吉澤展を見に行ってきた

 土曜の例会で、吉澤展を見に行った人たちから良い良いと薦められたので、当初はパスするつもりだったんだけど、次の日の日曜に有隣堂まで行ってきた。

  • 他にも例会参加者が何人か来ていて、色々話しながら作品を鑑賞する。
  • 展示作品は、100タイトルくらい。作品点数にするとその2,3割増しくらいだろうか。ところどころに吉澤語録がキーワードとともにパネルになっていた。
  • アムステルダム展示作品もいくつかあり、『をる』に載っていた「フクロウ」のプロトタイプ版(参照)をようやく見られた! これを見たかったんだ。見づらい裏側を、首を伸ばして覗き見る。そしてにらみ折り(笑)。どうやら基本構造は鶴の基本形のようだった。
  • 本でも見たことない、初めて見る作品がいくつかあった。面白かったのは、同じアイデアによるレリーフ作品「鳩を抱く少年」「緑を守る人」。でも「埴輪の歌」という作品はセンスが飛びすぎてて「?」となったりもした。
  • 作品の制作年が書いてあるといいなあと思った。その方が歴史がより深く見えてくるはず。
  • 「カマキリ」の試作群は、おそらく没後になって可能になった展示なのではないか。通称で言うところの「段ボール箱」の元祖を見た思い。展開図もあって、2×6に鶴の基本形を敷き詰めた長方形だった。そのため「カドが多すぎやしないか?」と物議をかもすことに。
  • その横には『をる』にも載っていた、わら細工の「カマキリ」が特別出品として飾られていた。しかも一緒に「もみがら細工」の「川せみ・雀」というのがあって、その小ささに仰天する。
  • 書籍販売コーナーに、米寿記念展覧会のときの図録があったので買う。とっくに品切れしてるかと思ってた。
  • というわけで、いいものを見させてもらった。結局、3時間以上も会場にいたなあ。その後、文具館の方で紙を少し買って帰る。

 感想リンク。

影絵「悲しくも美しい平和への遺産」

 その有隣堂の文具館で、藤城清治のカレンダーを何気なくめくったら、8月の作品がヒロシマをテーマにしていて、折り鶴が空を舞う描写があった。

 公式サイトを見たら、ちょうどトップページに掲載されてた。右側にある「悲しくも美しい平和への遺産」というのがそう。

「紙を折るプログラム」

 はてなブックマーク経由で知ったプログラム。去年3月に公開されてたらしい。Mac版に比べると機能制限があるらしいけど、Java版を触ってみた。

 山折り谷折りしか折れないみたいなので、とりあえず伝承セミを折ってみたけど、インターフェイスの単純さがなかなかどうして小気味良い。スナップとか利かないのが、逆にアバウトに折りちらかすような感覚を生むというか。
 ページを見ていて気になったのは、山折り・谷折りの定義が一般的には逆なのではないかな。

韓国で1/13から「折紙戦士」放映開始の模様

 番宣のキャプチャ画像、折り紙を持っているのは主題歌を歌う東方神起かな。
 折紙探偵団伝言板に伊井さんが書いていた情報の日経エンタテイメントはまだ見ていない。