『よつばと!』4巻の表紙に折り紙

 「ゾゾコラム」経由。リンク先は著者のサイトで大き目の表紙画像が見られる。描かれているのは、だまし舟・かぶと・角香箱・せみ、と折り紙の本。
 おりがみ用紙に比べるとだまし舟の大きさがちょっと小さいみたいだけど、丁寧で良い仕事。


9/10追記:
 情報元の記事から本編にも折り紙が出ていてそうだったので、ざっと立ち読みしてきたところ、最終収録話に新聞紙でカブトを折るシーンがあった。

コンベンション折り図集Vol.11から・その2

 がんがん折ってくぞ。折り紙楽しい。


田中正彦「人魚」: おっ15度系‥‥と思ったら、一部22.5度が。15度は女性の表現に合う。

・川崎敏和「潜水艦」: 折り図として、説明が丁寧すぎるがゆえにかえって「ん?」となってしまった。しかしこの説明で適切な人もいるだろうから、つくづく折り方の説明ってのは厄介だ。一度ひらいてまとめなおす工程が面白かった。

・木村良寿「かっぱくん(ちび)」「たぬきくん(ちび)」: 超かわいい。折りやすいし。漫才みたいに写真を撮ってみた(笑)。

・舘知宏「フードの人」: あっさり折れると思いきや、最後のポージングがなかなかむつかしく、色々やって結局いじりすぎた。

前川淳XBOX」: 『トップおりがみ』で幾何連作のひとつとして載っていた作品に開き留めを施した改良バージョン(でいいのかな)。UNDOの利かない立体化工程がツボ。

・布施知子「ピラミッドBOX」: 派手さはないけど安定感。

・川村みゆき「ふろしきキューブ」: 最初フラップの折り返しを22.5度で折ってしまって、「なんで組めないんだろ‥‥」とはまってしまった。図はよく見よう。

・川崎敏和「風の種」: 美しいし折りやすい。角度によって造形の印象が結構変わるところも面白い(思わずフレンチクルーラーを連想)。ブリッジ部分を折り変えたりしても色々遊べそう。張りのあるカラートレペなんかで折るといいかもしれない。

・Xander D. Arena「Crocodile」: 最後の背びれの仕上げが図だとどうもよく分からなくてこんなかな、と適当に。写真を撮って、今作者のサイト見にいったらちょっと違ってた。作者の作例。ってリンク先だと作品名がAlligatorとなってる。こだわりは無いってことかな。

・Stephan Weber「Bull」: 出だし笠原さんライク。折る基準が全体的に少なめで、気を使いながら折る。おりがみ用紙だとやはり仕上げがいまいちやりにくい。じっくり折るには厚めの洋紙を選びたいところ。