Hatena::ブログ(Diary)

悪態の小部屋

ごはん日記:ごはんができたよ。

08*06*30

きのう買った本

NHK きょうの料理ビギナーズ 2008年 07月号 [雑誌]

NHK きょうの料理ビギナーズ 2008年 07月号 [雑誌]

カレー特集! 買わない訳がない! この雑誌は本当に使える。というか、使っているよ俺。今回なんて、参加している料理家が東京カリー番長水野さん、コウケンテツケンタロウ、という手ごろ感満載のラインナップ。読んでるだけですぐに作れそうな感じでウキウキするとゆーものです。

ルーを使わない、肉野菜カレー粉だけで作るようなレシピが多くて、作ってみたくて仕方がないんだけど、夫が前に人からもらったカレールー*1消費期限切れぎりぎりの状態なため、取り敢えずしばらく、普通のカレーを作って食べてゆかねばならない。普通のカレーを作るとき、肉野菜を炒めるのに塩をしっかりすること、煮る前に日本酒を入れること、ごはんを高く盛って周りにカレーをよそること、の3点を細木数子提唱していたのだそうで、守るとホントにおいしい! という噂を聞いたので、ちょっと試してみようと思うのだった。

ひょんなことから古地図を買った。そしたらまー、面白いのよコレが! これは主に皇居周辺というか、都心3区を中心にしたような地図なので、日常的に馴染みのある界隈ではない(わたしは)のだけど、御茶ノ水とか新宿とか、大きな通りや河川、お濠なんかはそんなに変わってないのがわかってほんとうに面白い。

御茶ノ水の聖橋が昔はなかった(通りが通ってなかった)こととか、四谷大木戸の外は江戸=東京じゃなかったとか、それでも甲州街道青梅街道は歴然とあって、ホントに甲州や青梅から江戸に上がってくるのに使う道だったんだなとか、品川の下のほうの海岸線が今より全然浅くて、今の京浜東北線が走ってるあたりは昔は普通に海だったんだなあとか、浅草のほうは実に細かい区画分けをして持ち家の人も長屋みたいになっていて下町ってそうなんだなあってこととか、でもその頃から浅草寺雷門はでっかく地図に記されていてにぎわっていた様子が伝わるなあとか、目黒のほうはお寺だらけだったこととか、今の千代田区神田駿河台は高台になってて東京湾を見下ろせる眺望が人気の住宅街だったこととか、内濠と外濠に挟まれた区画には[地方の地名]守のおうちと火消し用の用地、騎馬用地なんかがあってまさに治安を司って政を行うための機能が皇居近辺に集められていたのだなあとか、新宿御苑はもともと広大な屋敷があった跡地に作られていることとか、新宿が元々は「内藤新宿」っていう宿場だったこととか…もう、いちいち、何でも面白くてたまらん。

この本は見開きで、古地図(切り絵図というらしい)+そのエリア現在の地図+解説、という構成になっていて、その対比を見ながら楽しめるのがとてもよいと思う。切り絵図は長方形なのに、対比するエリアを赤線で囲んだ現在の地図はでこぼこにトリミングされていたりして、昔の空間把握がちょっと雑だったのかなー、みたいなのも面白い。このフォーマットは一般的みたいで、見てたら実にいろいろな古地図本が出ているんですね。やあ、これは想像以上に楽しいシロモノじゃないですか! 嬉!

夫の仕事が落ち着いたら、週末にこれ持って神田あたりをぶらぶら散歩したいなあ、というのが、今のわたしのささやかな夢なんでした。…あ、でも真夏はちょっと厳しいかもね、照り返しとか…。

*1ハウスかなんかの、6Pチーズみたいに一皿分ずつ分包されているルーだったので驚いた。便利な世の中ですなあ。

08*06*28

テレビメモ

08*06*26

パッション・イズ.オール! それを整理するのはユー!

最後にひとつだけ言っていいでしょうか。経済効率、悪すぎ。この2日間のためだけにネタを考えたり、曲を作ったり、ユニットをでっちあげたり、それぞれの練習をくり返したり。ご本人たちとスタッフの、ここに至るまでの準備を想像して、気が遠くなりました。おかげでこっちはすごく楽しかったけど、「大丈夫?大人計画」「これクドカン阿部サダヲのすべての仕事の中で、もっとも割が合わなくない?」と、心配になりました。せめてDVDにするとかして、少しでも元をとってほしい。

RO69::即日ライブレポ

朝イチでpeatさんち*1で拝見して、いそいそと読んだ RO69 の兵庫さんのぱつんぱつんフェスの翌日レポに失笑したので昼休みメモ

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今日のミクシの

検索ワード一位が「ミル姉さん」。笑った。

08*06*25

最近買った本

早わかり! カロリー・ナビ

早わかり! カロリー・ナビ

製品カロリーもたくさん載ってるのがいいなーと思って買った。外食時の参考にもなろうかと。厳密なカロリー制限とかする気はないのだけど、ざっくりとでも、何は食べても安心なのかとか、何は「食べたい」と思っても何回かに一度にしておいたほうがセーフティーなのかとか、そういうことを知っておくのも悪くないのかな、と思って。

