう「うたの力」に対して意識の高い方向に進化を続けてるバンドだと思うので、そのへんが同じ目的地を目指している人たち、みたいな感じですごくいいなあ、と思うのだった。

「PRAYER」という曲を初めて聴いてから何年になるのか分からない。でもゆうべ、あの歌詞の意味がすごくまっすぐ頭に入ってくる感じで、ああそうか、っていう変な感触があって、多分こうやって、「ああそうか」って思えるようになるのが年齢を重ねることの意味なんだろうし、「ああそうか」って思わせてくれる力を持つようなうたが、この先の長い人生において自分に必要なうたなんだろう、って思った。それはとても、とても豊かなことだなあと思うし、そうやって自分の人生の意味を支えてくれるようなうたを、わたしはこの先、選んで聴いていきたいと思う。先週のくるりの横浜公演に続いてそういう気持ちになった。このシンクロニシティは、わたしにとっては大きい気がするな、なんか。

アンコールで彼女が出てきたとき、2階か3階かから、「結婚記念日」「Super Folk Song をやってください」「お願いします」みたいな女性の絶叫が聴こえて、どうやら自分の結婚記念日を理由にリクエストを叫んでいたらしいんだけど、アッコちゃんはにっこりと笑って、「スィーディー(って発音するのだ)をお聴きください」と一言でばっさり切り捨てていた。その後、ピアノをぽろぽろ触りながら「…結婚記念日、おめでとうございます」と思い出したようにぽつぽつ言い添えていたんだけども。確かにアッコちゃんのコンサートはいつも事前にセットリストが決まってない、という話なんだけどさ、でもリクエスト受けるためじゃないしね、それって。彼女自身の「演りたい曲」を演るための自由度なんであって、そういうのを勘違いする感覚ってすごいなあ、と度肝を抜かれていたから、ぴしゃっと退けてくれて、すごくほっとした。

ラスト、アッコちゃんはピアノを緩く鳴らしながら、「来年ここでまたコンサートができるというのは何のギャランティもないことだけれども、でも、やっぱり、来年もまた、皆さん、この NHK ホールでお会いしましょう」と鈴を転がすみたいな声で甘く囁いた後、抑制の効いた、優しい内緒話みたいなトーンの「ひとつだけ」でアンコールを締めくくっていた。わたしにだけうたってくれたものではないけれど、あの場にいたすべての人に等しく届く素晴らしいうただったと思う。それじゃ我慢ができないなんて、ファンとして欲張りすぎ。記念日にはスィーディーをかけたらいいじゃない。そのためのスィーディーで、さとがえるは、「今」この瞬間のアッコちゃんの選んだ音を聴くための場じゃない。そんなことを思いながら、鼻をぐずぐずさせつつ、今年のわたしのさとがえるが終了した。

ところで関係ないんだけど、終演後、ロビーでくるりと堀江くんがエルレの3人と話しているのを見かけた。や、ホントは休憩のタイミング煙草を吸いに席を立った瞬間のくるりの2人を見つけて「あ」とか言っていたんだけど。休憩中、岸田くんがしきりに、ステージのほうを指差しながら佐藤くんに何かを喋っているのが見えて、あのステージに立ったことがある人が、ピアノ一台を伴ってステージの中央に1人で佇むアッコちゃんを観たとき、どういう気持ちになるんだろうな、と想像してみたけど、当たり前だけど、まったく想像がつかなかった。数日前、横浜であんなコンサートをしでかした2人が、あったかそうな服を着て、パンツバックステージパスを付けて、人込みの廊下普通に歩いているのを見たら、彼らも、アッコちゃんの「春風」を客席で聴いて、わあ、とか思っていたのかなあ、と不思議な気持ちになった。いろいろすごいな。この時代に生まれてよかった。ホント思った。

さ、じゃあまた来年も NHK ホールで。それまでに色んなことをして、色んな気持ちを味わって、一年分で身に着けたことを抱えて、またあの場所に行って、アッコちゃんのうたに泣かされたいと思います。来年のあの会場の座席を目指して、また一年がんばろう。うん。

忘年会終了

久々のディジェ、楽しかった。大きな音が出せないお店で、一定量以上の音量になると自動的にスピーカが落ちるシステムになってるのがびっくりだったんだけど、元々「喋りの邪魔をしない BGM」という趣旨で選曲してたからそんなにダメージもなく、まあよかろう、という感じ。繋ぎとかについてもほどほどに楽しみながらできてよかったス。

セットリストを軽くメモっておく。

今回の自分的縛りは「天使」「エンジェル」が歌詞かタイトルにつく曲。また悪い癖が出てカヴァーものが多いけど、オリジナルの曲はなんかみんなどこか、鐘の音とかチェンバロ的な音が入っていたり、ミディアムテンポだったりしてるのが面白いなあ、と選曲しながら思っていた。やっぱり「天使」ともなるとイメージが強くて、歌詞とアレンジ、どっちかがどっちかに引っ張られたりするんだなあ、みたいな。

この縛りを思いついてから色々探して気付いたんだけど、男性の曲のほうが「天使」ってよく出てくるのな! 本当は布袋寅泰バンビーノ」とか近藤真彦ミッドナイトシャッフル」とか松田聖子「天使のウィンク」とかもぎりぎりまで悩んでおりました。aiko は「花火」も「イジワルな天使よ世界を笑え!」もよかったんだけど、次点、という感じで漏れた。残念。

