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orangestarの日記

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2012-07-07

いじめについて

いじめについて、いじめられている人間の今おかれている状況に対する個人的な対応の仕方について、色々な方がアドバイスをしていて、ソレについて、思うことを書くんですが、でも、以下に書くことは、今、既に、その現場から遠く離れた自分が描いていい事ではなくて、だから、2002年ごろの、まだ、20代前半の自分が書いた物として読んで下さい。

いじめられている人へのアドバイスとして、

朝日新聞デジタル:いじめられている君へ - 教育

茂木健一郎(@kenichiromogi)さんの連続ツイート第646回「学校に行かないという、権利もあるんだよ。苦しかったら行くな」 - Togetterまとめ

のように、「逃げろ!」というアドバイスがある。確かに、「いじめに負けるな!」とか「みんな君の味方だ!その耐えた経験は君の力になる!」とか「それをバネにして頑張れ!見返してやると発奮するんだ!」とかに比べたらマシだけど、しかし実際は飢えて死にそうな子供に、

「パンがなければお菓子を食べればいいです、食べ物はいくらでもあります

といってるみたいなもんだ。無理。実際逃げるの無理。


どれくらい無理かを説明する

逃げる、といっても、中学生高校生にそんなに逃げる為の手段なんてない。

ひとりで生活する手段はないし、家出をしても、結局連れ戻される。都心部だったらゲーセンとか、いくらか逃げ場はあるけれども、田舎だと(田舎ゲーセンは逃げ場でない)もう本当にどうしようもない。

まず、不登校をするにしても転校をするにしても、最初に、親に事情を説明するところから始めないといけない。(というかどうやったも親を経由しない逃げる手段がない)自分イジメにあっていて、具体的にどういう被害があるかという話。でも、これがとても難しくて、自分自尊心や親に心配を掛けたくないというのもあるけれどもそれよりも、

親は、自分の子供が苛めてるというのと同様に、自分の子供が苛められているというのを理解したくない。

というのがある。

子供から、そういう相談をされたとき

「うちの子が苛められているなんて信じられない」

「うちの子が苛められるような子のはずがない*1

「うちの子勘違いじゃないかちょっと大げさに言ってるんじゃないか

と思う。そして、その場で、その子供の言ってることを否定してしまうと、アウト。完全詰み。子供は、最後の逃げ場として両親を頼るわけなので、そこに否定されると完全に逃げ場がなくなります

また、そこで苛めの事実を親が認識しても、親が

「苛めで逃げたりするのは負けだ」

という意識の持ち主だと、子供に「負けるな!やり返してやれ!」といってまた詰み。

上記のようなことがあるので、親がどういうタイプの人間で、どういうことを考えてるかに関わらず(実際は、逃げろ逃げろ転校しろ気にすんな!というタイプの人間で、苛め事件とかのニュースを見るたびにそういう発言をしている人間だとしても)、子供は苛められている事実を親には相談できない。

親が実際にどういうリアクションを取るかは相談してみるときまでわからない。そして、相談によって返ってきた返事の何分の1かの確率即死確定するカードを人は裏返せない。

から親には相談できないし、逃げることも出来ない。

また、親の説得、というハードミッション成功したとしても、その後の道が今の日本には全然ない。頑張って通信で大検とって大学にいっても就職とき

中学高校が空欄になってますがこの期間なにをしていましたか

はい!苛めにあってひきこもりをしておりました!」

という人間会社はとらない。

鴻上さんは

http://www.asahi.com/edu/ijime/kougami.html

 あなた安心して生活できる場所が、ぜったいにあります。それは、小さな村か南の島かもしれませんが、きっとあります

 僕は、南の島でなんとか生きのびた小学生を何人も見てきました。

って書いてあるけれども、

それでは将軍様!その屏風から南の島を出してください!!