ファーストフードの中ではサブウェイがちょう優秀! とか、カレー危険な高カロリー食、とか、いろいろ面白かったです。

中年、必死なんである。希望としては、血行をよくしたい、っていうのと、多少は痩せに役立つことがしたい、っていうのとのミクスチュアで、時間取らない方法をなんとなく探した結果、ここに至ったという次第。やっぱり姿勢つうのは大事なもので、日舞のお稽古やってるときは思い切り意識しているのだけど、普段はぐずぐずなので、こういうのは丁度いい気がする。

チャルカといっしょに東欧の手づくり

チャルカといっしょに東欧の手づくり

手芸熱が収まったかのように見えながら、虎視眈々と機会をうかがっていたりもする。まあ、本棚を買って*1、部屋のダンボールを駆除してからじゃないと、これ以上モノの増える趣味に手を出す気はないのだけど。大げさなものは少なくて、生地やボタンが持つなつかしい風合いを活かした作品が多くて見てるだけでも楽しめる。フエルトの花の髪ゴムとかかわいーんだよー、秋まで髪切ってなかったら作ろうっと。

Cut (カット) 2008年 07月号 [雑誌]

Cut (カット) 2008年 07月号 [雑誌]

蒼井優ちゃん特集。まだまだ全然読めていない。コメントを寄せているメンツがわたし(の好み)っぽい、と夫がオススメしてくれたので買った。松尾さんと池津さんが同じ立場でコメントしてる、っていうのは確かにちょっと珍しい。岩井さんのインタビューも楽しみだなあ。早く読みたい。

ちず丸BOOK 東京23区

ちず丸BOOK 東京23区

地震が怖い…と考えていて、例えば出先で地震に遭って交通が分断されたとき、夫と落ち合うためには家まで戻らなくてはいけなくて、家までどうやって帰ってきたらいいのか、大まかな位置関係とかを知っておきたいと考えたので。とはいえ、その割りに細かい地図を買ってしまったのは、行きたいお店の駅からの道を確認するのに使えたらいいなと期待してのことでした。我ながらどっちつかずだよ。でも、細かい地図って見てるだけで楽しくてやめられん。ちなみに、この間、雑司が谷に行ったとき、新しい地下鉄の載ってる地図ほしいなーとか思ったのが改めてほしくなったきっかけだった。

羽生名人が永世名人に、というニュースに、かつて読み耽った「月下の棋士」に思いを馳せつつ、「3月のライオン」にも想像を巡らし、結果、2作ともにモデルとされた人物が登場する故・村山聖のことを考え、「聖の青春」を読みたいなあ、マーケットプレイスで買おうかな…と Wikipedia を読み進めるうち、彼がファンだったというジェイムズ・ティプトリー・ジュニアに関心が移り、よく聞くタイトルのこの作品を書店で手に取った、という次第。

やー、よくできてたー。連作とはいえ、3作の間にはあんまり相関性がないような気がしたんだけど、宇宙空間の拡がりに対する人間(というか、ヒューマンという種?)の無力さだとか、異種コンタクトにまつわる難しさが暗喩するコミュニケーション重要性だとか、極限における献身の尊さだとか、無理にテーマを見出そうと思えば、まあ、できなくはない…みたいな、そういう感じだった。

一番好きだったのは1作目。コーティが大変魅力的だったので。功名心と野心に溢れた、才気走った少女だと思って読み進めていたので、彼女が独特のトークのテンポを落としもせず、堂々と重要なチョイスを行うラストが効いた感があった。時間差も切ないんだよなあ、録音された彼女の語りを聴いている父親は何光年もこっちにいるから、再生しているその瞬間、事はすべて終わってしまっているんだ、っていう前提が。でもコレ読んで泣かなきゃ人間じゃない、とか言われていたようだけど、まあ、そこまでではなかった。うん。

SF 読んだの久しぶりだけど面白かったので、もうちょっと読んでみようかなあ。

  • だー。つかれたー。
  • きのう、体調を崩して久々に仕事を一日休んだ。おかげで作業が…。でも免許証の名義変更警察署で簡単にできたー。ビバ平日。
  • そういえば週末は秩父で魂主催フェスがあったそうで。いろんな方が書いている感想みたいなのを読んでも、一体何があったのか、よく意味がわからないあたりが魂だなあ…とにこにこ読んでおりました。雨もちゃんと降ったみたいで、破壊さんもさぞや、と勝手に感慨ぶかく思っていた。はは。
  • くるりの新シングル情報が出たらしい。

くるり ニューマキシシングル2008年9月3日発売決定!!

くるり待望のニューシングルはハウスジャワカレーCMソング『さよならリグレット』、MUSIC ON! TV10周年記念スペシャルドラマプロジェクト第1弾「後楽園の母」主題歌pray』等を収録したスペシャル盤!
タイトル、曲順、初回仕様等の詳細は随時発表していきます。
ご期待ください!!