この「歌詞・タイトル縛り」は思ったよりも面白かったので、今後もしもデどこかでディジェやらせてもらえる機会があれば、また別のワードで己を縛って選曲してみたいなあと思った。「雨」とか「月」とか「花」とか。「電話」もいいね、まず曽我部だよね! あと「電車」は…多分くるりと矢野顕子ばかりになるね…(にっこり。

しかし、全体的に渋谷系世代の懐メロって雰囲気に転びかけましたね。「誘惑について」とか久々に聴いたら痺れたなあ。ヴォーカリスト田島貴男(現オリジナル・ラヴ)の頃のピチ。沁みます。久しぶりに、「聴きたい曲を聴きたいように」って以外の音楽の聴き方をして面白かった。主催の皆さん、やらせていただいてありがとうございました。

これすごい

くるりのふれあいコンサートファイナルで、ウィーンから招いたウィーン・アンバサーデ・オーケストラの弦楽部の誰かがステージ上から撮影した映像youtube にあがっている、よ!

D

途中、オケの全員について、岸田くんが1人1人、全員を紹介したんだけど、その中で「『時計のうた*1』を日本語で完コピしてる」とのことで、バイオリニスト楽器につけてるピックアップに向かって歌いだしたんでした。オケのメンバーネタあわせもしてあったらしくて、♪チークタク、チークタク♪のところを皆で合唱したりして、非常に楽しそうな感じ。この位置はアレだな、ヴィオラのあのパーマヘアの人の周辺だな…!

全員について紹介をする岸田くんもすげーな、と思ったんだけど、紹介される彼らの楽しみっぷりもものすごいものがあった。その楽しんでいる雰囲気が音に与えた影響は大きかったように思う。これ見て改めて、すごく特殊で多幸感に満ちたコンサートだったなあ、って思った。満腹。

*1:「恋人時計」のこと。

07*12*13

くるり「ふれあいコンサート・ファイナル」(パシフィコ横浜)

12/12、2日目に行ってきた。セットリスト、今回はパンフレットに印刷されていたので載せてもよかろうもん。こんな感じでした。

オーケストラを招いての公演、と聞いていたんだけど、ステージ上にいたのは20人くらいの弦楽団だった。そうよね、思えば管まで入っている音源というのは多分、ない*1。何故勘違いをしていたのでしょうか、わたしは。「ワルツを踊れ」の再現、というより、「THE WORLD IS MINE」の曲もたっぷりやっていたので、弦を入れてレコーディングした音源の再現、という感じだった。

雑なこと言えば、くるりのようにメンバーチェンジの多いバンドは、違う構成だった頃の曲をあまりやらなくても不思議はないと思う。メンバー2人になってから作った最新作を重点的に再現するのが、「これが今のくるりでっす」っていう、過去を上書きして最上層に「今」を塗る、みたいな自然なやり方だろうと思っていたんだけど、このライブはそういう質のものじゃなかったな。セットリストにもそれが滲み出してるじゃないですか。今のくるり、どんだけ自由なんだよ、っていうね。

髪を切った岸田くんは、子供みたいにてらいのない感じで、終始やたらと嬉しそうだった。「おおきに、ありがとう」って何度も何度も言っていて、どっちも西のイントネーションではあるんだけど、ちゃんと標準語でもお礼を言っているなあ、って。「31年生きてきたけど、多分、3歳くらいからずっとこういうことがやりたかったんやと思います」「ほんま、今死んでもいい、ちゅうくらいの気持ちよさです」「こんなん味わってしまって、明日から何をたのしみに生きてったらいいんでしょ?」って、なんかもう、いっぱい喋っておった。

普段、力抜いた喋り方することが多い人だと思ってたんだけど、まー言葉がわしゃわしゃ、溢れるみたいにたくさん喋ってたのは多分、彼も普通モードじゃ全然なかったってことなんだろう。ラスト、ダブルコールで2回目の「ブレーメン」やるとき、前日もダブルコールもらったけど、やる曲用意してなかったから1曲を2回やることになって、今日はなんか違う曲やるのかなって感じになったけど、でもやっぱりこの曲をやります! みたいなことを、すごい早口で何言ってるのか分からないようなよれよれの喋りで喋っていて、あらやだこの人すごい舞い上がってる! って思って笑ってしまった。こんな大それたライブとか京都音博とかを仕掛けたりするようなタフさがあるのに、子供みたいに舞い上がってる有様が大変にひどく無防備に見えて、すごくまぶしかったなあ。

今回のライブは完全着席制で、開演前のアナウンスで何度も案内があったりしたんだけど、音響のこと考えたらこりゃあしょうがないや、と会場入ったら思った。なんか若い岸田ギャルズはうずうずしてる子もいっぱいいたようだけど、生の弦があんだけ入ってて、ステージ上でも何箇所もアクリル板を立てて演奏者同士の生音の干渉を防止してて、相当音のバランスを取るのが難しいセットだったと思う。あれで客が立ったらもう、客席に出る音をコントロールするのは超絶的に困難になるだろう。PA 即死。岸田くんが何度も「絶対に立たんでください」て注意してたのもしょうがなかったんだな、って。でもその注意が、「立つと壁んとこ立ってる SP銃殺されます」なんつうお茶目さんなもんだったところがまたアレですが。ずるい男、て感じですが。