鴻上さんは演劇人で、演劇が、“南の島”足りうることは知ってる。でも、南の島にいて、「ぼくは南の島で生き延びた人を見ました」といってる言葉の裏には、南の島までたどり着けなくておぼれ死んだ人がたくさんいる。

南の島なんて地図の上にしかない。

あと、死ぬ気になれば何でもできるという人がいるけれども、世の中には死ぬよりもおそろしいことがたくさんある。死んだほうがマシなことが多くって、でも死なないのは自分が死んで困る人や悲しい人がいいるからだ。だから、苛められっこに死ぬことを禁じる!とかいうのは本当に厚顔無恥というか、ひどい。死ぬ人は、それでも耐えられなくなって死ぬ。親の為に、とか家族の為に、なんとか生きてみようかなと思って生きてる。だから、上でいったみたいに、その相手から否定されると、死ぬより辛いのよりも更に辛い。

から死ぬ人は、一人で削れながらゆっくりと死んでいく。

そして、苛めている人間は苛め対象を人間としてみてない。ダイオウグソクムシくらいにしか思ってない。

ダイオウグソクムシ - Wikipedia

キモイし、何で学校に来てるのかわかんないし、積極的にいじめてる人間害虫駆除をしてるだけのつもりなので、むしろいいことをしてる気持ちだし、もし、そのダイオウグソクムシ自殺して死んで、遺書とかで名指しされたときも、「何で自分があんなクソムシのせいでこんな目にあわないといけないんだよ」って被害者の気持ちにしかならない、絶対に反省なんかしない。貴方は庭先でダンゴムシを踏んで罪の意識を感じるか?

から苛められている人間は、逃げられないし、戦うことも出来ないし、話し合うこともできずに、心身を削り取られながら、へばりついて生きていくしかない。そこを前提に話をする。南の島にはいけないけど、家の裏に穴を掘ってそこにこもる方法を、僕はいくつか知ってる。

痛みに耐える為に。削られても死なない為に。

痛みに耐える為の方法ひとつ

"これは私の身体じゃない"

というのがあります

どうにも耐えられない苦痛が身体や精神を襲ったとき

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分精神じゃない”

と心の中でつぶやいてください。そして感覚自分の体を丁度斜め上から俯瞰する位置にある、とイメージして、全体を見渡すようにしてください。ファイトクラブエドワード・ノートンがディカプリオに拷問されるときにやっていたのに近いです。慣れてくると、大概の痛みには耐えられるようになります

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

殴られているとき、耐え難い屈辱を味合わされているとき、これをつぶやいてください、自分感覚自分の外側にだして、逃がしてください。

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”

“これは自分の身体じゃない”。

“コレ”をする場合自分意識を逃す、“本当の自分”を心のどこかに作っておく必要があります。逃げ場です。いじめ問題で“お逃げなさい!”といわれるような恒久的な逃げ場ではなく、防空壕的なところ。“本当の自分”の置き場。いくつか自分の知ってる例や知人の例から具体的な例をいくつか挙げていきます

ただ、ひとつ注意して、絶対に気をつけて欲しいのが、上の行動を絶対にリアル人間に知られないこと。知られると、仮の自分と本当の自分が繋がってしまい、「これは私の身体じゃない」が効かなくなります

以上の方法を使って、3年間〜6年間耐えてください。社会人と違って、(田舎は別だけど)学校の苛めは学校内だけなので。(田舎在住の人は頑張って東京に出てきてください、とりあえず出てきたら何とかなります)“耐えてください” 本当にそれしかいえません。それが、リアルで知り合いでない自分に掛けれる精一杯の言葉です。

……上の防空壕よりも深い穴に“妄想世界を『作り込んで』そこの住人になる”というのがあります妄想のなかの世界が“本当”でこちらが“偽”。今この世界は、自分が見ている夢で、本当の自分は眼が覚めると別の場所にいる、という世界です。

ヘンリーダーガーという人がいます

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー - Wikipedia

彼は、彼自身の孤独と彼をさいなむ世界から、彼と彼自身の内面を守る為に、誰に見せる為でもない、彼自身*2物語を80歳で死ぬまで書き続けました。彼が死ぬ直前まで、その物語存在を誰も知らなかったそうです。

自分を守る為に、自分内面世界を作り込んで。そういう方法もあります

それは別に架空世界でなくてもいいし、ラノベみたいなハーレム世界でもいいし、自分と同じようにさいなまれている女の子がいる世界*3でもいいです。適当マンガから世界観をかりてきて構築してもいいし、とりあえず何でもいいです。

要は、現実と真正面から向き合わないこと。それは現実じゃない。

(し、本当の意味でも現実じゃないです、閉鎖系の中でだけ成り立つ現象なので閉鎖系から出た場合は別の物理法則世界が動き出します)

最後にいくつか参考になる本をあげていきます

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

ヘンリー・ダーガー 非現実の王国で

妄想の中に引きこもるための手引書です。芸術書で、ダーカーがどういう人となりだったかということがかいてあったり、美術解説があったりとあんまりその(本としての)メインの部分は役に立ちませんが、ダーガーの残したスケッチなどから分かる人には得るものがあるはずです。

