ロッソの快進撃

週末のゲームで新日鉄大分に逆転勝ち。これで14連勝、KYUリーグの2位以内を確定し、”全国最速”で地域リーグ決勝大会出場。

14試合で総得点41、総失点は6。守備陣の安定もあり、その上での平均得点は2.93と、高い得点率を誇る。

このまま全勝が続き、地域リーグには敵なしでJFLへ上がる可能性が強い。
ロッソのゲームは新門司での1ゲームしか見てないが、10月2日(日)FC琉球戦(会場:KKウイング)が最終戦で、KYUリーグも残すところあと4節。

尚、全国地域リーグ決勝大会は、一次リーグが高知と熊本大津町で11月25〜27日に。決勝ラウンドが12月2日〜3日に岡山で開催。

ロッソは、8月末の県予選も含め、9月17日から始まる天皇杯での活躍にも注目したい。
順調にいけば10月9日(日)、3回戦でJ2モンテディオ山形山形県営総合運動公園)と対戦する。

悩める韓国代表

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(写真:試合翌日の韓国のスポ新)
韓国メディアは、ボンフレーレに非常に冷たい。ファンの80〜90%がこの監督を支持してないとのデータもあるようだが。
自国開催の東アジア選手権での最下位という結果が解任運動に輪をかけてしまうことは否めない。

日韓戦の翌日の新聞は4紙ほど手にし、近くの人に訳してもらったが、一応に「日本に負けて恥!」だとか「ボンフレーレではやっぱ駄目じゃん」とか言った内容であった。
スポ新は大きなスペースでこの監督を冷たく扱っていた。

韓国代表に見事に勝利したこちらとしては、密かに上機嫌で笑をこらえ、読めないハングルの新聞を広げていた。
ボンフレーレも言ってるように、韓国チームは,今回の大会は「若手を試す場」として割り切っていた。
その点を割り引いて見たとしても、それにしてもゲーム運びが非常に稚拙であったように思った。

自分は、韓国代表のゲームは北朝鮮戦をTVで、日本戦を大邸でみた。
韓国は、ふたつのゲームとも中盤に軸になる選手がおらず、非常に苦労していたように見受けた。
日本と同様、若くても技術や力のある選手は多かったので、中盤に緩急のつけられる選手がいれば結果もまた違っていたように思う。
足が攣る位に運動していても、効果的な決め手に欠け、打てども打てどもゴールに繋がらないのは日本戦に限らずであった。

いずれにしても、韓国もまた日本と同じように海外組が加入して初めてチームの骨格が決まる戦いをしているのだろう。
ボンフレーレが辞めようが辞めまいが、こちらにとってはどうでもいいことなのだが。
ヒディングという背後霊が韓国サッカー社会に息づく限り、次のWCまでは誰が監督をしても難しいことなのかも知れない。

再び、悩めるオガサ

昨日、”放置ネタ”に毒を吐いた。
わかってない人が多い中(ほとんどの人がなんで毒づいてるのか気づいてないだろう)素人BLOGが敢えて説明するまでもないのだが。少しだけ。
”放置”のこの記者は、推察するにJリーグは一度も(!)見たことはなく代表のゲームには人並みに関心もってる方とお見受けした。
日本サッカー界のことや、それを底辺で支えるJリーグや地方の各クラブへの愛情などこれきしもない記者。いや、サッカージャーナリストを含めた昨今のメディアのほとんどの連中がそうなのだが。
サッカー自体には興味は薄いが、メディア的には、金になる”代表さえ”あれば良い。
彼らには、残念ながら代表視点”しか”ない。
自分は、鹿島がどんな対応しようが、オガサに対して何を話そうが興味はないし、またここ数日でニワカにオガサのことを注目してる連中が言ってることは全くと言っていいほど気にならない。

彼もまた、以前から海外の希望はあったわけで。
オガサは(ぶっきらぼうで寡黙同士の、兄のように慕う)ヤナギが日本に帰国するたびに海外の件・イタリアでの生活(家族を大事にするオガサ)の件については相談持ちかけたりしていた。
チームとしては、オガサの次にくるべき浩二が、糞代理人(クラブから見て)の知恵で先に出た。
(この件で関係のない代理人のことを持ち出す「サポティスタ」はどうかと思う。この件に関してだけだけど。)
自分は、どちらかといえば浩二の方が好きなのだが。いい奴だし。営業を理解してるし。
海外の数クラブが検討していたオガサは、しばらく我慢しないといけない状況になった。
チームのためにオガサは残った。我慢した。

クラブは、クラブの都合もあるが、できるだけ選手の意思を尊重する。快く出してあげる環境を整えてあげたいと思ってる。田舎のチームは、昔気質の義理人情を重んじる。それでこそ田舎のチームたるゆえん。
ヤナギの時のように。選手の意思優先で互いに負担ないようにレンタルででもOKしたいと思ってる。
オガサの意思を尊重し、イタリアだろうが、トルコだろうが声がかかれば快く出してあげたい。
クラブは、彼がいずれ出るのはわかりきったことなのだから覚悟もしてる。
互いに言いたいことが言える間柄の鈴木氏(部長)も一応「駄目だよ」とか言ってるが、覚悟はしてる。本人の「意思」をしっかり受け止めようという姿勢くらいはある。
そのための若手の育成もやってきてる。
柏からも外人補充はした。順々にやってる。
そんな微妙な時期に、コトの推移を見守るべき微妙な時期に、両者が喧嘩してるような記事は、ない。
メディアには、一度でいいからクラブ視点で記事を書いてみろと言いたい。書けるわけがないが。