Hatena::ブログ(Diary)

悪態の小部屋

ごはん日記:ごはんができたよ。

08*01*31

LOVE LETTERS 2008 SPRING SPECIAL

http://www.parco-play.com/loveletters/

ののちゃさんち*1で教わった、星野源×本谷有希子だって。え…………。どーなんでしょうかその組み合わせ…どっちのファンにとっても「え…」な感じになりそうな。んー。

というか、大人計画所属の役者さんでは初ラヴレターでは? おもしろい。役者としての源ちゃんの行く末はなんだか不思議な見通しに思える。

堂本剛が新たに『244 ENDLI-x』(ツヨシ エンドリックス)に改名!

ENDLICHERI☆ENDLICHERI』の名で知られる堂本剛のソロプロジェクトが『244 ENDLI-x』(ツヨシ エンドリックス)と改名したことを30日(水)付けの公式ホームページで発表した。

これまで堂本剛と『ENDLICHERI☆ENDLICHERI』は全くの別の物として区別されてきたが、今回の改名で本名である「244」(ツヨシ)が入ることで2つの世界観が融合される。

オリコン - Yahoo! ニュース

エンドリさん恋人からのメールで知って、冗談だと思ったらこんなことに…。おもしろすぎて困惑した。大丈夫にゃのかねいろいろ? 単純に☆に飽きちゃっただけ?

翻訳夜話2サリンジャー戦記/村上春樹、柴田元幸

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

翻訳夜話2 サリンジャー戦記 (文春新書)

昔に買って読んだものを再読。おもしろかったけど、村上さんが「キャッチャー・イン・ザ・ライ」を翻訳して、その監修を柴田さんが手伝った、その後の補足的な対談なので、やっぱり村上さんが「自分はこう思ったんですよね!」ってアツく語ってるところが多くて少々暑苦しいほど。柴田さんはいつも軽妙で素敵だけど、そういう対比で見ちゃうと村上さんが損するのは当たり前だよね。

この本が出たのって、「キャッチャー」(と村上さんは略してる)(そこにまた春樹節がむんむんと)の刊行に合わせた時期だったと思う。当時はこれを読んで、なんかすっきりしちゃって、「キャッチャー」そのものは読まなかった。今度は、これを読んだら「キャッチャー」が読みたくなったな。古本で探してみます。

愛別外猫雑記/笙野頼子

愛別外猫雑記

愛別外猫雑記

10年ぶりくらいに読んだ笙野頼子。ものすごおおおく読みにくかったよ文章が! 句読点を省くのは多分「文体」ってやつなんだろうけど、主観と客観が入れ替わる境目があいまいなので、現実なのか妄想なのかが混乱する感じ。そこが狙いというか、持ち味なんだろうということも分かるのですが、それにしたって読みにくいし、読んでる間に誰が誰だか分からなくなる度合いの激しさは翻訳推理小説以上だと思った。芥川賞作家って…ふう。

話としては、えと、これは小説って扱いなんだと思うけど、30後半になって猫に出会ってしまった中年の独居独身女性作家が、近所の野良猫に避妊手術をして地域猫にしたい、と考えたことから、近隣住民たち(猫フォビアやその仲間、猫好きを自称しながらも身勝手理屈で、平然と猫のためにならないことをしでかす女、等々)と対立して疲弊し、思いつめた挙句、千葉県に建売を求めて転居までしてしまうという、その顛末の一通りが描かれている。

でも、猫が好きだから、猫に幸せになってほしいから、っていうスタンスかっていうとそこが微妙で、どっちかというと猫と、猫を安全に暮らさせることにとり憑かれている感じ。なんか猫と対等というのでもなく、猫との暮らしに癒しや喜びを感じているというのでもなく、ただ、猫、という個性を眺めて呆れたり感心したり落ち込んだりしているだけ。冒頭でも、猫という友達をできれば助けたかっただけ、みたいに書いていて。家族とか恋人とかとは言わないのがユニークといえばユニークですが、うーん、友達を助けるために家を買うかなあ…うーん…。

途中途中に出てくる、「猫にひどいことをする人」の描写が本当に怖くて、この人が対象に怨念を持って描いていることがうんざりするほど伝わってくる。その負のエネルギーたるやものすごく、読むことでそのエネルギーにかぶれるような感じの疲れ方をした。猫ハナシって、かわいくてわくわくして癒しに満ちてて…みたいな期待は元々してなかった(笙野頼子だから)けど、なんかここまで来ると言葉を失ってしまうよ。

この人は、自分がいろんな面で世の中にうまく適合できない部分があることを知っていて、そのルサンチマンが原動力になってる部分があると思うんだけど、そこで行動するときの理屈が単一的で脆弱だ。勿論、それを芸としてわざと pretend してるんだろうけど、読んでてもやもやする度合いが半端じゃない。「猫にいいこと」「だめなこと」の区分の根拠が、周囲のこういうプロファイルの人が言っていたから、とか、本に書いてあったから、とか、そんなことばかりなので、自分の頭で選んでいる訳ではないのかな、と思う。その足場の弱さと行動に出たときの動力の大きさのバランスがちぐはぐすぎて、ハラハラせざるを得なくて、しかも他人に対する厳しさが図抜けているので、ホント、読んでてね、疲れた…。

でも、猫の描写がすごく的確で、そこは耽溺しないように自律しすぎて猫に触れない、みたいなストイックさが感じられておもしろかったです。何より、元の飼い猫が後から子猫が来ただけで吐いたりすること、1匹目が大人になってから2匹目を飼うと悲しいことになりやすいこと、仲良くやってた兄弟猫同士が引越し後に異様に仲が悪くなったりすること、等、なんか人間の軽いノイローゼの症例を読んでるみたいでおかしな気持ちになったりした。随分人間臭いのな、猫って。そのへんが楽しく読めたので、文章が読みにくかったけど我慢ができた感じ。おもしろかったけど変な本でした、予期したとおり。

コーラス

ハチクロスピンアウトが読みたくて購入。でもワンエピソードか…まあ、そういうもんですかね…。真山の髪型が伸びてて気に入らないヨ! 野宮さんが相変わらず奮ってらっしゃるが、山田カマトトに思えて、なんかどうも乗り切れないものがあった。

でも、真山に押し切られながら自己嫌悪に陥るリカさんがよかったです。リカさんのああいうとこがすき。はぐが順調にリハビリしてることとか、純粋に嬉しく思った。でもドラマの放送が始まってるからとはいえ、ああやって、一度は完結したはずの世界をまた商売の道具として取り出されるのって複雑ね…羽海野せんせえはそんなことは気にされてないようですが。

他に何が連載してるのか全然知らなかったんだけど、ぶっちぎりにおもしろかったのは東村アキコせんせえの育児漫画! あれすげー! わたしあれ読むためにコーラス毎月買っちゃうかもしれない…単行本でないのかなあ、今までの分も読みたいよ!