それでも、2回目の「ブレーメン」はラストだし、スタンディングオベーションでのダブルコールだったから、皆立って聴いていてね。そしたら、近くにいた女子が間奏で「うきゃー」と叫んで力いっぱい拍手をしていて、おいおい、と思った、ら、後半のテンポが変わるところで手拍子までし始めて、最後に大変後味の悪い思いをしました。なんですぐに手を叩くのかしら。猿なのか。身体を動かすだけが音楽の楽しみ方じゃない、というのをこれだけはっきりと伝えている岸田くんの今回のやり方をどうして尊重できないのか。楽しかったら叫ぶ、というのは直截的で正直ではあるけど、正直であれば許されると思う根拠は何なのか。自分ひとりが楽しめれば周囲はどうでもいいのか。

今回のドラムあらきゆうこさんは、ジャストでべたべた拍を刻むタイプドラマーではなかったので、例えば「ブレーメン」のリズムチェンジ後も、フレーズによって拍を微妙にもたつかせたり、アクセントを前に持ってきたり、生理的レベルでメリハリのあるビートを作っていた。だから、猿の一本調子な手拍子はすぐに音とずれていて、それにわたしが気付いたということは、せっかく気持ちいいビートが鳴っているのに、それを邪魔する雑音をも聴かされていたわたし、っていうことな訳で。最後だったからまあ、我慢の範囲内だったんですけど、彼女は最初から、曲が終わったときの拍手をするときに何度も「うきゃー」つってて、なんだかなあ、うるさいなあ、って思いました。

でもまあ、そんな話はどうでもいいや、楽しくないしやめやめー。えっとね、今回演奏の鍵になったのは、意外なことに弦楽団以上にあらきゆうこのドラムだったかなーというのがわたしに今残っている印象。弦が入った、という以上に、くるり本体の音がなんかいつもと違っていた、その度合いが強烈で、一端を担っていたのがドラムだったようにも聴こえたというか。やー、あらきゆうこはホントにすごかった……「GUILTY」であやうく昇天しかかった。「惑星づくり」「ARMY」「アナーキー」も、えもいわれぬグルーブがあってたまらんかった。「コンチネンタル」の休符の気持ちよさとか、比べるのも可哀想だけど、ニャッキーが叩いてたときのこの曲と別物みたいだったわあ。ほんで「WORLD'S END」。もう再び昇天寸前。この曲はむしろ、弦とかいらないんじゃ…っていう雰囲気だった。あらきさんとサポートギター1人いれば充分な感じだったので、CDJ とかでやったらいいじゃないかな、わたしは観られないんだけどね…(ショボン。

逆に、弦が入って面白いことになっていたのは「春風」とか「家出娘」。よく分からないスケール感が出ていて、もはや別の曲みたいになってて笑った笑った。「恋人の時計*2」や「スラヴ」「ジュビリー」は非常に音源に近い感じで芳醇だった。「グッドモーニング」があんな風に聴ける日が来るとはなあ。この曲らへんから、岸田くんの歌い方がもう、普段と全然違ってきていて、新しい扉が開きつつあるのでは…! とどきどきしてしまった。何というのか…お腹のほうから、身体全体を楽器として鳴らすみたいな太い声、声楽家が出す「いい声」みたいな、そういう声の出し方をし始めて、ええええええ、となった。岸田くんのあんな声、わたしはこれまでに知らんよ…うう、びっくりしたなあ。「アマデウス」とかすごかった。べ、別人…! て思った。や、まじでまじで。

1回目のアンコールでやった「男の子と女の子」は、わたしにとってちょっと特別な曲で、何故かというと、去年の10月、京都のボロフェスタで岸田くんが弾き語りをしたのを聴いて、改めてよさに目覚めた曲だったから。そのとき、空にはとても綺麗な飛行機雲がかかっていて、「大人になった女の子、僕をどこまでも愛してくれよ、何も持て余さないで」という歌詞がむちゃくちゃ沁みて、ちょっと涙が出たりしていたもんだった。

その曲を今回岸田くんは、アンコールで他の人たちがステージに戻ってくる前に、佐藤くんと2人だけ、ギターとベースと声だけで演奏していたんだけど、2人きりのこの1曲、入魂、という感じで、佐藤くんのベースも無茶苦茶歌っていて、岸田くんも力いっぱい、全力で全身で歌っていて、それはロック的な全力ではなく、入魂の弾き語り、という風な表現しかできないんだけど、ホントそういう感じで、あれはこの上なく「うた」だったと思う。ものすごく、多くを伝えてしまう力のある演奏だった。きのうも去年の京都と同じ歌詞が胸に迫って、虫歯アイスが凍みるみたいに沁みて、あのときからの己のこの1年余にあったいろんな、いろんなことをぼんやりと思って、またちょっと涙が出た。

岸田くんは、ステージ上にいる外人さんたちといっぱいアイコンタクトやら拳を打ち合わせる挨拶やらハグやらを交わしていて、その度にわたしの近くの席に座っていた女の子がいちいち嫉妬くさい溜息をついているのが面白くてしょうがなかった(物販の紹介中、Tシャツ着用の女性スタッフをステージに上げ、岸田がそのTシャツに書かれたオーストリアの地名を読み上げたときにはいよいよ「いいなあ…!」と口走っていた)んだけど、あらきさんとハグしてたときはさすがにぐうの音も出なかったのに笑った。そりゃあかなわんだろう、あんな小さな女の人が、あんな音を出してるんだから。若くて、世の中のことをあまり知らない女の子にだって、あの人のすごさは分かることでしょう。わはは。