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン グミ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)

グミ・チョコレート・パイン チョコ編 (角川文庫)

グミチョコレートパイン、のチョコ編まで。パインはもうなんていうか…青春物になってしまたからなあ……。屈託。

黒い羊は迷わない 2 (ヤングサンデーコミックス)

黒い羊は迷わない 2 (ヤングサンデーコミックス)

1巻もいいですが、2巻。出口のない黒い憤怒を結局正しくないまま消化できない話です。

銃夢(GUNNM) 1 (ヤングジャンプコミックス)

銃夢(GUNNM) 1 (ヤングジャンプコミックス)

憤怒や復讐正義、行動原理とそのゆきみちの話。

リバーズ・エッジ (Wonderland comics)

リバーズ・エッジ (Wonderland comics)

いじめ、というと話題に出る本ですがこいつらリア充なので関係ないです。オススメしない。

豚みたいな女の子

傷物の赤

あと、いろいろ残ってるときに書きました。


……多分、まともな大人はこういう“逃げ方”の話をしないです。というのは、こういう逃げ方は、生きながら死ぬのを(現実を生きない)のを勧めてるのと同じだから。でも、寝たり冬眠したり、“かたくなる”というのは生存戦略として必要。だと思う……。わからん、答えなんて出ない。少なくとも自分はそうやって生きてて今生きてるし、でもソレが良かったのかもやっぱりよくわかんない。普通閾値内にいる人にはやっぱり「死ぬことが救いになる」ということがあることが想像もつかないらしいという事実の前に、ちょっとだけ絶望する。

 自分の頃はネット携帯もなかったから、殻の中に引きこもってマンガ読んだりゲームしたり小説読んだり*4してた。その頃に自分で作り出した自分のなかの世界風景は、今、自分が作ってるものの原風景として時々顔をだしたりする、し、物事を考えるとき想像力を補ってくれる部分になってる。ひとりで苛めと戦うことになる場合、「外部からの悪意から身を守る」というのと、「孤独と仲良くする」という両方が必要になるけれども、ネット携帯のない頃の自分は、そこらへんが今現役で問題と取り組んでる人間と比べると、恵まれていたと思う。多分いまは、悪意も、孤独も、桁違いになってる気がする。

 ただ、ネット携帯は、逃げる、と決めたとき結構遠くまで逃がしてくれるツールだと思うので、えーと、はてなでダイアリはじめようぜ!

あと、追い詰められるのを避けるためのもうひとつの手段として、悪意の最終処理業者から中間処理業者にランクアップ、苛められる側から苛める側へ!(更に下を作る)というのもあるし、実際あった。だけどあー……。……責められんよなあ……。

※14:30追記

twitterなどで結構肯定的に拡散されているのですが、実際コレ(この逃避方法)はマジ良くないので、死ぬかどうかという本当に、本当にどうしようもない時にだけこの手法をとって下さい。あんまり“これは自分の身体じゃない”で感覚遮断してると、問題が終わった後もずっと(数年から数十年)うまく言葉に出来ない“現実感のなさ”に苦しめられる事になる。(解離というらしいです)どんな状態かというと、顔がふやけたアンパンマンみたいな状態がずっと続く。マジお薦めできないです。

追記2(7月9日)

http://d.hatena.ne.jp/orangestar/20120709/1341803206

追記記事のようなものを書きました。

あとディカプリオじゃなくてブラッドピットでした。すいませんでした。

*1:苛められている側にも問題がある神話は根深く、当事者の親ですら、子供に原因が・・・と思ってしまい、そのため苛めの事実をないことにしてしまいたくなる

*2:僕はヴィヴィアンガールズが彼自身だと思っています

*3:今から10年近く前に書いたマンガ

*4:ただ図書館は、中学生の行動範囲って狭いからはちあうんだよな……

sani_love_1997sani_love_1997 2012/07/08 23:36 うちも小学、中学のときいじめられた…悪口とかわみんなにいろいろ言われた…
何か悔しかった…死にたいって毎日思う
学校わどこがたのしいのか…

いじめられたことわ家族にも言うなかったずっと我慢をしてた…

tuka_kototuka_koto 2012/07/09 07:45 いじめの規模や、対象者の強弱とかあるから、いじめをひとくくりに語るのは
駄目だと思う。予感とか、

