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2013-10-22 REC3を見た

REC3を見た

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1,2がそれなりに面白く、そろそろパラノーマル・アクティビティの新作も近いだろうから、とレンタルで出ていたREC3を借りてきてみた。

見事に騙された。

ホラーシリーズものは『SAW』のようにそれまでの流れを踏襲しつつ、いかにむりくりつじつまを合わせてなんとかシリーズを続けていくか、っていうのを楽しみに見るものだと思っていたが、全くそんなことなかった。

1,2と同じ時間軸ではあるものの、全く別の物語で、モキュメンタリーが冒頭30分も行かないうちに破られてしまって、通常の映画になってしまった。つまり、たんなるゾンビ映画になってしまった。

1,2のときは扉を開けて前に進む瞬間などバイオハザードの如くドキドキ感があったが今回はそんなものもなく、完全にスプラッターもののB級ゾンビ映画。

血がブシュブシュでて、首がちょん切られて、主人公花嫁は急にジェイソンばりの殺戮マシーンになるし。

見事に予想を裏切られて、笑えるゾンビ映画になっていた。それまでのRECとしてみるとがっかりだけど、B級スプラッターゾンビ映画としてみると、そこそこ面白くていいんじゃね、という感じに収まった。

4もあるらしく、それは1,2の続きのようなので楽しみに来年を待とうと思う。

REC/レック [Blu-ray]

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2013-10-13 きょうのできごと、十年後/柴崎友香(文藝/2013冬号)

きょうのできごと、十年後/柴崎友香(文藝/2013冬号)

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家にある『きょうのできごと』の単行本を取ると、2版で2003年3月発行になっている。文庫本が何故か見当たらないが、Amazonでみると2004年3月5日になっている。映画公開が2004年3月20日から、それくらいに買っていると思う。


映画の『きょうのできごと』を初めてみたのは東京国際映画祭で、そこで柴崎友香を知ったんだけど、その原作から10年後が書かれたというのを本人のTwitterで知って買ってきた。


けいとや真紀ちゃんや中沢くんや西山や正道やかわちはそれぞれの役者の顔と声で再現されながら読んでしまう。よく原作ありの映画を見た後に原作を読むとそうなってしまって、映画のほうが良かった、と思うことが多くて、原作を読んでから映画を見ると原作の方が良かったとなるが、これは初見なのにもかかわらず絵が浮かんてきて会話が聞こえてきてしまってなんとも面白い体験だった。


奥付には映画化の際の行定監督と10年後を撮りたいと言っていた話が載っており、映画祭の時も、またこの『きょうのできごと』の続きを撮りたい、と言っていた。そして「その実現に向けての一歩です。(あと3話で完成予定)」と本人も書いている通り、映画化も期待していいような気がする。


作品の感想としては、登場人物と同じような同窓会のような感覚にしかならなくて、あぁそうなったんだ、とか今そんなことやってるの!?みたいな感想しかもていない、ドラマのスピンオフのようになってしまう。


10年後なので登場人物はだいたい32,3歳になっているが、結婚しているのは一人だけだった。なんだか卒業アルバムに書いてる、「一番早く結婚しそうな人」で一位になっている人みたいだ。


今後3話あるということだからこれからも楽しみにしたい。


文藝 2013年 11月号 [雑誌]

文藝 2013年 11月号 [雑誌]

2013-07-22

風立ちぬを見てきた。

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良かったところを箇条書きに。

・冒頭、飛行機が街中を飛ぶシーンで、飛行機の大きさが度々変わるところ。

・下校途中のいじめっ子を言っていることがまったく理解できない言葉だった。

・地震で地面が波打ちコミカル表現だったので、そんなに重苦しくない感じで震災を描くのかと思ったら、まんま3.11を想起させるものだった。

・ドイツに入った瞬間背景のタッチが変わったこと。

と、いちいち書いていくと後半は全てが素晴らしくきりが無いのでまとめて作品のことを書こうと思う。


主人公堀越二郎の声は庵野秀明。完全に棒読みで声優としてはひどいものだった。しかし、作品の中での堀越二郎の声としては素晴らしいものだった。

二郎には全体的に表情に感情の起伏が表現されない。しかも声も棒読みのため余計に感情が見てる方に伝わりにくい。しかし、地震で人をおぶっている時の汗、走って書類をかき集め車内で仕事を進めながら涙をこぼす、庭からおじゃまする、といった一つの行動がどれだけ彼の中で強い気持ちでの感情なのか、という事が伝わってくる。

あぁ宮崎駿はだからこんな下手くそな映画監督を声優にしたんだな、ということが伝わってくる。

一方瀧本美織は全く違和感なく、良かった。


さて作品全体の感想だが、基本的には堀越二郎と大正昭和の日本の飛行機の成長と結核、ということをメインに話が進む、シンプルなものだった。それまでの宮崎映画にあった深読みや解釈の分かれるものも特にないけど、演出はアニメでしか出来ないものをきっちり描いていて、良かった。

夢の中では夢らしく自由な発想でありながら一部現実的な部分を残していて、グワングワン歪む飛行機の窓や9枚も羽があるのに3機のエンジンじゃ飛ばないだろ、と思うのもの飛んだりして、でも現実では飛ぶことができない。


一向によかった映画をうまくまとめて説明出来ないのは自分文章力とかなんかだろうし、一つ一つのシークエンスで良かったところを数えながら見てしまうのも原因なんだろうけど、終わったら、「あぁいい映画だった、素晴らしい、今みると時代関係なく素晴らしい作品だけど、きっと10年とか経ったらその当時の時間を感じる映画なのかもしれないな」などと思った。


僕にとって本当に素晴らしくて好きな映画はひとつのシーンやセリフを抜き出してあれがよかったこれがよかった、それらが結びついて全体的に良かった、なんていう隙などなく、「ただ、素晴らしい」としか言えないものなんだけど、これはそれではなかった。けど、一つ一つのシーンが素晴らしく、それらが全体として良かった。


あぁ何も説明出来ていない。


原作のまとめも貼っておく

映画「風立ちぬ」(スタジオジブリ作品) 『試写会速報』 あらすじ 感想 時代背景 登場人物