そして、ステージ上でわやーっとなってる外人さんたちと行き違う度にコミュニケーションを次々重ねる中で、岸田くんは佐藤くんだけは避けるみたいにすっとすれ違って…そりゃそうか、やっぱり恥ずかしいよな…と思った瞬間、岸田くんが離れて行く佐藤くんの背中に飛びつくみたいにして抱きついていて、思わず、ぐがっ、みたいな変な声が喉から出た。ああ…すごい、ものすごいいいもん観た…ハアハアハアハア(腐。

…や、そうじゃない、そういうんじゃなくて! 違くて!! 違くっっってっっ! なんかね、7,000人入る大きな大きな会場で、2人だけになった今の「くるり」がステージの上で占めている面積っていうのはとても小さくて、ステージの上にはたくさんの「くるり以外の人」が上がっていたんだけども、それでも、鳴っている音は紛れもなく「くるりの音楽」だった、っていうそのことになんか、非常にやられた感じがあったのです。うまく言えないのだけれども、こないだの「音の系譜」でアッコちゃんが言っていた「大くるり」って言葉を思い出したり。

どれだけ手伝う人が増えても、あの2人はあの2人で「くるり」だし、そのこと重さとかしんどさとかもいっぱいあっただろうけど、それをあんだけの喜びに変えることができたからこその今回、だったんだろうなあ、って思って、そしたら、小さな指揮台の上に2人でぴょこん、て飛び乗ってオモシロなポーズを取ってお辞儀をした2人が、並んで笑っているだけで指先が痺れるみたいに嬉しくて、こんな綺麗な光景があるかしら、ってたまらん気持ちになった。と、そういう話。

楽器を増やして、音をたくさん重ねることで「うた」が浮かび上がる、っていうのは一見逆説的だけど、あの場で、わたしはその逆説の具象を観た、と思う。「JUBILEE」の歌詞じゃないけど、失ってしまったものがたくさんあって、それでも、重ねてきた痛みに導かれて「今」に至っている訳で、これまでの全部を含めての「今」を、胸を張って、岸田くんは高らかに歌っていたように見えた。おセンチで大変恐縮ですが、あの空間で、わたしはものすごく幸せだったのです。あれだけ綺麗で、喜びに満ちた時間を、同世代の人がつくり出したことに素直に感動して、彼らと同じ時代に生きてることを嬉しく、幸せに思った。とてもいいものを観たと思う。本当に、いいものを観た喜びでいっぱいになって、ありがとう、っていう気持ちで横浜を後にした夜でした。

こんな圧倒的でスペシャルなことを一度やってしまったら、次に何をやっても「あの時がピークだったね」って言われるのでは、という恐れだってなくはないだろう。彼らはまだ30代の入り口で、そんな若さであんだけのことをやって、この先どーすんの? ていうのは岸田くんも、「明日からどうしたら…」とか口走っていたとおりではあるのだけど。でも、岸田くんは、このことを「糧」にして明日からも音楽をつくる、というようなことを言っていた。だから大丈夫なんだと思う。この先でまた、きのうみたいな喜びをもらえるって信じていいんだと思った。くるりはいいバンドだ。本当にそう思う。手放しでそんな風に思えることの貴重さって格別だなあとしみじみ思った。

と、何を書いても似たところをぐるぐるまわってしまうのでここいらで。あ、今回のライブのためのウィーンでのリハの様子を含め、わたしの観た2日目のほうの演奏が CSTBS チャンネルで放映されるそうです。来年の 2/17(日)の夜。是非色んな人が観たらいいと思う。詳細はこちら。

http://www.tbs.co.jp/tbs-ch/ichioshi/special/quruli/

断髪済みの子供みたいな岸田のニイちゃんの写真がいっぱいあるのですけども、すべての画像の拡大ウインドに「くるりに密着」って書いてあるのが地味におかしい特設ページであった。

忘年会ー

やべえ、迫ってる! 一応リマインドしておこうと思いつつ寸前になってしまった…。

Lady Bownen/2007 christmas & farewell party

DATE: 12月16日(日)

TIME:17:00〜21:00

PLACE: 下北沢 escafe http://www.escafe.jp/

CHARGE:¥2500 (2drink,food,cakeつき)

詳細はコチラ → http://d.hatena.ne.jp/oolochi/20071114/p3

ディジェやらしてもらえるそうです。時間はわたしは 17:20-18:00 の予定だそうな。お暇な方、って言われても師走だし、あんまアレでしょうが、お茶がてらぷらっと寄ってくださったらウレシイ。おやつあるみたいですよ。

あ、もし来てくださるおつもりの方がいらしたら、明日中くらいにメールフォームから連絡いただけると非常に助かります。携帯ご存知の方はぎりぎりまで大丈夫ス。押忍

*1:後日追記:あった、管入れてる曲。「ハヴェルカ」は入ってますよね。急に思い出した。だから横浜でやらなかったのかなー。

*2ウィーンから来たオケの人たちを全員紹介してゆく中で、1人が「恋人の時計」のヴォーカルを(日本語で)完コピしてる、って言って岸田くんがステージ上で歌わせていたんだけど、そのとき何度も「時計のうた」って呼んでいたのでひどいと思った。照れるくらいならタイトルに「恋人」とかつけなきゃいいじゃんねー。げらげら。

