opuesto / Tate’s Official Blog

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飛散状況

おはようございます。

まだこの湿度と気温に身体が慣れず、6時過ぎに起床してしまいました。

サウナ状態です。


さて…
また強烈なニュースが。


▼『<福島第1>放出量は最大4兆ベクレル がれき撤去で東電
毎日新聞 7月14日(月)22時38分配信

東京電力福島第1原発で昨年8月のがれき撤去時に放射性物質が飛散し、
20キロ以上離れた福島県南相馬市の水田を汚染した可能性がある問題で、
東電は14日、同原発からの放射性セシウムの総放出量を最大4兆ベクレル
試算していたことを明らかにした。

しかし「かなり大づかみな計算」として公表せず、市にも伝えていなかった

東電によると、敷地内や同県双葉、浪江町モニタリングポストで実測した
空間放射線量の上昇度合い、気象データを基に放出量を試算。

がれき撤去で放出されたのは1時間当たり1000億〜1兆ベクレルで、
放出時間は計4時間と推定した。

4兆ベクレルは、事故後の福島第1原発から1日に放出される
放射性セシウムの1万倍以上に上る。

南相馬市には、セシウムが最大で1平方センチ当たり0・04ベクレル
沈着したと見積もった。

東電は「極めて微量な放射性物質南相馬まで到達した可能性は否定できない」
と説明しつつも、同市のコメから基準値(1キロ当たり100ベクレル)を超える
セシウムが検出されたこととの因果関係については
「事故直後の放射性物質によるものかもしれず、断定できない」としている。

東電農水省の要請で、この試算を実施。

4月に農水省に結果を伝え、6月には県にも情報提供したという。

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公表もせず…しかもお馴染みの言い訳、
「事故直後の放射性物質によるものかもしれず、断定できない」と。

安心しきっていた方々には刺激的なニュースかも知れませんが、これが現実です。

その頃のデータがこちらです。

昨年の8月というのは、19日だと思われます。

福島第一原発2013年8月の「大気中」放出量見積もり
(少なくともレベル4、月間では恐らくレベル5?)
周辺は一目瞭然だったんだけど、結構遠くまで飛んでそうだったので対数グラフで書くと、
40km圏なんて余裕で届いていたようなわけで、、。

と、ある方がTwitterで書いていました。

周辺のポストから線量の変化は殆どが「+」。
つまり、30〜40km圏内の「飛散」が明らかに見えていて…。

と、言う事です。


皆さんはこの日…何処で何をしていましたか?


私はこのBlogで確認したところ、
福井から東京方面に移動していました。


また近く1号機カバーを解体するため、
再び放射性物質が飛散する恐れは十分に考えられます。

ご注意ください。

この手の後だしがお好きな東電なので、
やはりBlogは毎日書いた方が良いなと、改めて感じました。



さらに…こんな話も。

原子力規制委員会は14日、九州電力川内原発1~2号機について、
再稼働に向けた審査内容をまとめた「審査書案」を16日に公表することを決め、
原発の新規制基準を満たすと認める内容で、昨年7月の新基準施行後初めて。
その後の手続きや設備の検査などの進み具合によっては、今秋にも再稼働が可能になる。


今年の秋ですか…。

動かしたくて仕方が無いのですよね。

電力会社も国も…。