子供ネタってある程度おもしろくて当然なので、あんまり感心したりすること少ない(宮藤子育てコラムも最近立ち読み忘れることがあるのはそのせい)んですが、2歳児が「ひまわりっ!」の健一みたいな動きとかトリップとかをして見せるので、描かれていることそのもののおもしろさ以上の破壊力が。やっぱりすごいなあ、東村せんせえは。取り敢えず次号は拡大30Pらしいので買っちゃう気がした。にひひ。

soul of どんと 2008 〜どんとトリビュート soul show〜@SHIBUYA-AX(2008.01.26)

先週末行って来た。AX で着席制のイベントを見るのは2回目。どんとの曲をいろんな人が歌う、っていうのが soul of どんとの趣旨だと思っていたので、会場に入ってまず、ステージ上にアンプマイクスタンド椅子だけが置かれてる状況に、あれ? となる。バックバンドは? と思ったところで、そういえば、今回の出演者に kyon たちの名前がなかったことを思い出した。そうです、完全弾き語り対決だったんでした。びっくり。

結果的に、弾き語りだからこその持ち味の違いとかが際立って、すごくおもしろいイベントだった。アコギと肉声、というセット(が基本だけど何組かは例外あり)だったけど、うたの力が強い人、ギター和音が強い人、ビートが強い人、旋律が強い人、ギター1本でバンドサウンドみたいな人…と実に色んなアプローチがあるんだなーと。選曲の妙、みたいなところは全体的にはそんなには感じなかった(ひとりを除いて)(詳しくは後述)んだけど、よくぞ皆、こんな風に思い思いに…! と半分あきれるような気持ちで感心して見てました。

それぞれの感想とまとめ的なことをメモしつつ、長いので畳む。

続きを読む

  • 今日はばかみたいに更新してやったぜ。ここんとこ仕事が忙しくて、でも無理してやっつけ続けて、今日は比較的暇ができていたので、途中までメモってたものとかを全部まとめてばばんと更新したった。すっきり。
  • 寒くてどうにかなりそうなのにアイスを食べてしまいました。何をしたいんでしょうかわたしは。
  • 何度も何度も、書いては消し、書いては消し、していることがある。のどにつかえる言葉と気持ち。ある日いきなり、わたしと関わったあれこれを「なかったこと」箱にしまってしまった同性の友達のこと。
  • 書かずにいられなくて、書いては消して、また書いては消して、それでも本当は、ここに書いてどうなるもんでもないって分かってる。いつかまた話ができる日がくればいいけど、そんな日がこないなら、こうやって書いたり消したりしてる言葉は宙に浮いて、どこにも届かずにぐずぐずと腐ってゆく。それが彼女の望みなのかな、という気もする。
  • わたしは今でも彼女がすきだから、今、元気でいるならそれでいい、とおもう。本当だけど、嘘っぽくて自分でも腰が引ける。
  • まあ、35にもなって、こんな女子中学生みたいなもやもやを味わうことになるとは思ってなかった、という話です。じんせいは、本当に、なにがおこるかわからないね。

08*01*29

08*01*28

  • 今日、「人のセックスを笑うな」の指定席ネットで予約してたんだけど、母がちょっと体調不良だとメールが入ったので、映画に寄らずに職場からまっすぐ帰宅した。
  • でも、カード引き落としでもう代金も払ってるし…と思って、無駄にするのが口惜しいから、携帯からミクシを更新(職場では PC でミクシは見ないことにしているので)して、マイミクの誰かが代わりに行ってくれないかなー、と募集をかけてみた。でも結局誰も行けなくて、ああ、勿体ないことをしたな…と思って家に帰って PC でミクシを見てみたら。

f:id:oolochi:20080129012739j:image

08*01*25

爆弾低気圧

きのう、テレビで初めて聞いて驚いた。すごいネーミングセンスだと思ったけど、訳語なんですて?

http://blogs.yahoo.co.jp/wth_map/43585788.html

んー、過敏になりすぎるのもアレですが。少なくとも、きのう聞いたときは「すごい、がつっと寒くなったんや…」と伝わった気がしたし。んー。

空耳アワー

こないだ、会社の20代後半の男子社員から聞いた話。

年明けにク(→)ラ(→)ブ(→)に遊びに行った際、先輩的な人に後ろから肩をがっと組まれ、耳元で「あけおめぇ〜!」と言われたのだそうだ。しかし場所柄周囲が大変にうるさく、また、背後からいきなり現れた先輩の言葉を聞き取る準備もできていなかった彼の耳には何故か、この時節の挨拶が、

Fuckin' yo men!

と聞こえてしまったのだという。

ノリのよい彼は、目上の先輩的な人に向かって言われたとおりの挨拶をそのまま返し、「ハア?」と目くじらを立てられ、なんだかややこしいことになった。と、そんな話。

いやでもいきなり Fuck とか言わないでしょ普通日本語じゃないし! ってつっこんだら、「だってなんか、手とかもこんな感じ(中指薬指小指をくっつけて手首の角度をつけ、ひじから先を上下に振るしぐさ)だったんですよ」と言ってて更に笑った。意味わかんない、けど、ちょっとわかる気がするのがまた、なんというか。

CD メモ

連日メモ。今日の帰りか、週末に買いたい CD。

朧の彼方、灯りの気配

朧の彼方、灯りの気配

こないだこれを買いそびれたことに後で気付いてむぐぐ…となっていた。

出たね。買わねば。

Patchwork

Patchwork

出てるの知らなかった。楽しみ。

あとは来週のエレカシと再来週の「みんなのうた」。他にもなんかあった気がするけどおもいだせません。

08*01*24

映画メモ

観よう、と決めたので、できたら観たいなという予定をメモしておく。基本的には安く観られる日と劇場を組み合わせているけど、下高井戸シネマは会員になっちゃおう的な目論見を以ってメモ。

日にち限定メモ

ひなぎく・他
1/24(木)21:20〜/下高井戸シネマ
4分間のピアニスト
1/25(金)19:00〜/シネスイッチ銀座
自虐の詩オリオン座からの招待状
1/26(土)11:40〜+13:50〜16:00 頃/飯田橋ギンレイホール
魍魎の匣
1/30(水)18:40〜/丸の内TOEI2
再会の街で
1/30(水)か 2/6(水)19:00〜/恵比寿ガーデンシネマ
Little DJ 小さな恋の物語
2/1(金)か 2/8(金)19:00〜/シネスイッチ銀座
結婚のすべて
2/3(日)17:00〜 か 2/9(土)12:40〜/ラピュタ阿佐ヶ谷
ダイナマイトどんどん
2/9(土)16:40〜 か 2/10(日)13:00〜/ラピュタ阿佐ヶ谷
眠り姫
2/6(水)21:00〜/吉祥寺バウスシアター
ぜんぶ、フィデルのせい
2/6(水)か 2/13(水)19:15〜/恵比寿ガーデンシネマ
ヴィーナス
2/16(土)か 2/17(日)10:15〜/下高井戸シネマ

日にち限定なしメモ

エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜
今週+1/28(月)の週 18:30〜/下高井戸シネマ
ミリキタニの猫
1/28(月)の週 21:20〜/下高井戸シネマ
LONDON CALLING 〜ザ・ライフ・オブ・ジョー・ストラマー
2/4(月)の週 21:10〜/下高井戸シネマ
童貞。をプロデュース
2/11(月・祝)の週 21:15〜/下高井戸シネマ
once ダブリンの街角で
2/25(月)の週 21:15〜/下高井戸シネマ
めがね+バーバー吉野
2/16(土)〜2/22(金)/目黒シネマ
めがね+かもめ食堂
2/23(土)〜2/29(金)/目黒シネマ
ミスポター+エディット・ピアフ〜愛の賛歌〜
2/9(土)〜2/22(金)/飯田橋ギンレイホール

いっぱい書いたけど、仕事の立て込み具合とか体調とか休日の他の予定とかで観られなくなってもさほど気にしない、という程度。どっちかってと、こうやって予定を立ててること自体が楽しいんじゃないかという噂もあるよ。エヘ。

