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日々つれづれ このページをアンテナに追加

2012-03-18

スケキヨ、名古屋脱原発イベントに行く

まー勤務体系がゴロット変わって家でPC触る時間もねー映画館行く時間もねー本読む暇もねーとナイナイ尽くしで今じゃスマホをテキトーに弄ってケコーン情報サイト眺めるか家で犬神家と獄門島八つ墓村コンボでどーにか抑えてる現状ですが、皆様如何お過ごしでしょうか?

それはさておき

去る3月11日名古屋原発イベントに顔を出して来ました。

正直かつ真面目な感想は後回しにしますが、取り敢えずどんなんで行ったかつーとですな…

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「カァサン…スケキヨデス」

で行った訳です(笑)

証拠画像はこれ

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家族連れのちまい女の子男の子悲惨トラウマ植え付けたり、若いグループに「スケキヨだー」と言われたり色々遊んできましたが、パレードは残念ながら体力的理由とその他の理由でパスしました。

脱原具体的な感想はまたおいおいアップします。

理由はスマホだとやりにくいから(笑)

2011-06-17

日々雑論 原発と日本のムラ社会と その1

まあのっけからなんですが、最早実世界において原発を取り巻く状況すべてが「ギャグ」にしかならず、「原発」の存在意味が最早我々面白主義者ギャグネタとして徹底的に嘲笑され、馬鹿にされ、ネタ扱いされるための格好の素材であるというただ一点においてのみの存在価値しか許されてない状況ですが、一昔ほど前は「未来エネルギー」として崇め奉られ、真面目に「原発」を唄おうものならアカだのブサヨだの*1と罵られるのがオチで、ラジヲマンHALのように馬鹿にしてギャグネタにする以外に立ち向かう方法が無さそうだったのを思うと感無量です。

炉心融解中の原発にオガクズ新聞紙と石鹸水で果敢に立ち向かうように「指示」する東電社員頭がいいのか悪いのか狂ってるのか正気なのかやる気が無いのか俺じゃねーからドーデモイーヤと思ってるのかヤケクソなのか?とか、トーキョーダイガクダイガクインのエライダイセンセーが*2隕石でしか壊れないとか言ってた癖にあっけなく地震でぶっ壊れ、しかも「ツナミガー」を連発してコソコソ敵前逃亡中だとか、原発が批判されるや否やエンロンもびっくりの恫喝停電を行い、火に油を注ぐ結果になっちまったら今度はオコチャマ動員キャンペーンを行って余計に神経逆撫でさせ、油注いで燃えさかる炎に固形燃料ぶち込んだ状態になっちまったりとか、保安院だか何だか知らんが海外プレス向けの記者会見で最早海外記者の誰も相手にされず、人っ子一人いない記者ルームで『何かご質問はありませんか?』と問いかける、透明人間を相手にしていたお役所の方々とか、原子力安全委員会デタラメじゃなかった班目春樹が「俺達じゃわかんねえから東電に聞いて(超意訳)」とホザイたりとかマコトニモッテジジツハマンガヨリキナリを突っ走り中でかなり疲れてます。

で、更にそれを取り巻く状況がすでに怒りを通り越して笑いしか出ないんですが、ここまで無残な醜態を曝け出しているにもかかわらず、全力で原発を擁護する黄泉売じゃなかった読売とか、おなじみ我らのウサンクサイケイこと産経なんかを読んでるとモノノアハレヲカンジマスナ(棒読み

まあ、クダラネエ話はさておいて、やはり北関東東北地区にお住いの方は一刻も早く脱出した方がよいとは思うのですが、いろいろしがらみなどがあり、なかなかそれも難しいのだなとこの前のデモパレード参加時に思ってしまったのですよ。

アチキ自身の参加スタンスとして、あくまでも「祭り」として楽しもう、という軸はぶれなかったので良かったのですが、パレードが終わってから、お子さん連れの奥様と少しだけお話しする機会がありまして、これが全然洒落にならん。