07*12*10

Music Bar 〜 音の系譜・第5夜「矢野顕子×くるり」

WOWOW の放送を録画してもらったのをやっと観た。

公開録画も参加していたのだけど、その当時(8月?)ははてなをお休みしてたので、ミクシで適当メモっていた。今読み返したら、放映観た印象とそんなに違っていなかったので貼っておく。

  • あとね、きのうは WOWOW の公録で矢野顕子 with くるりを観て来ましたよー。抽選での招待制だったのだけど、マイミクさんのご厚意で関係者席に入れていただいて、本当にありがたいったらなかった。すごくすごくいいイベントだったので。
  • 矢野顕子は頭からお尻までずっといて、そこにレイ・ハラカミ岸田繁(単体)、またはくるり(今のツアーの編成=コーラス隊3名とサポートドラムギターオルガンの総勢7名編成)(アッコちゃんからは「大くるり」と呼ばれていた)がやって来たり帰って行ったり。全部で何曲やったのかな、12〜3曲くらい?
  • どれも非常にスリリングで張り詰めていて、音楽というかうたというかの持つ独特の力に溢れていて、しかしながら終始和やかで楽しそうで、実に素晴らしい演奏が立て続けでした。本当に、惜しい、みたいな気持ちになった曲が1曲もなかった。これはすごいことです。
  • 中でも特に印象的だった曲についていくつか。
  • 1曲目、ヤノカミによる「おおきいあい」。すっごい久しぶりに聴いた気がする! と思いながら、リアルタイムにこの曲を聴いていた頃(学生でした)(その時点で既にリリース直後ではなかった)のことが皮膚にきゅーっとよみがえってくるかんじ。ハラカミさんとアレンジしている曲はどれもなんだか、パーカッシブじゃない割りに、すごくビートを感じさせるものに聴こえるのだけど、この曲はシーケンサーループしてるみたいな大きなグルーブが出ていて、そこに乗っかるヴォーカルオリジナルに比べると跳ねる感じになっていて、でも大げさに跳ねるんじゃなくてすごく慎み深い感じに跳ねていて、それがなんというか…わたしも齢を取ったし、アッコちゃんも齢を取って、でもそれは劣化とは限らず、単純な変化として扱える部分もあって、そういう「移ろった」感じがえらい気持ちよく届いてしまって、とにかく嬉しくて幸せでしあわせで、しょっぱなからメロンメロンになってしまった。
  • ヤノカミの曲はどれも、曲の最中にちゃんと戦っている感じが。互いのペースをぶつけ合っているようで、非常にスリリングで物騒な匂いがするのがえらい面白かった。「Night Train Home」なんてどきどきしたよ。NHK ホールでくるりを伴ったさとがえるコンサートを観たのは2004年、あのときにハラカミさんもふらりとステージに現れて何曲か演奏していた、そのときのことを思い出していた。この曲が生まれたばかりだったあの頃。わたしはあの日に、生まれて初めて生でくるりを観たんだった。
  • その後、ヤノカミ+岸田くんで「ばらの花」。この曲もやっぱり、3年前に「本邦初公開のアレンジ」と言って演奏していたなあ。あの日も、この曲についてはアッコちゃんは珍しく立ちヴォーカルで奇矯なおどりを踊っていて、釣られてやはりふなふなとおかしな動きを見せていた岸田くんを指差して、わたしはひとり、「岸田ダンス!」と心の中で快哉を上げていた。きのうはまったくもってデジャヴ。笑った。
  • ヤノカミバージョンの「ばらの花」は、なんだかビートがとても難しい。途中、ハラカミさんが心配そうにアッコちゃんの背中をぐーっとねめつけているシーンがあって、ヴォーカルが入りにくい箇所だったんだと思うけど、でも、アッコちゃんは岸田くんを伴って、いともあっさりと歌っている感じがしてめちゃくちゃ格好よかった。丁寧に丁寧に、じっくりと声のトーンまでをコントロールして自分のメロディと言葉とを歌う岸田くんに、奔放なアッコちゃんのフレーズが重なって、ハモっていたかと思えば分離して別々の旋律を奏で、かと思えば高低が入れ替わってまたハモって…みたいな、とても自在で豊かなデュエット(って言わない?)でした。ハラカミさんが挑戦的につっかかってくるのを、うた2人で撃退、みたいな。うう、格好良かったなああああ…(ぽわわん。
  • あと、くるりと矢野さん、という構成でやった2曲が強烈だった。「Baby I love you」と「ブレーメン」。
  • 「Baby」はある種の日和ソングとして捉える向きがくるりファンにはあるようで、確かにストレートなラブソングだし、流麗でクセのないメロディーやアレンジの、どうした岸田? というような王道ぽい曲ではあったと思う。「NIKKI」の時期のくるりをよく象徴している曲というか。
