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2010-06-17 ミスト

ミスト

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スティーブン・キングを僕は高校生の時熱心に読んた。『ミザリー』『スタンド・バイ・ミー』『ゴールデンボーイ』『グリーンマイル

授業中ずっと読んでいた。一番はまっていた時期は『ドリームキャッチャー』のころだと思う。そして学校が一番つまらなかった時期でもあったと思う。学校に着いたら文庫本を開き、名前を呼ばれる時のみ顔を上げて、当てられそうなときだけ教科書の前後を読み、弁当を食べ終わったらまた本を開き。今書きながらその当時を思い出した。本を読むことが本当に楽しくて仕方なかった時間だった。積読本を重ねることが楽しくて嬉しくて。今はその楽しさはないけど、読書好きなのは変わらない。

話が全く逸れたけど、消さずに続ける。

スティーブン・キングの映像作品は冒頭から物語りがすぐに始まってくれる。一瞬の心地よい日常さえもすぐに悪夢に陥れてくれる。当然この映画も然り。次に何が起こるんだろうというラストに向かうための物語。2時間の全てが結末のためにある。

記録的は嵐の後の朝に物語が始まる、湖畔の向こうに霧が広がっている。それが始まりでそれが全て。あれは何だろうね、どこに繋がるんだろう、っていう複線を覚えている必要がないぐらい、物語に身を任せていれば全部楽しめるのは映画も小説も一緒。だけどそれを十二分に楽しむためには知識があるとさらにというところ。たとえばこちら (必ず視聴後に見ること)

日本人宗教観や信仰心についてなんやかんや言うつもりはないけど、そういうことについて自然と考えてしまう展開でもあり、そういう終わりかたなのだ。物語として私たちに働きかける力が素晴らしく強く、結末として、この映画はこう終わるしか方法がなく、かつ映画全体を完璧表現した結末でもあるのだ。

実はこれを見たのは2回目で、1回目は映画館で、2回目は今回借りてきて見たのだが、変わらない衝撃的な結末であり、完成された映画であるという感想を持った。なぜそうならなければならないのか、という感じに終わったり、納得がいかない、つじつまが合わない結末の映画はよくあるが、これに関しては一切のそういった感想を与えないモノである。

もう本当にこの映画は結末に関してのみしか語ることが出来ないので、これ以上書いても仕方ないのだけど、改めて、良かった、と思う。

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原作です。未読なので、なんとも言えませんが。