うろ覚えなのですが、学校先生文部科学省の言いなりで、安全安全しか言わない。周囲もそれを信用しちゃって子供マスクとかさせると白い目で見られる、給食も怖くて食べさせられない。いたたまれなくなってこっち(名古屋)に来たけどこっちは大丈夫なのか?という感じの話でした。北陸が「ハーイ」しない限りまあ、大丈夫じゃないのかな?とは答えておきましたが、悶呪、じゃなかったもんじゅだけは気をつけてくださいね、とは言っておきました。

アチキは悲しきヒトリモンなのですが、こういった話を聞くたびに思うのが、「付近居住区でのコミュニティ」の影響が大きいんだなあ、という事です。つまりは昔からの五人組制度つーか、共同体ネットワークというのは昨今の核家族化で崩壊した、とエラソウナセンモンカのセンセイ方がこれ見よがしに述べていたのですが、どっこい根元ではまだまだしぶとく生き残っており、ムラ社会を形成している。このムラ社会帰属意識がある限り「日本近代」というのは越えられない壁なのだなという気がしてなりません。そのムラ意識というのが良きにしろ悪しきにしろ「日本」の「日本」たる所で、日本人特有の越えられない壁なのかな、という所を感じてしまいました。

まあ、このムラ社会からの脱出に関して、良いかどうかは別問題ですが、少なくともこのムラ社会の問題が原発汚染地区からの避難を困難にしている大きな問題であるのは間違いが無いだろうと思うのだ。このムラ社会の閉塞感が、避難問題を容易ならざるものにしている大きな要因に思える。かといって丸々ムラ社会をそっくり移転させる訳にもいかないのが難しい所なのだが

*1:何度も口酸っぱく言いますが、Mr.Boo!!を基軸とするオイラ左翼面白主義者にとってはブサヨは褒め言葉です。

*2:犬橋弘忠じゃなかった大橋弘忠岐阜県の生み出した産業廃棄物

2011-06-12

日々雑論 土曜日名古屋反原発デモいってきますた

えー、もう昨日のことなんですが、11日の土曜日、「原発デモ愛知」行ってきますた

結論だけを申せば

結構楽しかったですよ。

まあ、画像とかもあればいいんですが、デジカメないわ携帯の電池何ざ1分持たないわで、画像データを貼り付ける事は残念ながら出来ませぬのと、テキトーにぷらぷら歩いていただけなのとテキトーに目に留まったりした事をあくまでもテキトーに面白主義者の成れの果てがグダグダ思い出して箇条書きに書いてるだけなので、「政治闘争がそんなフザケタ事でいいのか?!」とか全共闘時代の団塊連中に詰め寄られてもワシャシランとしか言えませんので誤解なきよう(笑)

で、個人的時系列から

  1. 天候がめちゃめちゃ怪しかったので、当初予定していたラジカセ山下洋輔トリオCDぶち込みは断念。とりあえず風呂入って出かける準備(ちなみに仕事が当日午前3時終了、色々とパタパタしてたので結局寝られず)
  2. 近くのおでお屋さんに寄り、色々とだべって時間をつぶす。
  3. 腹ごしらえという事で、近くの中華料理屋で中華飯セット食って駅へ向かう。
  4. 地元から電車名古屋
  5. 現地着。それらしき集団見当たらずキョロキョロすると…反対向いてたのね(笑)
  6. パレード開始〜1時間くらいプラプラ歩く〜終了

てな感じの流れでした。

で、感想というか面白かった事

で、感想というかあまり良くなかった事

まあ、こんな所ですな。で、後からネットで知ったんですが、同じ場所でザイトクカイ*1かいう変な珍国粋が原発推進デモやってたみたいですが、まったく気がつきませんでした。面白主義者&珍物件ウォチャ的&悪趣味ハンター的には非常に残念です(笑)

