俺はなでしこ

 はてなダイアリーから、2018年12月に引越してきました

陥入爪

2、3日前から、左足の親指が痛い。
爪の脇の生え際が、膿みそうなヤバい感じで、とりあえず絆創膏を貼って出社したけれど、終業の頃には、ふつうに歩くのがつらいくらい、じんじんと響いてくる。明日、午前半休をとって医者に行こうと思っていたけれど、予定を変更して今日中に行くことにする。
しかし、時間はもう18時半近くで、開いている病院を探すのが先決だ。皮膚科か形成外科で診てもらえるらしい。スマホで検索し、乗換えターミナル駅から徒歩5分の皮膚科を見つけて、閉院15分前に飛び込んだ。
診断結果は「陥入爪 (かんにゅうそう)」。
巻き爪と症状が似ているが、陥入爪は「爪甲の側縁先端がその周囲の皮膚組織に食い込んで、炎症を起こして腫れて、赤くなり、痛みを伴うようになる……ときには、爪甲の先端が食い込んだ部分を中心に、出血しやすい肉芽を伴」うものだ (爪の病気 Q7 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会))。爪が巻くというより、爪の角や側面がそのまま皮膚に食い込む感じですね。深爪すると、なりやすい病気です。というか、深爪していなければ、ならないとのこと。
爪を切ったとき、端っこが残ってトゲ状になったのが、皮膚に刺さっても「陥入爪」になる。あとは、単に足指に力が入り、皮膚に障ったとか、そんな理由でもなるそうだ。今回の私が、多分そうだな。

「陥入爪」の何が痛いって、爪が皮膚に食い込んでできた「肉芽」が痛いんですよ!
私がアラサー(まだ20代だったかも?)の頃、一度、この陥入爪だか巻き爪だかで「肉芽」ができて、爪の側面を切って治療したことがある。今回もてっきり、爪を切り取って治すのかと思ったら、まだ肉芽が小さいから「液体窒素」で治るかもと言われ、冷凍療法になった。
液体窒素を使う冷凍療法とは、患部(この場合、肉芽)に液体窒素をつけて低温やけど状態にし、壊死させる。患部がかさぶたになり、新しい皮膚組織ができてかさぶたを押し上げて治る、という寸法らしい。
この液体窒素がね……痛いんですよ〜!
ドライアイスを患部に直接当てているようなものだから、そりゃあ痛いよね。これで治るのだろうか。1カ月は毎週、医者に通うことになりそうです。トホー。