ビットコインの始め方 取引所に口座を開設する

 ビットコインの始め方は簡単だ。

 1)ビットコインの取引所に口座を開く
 2)本人認証をする (本人確認書類のアップロード)
 3)日本円などの通貨を入金
 4)通貨をビットコインに換金
 5)換金したビットコインを「ウォレット」と呼ばれる財布アプリに移動


 1)ビットコインの取引所に口座を開く
 BTCボックスなどの国内にいくつかある取引所で口座を作る。手続きはWebで完結し、書類への捺印なども不要だ。
 https://www.btcbox.co.jp/
 2)本人認証をする (本人確認書類のアップロード)
 必要なものは、メールアドレスとパスワードの設定、個人情報の入力、本人確認書類(運転免許証など)を画像でアップロードする。認証までは一日程度。認証が完了すると入金が可能となる。
 3)日本円などの通貨を入金
 仮想通貨を持っていれば、それを入金することもできる。法定通貨しかなければ、それを銀行から取引所の指定口座へ入金する。銀行振り込みが完了すれば、口座に金額が反映される。

 4)通貨をビットコインに換金
 取引所で示されている売り注文に対して、買い注文を出してビットコインを入手。

 5)換金したビットコインを「ウォレット」と呼ばれる財布アプリに移動
 仮想通貨を、受け取り、誰かに送金したり購入をするためには「ウォレット」と呼ばれる財布アプリが必要になる。下記のサイトでウォレットの特徴が説明されている。https://bitcoin.org/ja/choose-your-wallet 「マルチビッツ」などの有名なアプリであれば、日本語化されているためまずは利用し始めてみるのが良いだろう。

 ビットコイン入門書籍
 ビットコインの特徴や技術的な成り立ちについては、下記が簡単ですぐ読み終わる。


 ビットコインの新規性や優位性、今後の展開
 また、ビットコインの新規性、優位性や期待できる分野については、「ビットコインは通貨と成り得るか!野口悠紀雄氏に聞く、国家とビットコインの未来」http://btcnews.jp/interviewed-yukio-noguchi-sequel/ が参考になる。

 1・マイクロペイメントで低コスト 「デジタルコンテンツなどの販売手段としてコストが劇的に低い」つまり、同人誌とかの取引に便利ということでしょうか。
 2・国際送金で低コスト 「現行の為替取引手数料が高いのでビットコインだと劇的に安くなる。今まで輸出できなかったものも輸出できるようになって、インパクト巨大」 これは本当にそうで、ちょっとしたことでも国際送金しようと思ったら劇的に高い手数料とか、劇的に高い為替差益を取引業者に馬鹿みたいに抜かれる。これは本当にすばらしい機能だとぼくも思う。
 3・国家が管理する通貨へのカウンター 「発行数に上限があるから、国家が管理する通貨の改悪に対抗できる」 これは、ちょっと眉唾ものでたぶんそうならない。何でかというと、ビットコインの亜種が大量発生していて、流通する通貨総量がどんどん増大して、仮想通貨総量の価値を下げていくから。だから、ビットコインも法定通貨と同じでインフレリスクは秘めている。これは参加者がマイニングで利益を得られる限り合理的に避けられなくて、完全にインフレヘッジできるかにはちょっと疑問がある。でも、既存の通貨に対するカウンターというブランドでデフレ期待をしばらく維持できるのかもしれない。
 
 ・今後の展開
 また、ビットコインが採用した「ブロックチェイン」という発想は、新しいサービスを生み出す可能性を秘めている。世界中のありとあらゆる契約をデジタル化し、ブロックチェイン上で実行する試みが行われているとのことだ。 「「ブロックチェインの革新とはなにか」を改めて考えてみる」http://btcnews.jp/what-is-blockchain-01/


 ビットコインの価格推移
 ビットコインの長期価格推移については、別記事を参照
 http://d.hatena.ne.jp/oror/20150504/1430732813