まあそれはさておき

基本的には皆様真面目な方ばかりで、アチキみたいなラジヲマン原発を学び、原発推進のうぜえ利権暴力的な権力の行為をギャグネタとしてしか見てないような不謹慎のカタマリがこんなとこ居てもいいのかオイ?という疑問は常に浮かび上がりましたが、これまでのインテリ連中のみの示威行動とは違い、祭り感覚で気軽に参加できますた。今度もこんな感じのデモならまたぷらぷら参加したいですな。ただきちんと事前の充分な休息は必須ですが。

最後ひとつだけ真面目な話。

実際に関東地区から避難してきている方も居て、その方から話を聞けたのは収穫でした。

*1漢字では在特会。正式には在日特権を許さない市民の会…だっけ?

2011-06-04

日々雑論 管内閣はとりあえず存続ケテーイですな

とりあえず昨日の話題ですが、菅政権も首の皮一枚つながったようで、まあ良かった良かったと胸をなでおろしておる所です。それはなぜかと申しますとですね…

管内閣が中途半端に既存権益とつながっており、中途半端に既存権益を守ろうとしたが故に今の官−報−財−学−政の鉄の五角形があらわになり、その癒着ぶりが白日の下に晒され、そのデタラメぶりがこれだけ皆の知る所となった訳ですよ。

昔々その昔、といっても1年位前ですが、菅総理大臣と小沢元代表で民主党総裁の座を争った事がありましたが、私は確かにこの時は「小沢氏でないと駄目だろうな」と思ってました。過去のエントリ見ていただければ分かりますし、この事を隠そうとは思いません。その理由は、管総理では既存権力とつながりが弱く、いいように利用されるだけだろう、と思っていたからです。皮肉にも、この「既存権力とのつながり」が弱く、各種権益と中途半端につながっていたために、情報統制や管制がグズグズになり、おかげで既存権益のデタラメ振りがこれ以上ない最悪の形で露出し続け、更にその綻びを取り繕うとして余計にボロを出す…という、膿出しにとしてはこれ以上無い位の最高の状況が続いております。

もし、もしですよ? これが小沢氏のような剛腕政治家ならと考えると…恐らく自身の手綱をフルに使い、既存権益を巧みに操り強引にねじ伏せた物と思われます。結果、一致団結の掛け声の下で見せ掛けだけの収束が行なわれ、比較的混乱も少なくかなり平穏無事に過ごせたかもしれませんが、知らない所で放射能汚染という時限爆弾が炸裂してくるのは間違いないでしょうし、ぽんぽん痛い安倍ちんなどであれば、金城鉄壁の既存権益集団が、官邸に何も知らせる事無く「つつがなく」収束してしまう事態も考えられます。勿論痛い目を見るのはわれわれ一般庶民です。少なくとも、菅政権は刻一刻と悪化する状態を、隠そうとすればするほどぼろが出るというまさにその一点において、政府及び公共機関の発表は信用できないという事実を我々に知らせてくれています。

えー、「国家は国民を守らない」というのは散々今まで言われ続けてきた事であり、また言われるたびに否定されている事でもありましたが、ここ数ヶ月の状況で、図らずも福島第一原発事故という最悪の原発事故において見事なまでに照明されているのは皆さんご存知の通りですが、この最悪の状況下であるという「事実」を知る事が出来る、というのは菅政権下での功績であると思ってもいいでしょう。まあ、まだもんじゅも常陽も六ヶ所村もハーイしてないよと言われればそうなんですが。

という訳で菅総理の続投を支持します。菅総理の役目はまだ終わっていません。菅総理大臣には官−財−政−報−学の鉄の5角形を徹底的に再起不能にしてもらいたい。それが出来るのは今しかなく、またそれを行なえるのは菅総理大臣だけでしょう。

2011-05-26

世界的にも個人的にもピイピイ言ってました(笑)