  • でも、先月、戸田でくるりのツアーの初日を観たとき、コーラス隊を入れてのこの曲が、やっぱりすごく感動的だったんだよね。ホールの音響で、ホールの照明の光量で、タイトニャッキーのドラムで、その日のライブが始まってからずっとコーラス隊にコーラスを任せて歌ってなかった佐藤くんがこの曲で初めてコーラスを取って…分厚い人声による和音の美しさはなんだか、後光が差すような感じだった。あの演奏を聴いて、この曲のあるべき姿をやっと見たような気持ちに勝手になっていたんだけど。
  • 今回はそこに+矢野顕子ですからねえ。6人の声が重なるサビでも、ぽーんと前に飛び出ることができるアッコちゃんの声の力ったらなく、ピアノの押し引きも緩急自在。ギターソロのように旋律が振られていないのに、アッコちゃんのピアノが前に出る瞬間があって、力強いバッキングが胸にキまくった。
  • 思えば、フルバンド編成に乗っかる矢野顕子は久々に観たのだよ。彼女自身もそういうようなことを言っていて、「大勢でやるのが久しぶりで楽しい」「大きな音でね!」ってにっかーって笑っていたっけ。岸田くんが「すみません、デカい音で」と恐縮すると、「なんでえ? 気持ちいいよー?」ときょとんとしていたアッコちゃんがまぶしかったなあ。
  • 若い頃、フルバンドの中の音の駆け引きを、高速で駆け抜けてぶっちぎるような、そういうアグレッシブなピアノを弾いていたように記憶しているのです。今は、自分の呼吸の速度で歩いて、歌っていることが許されているし、それを志向している人だと思うけど、アドレナリンが出まくっている場での彼女のピアノの音の輝きも実に素晴らしく懐かしくて、こういう場がもっとあればよいのに、ってちょっと思った。
  • そしたら、「あぁ…やっぱいいわぁ、なんか…矢野さんに(くるりに)入ってほしいくらいですね」と岸田くんがぽわわん、と口走ったら「入るう?」と笑顔のアッコちゃん、それを見て岸田くんは「いやいやそんなん、全世界で20万人くらいを敵に廻すことになりますから」って失笑していて、アッコちゃんといると岸田くんは随分常識人に思えるから面白いよなーと改めて。
  • 会うのは久しぶりじゃないけど、一緒に演奏するのは久しぶりなんだよね、なんて、にこにこ喋り合う2人は「また一緒に曲書きたいねえ」「書きたいっすねえ」って言い合っていて、すごく微笑ましかったなあ。親子ほども年が違うのに、姉弟みたいな感じなんだもの。
  • この2人については、2人がそうやって思っていてくれれば絶対に、またそういう機会が来るんだろうなあ、って信じることができる人たちだ。マーケティング的な効果を計算しての競作、とか、一方的に目にかけられて断れなくて競作、とか、社交辞令で、とか、そういうのを案じる余地が一切ないから、手放しで信じていられるというか。勿論、この言葉を聴かなくても、また絶対どこかで再会して2人の音楽を作るのだろうと勝手に思い込んでいる部分があったけど、それでもやっぱり、こうやって言葉で聴くと嬉しかった。ものすごく。
  • それで、最後にね、矢野顕子+大くるりで「ブレーメン」を演ったのです。曲紹介の時点で「うひゃすごい」とか変な声を上げてしまったんだけど、音が鳴った瞬間からは、もう一切の言葉が出なかった。
  • あの曲って、音楽のもつ力をうたっている曲なんだと思う。異国の地で不遇の死を遂げた少年の、落雷で黒焦げになったクローゼットからこぼれたオルゴールのメロディ、その旋律が街の人々の心を躍らせ、少年の魂を故郷に連れて還る…っていう。どこにいても、いつでも、どんなコンディションであっても気持ちの片隅を離れないふるさとへの憧憬。そういうのがにじんで、えもいわれぬサウダージが濃厚に染み出してくる名曲なのですが、そこに加わったアッコちゃんのピアノがねえ、もう。
  • 女性的で、強くて逞しくて、とても堂々とした、力のあるピアノを乗せていた気がします。メロディの持つ力を損なわないように、へんな方向に捻じ曲げたりしないように、細心の注意を払って弾かれているバッキングが、あの民謡のような旋律にキラキラしたものを加えていてねえ。まっすぐだったなあ。泣くような余地がないくらい、まっすぐ、どーん、と来た。
  • 最後に、曲調が変わるところ。ブレイクでニャッキーが「ハッ」と叫んでからの各楽器の拮抗が素晴らしく、短いながらも濃厚な音のぶつかり合いだった。更に16ビートのシンコペーションに展開するところののびやかさに、矢野顕子のピアノが乗っかったらなんか、すごいことになっていた。鳥が飛んでるみたいな…翼をひと掻きして、その力でしばらく飛ぶ、みたいな、平泳ぎしてるときの手を掻いた後のけのび状態、みたいな、そういう流体力学的なのびやさかでした。
  • 音楽っていうのは、本当にうつくしくてつよいものですね。嵐嵐とうわごとのように騒いで、嵐のアルバムクオリティテラタカスとにやけている昨今でしたが、あれは音楽ではあるけれども「音楽だけ」の音楽ではなく、「音楽」そのもののちからというのはこういうものだったなあ…と久しぶりに強烈に思い出しました。
  • 幸せな音と時間をありがとう。ありがとう。