くるり on WEB - ニュース
  • pray、というカップリングのタイトルにちょっと期待が高まる。標題曲はライブで聴いたけど、あんまり印象に残らないさわやかチューンでした。今、森高千里江口洋介夫妻出演のカレーの CM で流れてるやつなんですけど、最初にこの CM 観た瞬間、夫が完全に一切の動きを停止して、口を開けてテレビ凝視していたことを思い出す。岸田のことになるとホントに…な…。
  • さーて帰ろー。明日もがつがつ作業があるよー。がんばろーっと。

*1:夫の仕事の忙しい時期が過ぎるのを待っている最中なのでした。引越しして2ヶ月になろうというのに、まだまだ仮住まいっぽさが残っているよ。

08*06*20

うたばんで

竹下元総理の孫」こと DAIGO が出ていて、おじいちゃんが残したお宝鑑定、みたいなことをやっていた。

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グループ魂インタビュー@ナタリー

http://natalie.mu/pp/grouptamashii

遅刻破壊石鹸という珍しいメンバー構成でのインタビュー。インタビュアーは我らが臼さん*1ダス。この取材の前日に別件で臼さんとメッセージやり取りしてたんだけど、なかなかに緊張してらしたようにお見受けした。でも出来上がりを拝見すればコレだよ、「消毒 GIG」なんてワードはふつう出てこない。ホント、さすがだと思う。

このインタビューはインターネット媒体に掲載されるんですけど、ファンのブログなども含め、そういったネット上での評判などは目を通しますか?

とか、大変ににやりとしました。ニンニン。

マンガ夜話「ハチミツとクローバー」

へうげもの男組と来て昨晩はハチクロ。わたし自身が読み込んでる度合いが他2作と違うので、ものすごく楽しみにしていたよ。

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08*06*17

見たことのない景色見せてよ 赤い電車

土曜の宮城岩手地震で、栗原市温泉で土砂崩れに巻き込まれて亡くなった方のおひとりが、去年タモリ倶楽部鉄道博物館の回に説明係として出演されていた岸由一郎さんだったということをきのう知った。岸さんは埼玉在住で、この週末に宮城に行っていたのは、去年4月に廃線になったローカル線くりはら田園鉄道(通称くりでん)の保存に関する調査のためだったのだそうだ。

http://www.nikkansports.com/general/news/p-gn-tp0-20080616-372636.html

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鬼子母神 手創り市(地下鉄開通イベント)

今月は副都心線開通記念で15日にもやるんですってー、と教えていただいて、日曜日にお友達と3人で乗り込んできたよ。

http://www.tezukuriichi.com/

写真あるから畳んでおきまっす。

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最近読んだ本

ライン(4) (ワイドKC Kiss)

ライン(4) (ワイドKC Kiss)

4巻出ると思わなかったヨ! 引越しのとき3巻まで人にあげちゃった…はは、ま、覚えてますけどね内容全部。

3巻までではあんなにかわいいかわいいとひけらかされていた邦彦の影がひどく薄くて笑った。きっと西村さんの最近お気に入りのボーイフレンドは三須タイプなんだね…この人容赦ないなホントに…。女の子キャラクターはどれだけ連載長くても安定してるのに、男性キャラ主観(多分作者の)によって扱いに波があるのが、この人の漫画のひどいところでもあり、面白いところでもある…って書いてて気付いたけど、この人の漫画って常に視点が女性目線なんだよねえ。だから「相手」になる男性キャラについては、気分(関心)次第で傍受できるエピソード量が変わってきちゃうんだろう。女性としては正直な人と言えるけど、作家としてはどうなのか。特徴的ではあるけどさー。

邦彦、もっとかわいいところいっぱい出してあげたらいいのにねー。リツコの仕事漫画みたいになってんじゃんねー。ひどいねー。くくく。

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

先生はえらい (ちくまプリマー新書)

405ちゃんに借りたやつ。やっと読了。なんっか、するする読めすぎて、「あれ今の何?」ってまた戻る、みたいな繰り返し。一緒に借りた「ひとりでは生きられないのも芸のうち」のほうが圧倒的に面白かったのは、わたしはやっぱり社会の仕組みについてああだこうだ言ってるものが好きだから、ってことみたい。この本は、そこまで大きな範囲のことを語っていないんですよね。それがつまらないというか…や、範囲が狭い分、理論がでんぐり返しをしていて、読んでて「え、何の話だっけ?」ってなるところが多い。だから、つまらない、っていうんじゃないけど、理論を転がして楽しんでるだけで、何かを指摘したり看破したりしよう、という志の高さをあまり感じなかったのです。そこが物足りなかったのかも。今思い返しても書いてあったことが残ってないのでした。わたしってば…。