 まあ、よりによって一番行きたくない部署に転勤なっちゃったりとか、さらに一番顔を見たくない人間が直属の上司になっちゃったとか、加えて真っ昼間の自由な時間がなくなっちまったとか、おかげで本読む暇もなく立ち読みする時間もつぶされネタも拾う手間も圧殺され仕方が無いのでツイッター位しかすることが無くなっちまったとかまあ個人的には色々ありましたが、世間では東日本を大地震が襲ったとか、そのおかげで福島第一原発がハーイしたとか、そのおかげで東北北関東いまだ復旧の目処がたたないとか、とんでもない事になっております。

個人的にはここで今まで茶化してたり毒はいてたりした事がそれ以上の速度で悪化している事に個人的驚きを感じておりますが、ラジヲマン原発原子力を学んだ人間としては、「プルトニウムは飲んでも平気」とかのネタ文部科学省から直々に発表されたりするなど洒落にすらなってない状況が未だに続いている訳で、そういう意味でも頭を抱えております。

 で、ここからが思った事

 アチキは共産党支持という訳じゃないんですが、理由としては「インテリすぎて鼻に付く」以外無かったんですなマジで(笑) 昔ワトソンジャパンという雑誌がありまして、そこで中沢新一のインタビューがあって、その記事読んで納得してうんうんとうなずいていた訳だけど、なんか共産党のインテリ臭が鼻に付きだした訳です。まあどうでもいい事ですが。で、なんで共産党の事が出てくるかと申しますと、今回の大震災、とりわけ原発事故の件に関しまして、とても驚いたものを見つけちゃったからです。

 まあ、倒電(間違えた)盗電(違った)東電の「ソーテーガイ」の大合唱はもう耳にタコが出来て大きくなって刺身に出来る位に育ってしまった位聞き飽きましたが、共産党福島が何年も前にチリ地震をモデルにして再計算した時、洒落にならない被害になる事を指摘したにもかかわらず華麗にスルーしていたという事実だけでも「ソーテーガイ」なんざ通用しねえんですが、今回の原発事故の最大の戦犯はコイズミ・安倍チンの2名であるのは言うを待たないでしょう。

 コイズミや安倍ちんなんざ何年も前じゃねえかという話が当然あると思いますが、共産党吉井英勝議員がそれこそ何年も前から指摘し続けていた事がその通りに進んでいるだけなんですよね。で、その為の対策を立てなさい立てなさい、と何年も前から吉井議員が国会で何度も何度も発言していたのですが、それを華麗にスルーしていたのがコイズミアベのコンビだった訳です。

以下、証拠 天漢日常様サイトより抜粋

原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書

      右の質問主意書を提出する。

       平成十七年十月三十一日

                        提出者  衆議院議員 吉 井 英 勝


衆議院議長 河野 洋平 殿

    原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書

(略)

(四)原発の老朽化が進行する下で、巨大地震災害と重なった時、どのような事態が発生するかについて、予め検討することが原発の危険から国民の生命と安全を守る上で最も大事な課題である。

(略)

運用開始後三十年経っている老朽原発の、巨大地震発生時の安全性の検証は、多度津の起振台を使って実証試験を行うことにより、これから解明されていかなければならない問題である。

(略)

3.ところが、この多度津の施設は、「年間約十億円の維持費がもったいない」として、すでに今年(注、2005年)になってから、運転を中止している。来年度には運転してきた原子力発電機構を廃止して、世界的にも最高水準をいく起振台も解体・撤去してしまう動きが強まっている。十月十九日の内閣委員会において、鈴木原子力安全委員会委員長代理は「実際の機器に近いものを試験してみるということは大事なことだと思う」と答弁した上で、国の方が財政上の理由で廃止しようとしていることについて、「与えられた資源の中で」努力することと、試験できないならコンピュータなどによる「解析等を駆使して、安全をいろいろな角度から確認する」ようにしたいと答えた。