…あ、なんか最後に書いてるな、当時、一瞬ものすごく嵐に気持ちを持ってゆかれていましたの。今は、タレントとして好感を持っている、という程度の温度です。余談余談。

今回、放映で観て改めて思ったのは、「おおきいあい」のビート感がすごくて、曲の入りは隙間だらけだったのに、知らぬ間に何十分の一、みたいな繊細な符点がいっぱいついたうたとピアノが電子音ガンガン乗っかって、非常なグルーブを生んでいた、ということ。つまり上で書いてるようなことなんだけどね。

あと、「ブレーメン」がホントによくって、聴き直してもたまらなくって。わたしは公録の後、しばらくの間は、「ブレーメン」を聴くとピアノが頭の中になっていたもんだった。アッコちゃんのピアノの力のすごさをちょっと思い知らされた1曲だったんだよなあ。

アッコちゃんもくるりも一緒にやっているアメリカ人ドラマークリフアーモンドは、「日本語が分からないので、歌詞を分かっているはずがないのに、分かっているとしか思えないようなドラムを叩く」って、岸田くんもアッコちゃんも別々の機会に言っているのを聴いた(読んだ)ことがあるんだけど、アッコちゃんのピアノも、何というか、「ブレーメン」のうたの世界を、あの場にいた誰よりも理解して物語っていたように聴こえたのだった。

くるりが今年の夏に地元・京都で主催した京都音楽博覧会で発売した BREMEN Tシャツのバックプリントには、

Wataridori fly away forward boy's hometown "Kyoto".

とプリントされている。あのうたの指し示す、少年の魂が還るべき街に、岸田くんは京都を重ねている訳で、その京都でのみやこ音楽祭に矢野さんを誘って、彼女も毎年招待に応じていて、そこにある思い思いの思いとかがちゃんと胸に届くような、そういう豊かさがみっちり詰まったピアノの音で、あの曲をよりいっそう「あるべき姿」に近づけていた、そーいうちょっとした奇跡ぽい演奏だったなー、と、そんな風に、改めて堪能して楽しんだ、というお話。

えと、WOWOW ってリピート放送あるんでしたっけか?? あのね、見逃した方はもう、リピートの機会には是非に是非に是非に。今年のみやこ音楽祭に行った友達は、去年のアッコちゃんの弾き語りの強烈さが鮮明すぎて、イマイチ yanokami西部講堂を楽しめなかったと言っていたのだけど、この「音の系譜」の yanokami は冴まくっててものすごかったし、まあるい雰囲気でふんわり嬉しそうに笑い合う、演奏中の岸田くんとアッコちゃんの表情を見るだけでも、双方のファンにとっては非常にいい気持ちになる番組だと思うのです。

この嬉しさのまま、あさってにはくるりのオーケストラセット@パシフィコ横浜、次の土曜にはアッコちゃんのさとがえる w/yanokami だ。やあ嬉しいなあ。楽しみでぐずぐずと体の芯が崩れるってもんだ。えへへ。

週末にガンダムの2本目を…借りたんだけど、1時間くらいのところで音が! 映像が! DVD に傷がついてたみたいでしたのね…しょんぼり。来週末は忙しそうだから見られないかなー。再来週かなー、ってもう年末だよね…年を越すのかな…(ぼんやり

これを買わなきゃ。

hon-nin vol.05

hon-nin vol.05

サブカルみないで現実みろよ」

わっはっはっはっ、ごもっとも!

週末、恋人がこれを買っていたので横からチラチラ覗いていた。

このマンガを読め!〈2008〉

このマンガを読め!〈2008〉

あら、表紙画像が出ない…江口寿史だったんですけども、ランキング、1位は「海街diary 1 蝉時雨のやむ頃」だった。「このマンガがすごい!2008」でも確か2位。すごいや吉田秋生。「ラヴァーズ・キス (小学館文庫)」が吉田マンガで一番好きなわたしには嬉しい傾向だなあと思ったんだけど、「毎日かあさん4 出戻り編」も評価する人が多くて、ああ、と思った。そうだな、鴨ちゃんの話はほんとうに泣けた。泣かそうとしてないのに泣けて、だからものすごくつらかった。

松尾さんが、そういえば、電車かなんかで読んで泣けて困った、みたいなブログを書いてたなあっていうのも思い出した。松尾さんのブログを見ていれば、次の hon-nin に誰が参加するのが分かるような気がした。

07*12*04

クラムボン ライブドキュメンタリー「たゆ たう」シネクイントにて3週間レイトショー上映

クラムボン初のLIVEドキュメンタリー
たゆ たう
〜GOOD TIME MUSIC of clammbon
クラムボン12年の“軌跡”と“奇蹟”。
音楽がいつもそばにあるように。

出演:クラムボン(原田郁子ミト伊藤大助)
監督:障泱リ聡
製作:Columbia Music Entertainment/tropical co.,ltd.
配給:ビターズ・エンド
2007年/日本/DV/98分/カラー

1/12(土)より、シネクイントにて3週間限定レイトロードショー!!
連日21:00スタートTOP < たゆ たう GOOD TIME MUSIC of clammbon

楽しみ。

岡村靖幸ファンクラブ始動

http://www.okamura-yasuyuki.com/date.html

いろいろ特典も用意する、ってことなんだけど、すげー気になったのがこれ。

4)ファンクラブ限定イベント開催やグッズ販売等を予定しています

ex.) ファンクラブ限定ディナーショー

ファンクラブ限定コンサート

ファンと行くエステツアー

ファンクラブ限定グッズ

ファンクラブ限定音源

※上記の中から、会員アンケート等(今後実施予定)で要望の多いものを検討します。

… エ ス テ ?!