  • 週末に副都心線で浮かれていたら、なんかダイヤ乱れて大変みたいねーっ。週末の開通2日目の時点で運転荒くてぐらっぐら揺れてたし、停止位置間違えて戻ったりしてたので、なんかいろいろ大変そうだな〜と思ってた。大丈夫なのかしら…。
  • でも、ああいう他の路線との乗り入れがある地下鉄って、ダイヤ調整ものすごく難しいんだろうなあと思う。地上の電車と違って線路の本数が少ないし、分岐とかいっぱい作ってないだろうしねえ、終点まで行かない折り返しの電車の存在とか考えると、1本ずれたら皆ずれる、ってなっちゃうよなあ…と思う。
  • わたしは JR 中央線人身事故落雷信号機故障お客様混雑・荷物挟み・急病人介護・線路内お客様侵入…とエンドレスな波状攻撃に割りと慣れているので、電車ダイヤの乱れについてはまあまあ寛大です。困るけどね。しょうがないことってあるよね、みたいな感じ。
  • 最近、生活がちょびっと落ち着いてきたので、気分転換ぽくて身体にいいことをしたいなーとヨガDVD つき本を amazonマーケットプレイスで注文、したら DVD がないやつが届いたー!! ウワアアン!
  • でも 1500円 の本を500円で買って、送料入れても800円…クレームしても在庫なかったら意味ないしなー。買いなおそうかどうしようか考え中。このまま本だけでやってみてもいいいんだけど…DVD 観ると分かりやすそうじゃないですか…もぐもぐ。
  • 結婚してから太りまして。単純に、通勤楽になったからっていうのと、帰りが遅い夫と一緒に何かしらおやつを食べてしまうから、なんだと思う。夫も太ったよ、食生活変えなきゃ。それとも運動すればいいのかしら?
  • って話をしたら、未婚のお友達から「しあわせぶとりってことじゃん」と言われたー。ぶー。生活サイクルの変化に伴って、ってことだよーと思ったけど、それが世に言う「しあわせぶとり」なのか? と思ったら言い返せなかった。ぐー。
  • でも、きのうの「きらきらアフロ」でオセロ松嶋さんが、異様なまでに自分の結婚にはしゃいでて、そうだよねえ、って思った。「自分、結婚?!」みたいなテンションのあがり方、やっぱりするよ。だって結婚すると思ってなかったんだもん、最近まで。バカっぽいと思われるから皆我慢して言わないでいるんだろうけど、結婚したばっかりの時期っていろいろスペクタクルなんだから。変化について喋りたくなるのが普通な気がするよ、惚気とかそういう意味でもなくて。
  • ついでに、婚活ってホントにする人いるよね*1…という話などを経て、結論としては、「結局世の中は、1人よりも2人以上で暮らすほうが楽なように出来ている気がする」という話で落ち着いた。野菜とか使いきれるよねえ、洗濯物干したりしまったりするのとかごみ捨てとか、絶対協力者いたほうが楽だよねえ、っていう感じの結論でした。なんだそれ。
  • 関係ないのですが、きのう、スマスマでパヒウムとスマさま方が一緒に「ポリリズム」を歌って踊っていましたが、スマさま方が踊れていない度合いがすごくて見応えありました。難しいんだねアレ…! しかもトークでキム先生が GO 郎さんが踊れてなかったーってあげつらって笑いのネタにしてたのに、パフォーマンス中の映像ではキム先生が振り間違いしたりしてるカットばっかり映っていて笑った。さすがだ。
  • 夫によると、今夜からマンガ夜話

*1:わたしの同じ年齢の日舞関係の友人が、親戚の紹介で9歳上の男性と結婚することになった…と聞いてびっくりした矢先だったので。彼女は結婚して専業主婦になるんだそうです。その点に一番驚いたよ…。

08*06*15

副都心線

車両連結ドアがガラス戸! 通路広! 箱っぽい! うは〜。

f:id:oolochi:20080615085244j:image

08*06*13

ラスト・フレンズ

あーあーあー、やっちゃったー、みたいな。

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しかし

ラスト・フレンズ」の糾弾に昼休みを費やしてしまって思い知る、わたしがドラマに求めているのは、人間の善良さとかやさしさとかしんどさとかやるせなさとか醜さとかかわいらしさとか、がきっちり描かれていることなんだなあ、と。もしくは、描いている側の価値観が一貫しており、作品全体がぶっ飛んでいるものか。これはこれで、人間なんて描けてなくても全然楽しめるものもあるのです。

「ラスト・フレンズ」はどっちでもないのがいやなのだ。普通若者が抱える悩みの一環として、DV性同一性障害をあくまで小道具として扱い、もっと登場人物たちの何気ない日々のくらしやそこで感じることなんかを丹念に描いていたらよかった気がする。多分、脚本の人はそういうほうがうまい人なんだろうなー、そんな気配をかんじるなー。

または、宗佑をサイコっぽくぶっ飛んだキャラクターにするという手もあった。冬彦さん的な。そのどちらにもなりきれていないから、観ていてやりきれないのだ、きっと。

  • もう「ラスト・フレンズ」の話はどうでもいいんだ! 今日は昼休み、すごく集中してこのドラマのことを考えていたのでつかれたよ…今、普段よりつかれる作業してんのにな…そろそろ帰る…。
  • 今週末は夫が仕事。っていうか、ここんとこずっとそうなので、わたしはわたしで土日ともお出かけするのだ。コクーン歌舞伎手創り市だ。きゃっきゃっ、たーのしみー。あと日舞のお稽古もあるのだ。盛りだくさんだ。
  • でも、夫はほんとうによく働くのでえらいと思います。きっと、仕事がすきなんだな。世の中的には "ワークライフバランス" とかまびすしい昨今で、勿論それは大事なことなんですが、本質的には仕事をきらってるひとより、あいしてるひとのほうが尊敬できると思うほうだよ、わたしは。
  • や、程度問題ではあるんですけどね、まだ全然大丈夫レベルだし。わたしは昔、仕事そのものじゃなくて、"仕事をしている自分" をあいして、仕事に耽溺していた時期があったので、ちゃんと仕事自体をすきでがんばっている夫がえらいなーと思う、という話でした。わたしもがんばらねば、仕事だけじゃなくいろいろ。
  • あ、土日のどっちかで、夫がこないだ宇都宮出張のときに買って来てくれた餃子冷凍)を焼いて食べようっと。たーのしみー。
  • じゃあ、みなさんも楽しい週末とおいしいごはんをねー。

08*06*11

今週来週の「タモリ倶楽部」が鉄道ネタ

13日は「祝!開業!! 東京メトロ副都心線で試通勤」と題し、6月14日に開業を控えた東京メトロ副都心線の裏側に迫る。

20日の内容は「4年後まで待てない!新渋谷駅東横線工事中)に潜入!!」。2012年の副都心線・東急東横線相互乗り入れを前に、こちらも6月14日に開業する新渋谷駅。建築家安藤忠雄氏が設計した地下駅の素顔が、このオンエアで明らかになる。

http://natalie.mu/news/show/id/75<>97:title=ナタリー - くるり岸田&RAG土屋が「タモリ倶楽部」で鉄ヲタ競演]

くるり岸田繁RAG FAIR 土屋礼央が出演予定とのこと。副都心線は勿論ですが、新渋谷駅まで! ぎゃー楽しみ!