老朽化のすすむ原発の機器類を起振台に乗せて、実物で実証試験を行うことは、巨大地震に備える原発の安全対策にとって欠かせないことではないのか。原発の持っている危険から国民の安全を守ることは、政府の第一義的責務ではないのか。

 来年度以降も引き続き多度津の起振台を運用して、老朽原発の巨大地震対策に必要な実証試験を行う考えに立つべきと思うが、政府の見解を問う。

(五)巨大地震時に津波が発生すると、発電所内へ進入する遡行してくる高波とともに、逆に潮が引いて海面が下がることによって冷却水が異常を来す場合がある。そこで、総ての原発のそれぞれの冷却水の取水口の位置(標準水面から幾らか)と波が引いた時の海水面の高さが標準水面から幾ら下にきているかの関係を明らかにして、巨大津波の発生時にも機器の冷却がうまくいくのか、国内の総ての原発について示されたい。



これに対する答弁書。



内閣衆質一六三第七二号

 平成十七年十一月十一日

内閣総理大臣 小 泉 純 一 郎

 衆議院議長 河 野 洋 平 殿

衆議院議員吉井英勝君提出

 原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。

  衆議院議員吉井英勝君提出 原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書

(略)

(四)の3について

 必ずしも多度津振動台を用いた実物大の試験体による試験を行わなくても、他の研究機関の試験設備による試験及びその試験結果のコンピュータ解析によって、安全上重要な設備の地震時の挙動を把握することが十分に可能であると考えており、今後、多度津振動台を用いた御指摘のような試験を行う考えはない。

(五)について

 いずれの原子力発電所についても、津波により水位が低下した場合においても必要な海水を取水できるよう設計され、又は必要な海水を一時的に取水できない場合においても原子炉を冷却できる対策が講じられているものと承知している。

つづいて、ぽんぽん痛い安倍チンとのやりとり

平成十八年十二月十三日提出

質問第二五六号


巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書

提出者  吉井英勝


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巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問主意書



 政府は、巨大地震に伴って発生する津波被害の中で、引き波による海水水位の低下で原子炉の冷却水も、停止時の核燃料棒の崩壊熱を除去する機器冷却系も取水できなくなる原発存在することを認めた。

 巨大な地震の発生によって、原発の機器を作動させる電源が喪失する場合の問題も大きい。さらに新規の原発で始められようとしている核燃料棒が短時間なら膜沸騰に包まれて冷却が不十分な状態が生じる原発でも設置許可しようとする動きが見られる。また安全基準を満たしているかどうかの判断に関わる測定データの相次ぐ偽造や虚偽報告に日本原発の信頼性が損なわれている。原発が本来的にもっている危険から住民の安全を守るためには、こうしたことの解明が必要である。

 よって、次のとおり質問する。

一 大規模地震時の原発のバックアップ電源について

 1 原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか

 そういう場合でも、外部電源が得られるようにする複数のルートが用意されている原発はあるのか。あれば実例を示されたい。

 また、実際に日本で、高圧送電鉄塔が倒壊した事故が原発で発生した例があると思うが、その実例と原因を明らかにされたい。

 2 落雷によっても高圧送電線事故はよく起こっていると思われるが、その結果、原子炉緊急停止になった実例を示されたい。

 3 外部電源が取れなくても、内部電源、即ち自家発電機であるディーゼル発電機と無停電電源であるバッテリー(蓄電器)が働けば、機器冷却系の作動は可能になると考えられる。

 逆に考えると、大規模地震でスクラムがかかった原子炉の核燃料棒の崩壊熱を除去するためには、機器冷却系電源を確保できることが、原発にとって絶対に必要である。しかし、現実には、自家発電機(ディーゼル発電機)の事故で原子炉が停止するなど、バックアップ機能が働かない原発事故があったのではないか。過去においてどのような事例があるか示されたい。

 4 スウェーデンのフォルクスマルク原発1号(沸騰水型原発BWRで出力一〇〇・八万kw、運転開始一九八一年七月七日)の事故例を見ると、バックアップ電源が四系列あるなかで二系列で事故があったのではないか

