Birthday party

こちらに引越してきて初めてのバースデーにお呼ばれ。
ちょうどゲームが始まるところに到着。
輪になって、皆で歌を歌い一人の子どもが輪の外を走って周る。ちょうど、ハンカチ落としのように。
でも、誰が鬼というのではなく、一人一人、色々な鳥になりすまして走るだけである。
それでもみんな楽しそう。
次に、誕生日の少女のお父さんが、焚き火の周りでお話を始める。
元々シュタイナーの先生だったそうで、とても引きつける語りであった。

次に、ランチのホットドッグにはさむソーセージを焚き火で焼く時に、ソーセージを刺す木の枝を、向かいの林の中に探しに行った。

ソーセージを炙る。おぉ、煙〜い。

いよいよケーキの登場。お姉ちゃんたちのバイオリン演奏と共に。

そして最後にプレゼントを開けます。

我が家は、遊べるおりがみをいくつか詰め合わせました。
最後に開けられたのですが、それまでプレゼントを一つ開けるたびに騒然としていた子ども達が、
おりがみを見て突然黙りました。食い入るように見ていました。それが一番今日面白かった。

夫とよく話すのだが、この誕生日のやり方にいつも疑問を抱いていた。
プレゼントをたくさんもらって、一度にそれを全部開けて、一つ開ける度にその中身に釘付けになるが、次を開ける時はもう前の物のことは忘れている。
こういう瞬間的な刺激?喜び?を与えるのが良いバースデーなのだろうか・・・と。
楽しけりゃいいじゃん、的な考え方で物を消費することを覚えることが今の世の中学ぶべきことではないと信じている私達は、いつもバースデーのあり方を模索するのである。