ただ、何かやばいと思ったら、距離をとったり、逃げるべき。
自体が進展してからだと、多分、加速するだけ。早めのほうがいい。
こんな思い込みが必要な状況なら、学校を休んだほうがいい。
そのためにはどうすればいいか?親の考え方もあるから、
親と話し合う、家出する、祖父母や親戚に相談するとか。
いずれににしても、はい逃げていいよと言うのは考えにくいので、
現状を理解してもらうために、話すしかない。
理解できないことを理解してもらうのは相当大変だけど、
親と自分は違う生き物なので、そこは何とか振り絞って、
逃げるためにがんばったほうがいいと思う。

いじめは、ひきこもったり、逃げるのはほとぼりが冷めるまで必要。
でも、逃げるのも、立ち向かうのも、人と色々と向き合う必要があるので、
体力も精神力も必要と考えたほうがいい。

いじめは、いじめるほうも、いじめられるほうもどちらにも問題があると思う。
多分、問題は、変えられない部分であったり、相性の問題であったり、
あとは、心理状態(恐れたりする、恐れを楽しむとか)であったりとか。

明らかに法に触れるレベルなら、さっさと逃げるべき。
集団対個人は、集団心理の影響が強いので、個人で立ち向かうのはほぼ無理。
学生は、集団心理を理解できるほど、賢くなっている人はほぼ皆無なので、
いたとしても多分いじめ側に回るはずなので、一度、何かが生じると、
学生だけではどうにもならない部分が多い気がするから。

いきなり逃げる→親に説明。
説明→逃げる

逃げるに際しては、親や周りにきちんと説明をする必要はあると思う。
いじめは、逃げるにも、耐える以上に大変なものがあると自覚して、
あと、理解されない可能性もあるので、被害者だとしても、
同情してくれるというよりは、自分からきちんと周りに説明していく必要があるので、思った以上に、根気や体力が必要なのは自覚したほうがいい。

羞恥心 ⇔ いじめの恐怖やつらさに耐える力 ⇔ 親や周りへの説明や納得の苦労

こういうのをちゃんと天秤にかけて、どうするか考えたほうがいい。
ただ、もしいじめに対して、自分で考えて、自分を変えたり、環境を変えたり、
ひきこもってやりすごしてまたチャレンジできたりして、変えることができれば、
自分がかなり成長することは間違いないので、
自分なりに、徐々に出もいいから、何かできることはないか、逃げるためにでも、
親にアピールする方法はないかとか。
いじめられるを納得しないなら、親に学校の対応が良くないイメージを植え付けるために、
先生が家の評判をぐちってたとか、親が悪いといっていたとか。

tuka_kototuka_koto 2012/07/09 07:51 あと、このブログの方法だと、精神的な負担だ大きくて、
100パーセントトラウマになったり、精神崩壊を起こす
というか、こう思い込んでいる時点で精神崩壊しつつあるので、
その後の長い人生を考えると、ダメージが大きすぎて、
精神的に回復できない可能性が高いので、要注意。
逃げたほうが精神的ダメージが少ない場合が多々あるので。
(思春期だと実感できないけど、大人になると、思春期の記憶や
ダメージは結構残る(普通はみんな隠すと言うか、無視しているけど)
ので、できるだけ軽減できるように、少しずつでも何かしたほうがいい。

tuka_kototuka_koto 2012/07/09 08:08 学校は、時間の流れも速いし、色々させられるから、
一旦、学校生活の流れから、出ることがおすすめ。

例えば、学校さぼって都営や市営の図書館とか。
流れから、遠ざかって、感じられるものが結構あると思う。
いじめうんぬんの感覚から、一旦、自分の感覚を遠ざけるのはいいと思う。

自分の子供が学校に行ってないと親はあせるし、びっくりすると思うけど、
多分、学校のいじめほど、つらくは無いと思うし。
あと、学校で学ぶべきものや学歴がやばい場合もあるから、ずっとという
わけにはいかないとしても、数ヶ月は大丈夫なはず。その間に自分の
感情や自分自身を落ち着ければいいし。
「大検から大学」「学校サボっている事態に、さすがに親も間に受けて、説明したら転校できた」とか、
そういう可能性もあると思うし。とりあず、いじめの感覚から遠ざかることが、
まずスタートだと、個人的には思います。

tiger_butter_pancaketiger_butter_pancake 2012/07/17 11:12 こんにちわ、ダイオウグソクムシです。

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