ちなみにロードショウ公開で観たければ定価でもいいや、な主義です。「人のセックスを笑うな」は定価で、早く帰れる平日に早めに行っとこうと思った。シネセゾン渋谷で平日 18:40〜 または 21:15、前日24時までオンラインチケット予約可能、と(メモ)。

それにしても、ここしばらく劇場で映画観なくてもいいやーという生活を送っていたから、観たいと思って観てない映画が溜まりすぎて、名画座系の映画館の週刻みのスケジュールにあふあふしてしまう。全部観たいのにどうしてくれよう! みたいな。これって、ひょいと行ける範囲に志のある映画館(2本立てとかの名画座系や、細かく上演日程区切っていろいろ上映するミニシアター)が多すぎるせいだよね…東京って何かにつけてそゆとこある。ほどほどにほどほどに(呪文

  • 仕事を終えて外に出たらあまりに寒いので驚いた。遠回りして座れる電車に乗って帰る途中も、座席で微妙に震えていた感じ。手袋をしたまま本を読んだらページがめくれなかったので、ふてくされてそのままうたた寝した。夕食の後に洗い物をしていても、手が痛くて水のまま洗うのを断念するほど。すごい寒さ。
  • かわかみじゅんこ、また新刊出たんですって? やばい、買わねば。
みどり姫 (Feelコミックス)

みどり姫 (Feelコミックス)

  • 今日モーニングも買い忘れた。ひどいな自分。明日買う。絶対買う。
  • 週の後半になると、週末に何を食べようかなーとか、そんなことばっかり考え始める自分をどうにかしたい。なんか久しく「お茶」みたいなのをしてないので、どっかのお茶やさんでおいしいおやつが食べたいなあ、とかとか。ぽわわん、と考えてる間に寝る時間がどんどん遅くなるという算段。
  • でも今日は夜のうちに髪を洗ったから明日の朝はゆっくり起きればいいのだ。嬉しいな、よく寝よっと。
  • 今日は嬉しいメールをもらって元気が出た。元気ない訳じゃなくっても、嬉しいメールは標準以上の元気を呼び起こすものなので。恋人とか家族とか以外にも、自分の動向を視界に入れてくれてる人がいる、っていう単純なよろこび。
  • 明日は仕事が終わったあと、自分の会社に戻って打ち合わせがある。その前にタワーとかルミネに寄りたいと思うけど、今期はバーゲンで何も買わずにやり過ごした自分が、最後の売れ残り70%オフ、みたいなところで意味不明の買い物をしてしまうのではないかと想像しただけで震えが。うう、がんばってこのまま自尊心を保とうじゃないか…!

08*01*23

雪の降る街を

東京でちゃんと雪が降ることは1年に数回あるかないかなので、ぼたん状の雪がしっかり降るといつも、10年くらい前の雪の夜のことを思い出す。

その夜は都内も結構な積雪で、わたしは三軒茶屋世田谷パブリックシアター内の会議室にいた。なぜかと言うと、宮沢章夫さんの戯曲史みたいなのの講義があったから。半年に渡って全6回くらいでやった講義シリーズで、まだ大学で教鞭を取られるようになる前だったことを考えると、割と貴重な機会だったのかもなあ、と思う。

その夜も、いつものようにレジュメ時間割を大幅にはみ出して、宮沢さんの自在な講義というかトークというか、は続いていたのだけど、何せ大雪、「帰れなくなると困るから」とほどほどのところで講義が終了。わたしはいつも通りに、三軒茶屋から東急田園都市線渋谷に出て、井の頭線吉祥寺JR 中央線、というルートで帰ろうとしたのだけれども、渋谷の時点で、一部の JR 線が積雪のために運転を中止していることを知り、それでもどこか他人事だと思いながら井の頭線に乗り、吉祥寺に着いてみると、駅には JR 全線運転停止、との張り紙がばばんと張り出されていた。

運転再開の見通しも立っておらず、タクシー乗り場も長蛇の列。当時は漫画喫茶とか、女性普通にひとりでも夜を明かせるような施設はなかったと思う。途方にくれて、取り敢えずわたしは PHS(が普通だった)の電波の入るところを探して(電波入らないところが結構あった)駅のまわりをぐるぐる歩きながら実家に架電。すると電話の向こうで母が、「お父さんが京王プラザホテルに泊まってるわよ」と言う。なんでも翌日早朝会議があるからと、日中の時点で京プラ勤務の知人に頼んで部屋を確保してあったのだとか。他に術もないわたしは、井の頭線を逆方向に戻って、明大前京王線に乗り換え、新宿まで辿り着いた。

ホテルに着くと、父の泊まっている部屋はセミダブルだった。当時、わたしは多分24〜5歳。父と会話をしようにも共通の話題は殆どないし、父に到底言えないこともそれなりに抱え始めているし、何を話したらいいのかまったく分からない、そんなくらいのお年頃だ。だのに、父と同衾するというのがなんかもう、これってどうなんだろうかなああああ、と思っていたところに、「お父さんはこのベッドカバーを外して床に寝るから!」とかあふあふと言い張る父。そんな風に言われたらあまりにも気まずい。「いや、いいから! 大丈夫だから一緒に寝よう!」と必死なわたし。気まずさ、更に倍増。正直かなりつらい状況。

気まずいままシャワーも浴びて、所在なさを誤魔化すためにテレビに釘付け、みたいなフリをしてニュースステーションをやたらとじっくり見た。父も横でテレビのほうを向いている。ぎこちない会話も途絶え、ぼんやりと画面を見るわたしたち。ブラウン管には、積雪のせいで家に帰れなくなった会社員たちが、同僚と飲み歩いたり、カラオケボックスを陣取ったりする姿が映し出されている。「みんな大変だねえ」わたしは言った。「明日も普通に仕事だもんねえ、大人って大変だなあ」。

すると父は、何を思ったのか急に、「あ、そうか」と明るい声を出した。「今日みたいな日はあれだな、要するに、若い男の子にとっては、女の子をホテルに誘う口実としてはうってつけだな!」。もう、どうしようかと思った。何を言うんだろうこの人は、と。気まずさという意味で、あれを超える体験はその後もない。父親ってのは何と困った生き物なのか! とあのとき、強く強く認識した。

勿論、社会人として10年以上を経過した今では、大人として共通の話題もでき、父との会話は至極スムーズなものになっているから、今なら同じ状況に直面したとしても、全然気楽に過ごせる自信はある。でも、父は当時勤めていた会社を役員まで勤め上げ、今は同業の知り合いの会社の手伝いをしている気楽な身なので、早朝会議のためにホテルをゴリ押さえすることももうないだろうと思う。父の知人の京プラの人ももうリタイアしてるだろうしね。

そんな訳で、あの気まずさも今となってはちょっと懐かしい記憶。思い返して苦笑いしつつ、今夜電車が止まらないことを祈るばかりのわたしなのでした。

  • 映画を観て帰ってこようかと思っていたけど、定時後のミーティングが入っていて普通映画館の最終上映に間に合わないし、ゆうべ2時間しか寝ていなかったし、えらい寒いし、であっさり普段の電車に乗って帰って来た。電車の中で本を読んでいる間に寝てしまい、iPod も充電切れ。起きたとき、なんか、ぽかーんとなった。
  • ここのところ文化活動をまったくしていないので、せめて本と映画はマメに触れてゆきたいものだと思い立った。通勤時間が長いのだから活かそうじゃないか。そのためには、日々よく寝て健やかな状態でいないと。満員電車で立ったまま寝てしまう状態より、1時間以上本が読める体力を常に持ち合わせたいと思う。
  • ゆうべは2時間しか寝なかった割に今朝、というか今日はぐんにゃりせずに1日を過ごせた。ゆうべちゃんとお風呂で暖まってから寝たからかなー。そんな訳で、今日も弁当作って既に風呂にゆっくり浸かってきたよ。
  • このあとちょびっと編み物するか迷い中。それとももう寝ちゃうかな。ほかほかした身体で、布団でゆるゆる悩むしあわせ。

