俺はなでしこ このページをアンテナに追加

2018.4.8 Sun. バリ島のワヤン

[] バリ島のワヤン「人喰い王の改心:スタソーマ物語」@京成高砂崇福寺

人形遣い(ダラン):梅田英春

ガムラン演奏:サンディア・ムルティ

4/8(日)13:30開場、14:00開演、於・崇福寺 (葛飾区、京成高砂駅)。最初にワヤンの説明が10〜20分ほど、本編が2時間強、だったかな。


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友達に誘われて、バリ島のワヤン・クリッ(影絵芝居)を観てきました。

ワヤンというと、ジャワ島のが日本では知られていますが、バリ島にもあったんですね〜! 題材(ラーマーヤナ物語、マハーバーラタなど)は同じでも、影絵に使う人形のフォルムや伴奏など、ちょこちょこ違っていて面白かったです。

ワヤン・クリッ(影絵芝居)は、民族楽器ガムランの演奏で、平面的な人形を動かして古語で語るものです。人形は、ジャワ島は水牛の皮で、バリ島は牛だったかな? 説明があったけど忘れてしまってスミマセン。ジャワ島の人形は意匠的だけれど、バリ島のはもうちょっと人間に近い感じ。演奏も、ジャワ島のは歌がけっこうあるけれど、バリ島のは歌はなく、ジャワに比べてかなり賑々しいです。

古語なのはたぶん、どちらも同じなのかな。バリ島では、道化の人形が話すシーンだけ現代語だそうで、そこで今どんなふうに話が進んでいるか、観客にわかる仕組みだそうです。ジャワ島では、影になっている方ではなくて、人形遣いのいる方で見る(影ではなく、華麗に着色された人形の動きを見る)のが一般的だそうですが、バリ島では、影絵になっているスクリーン側で見るのが大勢だとか。バリ島の人形も華やかなんですけどね、両者の違いが面白いです。


チラシによると、今回の上演「スタソーマ物語」は14世紀にバリ島で書かれた古ジャワ語の叙事詩だそうです。主人公のスタソーマはブッダの生まれ変わり、との設定だそうで、会場がお寺さんなのもあってピッタリ!

今回、人形遣いと語りをつとめるのは梅田英春さんで、ガムラン演奏はサンディア・ムルティさんです。古語の部分は、語りの流れと語調を生かして日本語化せず原語のまま語り、道化の現代語の部分のみ、日本語で語る方式でした。それは分かるな〜、日本でも平家語りや歌舞伎の古い作品を現代語には直せないでしょう。同じことですよね。

ジャワ島のワヤンは見たことがあったけれど、バリ島のは初めてです。ガムラン演奏の激しさにびっくり! 古語の語りが、声明みたいでカッコよかったです。

今日はこのあと、趣味のイベントが18時からあるため、誘ってくれた友達とお茶をしたいところでしたが、涙をのんで移動。どちらも楽しかったです。

2015.7.5 Sun. not 西洋

[]〈民族音楽〉との邂逅 ―― 小泉文夫のメッセージ@東京芸大奏楽堂

東京芸大の教授で、日本、および民族音楽の研究に尽くした小泉文夫の三十三回忌を記念したコンサートに行ってきました。

13:00開場・14:00開演、於・東京芸術大学奏楽堂。二幕構成で、終演は16:45頃でした。プログラムは長唄、南インド・ヴィーナー、同・声楽、インドネシア・バリガムラン (グンデル・ワヤン「ムラッ・ンゲロ」)、モンゴル・ホーミー、ウイグル・ラワーブ、邦楽囃子 (三番叟〜五人囃子といっしょ〜)、尺八、雅楽 (高麗楽)、インドネシア・ジャワガムラン (小泉文夫 “頌”)。

それぞれ15分ほどのパフォーマンスでしたが、ふだん接することのない民族音楽を聴くことができて、大変面白かったです。南インドの声楽が、ちょっとトランスがかってましたねえ。

