うっわ

はてなにコメント承認機能がついた!
http://d.hatena.ne.jp/hatenadiary/20080911/1221124476
早速搭載。や、わたし自身は別に、ひどいコメントスパムとかに遭遇した記憶はないんですけども。お友達が私怨で下劣なコメントつけられていたとき、手動で削除してコメントなし設定にするしか対応できないなんてなあ…と歯がゆく思っていたことがあったので、必要な機能だと思う。
関連して、少々自分語りになるのですが、「何かを褒めるときに何かをけなす必要はない」という考え方がありますよな。わたしは「褒め」を主張するために、比較として他の何かを出して来て、褒めたいものの優位点を挙げる、ということをする癖がある。それは比較対象をけなしたい訳ではなく、ロジック上の要素として取り上げているだけなんだけど、多分、そういうことをすると、褒めポイントがわかりやすくはあるけれど、読んでいていやな気持ちになる人が一定割合で出てくる可能性が高い文章になってしまうんだろう。そのことを最近、肌身で感じている。
褒め文を書くのがはてなを始めた目的だったけど、それにはとても熱量が必要で、好きなものを好きと書くだけなのに、どーしてそんなに大変がらなきゃいけないかというと、比較対象として挙げる何かについてもある程度調べたり確認したりググったり、そういうことをしてから、褒めたいものについての褒め文を書く、というのがわたしの褒め文の流儀だったからです。本筋じゃないところにもやけにエネルギーが要るという。でも、エネルギー使って表現を工夫したり、エクキューズを入れたりしても、反発して読む人にとってはそんなの逆効果だったりもする訳で、だったらその比較対象を出す手法自体を止めたほうがいいのかなーと思ったり、でもそれ止めると褒めの速度が落ちるよねーと思ったり。そんなことをぐるぐる考えていると、何か感じたときによし書こう! という勢いがそがれて、結果書かずに寝かせたまま…みたいなことがとても多くなった。
まあ、言ってみればもともと考慮すべきだった点について無頓着なまま乱暴に文章を書き殴って来ていて、今更そこに思い至って思考停止している、というようなことなんですけど。いい年齢してすみません…。でも、コメントの承認機能をオンにしていれば、自分の気に入らないコメントを人目に触れないようにすることができるから、若干配慮が足りないこと書いちゃったとしても、公に見える形でややこしい事態を招くことは避けられる可能性がある。でも、それは本質的な対策ではないので、この機能にあまり依存せずにいたいものだな、と自分で思った、ということです。勿論、お友達が遭遇したみたいな私怨が根っこにあるコメントスパムは論外なので、そういうのへの対策としては絶対必要な機能だ、という認識ですけどね。甘えるな自分、と、そういう風に思いつつ、機能をオンにしたという次第です。それを、ここにメモっておくよ。