 しかも、このバックアップ電源は一系列にディーゼル発電機とバッテリーが一組にして設けられているが、事故のあった二系列では、ディーゼル発電機とバッテリーの両方とも機能しなくなったのではないか

 5 日本原発の約六割はバックアップ電源が二系列ではないのか。仮に、フォルクスマルク原発1号事故と同じように、二系列で事故が発生すると、機器冷却系の電源が全く取れなくなるのではないか

 6 大規模地震によって原発が停止した場合、崩壊熱除去のために機器冷却系が働かなくてはならない。津波の引き波で水位が下がるけれども一応冷却水が得られる水位は確保できたとしても、地震で送電鉄塔の倒壊や折損事故で外部電源が得られない状態が生まれ、内部電源もフォルクスマルク原発のようにディーゼル発電機もバッテリーも働かなくなった時、機器冷却系は働かないことになる。

 この場合、原子炉はどういうことになっていくか。原子力安全委員会では、こうした場合の安全性について、日本の総ての原発一つ一つについて検討を行ってきているか。

 また原子力・安全保安院では、こうした問題について、一つ一つの原発についてどういう調査を行ってきているか。調査内容を示されたい。

 7 停止した後の原発では崩壊熱を除去出来なかったら、核燃料棒は焼損(バーン・アウト)するのではないのか。その場合の原発事故がどのような規模の事故になるのかについて、どういう評価を行っているか。

 8 原発事故時の緊急連絡網の故障という単純事故さえ二年間放置されていたというのが実情である。ディーゼル発電機の冷却水配管の減肉・破損が発生して発電機が焼きつく事故なども発生した例が幾つも報告されている。一つ一つは単純な事故や点検不十分などのミスであったとしても、原発の安全が保障されないという現実が存在しているのではないか

二 沸騰遷移と核燃料棒の安全性について

 1 原発運転中に、膜沸騰状態に覆われて高温下での冷却不十分となると、核燃料棒の焼損(バーン・アウト)が起こる。焼損が発生した場合に、放射能汚染の規模がどのようなものになるのかをどう評価しているか。原子炉内に閉じ込めることができた場合、大気中に放出された場合、さらに原子炉破壊に至る規模の事故になった場合まで、それぞれの事故の規模ごとに、放射能汚染の規模や内容がどうなるかを示されたい。

 2 経済産業省と原発メーカは、コストダウンの発想で、原発の中での沸騰遷移(Post Boiling Traditional)を認めても「核燃料は壊れないだろう」としているが、この場合の安全性の証明は実験によって確認されているのか。

 事業者が沸騰遷移を許容する設置許可申請を提出した場合には、これまで国は、閉じ込め機能が満足されなければならないとして、沸騰遷移が生じない原子炉であることを条件にしてきたが、新しい原発の建設に当たっては沸騰遷移を認めるという立場を取るのか。

 3 アメリカのNRC(原子力規制委員会)では、TRACコードでキチンと評価して沸騰遷移(PBT)は認めていないとされているが、実際のアメリカの扱いはどういう状況か、またアメリカで認められているのか、それとも認められないのか。

 またヨーロッパなど各国は、どのように扱っているか。

 4 東通原発1、2号機(着工準備中、改良型沸騰水型軽水炉ABWR、電気出力一三八・五万kw)については、「重要電源開発地点の指定に関する規程」(二〇〇五年二月一八日、経産省告示第三一号)に基づいて、〇六年九月一三日に経済産業大臣から指定され、九月二九日に原子炉規制法第二三条に基づいて東通原発1号機の原子炉設置許可申請が国に出された。この中では、沸騰遷移が想定されているのではないのか。

 5 ABWRでは、浜岡5号機や志賀2号機などタービン翼の破損事故が頻発している。ABWRの東通原発が、沸騰遷移を認めて作られた場合に、核燃料が壊れて放射性物質が放出される事態になる可能性は全くないと実証されたのか。安全性を証明した実証実験があればその実例も併せて示されたい。