  • はてな記法を忘れてしまっていろいろ面倒くさい。
  • おととい、野球オリンピックアジア予選を見てたら大村(サブロー?)とか西岡TSUYOSHI?)とか、登録名日本でのと違ってる選手に気付いた。「なんで?」って野球好きな恋人に訊いたら「国際試合だから」と言われた。「じゃあ、国際試合だとイチロー鈴木なの?」と訊いたら、「イチローはイチロー。特別だから」だって。まじで? そんなのあり?
  • 父が新井の活躍に昂奮。何故なら阪神の鬼ファンだから。「アジア予選で真の四番として目覚めた後に阪神に来るなんてちょうラッキー」みたいなことを言っている。
  • わたしは巨人みたく、金で横面叩いていい選手を連行してくるようなやり方は好きじゃないんだよなー。勿論、選手にとって野球はビジネスでもあるんだろうけど、金のあるチームが必ず勝つ訳じゃないから面白いんではないのか、と思う。や、思いたい。
  • いっそ年間同じ予算でどういうチーム作りをするのかを競うスポーツにしたらどうなのか。まあ、そんなことしたら稼ぐ力のある選手は皆海外に流出しちゃうだろうけどさ…。
  • あと、今回の新井採りについては「阪神には金本がいるから…」って論調がとてもいやだよ。中学生連れションじゃあるまいし、四番任されてたチームよりアニキがいいって本人も思ってるかも…なんて、大の大人に失礼じゃなかろうか。軽くホモ扱いですよ。どうなのそれは?
  • きのうは藤川が投げたので嬉しかった。大事なところでストレートしか投げないばかで勝気なところがだいすきです。親もきっとばかだったんだろうなー、何せ下の名前が球児だもの。プロ球児になってくれてよかったよねえ、ならなかったら相当本人恥辱にまみれた人生を…。
  • あ、いえ、ばかって褒め言葉ですからね? 一応言い訳
  • 話は変わって、こないだ、35歳にしてファーストガンダムを見た。劇場版の1本目。ごめ…あの、すご、面白かった…シャアが格好良すぎてひどいのなー、びっくりしたよ。アムロダメさ、うざったさもイラっとさせられて非常に楽しめた。
  • ミライの団子鼻、フラウのあばたと足の太さが生々しくてすきだなあ。フラウは本放送当時の平均的な日本人女の子の体型ってかんじ。みんないつの間に細長くなちゃったんだろうか…でもきっとアレだろ、少年たちはみんなセイラがすきだったんだろ? やあねえ男子って(鼻ほじりつつ。
  • 心理的な描写とか軍事的なストラテジが複雑すぎてとても少年向けアニメに思えません。DVD のチャプタで「囮」というチャプタ名があったときは噴いた。幼少期にそんなの見たら人生がゆがむよ!
  • というか、別に少年向けじゃなかったのかなと思った。本放送当時小学生だったのでよく覚えてないけど、3歳上の兄はリアルタイムではまっていた…ような気がする。もしかすると意外と大人だったのだろうか、奴の脳みそは。
  • ちょっと前にエヴァンゲリオンもチラ観しつつレクチャを受けたことがあったのだけど、構造がちょっと似ているのね。主人公モラトリアム具合とか父親のありようとか、いきなりメインメカを操縦できちゃう選ばれし能力とか。影響下にあるってこと?
  • っていうかガンダムに話を戻しますけど、ブライトの細目が到底19歳には見えずに笑った。だいたい、どいつもこいつも子供には見えん。十五少年漂流記的な要素が…っていうのを wikipedia で読んだけど、そういう初々しさが絵面的にはまったく感じられず。アムロの肩の筋肉は少年らしからぬがっしりぐあい。冴場遼か。
  • 宇宙空間での戦いがむぬすごく格好いい。360度から砲撃受ける可能性がある、っていうのは相当どきどきする。あと、モビルスーツ同士の肉弾戦とかまじアガる。吹っ飛ばされて、背中に背負ってるランドセルみたいなのの逆噴射で止まる、とか、SF なりの不思議リアリズムを感じる。ミノフスキー粒子とかサー、念入りすぎ!
  • つーか宇宙空間こえええええよ! 大気圏突入燃え尽きたザコザクの操縦士の気持ちに変に同調してこえええええと思ってしまった。戦艦の外壁に穴が開いて、宇宙空間に人が零れてくのとかちょうこわい。空気が薄くて砲撃できないとかリアルすぎる。
  • 今、ランバ・ラルが出てきたくらいのところで終わったのかな? 時間ができたら続きを見ます、楽しみー。
  • 人間を2種類に分けるならガンダムを知ってる人と知らない人に分類されるが、後者は前者になりうるという点で前者に勝る。ガンダムを見るという楽しみがまだ残されている人生の美しさよ。
  • いえ、別にそんなに夢中になっている訳ではありません。普通に面白かったっつう話。すみませんね、35にもなってガンダムデビューとかして喜んでる中年で。ええ。
  • 閑話休題。両親が九州旅行してきて、どこぞの塩を何袋か買って帰路に着こうとしたところ、空港で塩が何やらのセンサーに引っかかったのだそうだ。いったい何が含まれているというのか…ミネラル鉄分? おそるべし天然塩。
  • そしてお土産の梅枝餅が非常にでかい。記憶にあるものと比べて大きさが1.5倍くらいだったので、どうしてなんだろうと考えたら、京都・上賀茂神馬堂のやきもち(葵餅)と混同しているもよう。我ながら記憶が粗忽。
  • 週末にみぞれ鍋をしたら手が痛い。多分腱鞘炎。食い意地張りすぎ。