08*01*22

英語

恋人は、なんてことない単語(日本語の)を子音のアルファベットだけに略すのが好きなんだけど、その単語のチョイスがいつも謎。「せせらぎ」を「ssrg」と略したという話は、本人と知り合う前から武勇伝として周囲の人から伝え聞いていたくらい。時々、あまりの謎さに失笑させられるのだけど、そうすると「俺、英語が得意だからなあ」とかしらばっくれたりもする。

でもこないだ日比谷線に乗っているとき、社内アナウンスで「次は小伝馬町(こでんまちょう)」と流れた途端、「CDMA1 だね」と言ったときは正直ちょっと感動したのでした。「1」が惜しいことよ。

ちょっと嬉しい

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見えるかのう?

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マメに整理してないからこその嬉しさっていうかね。

  • 松尾さんのブログで垣間見る日々メニューがなんか進化していて驚く。進化っていうのは、日常ごはんぽくこなれてきている、っていう意味。メニューが大げさじゃなくなって、なんかずるい! と思った。うらやましいな、わたしも日々そういうごはんを作りたいものだよ…。
  • 料理は習慣だ、っていうようなことを、昔、誰かに向かって言った記憶があるけど、正しくは「食事は習慣」だって思う。ごはんを作ることに過剰な意味を持たせている間は趣味的な域を出ない。生活と寄り添う「ごはん」のひとつのバリエーションが「料理」だと思うし、料理に生活を侵食されては元も子もないしね。
  • 松尾さんの日々が健やかであればいいな、と偉そうなことを書いているわたしの毎日が一番健やかではないのだ。もう頭が疲れて限界なので帰る帰る。

08*01*21

こゝろをすなおに

きのう、やっと初詣に行って来た。深川不動尊。

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開運チャームつきみたいなおみくじをやったら、大吉な上に招き猫。よすぎてなんだかこわい。でもお金が貯まったらいいなあ。

ちなみに恋人小吉、「ぶじかえる」のカエルだったよ…え、駄洒落

週末は、体調が悪くなって作ろうとしてたごはんが作れなくなったり、なんか不本意な面もあったけど、いい買い物ができたり、知らない街を歩いたりして、ゆるゆるした時間を過ごせて楽しかった。その分、今週もおしごとがんばりまっす。

CUT

Cut (カット) 2008年 02月号 [雑誌]

Cut (カット) 2008年 02月号 [雑誌]

表紙と、表紙の2人のグラビアノックアウト。や、買ってないですけどね。蒼井優ちゃんはどうしてこう、「役」でどんどん顔が変わるんだろうか。メイクだけの問題じゃないわ。

優ちゃん松山ケンイチくんのグラビアの後に続くと、某J事務所アイドルグループAのM本せんせえのモノクロの写真がなんか、すごく女性的に見えたなあ。無性別というか。

08*01*18

  • つかれた。まだ職場。そろそろ限界なので帰ろう。最低限今日しないといけないことは一通り終わったからいいや。
  • 月曜は終日、イレギュラーな業務で人前で喋りっぱなし。だもんで、昼休みにわき目も振らずに作業をしないと即死というかんじだ。つらい。
  • でももう週末なので一旦仕事のことは忘れますねん。この週末は久々に、恋人に食べてもらうちゃんとしたごはんを作ったり、お買い物に行ったり散歩をしたり、できればお菓子も(炊飯器で)焼いたりしたい。
  • グループ魂DVD も観たい。特典ディスク(という名のメインコンテンツライブ映像のディスク)をまだ観てないんだぜ、まじかよ!
グループ魂の慰安旅行~特典・ライヴat横浜BLITZ~ [DVD]

グループ魂の慰安旅行~特典・ライヴat横浜BLITZ~ [DVD]

  • 魂といえば、来月のロフト、いちおう買ってます。楽しみね楽しみね。
  • でも実は宮藤ドラマ「めぐる」をまったく観られていません。録画もしていない…今日もさすがに間に合うかと思ったらダメだった、もう絶対間に合わない。ううう。
  • クールのドラマ、医龍SP(去年放送分まで)、働きマン、と全話録画したのに一話も観られずに今に至る。ひどい話。わんせぐ携帯を買って録画して通勤電車で観でもしない限り、ドラマとかもう観られない気がする…もしくは引越すか…。
  • 今日は朝6時半に家を出て、早めに出勤してがつがつ仕事をしたんだけど、その間中、頭の中でくるりの「ハローグッバイ」が鳴り続けていた。なんででしょ。分からないけど、何だか胸がぎゅうぎゅういってたのよ。
  • あの曲の「このきもちせつめいできる〜」ってところの譜割りがすごくツボで、たまらなく気持ちよくて、たまらない。
  • この気持ちよさを言語化して説明できたらいいのに、とも思うけど、説明できたらわたしは、自分のツボを押すような曲を書けるようになっちゃうのかも。なぜだか気持ちがいい、というくらいのがいいのかな。
  • 歩きたいのに雨が降っている。
  • 毎週、平日に週末を楽しみにしすぎていて、週末になると、期待が空回りしそうで怖くなる。子供みたいですよ、最近のわたしは。
  • さて、帰ろうっと。

08*01*16

原田郁子ソロ、ふたたび。

「気配と余韻」
2008年3月5日発売
初回限定盤は本とCDが一緒になったブックCD!
・COCA-16075 / ¥1,575(tax in)
通常盤も同時リリース
・COCA-16072 / ¥1,260(tax in)
2008夏公開映画百万円と苦虫女主題歌「やわらかくて きもちいい風」含む全6曲収録 Clammbon OFFICIAL SITE - いくこ

しらなんだ。たのしみだな。つか↑でリンクしたページの郁子ちゃんの画像がやばい。かわいい。

矢野顕子弾き語りコンサート@フォーシーズンズ椿山荘

「an evening with 矢野顕子 〜春をめでる〜」
2008年3月19日(水)フォーシーズンズホテル椿山荘東京 Ball Room
 受付 18:30〜 / お食事 19:00〜 / コンサート 20:15〜
 全席指定:28,000円(税込)
 ※お食事は桜にちなんだフレンチディナーのフルコースです。
 ※お食事開始時間までにご来館されますと、ごゆっくりとお食事を楽しむことができます。
 ※演奏の妨げとなるお子様の入場はお断りします。 Akiko Yano official web site - Live

ぎゃっ。いいいいいいいいきたいですけれども、これはさすがに! 平日だし!