08*06*10

阿部サダヲがヤッターマンに

ヤッターマンにインディ・ジョーンズが登場? 俳優の阿部サダヲ(38)が、来年3月公開の映画「ヤッターマン」(三池崇史監督)に“和製インディ”ともいえる姿で出演していることが9日、分かった。阿部サダヲ、映画史上最凶のヤバキャラ!

あらあらあらあらあらあら! 写真見たら、何が一番 "インディ" かと言われれば阿部さんの顔つき、みたいなひどい有様だったので笑った笑った。「最凶」か…阿部さんは常に「最凶」を更新してるようにも思うが。

08*06*09

ミタニン on the television

  • 何の気なしにテレビを観ていたわたしでも気付くほどに、ここ1週間の三谷幸喜露出度合いは尋常ではなかった。「スマステ」「グータンヌーボ」「ウチくる?」などを観るともなく観ては、「ザ・マジックアワー」撮影中スーツ姿を通したために手持ちのスーツがくたびれてしまい、量販店に飛び込んで吊るしのスーツを買ったこと、カラオケ十八番広瀬香美ロマンスの神様」であること、などを幾度となく漏れ聞いていた。
  • その流れは最終的に、昨夜、風呂から上がってきたらテレビには「堂本兄弟」で件の曲を絶叫する三谷幸喜が大写し、という深刻な事態へと繋がる。いやあもう、すごかった。夢見そうだった。ホントに。
  • 三谷さんて、わたしが通ってた大学卒業生なんですよ。大学に8年通って卒業できず、除籍なら中退のほうがよかろうと、8年目に辞めた4つ上の先輩がいたのだけど、彼は三谷さんが卒業後に大学に来てたのをよく見かけたようなことを言っていた、ように記憶している。確か。この先輩もまた、「ロマンスの神様」を原キーで歌う男だった。日芸卒にはそういう人が多いのかね?
  • ともあれ、三谷さんは作家ゆえ、普段テレビに出ているタレントさんとかが「1日ジャック」とかするのとは訳が違うと思うのだけど、彼は1本の映画の宣伝のために一体、何十時間テレビに時間割いたというんだろうか。テレビじゃない、映画。を撮りたくて撮って、でもその興行を成立させるためには、何十時間もテレビで「自分」を切り売りしなきゃならないという。なんだか不思議な構造になってるなあと思った。これは三谷さんに限ったことではないんだろうけどもね。
  • あと、関係ないけど、よく書けてて笑ったことでした。→ 赤い洗面器の男 - Wikipedia

最近読んだ本

TESORO―オノ・ナツメ初期短編集1998・2008 (IKKI COMICS)

TESORO―オノ・ナツメ初期短編集1998・2008 (IKKI COMICS)

オモシロカッター! こないだ夫が買った「IKKI」でオノナツメ特集をやっていて、この中のお弁当話(そんなタイトルではありません)を読んで、ぽわぽわ、ほくほくしてたんだけど、その作品が直後発売の単行本(これ)にしっかり掲載されているあたり、いかに彼女が今売れているのかがわかる。…あれ彼女? でいいの? よね??

これなんて、殆どが同人誌に描いてたのを採録してるものみたいなんですが、読み応えが今と殆ど変わってないので本当にびっくりする。絵は今のほうがやっぱりうまい(それでも、昔でも充分うまいと思う)けど、物語の構成力やスタイリッシュさ、世界観は全然かわってない。もう、最初っから圧倒的にうまい。とにかく短い話がうまいんだよなあ。読み終えて、にやっとなったり嬉しくなったりあったかくなったり、何がどう、ってことはないんだけど、よい後味が残る作品が多いのもすごいと思う。

精神科医が泥酔して、病気の息子が待つ家に帰る話なんかは、最後まで切ないし救いになるようなことはなにも起こらないのに、読み終わってつらくなるのではなく、ほんのりと、いとしさみたいな気持ちが残った。老夫婦の仲良しさを描いた「もやし夫婦」も嬉しくなる読後感。どの作品を読んでも、人間の悪意を殊更に強調せず、だからって善良すぎる描き方もせずに、普通のひとの人生とか生活とかを、大事に大事に描いている感じがするのが好きだなあ。

それにしても、量産しても全然水準にムラが出てないのもすごいことです。basso 名義のものも含めて。今後も楽しみ。

※ 「もやし夫婦」が試し読みできますよ。→ 【オノナツメ特集】-月刊 IKKI 公式サイト-

人生ベストテン (講談社文庫)

人生ベストテン (講談社文庫)

本を持たずに外出してしまったとき、時間を潰す必要が出て買ったもの。予想よりか面白かった。前に角田光代読んだとき、あまりにも「あるある」っぽくて印象に残らないなーと思っていたんだけど、それは今回も同様といえば同様。でも、文庫巻末についてるイッセー尾形の解説が実によかったので、それまでをまとめて読んだことで、この1冊の意義がふわっと浮き上がって見えた気がした、かな。