 また、どんな懸念される問題もないというのが政府の見解か。

三 データ偽造、虚偽報告の続出について

 1 水力発電設備のダム測定値や、火力・原発の発電設備における冷却用海水の温度測定値に関して測定データの偽造と虚偽報告が電力各社で起こっていたことが明らかになった。総ての発電設備について、データ偽造が何時から何時までの期間、どういう経過で行われたのか明らかにされたい。

 2 こうしたデータ偽造と虚偽報告は、繰り返し行われてきた。使用済核燃料の輸送キャスクの放射線遮蔽データ偽造、原発の溶接データ偽造、原子炉隔壁の損傷データ偽造とデータ隠し、配管減肉データ偽造、放射線量データ偽造など数多く発生してきた。日本原子力発電が始まって以来の、こうした原発関連機器の測定データや漏洩放射線量のデータについての偽造や虚偽報告について年次的に明らかにされたい。

 3 原発の危険から住民の安全を守るうえで、国の安全基準や技術基準に適合しているのかを判断する基礎的なデータが偽造されていたことは重大である。そこで国としては、データ偽造が発覚した時点で、データが正確なものか偽造されたものかを見極める為に、国が独自に幾つかのデータを直接測定するなど検査・監視体制を強化することや、データ測定に立ち会って測定が適正かどうかのチェックをすることが必要である。国は、検査・監視体制を強化したのか、またデータ測定を行う時に立ち会ったのか。

 これだけデータ偽造が繰り返されているのに、何故、国はそうしたことを長期にわたって見逃してきたのか。

 右質問する。


内閣衆質一六五第二五六号

  平成十八年十二月二十二日

内閣総理大臣 安倍晋三

       衆議院議長 河野洋平 殿

衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対し、別紙答弁書を送付する。



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衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書



一の1について

 我が国の実用発電用原子炉に係る原子炉施設(以下「原子炉施設」という。)の外部電源系は、二回線以上の送電線により電力系統に接続された設計となっている。また、重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器がその機能を達成するために電源を必要とする場合においては、外部電源又は非常用所内電源のいずれからも電力の供給を受けられる設計となっているため、外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。*1 また、送電鉄塔が一基倒壊した場合においても外部電源から電力の供給を受けられる原子炉施設の例としては、北海道電力株式会社泊発電所一号炉等が挙げられる。

 お尋ねの「高圧送電鉄塔が倒壊した事故が原発で発生した例」の意味するところが必ずしも明らかではないが、原子炉施設に接続している送電鉄塔が倒壊した事故としては、平成十七年四月一日に石川県羽咋市において、北陸電力株式会社志賀原子力発電所等に接続している能登幹線の送電鉄塔の一基が、地滑りにより倒壊した例がある。*2

一の2について

 落雷による送電線の事故により原子炉が緊急停止した実例のうち最近のものを挙げれば、平成十五年十二月十九日に、日本原子力発電株式会社敦賀発電所一号炉の原子炉が自動停止した事例がある。

一の3について

 我が国において、非常用ディーゼル発電機のトラブルにより原子炉が停止した事例はなく、また、必要な電源が確保できずに冷却機能が失われた事例はない。

一の4について

 スウェーデンのフォルスマルク発電所一号炉においては、平成十八年七月二十五日十三時十九分(現地時間)ころに、保守作業中の誤操作により発電機が送電線から切り離され、電力を供給できなくなった後、他の外部電源に切り替えられなかった上、バッテリーの保護装置が誤設定により作動したことから、当該保護装置に接続する四台の非常用ディーゼル発電機のうち二台が自動起動しなかったものと承知している。

一の5について

 我が国において運転中の五十五の原子炉施設のうち、非常用ディーゼル発電機を二台有するものは三十三であるが、我が国の原子炉施設においては、外部電源に接続される回線、非常用ディーゼル発電機及び蓄電池がそれぞれ複数設けられている。