  • MacBook Air は魅力的だけど、値段がかわいくなさすぎて唸った。最近アップルの新製品の中では価格帯のかわいくなさが出色。割と手軽に新製品手に入る状況に慣らされてしまったので、気持ちがついてゆかなくて困るったら。
  • 一緒に行ったお友達に教えていただいたのだけど、「クワイエットルームにようこそ」の11月のトークショウ(宮藤官九郎×りょう)のときの写真公式のスタッフブログにアップされていて、わたしの後姿が写っていたよ。あらあら。しかしこれ、いつ撮ったんだろうか。覚えがない。
  • 去年の11月にはてな更新を再開して、「あわせて読みたい」に登録してみたんだけど、気付けば日ごろ接点のない、いわゆる素敵女子ダイアラさんのブログリストされることがたまにあって、あらあ、と思いながらちまちま拝見したりしている。最近のちょっとした楽しみ。
  • 何故、素敵女子が素敵な日常を綴ったオサレブログがわたくしのような汚ブログの「あわせて読みたい」にリストされているのかは謎。すごく謎。「あわせて読みたい」は一応、共通の読者が多いとリストされる仕組みになっているらしいけど、あまりに接点がないので本当かよ、と疑いすら抱くほどなんだけども。
  • でも、今まで読んだことのなかった方々のブログで、その生活の素敵さを垣間見るのは意外なほど楽しく、日々ぽわわんとなりながら拝読してます。素敵女子の日常ってホントに素敵なのねー、なんて少々びびったりもしているけど。昔は「素人が生活晒してどうする」「読者モデルかよ」とか思ってたんですが、今は、会ったこともない方の日常をチラ見させていただくのは無責任に楽しく、にこにこしてしまうものだなあ、と思ってます。楽しい
  • そんな風に拝見するようになった方の中のおひとりで、ブログに割とまめに写真をアップされている方がいらっしゃるのだけど、小さなものはご自身の手でぴっと持って写されていて、そのつめがものすごくきれいなことにびっくりしてしまった。
  • きれい、って言っても塗ったり伸ばしたり研いだりしているきれいさではなくて、白いところがなくなるくらい短く摘んでらして、何も塗ったりしていないナチュラルな状態のつめが、小さい桜貝みたいにピンク色につるんと光っているのです。付け根には半月型の空気がくっきり。日々の暮らしのことをちゃんとやっている、大人の女性のきれいなつめ、という感じ。
  • 実は、最近新しくできた年下の女友達の指先にも、同じきれいさを認めたことがあったのだわ。わたしは手先が本当に不器用で、つめを自分で塗ったりするのがすごく苦手(特に右手のつめが)で、だから負け惜しみも含めて、大人の女性のつめがあんまりきれいに塗られていると「お米は研がないのかい…?」とか思ったりするのですが、素のつめのきれいさっていうのは実に、実によくって、仕事も家庭も楽しんで両立しているように見える彼女のつめのきれいさに、ひそかに憧れを抱いたものでした。
  • ネットのあっち側にも、わたしの日常の近くにも、きれいなつめをした大人の女性がいて、わたしもできるならばそうありたい、と思う。元々の性質ももちろんあるけど、つめとか髪って食べ物睡眠時間がつくるものだし、30すぎるとより一層そうだからね。
  • こないだ風邪を引いていたとき、ろくなものを食べないで寝込んでいたら、肌よりも髪に栄養がいかなくなったらしくて、ぼっさぼさのばっさばさになってしまって本当に驚いたんだけど、つめも同じで、きちんとした生活をしているかどうか、素の状態にばっちり出る。そういう種類の「きれい」を大事にしたいものだよ、と思う昨今なんである。
  • 今年は、毎日の暮らしとか睡眠とかを丁寧に積み重ねてゆきたいです。ほんで、きれいなつめをした新しい友達とたくさん喋って、もっと仲良くなりたいと思っている。楽しみだな。

08*01*15

軽薄と水色/かわかみじゅんこ

軽薄と水色

軽薄と水色

タイトルがすばらしい。表紙の色合いに本屋でどきどきした。

新作2作が豊島ミホ原作のやつで、旧作3作とコンバイン。新作は絵のトーンが丸く、繊細になっていて、台詞の感じも生々しくなくなって来ているなあと思う。旧作みたいに読んでてチクチクする感じは減ってるけど、でも、時々ぐっさり刺さるところは相変わらず、というか、むしろ刺さり方が奥深くて重い。

最近の作品はちょっと寓話的なんですよね。その分、痛さも直接的じゃなくなってるのかも。旧作のがムラがあるけど、「アイム・ア・キトゥン」のお姉ちゃんの台詞のひりひり感とか、最近の作品とは随分違っている気がする。わたしは旧作「エア・マリー・アダム」の、リナのキャラクターとかがすごく好きだったな。この時期のかわかみじゅんこ節全開! という感じで、笑えるけどかわいそうでたまらない。新作のトーンも、これはこれで好きなんですけどね。

螺旋のゆくえ/秋月こお

富士見二丁目交響楽団シリーズの新作が出てたのに気付いたので買った。えーと…ここまで来るともう BL がどうとかじゃなくなってきてますね…人間ドラマすぎて、読んでいて「飴」が少ない。「鞭」ばかりでシビアすぎる、ってほど現実的な話ではないんだけど、なんか、当初楽しく読んでたところから随分遠くに来てしまっているような気が。それがいいんだ、という向きもあるんだろうけど。

桐ノ院が言っちゃいけないことを口走ったところで、読んでてちょっとがっかりしてしまいました。言うにしても、あのタイミングではちょっと。信頼を損なうに値する失言、という感じで、この後、悠季がまた無条件に彼を受け入れられるような心境になるのか、なんかよく分からん…と思った。許せるほうがおかしいのでは、という気もするけど、どうなのかな。

いずれにしても、エロ邪魔な BL、という意味不明なことになってきてるのが面白いなあと思いました。この話、もはやエロだけが突出して超現実だ。

演劇ぶっく

演劇ぶっく 2008年 02月号 [雑誌]

演劇ぶっく 2008年 02月号 [雑誌]

小林さんは、なんかもはや動物みたいだなあと思った。小動物、と呼ぶにはデカすぎるけど。記事はざっと読んでもまったく頭に入ってきませんでした。立ち読みで充分と判断した次第。

  • この間 CDJ で若い子の楽しみ方が感じ悪かった、みたいにブチブチ文句を書いてから、自分でずっと、なんかちょっと引っかかることがあって、いろいろ考えていたんだけど、例えば DJ ブースのノリが気持ち悪いのは若いお客のせいだけじゃなくて、馬鹿みたいにヒット曲を次々かけて、へんな手振りとかを率先してやって見せる、ステージ上の DJ の誘導があるからなんだよなあ、って思った。
  • フェス最高、知らない人とハイタッチとかしてちょう楽しい、そのはしゃぎに乗っかってこない客とぶつかっても別にわたしは悪くない…っていうのも、主催であるロッキンオンの論調があんなで、ラヴがどうとか、だらだらと字幕をステージ横のスクリーンで流したりしてるから、なんかその気にさせられたりしてる、っていうのも大きい気がするし。つまり、若いお客さんの吸収力のよさが問題なんではなくて、そのスポンジに安易な液体を注いでる大人たちの問題なのかなあと。
  • 若いってだけでいい気になってる、みたいに書いたけど、思い返してみれば、自分が20歳のときなんて全然普通にいい気になっていたよね。特に当時はバブルの余波が残ってたし、なんか若者全般がだらしがなくていろいろひどかった。若くて元気でいろんな可能性がまだ目の前に並んでいて、そんなの、いい気にならない理由なんてないよなあ、と思う。
  • 彼らがいい気になることが問題なんじゃなくて、そこにつけ込んで、目先の楽しさばっかり教え込む大人のモラルのなさのほうを気にするべきなんだろう。いやなのは、若い子の「よろこび」を安く買い叩こうとする大人の安易さ、愛情のなさだ。書きたかったのは多分、そういうことだったはずだった。そこをごっちゃにして、若い子への攻撃みたいなことを書いたのは失敗だったなあ、って、自分でちょっと反省した。若い人たちに失礼なことを書いてしまったよ。ごめんなさい。
  • それというのも、きのうが成人式だったでしょ? 考えてみたら、去年できた友達の中には新成人が3人もいるんだけど、でも、彼や彼女はものすごくしっかりしていて、学校勉強だけじゃなく、バイト部活趣味恋愛を通して社会のことや世の中の仕組みをどんどん見聞きして、自分の頭でいろいろ考えて、すごくたくさんのことを吸収しているなあ、といつも感心させられているのを思い出したんでした。
  • 自分の20歳の頃と比べたら、平成生まれの彼らの大人っぷりは戦慄を誘うほどで、そんな彼や彼女と、フェスで周囲にぶつかったりしても平気でいる子たちと、本質的には違いなんてそんなにないんだろう、と思い当たったんですな。個別に知り合いじゃないからって、若さ=バカさ、みたいに扱うのは失礼な話であったことだよ、と思った。
  • まあ、若いってことは知ってることが少ない、ってことでもあって、そこに対する自覚がなくて、若さだけを得意げに振りかざす人も、確かにいない訳じゃない。でもそれはフェス会場に限ったことではなくて、一般論、って感じ。フェス会場に限定するなら、その場を作っている側の問題に帰属していると考えるべき、というのが今の暫定結論です。前言撤回とまでは言わないけど、随分と言葉が足らなかった。今後気をつけたい。
  • 関係ないんですが、「ゆらいジェネレータ」での検索からのアクセスがものすごい数になっている。何があったのか? 謎。