パンフレットも、小泉文夫先生の業績と功績を盛り込んだ読みでのあるもの。最初から芸大に進んだ方ではなく、もとは東大文学部で美学美術史学科だったのが、日本音楽史の講義で地歌の実演を聴き衝撃を受け、近代標題音楽に関する卒論で東大を卒業したそうです。のち大学院に進学、N響機関誌の編集委員になったり、平凡社に勤めながら音楽公演の企画をしたり、インド政府給費留学生になって海を渡ったりしています。当時の平凡社だったら、それくらい社員を遊ばせる度量あっただろうな〜。26歳から33歳まで勤めて退職、東京芸大や桐朋学園などで教鞭を執り、多彩な活動を続けられました。

この三十三回忌記念コンサートはたまたまアジア中心でしたが、パンフレットを見ると、東欧やアフリカ、アラブ世界の音楽も渉猟し、とにかく精力的に活動していたことが見てとれます。本当にすごいんですよ! 世界各地を回って、日本では講義もして論文や本も書いて、メディアに出ては民族音楽の紹介につとめ、いつ寝てるのか心配になるほど。結局、多忙で癌の早期発見が遅れ、56歳で肝不全のため逝去。この方がもっと長生きしてくださっていたら、もっと民族音楽の研究や理解が進んでいたんだろうと思わせる経歴でした。

だって、東京芸大ですら、邦楽科をなくそうという動きがあったそうなんですよ。それに反対した一人が小泉先生だそうです。いやー、国立の芸術大学で、自国の音楽科目をなくそうという意見が出たとは……びっくりです。あ、もちろん現在も邦楽科は存続しておりますよ。


帰り道、上野公園を通り抜けました。巨木が多くて緑に癒されたな〜。せっかくなので、友達と3人でお茶していきました。

2014.9.21 Sun. 布袋戯(ポテヒ)

[] 布袋戯 (ポテヒ) 日本公演@横浜にぎわい座

9/21(日)、15:00から18:45まで、インドネシアと台湾の劇団による公演。於・横浜にぎわい座。桜木町です。

【1幕】14:30開場、15:00〜16:30 Fu He An(インドネシア)

【2幕】16:45開場、17:15〜18:45 台原偶戯団 (台湾)

友達に誘われ、横浜まで人形劇を観に行きました。

その名も「布袋戯 (ポテヒ)」。

ポテヒってなんぞや? はい、17世紀の中国福建省にルーツを持つ指人形劇です。福建からアジア各地に民が流れ、客家、華僑として暮らしながら、故地を懐かしんで上演されたようです。

指人形だから、けっこう小さいですね。人形のお顔や服装など、京劇ぽいです。


【公式サイト】アジアの人形芸能:ポテヒ(布袋戯)日本公演 ―台湾とインドネシアから―


私たちが観たのは、インドネシアと台湾のポテヒ。

もとは同じ民族でも、やはり暮らしている国の風土に影響されるのでしょうか。どことなくノリがちがいます。

インドネシアでは近年まで華僑文化が弾圧されていたそう(今春亡くなった巨匠は、ポテヒ上演を咎められて8回も投獄されたとか!)で、華人の人形遣いが少なくなっている由。代わりに、ジャワ人の人形遣いが増えてきているそうです。

上演の糸が細くなっていたせいか、それともお国柄か、インドネシアのポテヒは素朴な印象。物語重視で、ふつうの劇のように進みます。

対して、台湾のポテヒは、洗練されて華やかな印象。海外公演慣れしているのか、台詞はあまり使わず、音楽と仕草で魅せる・笑わせる手法を取っていました。一種のショー仕立てですね。これ、本場の台湾だと、もっと物語性が強いのも上演しているのかしら。

個人的に、日本の上方歌舞伎と江戸歌舞伎を思い出しました。上方歌舞伎は、旧都に近く文化の重みがあり、人の移動も少ないので言葉が通じやすいため、しっとり見せるものが多い。対して江戸歌舞伎は、新都で田舎者の集まり、日本各地から人が流入するので言葉が通じにくいため、台詞がなくても分かるような、大振りの演技や見得で人心をつかむ。……と、前に聞いたことがあります。


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携帯写真につき、画像が粗くてすみません。


ちょうど、野毛で大道芸のイベントがあった日でした。そちらは見る時間なくて残念。帰りに夕飯を食べて帰ろうとしたら、飲み屋ばっかりなのね! そういう町なんだなあ。おそば屋さんを見つけて入りました。そば湯をポットに入れて出していた、不思議な店だったな。