 また、我が国の原子炉施設は、フォルスマルク発電所一号炉とは異なる設計となっていることなどから、同発電所一号炉の事案と同様の事態が発生するとは考えられない。*3

一の6について

 地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全性については、原子炉の設置又は変更の許可の申請ごとに、「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成二年八月三十日原子力安全委員会決定)等に基づき経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。

一の7について

 経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。*4

一の8について

 原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っているところであり、こうした取組を通じ、今後とも原子力の安全確保に万全を期してまいりたい。

二の1について

 経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。*5

二の2について

 原子炉内の燃料の沸騰遷移の安全性に係る評価については、平成十八年五月十九日に原子力安全委員会原子力安全基準・指針専門部会が、各種の実験結果等を踏まえ、「沸騰遷移後燃料健全性評価分科会報告書」(以下「報告書」という。)を取りまとめ、原子力安全委員会が同年六月二十九日にこれを了承している。

 また、一時的な沸騰遷移の発生を許容する原子炉の設置許可の申請については、報告書を含む原子力安全委員会の各種指針類等に基づき審査し、安全性を確認することとしている。

二の3について

 政府として、諸外国における原子炉内の燃料の沸騰遷移に係る取扱いについて必ずしも詳細には把握していないが、報告書においては、米国原子力規制委員会(NRC)による改良型沸騰水型軽水炉(ABWR)の安全評価書の中で一定の条件下の沸騰遷移においては燃料棒の健全性が保たれるとされている旨が記載されており、また、ドイツでは電力会社等により沸騰遷移を許容するための判断基準についての技術提案が行われている旨が記載されている。

二の4について

 東京電力株式会社東通原子力発電所に係る原子炉の設置許可の申請書においては、報告書に記載された沸騰遷移後の燃料健全性の判断基準に照らし、一時的な沸騰遷移の発生を許容する設計となっていると承知している。

二の5について

 東京電力株式会社東通原子力発電所に係る原子炉施設の安全性については、報告書を含む各種指針類等に基づき審査しているところである。

三の1及び2について

 お尋ねについては、調査、整理等の作業が膨大なものになることから、お答えすることは困難である。なお、経済産業省においては、現在、一般電気事業者、日本原子力発電株式会社及び電源開発株式会社に対し、水力発電設備、火力発電設備及び原子力発電設備についてデータ改ざん、必要な手続の不備等がないかどうかについて点検を行うことを求めている。

三の3について

 事業者は、保安規定の遵守状況について国が定期に行う検査を受けなければならないとされているところ、平成十五年に、事業者が保安規定において定めるべき事項として、品質保証を法令上明確に位置付けたところである。

 御指摘の「データ測定」の内容は様々なものがあり、一概にお答えすることは困難であるが、例えば、電気事業法(昭和三十九年法律第百七十号)第五十四条に基づく定期検査にあっては、定期検査を受ける者が行う定期事業者検査に電気工作物検査官が立ち会い、又はその定期事業者検査の記録を確認することとされている。

 御指摘の「長期にわたって見逃してきた」の意味するところが必ずしも明らかではないことから、お答えすることは困難であるが、原子炉施設の安全を図る上で重要な設備については、法令に基づく審査、検査等を厳正に行っているところであり、こうした取組を通じ、今後とも原子力の安全確保に万全を期してまいりたい。

逃亡完了コイズミや、ぽんぽん痛い安倍チンが、あまり五月蝿くないのは痛すぎる腹の中を探られたくないからとしか思えねえんだよなあ。その辺どう思われますか? 安倍チン親衛隊阿比留くん(笑)

*1:出来ませんでした(嘲)

*2:福島事故がまさにそれだったね(嘲)

*3:福島はもっと酷いよね(嘲)

*4:福島メルトダンなりましたね(嘲)

*5:1-7と同じ文面。使いまわしかな?(嘲)