08*01*14

  • 本日、日舞の新年会が無事終了。身内だけの簡単な発表会も兼ねているので、10年以上ぶりに人前で踊ったよ…疲れた…。
  • わたしは花柳流の名取なんだけど、名取試験受けて合格して、名披露目で「八百屋お七」を踊って、そのあと1年でお稽古を止めておった。理由は母がセンセイで、親子関係と師弟関係の割り切りがうまくできずに、ものすごいストレスだったから。子供の頃からずっと嫌々やっていたので、一個人として母との関係を考えて、24で「もうお稽古したくない」と真面目に話し合って、お稽古を止めたということだったんだけども。
  • 母は本当に日舞が好きなヒトなので、娘のわたしがお稽古が好きじゃない、止めたい、と言ったとき、たいそう悲しんでいたのだと思うけど、「あんたはまあ、しょうがないわよね」と諦めていた風でもあった。名取になるまでにそれなりにお金もかかっていたはずだけど、それも母のエゴだったと言えなくもなくて、その時点ではお稽古を止めることでしか、わたしは自分の気持ちの整理がつかなかったし、母もその点を理解して、残念がりながらも納得していたと思う。それから10年、わたしは日舞については、演者としては一切関わらず、会の手伝いとかしかしてなかった。間、6年くらい実家離れてもいたしな。
  • でもおととし? 実家に戻って、去年からお稽古を再開した。10年ぶりなので、そりゃあもうひどい有様で、でも、この10年でわたしもたくさん芝居を観て、舞台で何かを演じるということについて、10年前とは随分違う感覚を持つようになったので、踊ってみたら、意外と面白かった。つっても、身体は本当についてゆかなくて大変だったんだけども。
  • 10年分を取り戻すことはできないけど、また一から身に着けたいなあ、とお稽古を始めた理由は、4年に一度やっている大ざらいが今年の10月にあって、そこで、今月で90歳になる祖母と一緒に踊れたらいいなと思ったからだ。祖母は60代になってから実娘であるわたしの母に習ってお稽古を始めたヒトで、健康のために、とか、そういうレベルであっても、90になるまで欠かさずお稽古を続けていて、楽しんで踊っている。一人でもずんずん歩いているし、本当に元気なんだけど、それでも90だから、いつどうなるか分からないなあとも思う。
  • わたしも、やっと親との葛藤とかよりも、自分のために楽しんで踊ることができるようになったので、祖母と一緒に踊れたらなあ、と。今年の大ざらいは踊れても、4年後はどうなるか分からない訳だしね。今回が最後のチャンスかもしれないから、何とかできたらいいな、と思っている。こういう風に自分が思えるようになったことが、自分でなんだかすごいなあ、と思う。
  • わたしの周囲には、独身仕事をして、自分のお金や時間を全部自分で使っている20〜30代のヒトがたくさんいて、一人暮らしをしている頃は、その人たちと同じ感覚で自分もいたんだけど、おととし? に実家に戻ってからは、誰かと一緒に住むってことは、自分の持ってるもの(お金とか時間とか)が自分だけのものではなくなるってことだ、というのを思い出した。
  • 最初は、周りのヒトみたいにできなくなった自分の状況にちょっといらいらしたりもしていたけど、でも、その分、眠れない夜とかにも、今自分がひとりじゃなくて、隣の部屋で両親が寝ている、て思うだけでちょっと気持ちが楽になったりもしているし、仕事から疲れて帰って来たときに、母の作ったごはんがあったりもする訳で、そうやって自分はずっと育って来ていた訳で、そうやって、誰かと毎日一緒に暮らすってことの意味とかに、改めて思い至っていた。
  • 日舞も、お稽古を始めたことで、土曜日が丸々一日自由にならなくなったり、ちょっとお金がかかったり、いろいろ面倒はある。でも、それを「面倒」って思って切り捨てたとしても、その分手にした「自分の時間」とやらで、そんなにすごいことをできるのか、っていったらそんなこともない。そのことが分かっただけでも、お稽古を止めて10年、実家を離れて6年いた意味があったのかなあ、とちょっと思ったりもしている。
  • 実家を離れていた6年間、自立していたつもりだったけど、「今更誰かと一緒に住むなんてできない」「自分の時間がなくなるなんて我慢できない」とか言っていた自分は、自立してるつもりで、実はできてなかったのかも。本当の意味で自立していないと、誰かと一緒にいられることのありがたさとかを理解できないのかもしれない。お稽古に対してと同じように。
  • …なんつうことを、会が終わって家に帰って着物を脱いで、ベッドにどーんと寝転がって、だらだら、うとうとしながら思った。疲れた。でも終わった。よかった。
  • 年始から風邪で寝込んでいて、その後仕事のちょっとしたヤマがあって、今日のこの新年会まで、ばたばたが続いていたせいで、先送りにしてたことがこまごまたくさんあったんだけど、やっとこれで手をつけられます。不義理をしている皆さん、もう少々お待ちを。とにかく終わったのだ。はふーん。
  • 今晩はゆっくり寝ます。おやすみなさいおやすみなさい。

08*01*08

  • 熱やっと下がったー。明日から仕事行くー。あー長かった…!!
  • 日ごろいかに、自分の体力のことをタダだと思ってイイ気になっているのかを思い知らされた1週間でありました。今年はちゃんと、自分の体力を大事にします。体力の源になる部分も。
  • 久しぶりにちゃんとお風呂に入ったんだけど、体重計ったら 3kg 痩せてた。でもごはんが全然食べられてない状態で 3kg 痩せても全然嬉しくなかったよ。体重減っただけでいいことある訳じゃないしね…。
  • そんな訳で今日はもう寝ますよ。

寝込んでいた間に読んだ(読み返した)本

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 1 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 2 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 2 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 3 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 3 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 4 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 4 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 5 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 5 (クイーンズコミックス)