川上弘美を(後学のために)何冊か読んだときにも思ったことなのだけど、売れている現代女流作家はどうにも読み手の「あるある」「わかるわかる」に寄りかかっている人が多いなあと思う。それは一種の「うまさ」なので文句を言ういわれはないし、むしろ、「あるある」だけで第一線に立ち続けるというのは超人的なまでの「あるある」への探究心や、それを作品に落とし込む力量がないと無理だと思うので、すごい、とは思う。でも、読んでて楽しくはならないことが多い。殊に、30〜40代女性の「あるある」を描いたものには心躍らないことが多い傾向を自分で認めている。

これはもしかすると、「そんくらいのこと、わざわざ小説にして書かなくてもわたしは知ってるってば」って思ってしまって萎える、ということなのかもしれない。この1冊においても、「ああ、はいはい、そういうのあるね、はいはい」みたいな、覚えがありすぎて古ぼけて感じるような感情や感傷を上手に切り取ってパッケージングした、というような印象が大部分を占めていたように思う。この手の「中年女性もの」については、あらゆる「あるある」に対して、陳腐だな、という感想のほうが、「どうしてこの作家はわたしの気持ちをわかっているのでしょうか!」っていう気持ちよりも勝ってしまうのだった。この点、自分の中で思春期と中年期の大きな違いとなって実感されたりするのよね。思春期の頃には「これはわたしの物語だ!」って衝撃を受けるような作品との出会いがいくつもあったから。

でも、このひとはなんというか、きっと、他人のことが気になってしょうがないタイプなんでしょうねー。さっき電車で前に立っていたひと、ゆうべスーパー会計をしてくれたレジのひと、今朝入れ違いにごみを捨てに同じ建物から出てきたひと…そういうひとたちそれぞれに生活があって仕事があって宝物があって、人生があって、っていう、それを想像せずにいられないタイプの作家なんだろうなあと思う。普通にしてたら出会わない他人と、思わず袖触れ合ってしまった話ばっかりだもんね。

でも、その "他人" に対する関心の種類が、恋人家族といった身近なひとに対するものとさして違っていないように見える、そのバランス感はとても不思議。殊にわたくし、結婚なんつう最大の "差別" をこないだ選択したところだったので、身近なひとをこう、淡々と扱えるものか? という違和感はちょっとあった。そうありたい、そうあったら楽なのに、みたいなことなのかなー。んー。

あ、そういえば表題作が「Around 40」とゆー、今やっている大変に都合のよい展開を見せるドラマの第一話と多少似ていて面白かった。40歳、独身勤労女性、同窓会、っていう設定が同じ。主人公キャリア観(感)が全然違うので、行動原理や展開は違うんだけど、周囲のリアクションとかには近いものがあって、それをこの小説のように一人称で描くと、途端に読んでてつらくなるものだなあ、とも思ったりした。

元アイドル! (新潮文庫)

元アイドル! (新潮文庫)

面白かったーっ!! 割とマイナー感のある人選だなーと思っていたら、あとがきを読んでびっくり、単行本のときにはもっとビッグネームのひとの分も入ってたんですね。外されたメンツを見て、いろんな大人の事情があるらしい…ということだけは理解できた。

でも、マイナーなアイドルのほうがいろいろひどい目に遭ってるようだ、ってことは読んでてヒシヒシと。お母さんがファンの子の車にはねられたり(娘を追いかけている車を止めようとして)、電車で跪かれたり隣に座られたり、握手会のときにさっきまでズボンの中に入れていた、白濁した液体のついた手を握らされたり。それだけならまだしも、昔のアイドルの事務所ってひどかったんだねえ。漫画みたいな話がいろいろとあって、ひっどい条件で働かされたり、マネージャーも同行しない海外ロケに向かったら現地でいきなり脱げと言われたり。中には、「マネージャが別のアイドルオタクだった」とか「デビュー後最初に仲良くなった同業の子がレズビアンだった」とかも。濃ゆ!

でも、子供の頃の記憶を手繰れば、聖子ちゃんの破局会見 → あっという間に別の人と結婚 → 愛人にした白人男性に性生活を暴露される → 離婚 → 子、普通にデビュー → 本人一週廻って高く再評価を得る…とか、今じゃありえない話だよなあと思う。明菜ちゃんだって、マッチ先生マンションで手首切って自殺未遂とかしてたもんなあ。「アイドル」とゆー人種の「別世界のひと」度合いや、傍目に映る人生の濃ゆさが今とは段違いだったなと思う。そのへんの名残を残した時期(ひとによってはど真ん中通ってるひとも)の「元アイドル」の話が多いので、そりゃあ読み応えあるに決まってるなあっていう。

通して読むと、精神のバランス崩しちゃったひととか、崩しかけたひととかの話が多いんですが、これだけ濃ゆければしょうがないことだなあと思った…けど、その崩す度合いが半端ではないので、ふつう社会生活送ってる20〜30代の周囲の女性たちが多少コンディション崩してる状態とかとは比べ物にならないなあとも。よくサヴァイヴしたねえ、笑える話になってよかったねえ、みたいな気持ちになってしまったんだけど、それというのも、吉田豪さんが、好きなアイドルが自殺してしまったっていう経験を2度味わったことで生まれた企画、ってことらしい。深く納得すると同時に漢だなあ、って思いました。うう、格好いいぜ吉田さん。

