ドラゴンランス

ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜

ドラゴンランス(1) 廃都の黒竜

ドラゴンランス(2) 城砦の赤竜

ドラゴンランス(2) 城砦の赤竜

高校時代、部室に転がっていたドラゴンランスの旧版を読んでいた。
ゴールドムーンがメダリオンを身に着けていたという記憶がある(メダリオンという言葉を覚えた)。
ドラゴンランス2の半ばでゴールドムーンがメダリオンを手に入れていたので、今回借りた本は読んでいたのかな。
指輪物語RPGの聖書ならば、ドラゴンランスRPG系小説の古典だよね。

西の善き魔女外伝〈3〉真昼の星迷走

本編1〜5巻まで買って読んでいたけど、全部は読んでなかったから、図書館で見つけて借りてきた「西の善き魔女 外伝3」
これが、完結編?
相変わらず、主人公フィリエルと彼氏のルーンの性格がつかめず、淡々と読んでしまうシリーズでした。

魔法使いハウルと火の悪魔―ハウルの動く城〈1〉

ハウルの動く城1  魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)

ハウルの動く城1 魔法使いハウルと火の悪魔 (ハウルの動く城 1)

ダイアナ・ウィン・ジョーンを進行中です。
ようやく、「魔法使いハウルと火の悪魔」が借りることができた。
映画を見てもよくわかなかったハウルとソフィーの性格がわかった。
やっぱりジョーンズの作品だけあって、登場人物たちの性格が破綻していた(リアルで)面白かった。

アブダラと空飛ぶ絨毯―ハウルの動く城〈2〉

ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (ハウルの動く城 2)

ハウルの動く城2 アブダラと空飛ぶ絨毯 (ハウルの動く城 2)

魔法使いハウルの二作目。
でも、最初は全然、前作とつながらないのだ。
夢見がちな絨毯屋の青年アブダラが、巻き込まれながらも、気合と思い込みで、真相へとたどり着いていくのだ。
アブダラが恋するお姫様も、意外にリアリストだったりして、笑える。

アナンシの血脈/ニール・ゲイマン

アナンシの血脈〈上〉

アナンシの血脈〈上〉

アナンシの血脈〈下〉

アナンシの血脈〈下〉

いい加減な父親に振り回された青年が、父の死をしって地元に帰ったところ、亡くなった父と、生き別れの双子の方割れに振り回される。
父が「神」だったという事実(ここでいう神は、日本の八百万的な神で、具体的にはクモの神だった)と、主人公とは違ってクールでスマートで魔法も使う双子の片割れに、振り回されて、くやしーー、と叫びたくなる主人公がかわいそうなんだけど、おかしい。

「花の魔法、白のドラゴン」「マライアおばさん」

花の魔法、白のドラゴン

花の魔法、白のドラゴン

マライアおばさん

マライアおばさん

邪悪な女たちが活躍する2作品。
マライアおばさんの邪悪さは女性らしい女性でしか使えない邪悪さ。
「花の魔法、白のドラゴン」(タイトルのわりに、ドラゴンはどうでもいい存在)は、権力志向な女性の邪悪さである。
どちらの作品も、男たちの不在(と弱腰、実力はあるのに)が気になる。

ダレン・シャン―奇怪なサーカス、ダレン・シャン2―若きバンパイア

ダレン・シャン1 奇怪なサーカス

ダレン・シャン1 奇怪なサーカス

ダレン・シャン2―若きバンパイア

ダレン・シャン2―若きバンパイア

ダレン・シャン2作。
子ども特有のわがままさが好きよ。
デモナータに比べると不幸感が少ない、かな。
作品の舞台としては、どちらも2作ずつ読んでみて、デモナータが上。
比較されるハリポタと比べると、デモナータ>ハリポタ>ダレン・シャン。

ペロー・ザ・キャット全仕事/吉川良太郎

ペロー・ザ・キャット全仕事

ペロー・ザ・キャット全仕事

近未来のフランスで、イリーガルでハイテクな方法で猫に憑依する青年ペロー。
すぐにギャングに尻尾を捕まえられて、訓練を受けて仕事させられる羽目になった。
街の描写もおしゃれだし、やる気のないペローの他に、気味悪い探偵ヴィッキーや、凄腕用心棒の美女シモーヌや、ハッカーの双子イザベルなどのキャラクターが、非現実的にクール。
この雰囲気、どっかで読んだことあるなーと思ったら、マルドゥック・ヴェロシティに激似。
作品が似てるというのではなく、作家の読書嗜好や、ファン層は似通ってるんだろうなー、という感じ。

ダレン・シャン3,4,5

ダレンとクリスプリーの絆を深める物語。
そして4巻以降のバンパニーズとの対決シリーズの挿入編。
ダレンとガールフレンドとの淡い恋や、蛇少年エブラとの友情といった、ダレンの心がようやく半バンパイアとして安定していく様子が描かれる。

ダレン・シャン3―バンパイア・クリスマス

ダレン・シャン3―バンパイア・クリスマス