何故ここで止まっているかと言えば、続きはダンボールに入れて別の部屋のクロゼットに入っていて、どこにあるのか把握できていないので。

ものすごく久しぶりに読み返したのだけど、こやって読むと、やっぱり竹本くんて主人公なんだなーと思わされる。宝島社版の1巻もどこかにあるはずなんだけど、あれでは第一話が真山視点になってた訳で、矛盾するっちゃするんだけど、1巻の最後で既にクリスマスの焦りとかが出てきてるし、2巻の冒頭で帰省して稼頭央さんと対面してるし…あそうか、このへんで竹本くん視点に定まったのかな、物語が。その流れみたいなのが感じられて面白かった。

リアルタイムに読んでいたときは山田にいらいらしっぱなしだったんだけど、今思うと、商店街の三代目たちにプロポーズされて逃げ出したときの山田が、「真山の気持ち」を初めて理解するところのしんどさにちょっと泣けた。や、別にフッタのフラレたのという甘酸っぱい経験が最近あった訳じゃないけど、己の身勝手さをリバースで思い知る、ってのは社会に出てるとそこそこよくあるし。その痛さが、リアルタイムに読んでたときより刺さった感じがあった。

あと、やっぱり真山はいいっす。終始一貫してて。はぐが森田さんとあんまり恋におちてないよ…? と途中まで「?」となっていたんですが、3巻で木彫りのブローチ → 画材を一緒に買いに行くあたりでキュンが爆発した。すげー。しかも、「はぐは今森田と仲良しだったりするのかい?」なんてことを花本せんせえに訊かれてしまう竹本くんの人畜無害さよ…! たまらんなあ、と思いました。ああ、続きも読みたい。近々探そう。

ちなみに最終巻だけは手元にあるのだけど、なんとなく間を抜いて読む気にならずにそのままにしておいた。なんとなくなんだけど。

Stay―ああ今年の夏も何もなかったわ (プチフラワービッグコミックス)

Stay―ああ今年の夏も何もなかったわ (プチフラワービッグコミックス)

お手々つないで―Stayプラス (フラワーコミックス)

お手々つないで―Stayプラス (フラワーコミックス)

Stayラブリー少年 2 (フラワーコミックス)

Stayラブリー少年 2 (フラワーコミックス)

First Love―Stayプリティ (フラワーコミックス)

First Love―Stayプリティ (フラワーコミックス)

「少年」の1巻目が抜けているんだけど、それはまあそれってことで。理由はダンボールに入れて別の部屋(以下略

「STAY」では単なる「しっかりモノ」という属性だったよーぴん(洋子)が「First Love」では「すごくかわいい若妻」になってるのが面白かった。確かに、制服着て女子校の中にいると、役割が固定化されて、その役割が個性を凌駕してしまうところがあるんだよなあ。在学中はとぼけた面白い子だったって印象しか残ってないのに、卒業してみたらすごく美人で色っぽかった、とか、そういうのはよくあることで。

もう結構前にサイトを閉じてしまっている方で、すごく大好きな、絵日記描きの女性の方がいらしたんだけど、その方が「お手々つないで」「少年」のさとくんを「向井秀徳にしか思えない」というようなことを書いてらしたのを読んで、久々に西炯子を読むかなーと手に取ったのがこのシリーズだった。

さとくんの、何が足らなかった訳でもないのに抱え込んでる孤独がりようがすごい、んだけど、人ひとりと深く関わればその人の抱える孤独に触れざるを得ないし、自分の抱える孤独から目を逸らしたりしてみても、誰かを本当に求めれば、自分のみならず、相手の孤独にも関わらざるを得なくて、一人になりたくないから誰かを求めるはずだのに、結果、割と孤独と向き合うことになっちゃうもんだよね、みたいなのがすごくうまくて、しみじみ読み返してしまったことであった。「少年」のラストは泣ける。

センセイの鞄 (文春文庫)

センセイの鞄 (文春文庫)

なんかつるっと読み始めて、つるっと読み終わった。主人公の年齢的に自分に近いから、ちょっと痛痒いような感触もありながら、でもやっぱりこんな風に淡々とはゆかないよ人間、みたいな気持ちにもなりつつ。

確かに、40手前にもなって、恋愛も不向きで一人が好きで、それでいいやと思っていた人間が、変に踏み込んで来たりしないのに、小さい女の子みたいによしよし、なんて頭を撫でてくれちゃうような人と出会ったら、恋に落ちてしまうのかもしれない、んだけど、それを恋とするのかあ、そうなのかあ、うーん、というところが引っかかって最後まで。でもまあ、恋だったんじゃなければこのラストは存在しなかっただろうから、これはこれで、最初から恋愛小説だったってことなんでしょうけどねえ。うーん。うーん。

あ、「太陽」に連載されていた、というのを知ってちょっとにやっとなりました。センセイに近い年齢の人たちが、むず痒いような嬉しさで読んでいたのかしら、みたいな。

春子ブックセンター

シアターBRAVA! のサイトに仮チラの画像がアップされていることをメールで教えていただいた。この公演、シアターBRAVA! のプロデュース公演なんですね。なるほどなるほど。

http://theaterbrava.com/public/play/images/200806haruko.gif

やっぱりなあ、どう考えても「宮藤官九郎」の名前だけがぽっかり浮いて見えるような。うーん。

08*01*04

友近が初挑戦舞台でなだぎ武と共演

お笑いタレントの友近(34)が、舞台「春子ブックセンター」(6月に東京東京芸術劇場ホール大阪・シアターBRAVA!)で舞台に初挑戦することが3日、分かった。同作は、02年に売れっ子作家宮藤官九郎(37)が所属劇団大人計画」の本公演として、初めて脚本・演出を担当した伝説的舞台の再演。しかも、友近が演じるのは、男役だ。 デイリースポーツ online

ちょっとびっくりした…! 再演つってもまあ、演出は鈴木おさむ氏だそうなので、まったく別物になるんだろうけど。

っていうか、この舞台の肝は後半のトリオ漫才のシーンだっていうのはもう疑う余地のない客観的事実だと思うんだけど、友近が春子なんだったら、あとの2人の役者が誰になるのかっていうのが出来を左右しそうな…演出も鈴木さんってことは、完全に東京のお笑いの人だもんねえ。それで関西芸人さんを使ってあの漫才の台本をちゃんとアレできるのかなあ…(遠い目。

大人計画系の舞台作品がこういった形で、まったく彼らの息のかかっていない人の手で再演される、っていうのは、わたしが見る限り初めてなので、あの言語感覚とかが、書いた本人の手を離れたところでどおーんんな風に扱われるのか、ちょっと興味がある。キャスト次第ではちょっと観てみたいような気もする…けど、多分観ないな。友近好きだし、おっさん役をやる友近に興味はあるけど、あれは、あの「春子」は、松尾さんのために宮藤さんが書いた人物だったと思っているのでね。うん。

ポツネン公式サイトオープン

元旦にオープン、と聞いて、また元旦か、と思ったことをずっと忘れていた。きのうアクセスしてみたところ、スタッフ日記のこんな記述が目を引いた。

定価以上の金額で取り引きされたチケット
お持ちのお客さまは、入場をお断りすることに致しました。
転売だけが目的の、何もしていないずるい人たちが
お客さまから必要以上の金額をとることを、
許すことはできません。
その人たちのせいで、空席ができてしまう事も多々あり、
とても残念で、むなしい気持ちになります。
購入する人がいなくなれば、そういったずるい人たちは
消えてゆくのではないか、と考えました。
“何も知らずに購入してしまい、
高い金額を支払ったうえに入場できない”
私どもとしても、これは大変悲しいことです。
このような方がいなくなるよう、お友達、お知り合いに
伝えていただけると、大変助かります。 Potsunen:Staff Notes