  • 近況。数日前に書いた、何をしていても「地震が今来たら、と考えてこわくなる」モード、随分よくなってます。ご心配いただいた方、幼稚な怯えを晒してしまって失礼しました…。
  • でも、やっぱり多少は残っている、っていうか現代社会、地震以外にもこわいことがいっぱいありすぎなんだよ!! こんなんじゃよくなりかけてもすぐまたドキドキするよ! うわあん!
  • 秋葉原、わたしは全然行かないんですけど、夫の職場がまあまあ近いエリアで、常日頃、ゆっくり時間取れる昼休みとかには秋葉原のタワレコまで歩いたりしているようでね…この週末、夫は家で仕事してたけど、もし会社行って仕事してて、たまたまあの時間にあの通りを歩いていたら? って想像したらもう、どうしたらいいのかわからなくなるってもんで。きのう、ニュースを見て震えてました。ホントに。
  • まったくこわくない状態になんて、もう戻れないのかもしれないなーと思う。でも、そのほうが自然かもしれない。だってホントにこわいことがいっぱいあるんだもんよ!むしろ、今まで何もこわいと思わないでいた理由が分かりません。よよよ。
  • でも、こわがって何もできないでいるのはつまらんので、少しずつ慣れられるよう、日々、深呼吸を繰り返してゆきたいもんだと思っている。今のところ、夫が家にいるときなら、ひとりでお風呂に入って湯船にちょこっと浸かってられるようになった。ひとりのときでもできたらよいのだけど、な…。今から挑戦すべきか…。
  • くるり京都音楽博覧会今年のラインナップ第二弾が既にすごい! まだこの先も追加になるのかなあ、矢野さん来ないかなああああ。楽しみだなああああ!
  • 今年はほかに夏フェス行く予定もないのです。WORLD HAPPINESS はちょっと行きたいんだけど、な…。秩父の魂フェス(もう今月なんでしょ?)も行きません、遠いから。その遠さを楽しめるほどに、自分の中で魂の配分が大きくない、っていうことなんですが、これは絶対値が変わったということじゃなく、多分比率の問題。
  • TBS が秋葉原の事件のせいで放送内容を差し替えたとのことで、今、「NANA」を観ているのですが、なんだか噴飯ポイントが満載で楽しいな! 極端に現実ばなれした漫画を実写にすると、いろいろ無理があってたまらん!
  • 松山ケン/イチくんはシンちゃん役だったんだなあ、なんかもっと、身体がちっちゃい子のイメージだったんだけど、シンちゃん。原作は猫っぽいけど、松山くんは犬っぽい。そういう意味では、原作の体型どおりなのは中島さんだけかも。中島さんは細すぎてこわいね…! ああ、劇画だ劇画。

08*06*06

ラスト・フレンズ

今日感想書いてるひとちょう多そう! 俄然盛り上がってきたもんな!

や、ちょうど昨日、いただいたコメントにこんなレスしてたところでさ。

あ、curioさんのコメント拝見してわかった気がする! わたし、錦/戸さん(っていうか「ソウスケ」ですよね、失礼失礼)の暴力が美知留にしか向いていないところにピンと来てないのかもです。

無理に連れて帰らず、基本的に自分から帰ってくることを待ってるあたり、DV 男性というより高度な従属関係を志向してる感じに見えるんですよね。SM 的というか。そういう要求をする相手としては、美知留があまりにも愚鈍なんじゃ…と首かしげる感じです。もっと分かりやすく、どんな手を使っても連れて帰る、というほうが DV 傾向とはマッチするのかなーと。

これまでの宗佑のこわさって、「キャーまたいる!」っていうこわさだったんだと思うんですよ。しつこい、キモい、みたいなことで、危害を加えられるというおっかなさをシェアハウス住人側が感じてなかったのもむべなるかな、というか。「宗佑こええ!」って思ったとき、暴力的なおっかなさとサイコっぽいこわさ、どっちが提供されてるのか、これまで全然わからなかった。

実はわたくし、第1〜2話観られなかったので、そのへんでもっと暴力主義なところが出てたのかもしれませんが、わたしが観た範囲では、ずる賢くいろいろ画策こそしていても、野蛮なことをするタイプではない、という描かれ方に見えてたんですよね。シェアハウス住人たちがえらく無防備なのにも、最初は「おいおいあぶないよ!」とかドキドキしてたんだけど、そういう人物じゃないってことなのか…って思わざるを得なかったというか。

なので、今回急に暴力に訴え始めたのでちょっと驚いたというのはあります。住人たちの無防備さが裏目に出た(タケルはまだしも、瑠可の考えてなさがひどい)ってことでは説得力はある(エリが言ってたとおり)けど、こういう方針を選ぶ男ならもっと早くからこういう風にやってたんじゃないかと思っちゃう。宗佑をモンスターとして描いてるのかもしれんが、モンスターだったら何しても不思議じゃない、っていう描き方はちょっと雑じゃなかろうか。どうだろうか。