2014.9.6 Sat. スマコン!

[] SMAP「Mr.S -SAIKOU DE SAIKOU NO CONCERT TOUR-」@東京ドーム

9/6(土)17:00開演、於・東京ドーム。終演は21:40頃だったかな。

2年ぶりのSMAPコンサートです。今回はツアー・コンサートが決まるのがギリギリで、9月3日に新アルバム発売、翌日の4日から東京ドームを皮切りにツアー開始という日程です。いつもはアルバムを入手して予習してから臨むのですが、なにしろ発売からコンサート当日まで間がなく、CD屋で買うひまがありませんでした。無念!(私は、本やCD類はなるべく実店舗で買うようにしています)


はあああ、楽しかった!

TVとコンサートでは、彼らのありようがまったく違いますね。他のジャニーズ・グループもそうだと思いますが、全力で魅せてくるんです。「オレかっこいい」をここまで見せつけられて、嫌味じゃなくかっこいいって、すごいよねえ。

SMAPさんたちはアラフォーで、すでに半分以上のメンバーが40越えなわけです。それでもこのカッコよさ……いや、本当にコンサートに行くとそう思えるんですよ。

趣味の海外研修旅行から帰国したてで、風邪は引くわ喉は嗄れたままだわ、決していい体調ではありませんでしたが、癒されました。

そうそう、席はアリーナでした。アリーナって、言葉の響きほど見やすい席ではないんですよ。傾斜がないから、立ち上がっても、前の人たちの頭で舞台がよく見えなかったりするんですよね〜。でも今回は、後ろギリギリの席だったことが、かえって幸いしました。ドームで広い分、後ろのほうにも舞台をとっていてくれて、何回か(比較的)近くで観られたんですよね。ふあ〜………よかったわあ。

makmak 2014/09/11 06:42 行きたかった。。。っていうか、もう始まってたのか。チケットいつ頃発売だったの?
これにあわせて日本に帰りたい!くらい思ってたのに、、、終わってたとは。w
CD買わずに参戦とは糸さんらしい。アリーナおめでとう!!

orenadeorenade 2014/09/11 22:39 >mak
FC告知からツアー開始まで、半月ちょいだよ!
告知いつだったかな……旧盆あたり? 私、8/22から国外脱出だったから、あわてて申し込んだよ〜。そんで、帰国したらチケットがポストに入ってたw

東京は終わっちゃったけど、地方はこれからですよん。でもまあ、遠いよね……。
いやー、普段はCD買って予習してから行くのよ? でもさー、今回はアルバム発売の3日後に東京ドームだったの。買いに行くひまなかったwww
それでも、楽しく参戦できました! SMAP楽しい〜〜〜♪
アリーナもよかったです。次回はmakも行こうよ〜。ありがとねー!!!

2013.12.22 Sun. コンサート帰省

[] ピアノコンチェルト 〜クリスマスコンサート〜

明日が天皇誕生日で、3連休となった中日。年末にも帰省するというのに、今週も実家に帰るはめになりました。

というのも、母に「地元の文化センターで、ピアノコンチェルトのクリスマスコンサートに行きたい、付き合って」と頼まれたからです。


いや〜……、もともとは3連休、実家や隣の祖父宅の大掃除で人手が必要なら帰るよ、と聞いたんです。そのときは「掃除はがんばらないし、年末に帰省するんだからいいわよ」と言われたんですよ。ですよ!

なのに、先日電話がかかってきて「3連休、帰ってもいいって言ってたわよね?」うん、微妙に話がすり替わっているよ。で、冒頭の“お願い”に至るわけです。断れないよね……。

私の地元では、ここ10年ほど、小さなピアノコンクールを開催しておりまして、過去の優勝者4名と室内楽オーケストラの競演するクリスマスコンサートです。15時開演、休憩15分を挟んで2時間半ほどのでした。

母とは直接会場で落ち合い、ホール後方の席で鑑賞。いつもアジアの民族音楽を聴いているから、西洋音楽は久しぶりで、これはこれで楽しかったです。

帰宅後の夕飯は、生協で購入のステーキでした。