いわゆる「総論賛成、各論反対」みたいな印象を反射的に持ったけれど、それは、具体的にどうやって「定価以上の金額で取り引きされたチケットをお持ちのお客さま」を見分けるのか、その方策に対する疑問に集約される。何かしらの方法で本気で排除する、というのなら、基本的にはすごい賛同。とても賛同。

でも、こういうのを本気で統制している例としては、わたしがぱっとイメージするのは J 事務所があるんだけど、あそこはわたしが聞き及ぶ限り、

  1. ファンクラブ先行でしか殆どチケットを売らない
  2. チケットには購入者の会員番号が印字される
  3. 現地で会員証の提示などが求められる可能性が(本当に)ある
  4. オクへの出品を見かけた一般人が事務局に通報する仕組みがある
  5. 通報されたチケットの席番・会員番号で、会員のブラリ入りとチケットの無効化が(脅しだけじゃなくて)実行される

という総合的なシステムを確立しているって話じゃないですか。これは全部まとめてやってるから成立するものであって、例えば前提の中でも結構大きいだろう 1 とか、今のラーメンズ関連の観客拡大路線とは矛盾して感じられる。ので直感的に、1 〜 3 はないんだろうなあと想像する訳ですが。

でも、1 〜 3 の前提をなくして、例えば 4 とか 5 だけが施行されたとしたらどうなるのか。想像してみたら、モラルの名の下にファン同士の監視社会が成立するような気がして、それはものすごく怖く思う。完全に、ファシズムの構造だと思うので。

普通のアーティストであればこういう警戒心は抱きませんけど、以前に見聞きした小林賢太郎のワードチョイスで大変印象的だったものに、自分*1のやっていることは「正義」なことだ、というフレーズがあって、当時そのファシスティックな匂いにびっくりしてしまったことがあって。笑い、というセンシティブジャンルのものを扱う人が、自分の立っている足場を「正義」と断言する、そのマインドがわたしにはものすごく怖く感じられたため、割と猜疑心を抱いてしまって今に至っております。

なので、今回のこのテーマをどう実現するのか、その方法論の取り方について、ちょっとどきどきしながら詳細を待ちたいと思っている。続報が楽しみ。怖いけどさ。

あと、関係ないけど、プロフのところで小林さんの「ポツネン以外の活動」でラーメンズが(KKP とか Namikibashi とかと並列ぽく)列記されているのを見て、なんか嫌ぁな気持ちになったんですが、何故か、他のユニットは「小島淳二氏との」「升野英知氏との」って感じで「氏」付けになっているのに、ラーメンズだけは「片桐仁とのコントグループ」つって呼び捨てんなってんのん見て、ああ、じゃあ、まあいいか、と納得してしまった自分の心理状態がうんざりするほど気持ち悪くて笑ってしまったよ。あっはっはっ。はっ。

COUTNDOWN JAPAN 07/08

結局最終日だけ、しかも夕方から参加。結果的にはものすごく、「大人計画大好きっ娘」みたいな動きしかしなかった。体力的にちょっとね、限界だったから仕方ないんだけどさ…うーん。

ちなみに観たのはこんな感じでした。

感想は以下にメモ。畳んでおこうかな。

続きを読む

  • 案の定発熱。久々に38度まで出た。今日昼間やっと36度前半まで下がったので風呂に入ったけど、今またちょっと熱が上がっているっぽい。仕事始めが今日じゃなくて本当によかった。
  • 昨日の国立劇場の初公演観に行けなかった…寺島しのぶさんが旦那さんと義母さん(多分)と義娘さん(多分?)と来ていたそうな。旦那さんもいい着物を来てらして、寺島さんはテレビで見るより全然美人だったそうです。父がでれでれ報告してくれた。
  • ごはん日記はてなに移してみましたよ。旧:悪態の食卓 → 新:ごはんができたよ
  • 熱にまみれて「えがおのつくりかた all about 矢野顕子 (ORANGE PAGE MOOK)」を読み返していたら、アッコちゃんと大貫妙子さんの対談で「日本ヒットチャートには30代のアーティストまでしかいない」って話が出てきていて、そうなんだよなあ、と思った。清志郎ライブを観てても思ったことだけど、もう本当に全員、ものすごいおっさんな訳ですよ。大半が50代とかだから。でも、あんなに力のある、愛情とよろこびに溢れた音を叩き出すことができている訳で、その豊かさたるや、ものすごいことだと思う。
  • 日本の今の状況ってなんか、若いってことが強さだと思ってる人が大半だから、年齢がいった時点で色んなことから「降りた」みたいに扱われるし、年齢がいっているのに降りてない人は「大丈夫、○○さん、若く見えますもん」って周囲の若い子に言われるのが最高の褒め言葉になってたりする。ある程度の年齢になったら、みんな若く見られたがってる。それって結局、年齢がいくと価値がなくなるって思っているからなんでしょ? それもねえ、なんか、貧しいことだよなあ、と思うのですけれども。
  • CDJ でバカ騒ぎをして、周囲にぶつかったりしても謝りもしないでいい気になっている若い子たちの集団とかを見ると、なんだかなあ、と思ってしまう。それはわたしが中年だからで、彼や彼女と同世代だったら何も感じずに一緒になってハイタッチとかしてられるのかもしれないけど、あの子たちがいい気になっていられる時間なんて、人ひとりの人生全体から見たらすごく短い、わずかな時間のはずで、その後に延々と続く長い長い「大人の時間」をどうやって楽しく、豊かに過ごすのかを考えることの大事さとか、そういうのを、日本の大人はもっと若い子たちに教えてあげたほうがいいんじゃないのかなあ、なんてことを、大晦日幕張でものすごく感じていた。
  • 少なくとも、わたしはどうやっていい感じの大人になればいいのか、モデルケースが周囲にすごく少ないなあと感じているよ。自分が「もう若くない」ってなってから、結婚とか出産とかで「おかあさん」つう生き物に変態する以外の方法で、誇りを持って楽しく暮らしていくやり方をわたしに教えてくれる人はこれまでに誰もいなかったと思う。
  • なんつうことを、熱にまみれてぐるぐる考えておったのですが、余計に熱が上がりそうなので、そろそろ寝ることにします。おやすみなさい。

*1:このときは Namikibashi について語っているインタビューだった。出典は QJ。

08*01*02

新春のお慶びを申し上げます

年末年始は自宅におらず、元旦夜は3日ぶりにゆっくり自分のベッドで眠るのだわ! と思っていたら、泊まりに来ていた兄嫁ともろもろ話し込んでしまい、気付けば明け方5時すぎというていたらく。寝て起きて親戚の会合行って、うっすら風邪もようの本日 1/2 夜。もうあけました感が全然残っておりませぬ。あうーん。

年末CDJ に2日行く予定が諸般の事情大晦日のみの参戦。でも清志郎で年越しできていい年明けだったな〜、幸せだった。テレビとか全然観てないし、お雑煮も食べてないけど、ちゃんと「明けた」感を味わえて心底満足。

f:id:oolochi:20080102191625j:image

ささやかなお正月飾り的なものを自作して恋人の家に無理に飾らせたところ、むしろクリスマスっぽくなってしまったという暴挙で幕を閉じた旧年でしたが、皆様方には大変お世話になり、誠にありがとうございました。本年も宜しくお引き立て賜りますよう。何卒。

んで早速ですが、なんか頭と肺が痛い気がするのでちょっと昼寝しまっす。お年賀メールとかくださった方へのお返事は昼寝のあとで! ごめんなすって!