一般的に暴力をふるう男って、その後には信じられないくらい優しくなるっていうじゃないですか? あまりにも優しくされるので女のほうも離れられない、みたいなことをよく聞くけど、少なくとも宗佑は「気に入らないことがあると女を殴る」「そのことを悪いと考えているからその後女にめちゃくちゃ優しくする」「なのにまた殴ってしまう」「そのループから抜けるために女が悪いんだと思い込む」というような感情のふり幅を抱えているようには見えず、もっと理性が勝っている人間に見えるのですよ。そういう男が、ああいう風に女を殴るか? っていうのがぴんとこないんでした。言葉でなら殴りそうだけどもさ。

あと、タケルが暴力振るわれた時点で警察に行かない理由がよくわからない。宗佑がその立場にいるなら、役所勤めで体面とかもあってオオゴトにしたくない、という理屈も成立しそうですが、シェアハウス側は割と、社会的な縛りの少ない立場の人たちでしょ? あ、あれかね、美知留の母ちゃんに言われたみたく、警察とか行っても社会的に信用のある宗佑と、ぷらっぷらしてる(と見られるだろう)自分たちとでは分が悪い、ってこと? でもそういう葛藤もなさそうなんだよなあ。んー、だいたい美知留は一体何を買いに雨の中ロフトまで行かなきゃならなかったのか? 生理用品? タケルへのプレゼント? そのへんはあいまいなままなのよね。びみょーうなご都合主義に「んー?」と思うところがぽろぽろあります。

古くには「ジェットコースタードラマ」みたいな、話の展開が速くて何が起こるかわからない! みたいなドラマがはやった時期もあったように記憶しているけど、このドラマがそういう位置付けか、って言われると、それはちょっと違うような気がする。でも、何を以って視聴者を惹きつけようとしてるのか、ちゃんと定まってない感じがあるんだよね。ショッキングな展開で視聴者をドギドギさせたいのか、こわいことが普通に混ざってる最近なんだよ、と物語りたいのか…そのへんの統一感のなさに、「緩いな!」とがっかりすることは、確かに頻繁にあるのですが。

でも、そう言いながらもわたしが楽しく観ているのはやっぱり、美知留がホントにばかでいらっとなるのが面白いからなのかもしれない。生々しいばか女具合というか。あと、瑠可とタケルのキャラクターが魅力的に描けているのも大きいんだろうなあ。役者がいいっていうのもあるけど、やっぱり今日び、すごくがまんをしている人っていうのはあまり表立って見かけない訳で、これみよがしじゃなく、がまんと寄り添って生きてきた、みたいな彼らの在りようがなんだか、とてもいとしく思える。エリも好きだなあ、宗佑の病院に行っちゃうところもよかった。

…って考えると、好きなところも「むー?」と思うところもキャラクター造形に終始してしまうね…? 悪い人、ダメな人に説得力を持たせるキャラクターづくりというのは本当に難しい、ってことなのか。宗佑が「こえええ!」係ってだけじゃなく、なんで美知留を殴ったのか? みたいなところが透けるような描き方をされてたらもっと、立体的に面白かっただろうなー、と思いつつ、それはみんなが大好きなドギドギとは違うのかもしれない。難しいね。

や、今でも充分楽しんでるんですけどね。あと関係ないけど宗佑っていい名前ですね、字も格好いいよね。(鼻ほじりつつ。

それと、次週予告で「最終章 愛と死」ってなってたんで、最終回? とぎょっとしたんですが、さっき調べたらあくまで「最終章」ってことらしいです。

6月12日 第10話 22:20〜23:14(スタートが20分繰り下がります)※スポーツ番組延長のため

6月19日 最終話 22:00〜23:09 (15分拡大)

6月26日 特別編 22:00〜23:24 (30分拡大)

ですってさ。まー確かに、あと1週であんだけばら撒いた伏線(タケルの姉とトラウマのこととか、思わせぶりなキャスティング平田満)の瑠可の父とか、ネグレクトされてた男児(宗佑が助けた子)のその後とか、美知留の美容院の先輩のこととか)をちゃんと回収できるはずはないと思ってたので、なるほど、って思った。でも、最後の「特別編」ってナニ? しかも30分拡大て。気になる…!

08*06*03

「武さん」

松尾スズキブログに唐突に「武さん」が登場していた。勿論、登場の唐突さは夢の話ゆえなんだけど。

しかしながら、エントリ全体を読み終わってなお、わたしはこの「武さん」が北野武を示した言葉だということに気付けずにいた。なぜかというと、わたしの父の名前が「武」だからだ。

エントリ中、「武さん」が映画監督であることを匂わせる記述がたくさんあって、それでもわたしは「武さん」という字面に父の面影を見、そこに描かれた「武さん」はわたしの父ではない(当たり前だ)ものの、それに類する人物なのであろうという先入観を(かなり無自覚に)抱いた。松尾さんの夢の中で「武さん」が映画撮影に関する作業やら決定やらを行う立場にある人物であり、松尾さんがそれを前提として受け入れていることは、エントリ内できちんと触れられているのだけれども、わたしはそれらを「夢だから」という判断で切って捨て、父に寄った人物を思い描き、畑違いの映画撮影の作業を行っていることにおかしみすら感じたままで最後まで読み終えてしまった。

結果、「武さん」の人となりがちっとも分からないエントリだなあ、と不満すら覚え、再度ゆっくり読み直し、そうしてようやく、「武さん」が「世界キタノ」こと映画監督・北野武をあらわした単語であることに思い至ったということなのでした。

だから何だ、と言われても困るのですが、ただ、父が北野武と同じ名前を持っていることに、初めて気付いた今日であったことだよ。