痴呆(地方)でいいもん。

2011-03-30 原発問題は人権問題である このエントリーを含むブックマーク このエントリーのブックマークコメント

今回でわかったことは、大規模な原発事故が起れば、被曝による生命の危機にさらされながら事故への対応をしなければならない人々がかならず必要になるということだ。これは事故への対処に生身の体であたっている人への重大な人権蹂躙である。現状では、そのような人権を蹂躙する手段をつかわなければ、原発事故による危機を回避しえない状況におちいってしまっている。また、それが仮に人災であるにせよ、大規模な原発事故が実際に日本の原発で起ることが証明された*1

日本国憲法の基本的人権を前提にすれば、今後も、このような人権を蹂躙する事態においこまれる可能性がある原発は、すぐに廃棄できないとしても、長期的には縮小し、廃棄の方向にもってゆくべきものであることは自明に思われる。

日本で必要なエネルギーまかなうために原発は今後も必要という人々が絶えないが、原発をこのごにおよんで温存しつづけるということは、物質的な豊かな生活のために、またいつか起るであろう原発事故に対応する人々の生命危険にさらすことにほかならない。つまり、わたしたちが原発を温存することを選択することは、物質的な生活のために一部の人々の命を犠牲にすることを選択することである。私はそのような選択をする価値観によってたつような社会には住みたくない。また、いわゆる原発ジプシーの問題も同様に考えるべきだ。

わざわざこういうあたり前のことを書くのは、原発事故以降、さまざまなところで書かれているものを読んで、あたり前のことがわからない連中が多いことにショックをうけつづけているからだ。

*1:事故は原発技術の欠陥でなく、人間の側のミスであることを主張する人をみかけるが、人間の側のミスを100パーセントなくすことなど不可能である

hikaruhikaru 2011/04/06 17:34 目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、真の復興にはならない。そして、それ以上の惨劇を繰返さなければならなくなる。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/
http://miracle1.iza.ne.jp/blog/entry/1828138/

11091109 2011/07/01 13:38 脱原発は再生エネルギへの転換を進めれば再生エネルギによる発電をすすめても化石燃料による発電比率は今以上に高まると思います。
とすれば、軍事的に利用できる油は減ることになる。このような状況に陥った時、中国は当然軍事的圧力を高めてくると思いますが、脱原発派はこのような事態にどう対処しようと考えるのでしょうか。それと化石燃料が枯渇するといわれている100年後のエネルギー問題にどう対処しようと考えているのでしょうか。
確かに、今原発を停止しても自分の生命を安全にすることができるでますが、例えば、100年先、100年先の日本人のエネルギーをどうするか考えなくていいのでしょうか。

osakaecoosakaeco 2011/07/01 18:05 1109さん、はじめまして。

>化石燃料が枯渇するといわれている100年後のエネルギー問題にどう対処しようと考えているのでしょうか。

ウランもプルトニュウも枯渇性燃料です。100年後考えれば、枯渇します。このことを真面目に考えないか、あるいは隠蔽して議論しようとしている点で、原発推進派は100年後のエネルギー問題を考えているとはいえません。

>軍事的に利用できる油は減ることになる。このような状況に陥った時、中国は当然軍事的圧力を高めてくると思いますが

100年後には核燃料も枯渇しているので、このような心配をしてもしかたありません。というより、1109さんのいうような100年後の事態を心配するのでしたら、むしろ、それを見越して、自然エネルギーへの転換を現在うながし、100年後の石油依存度を減らすほうが、よいはずです。

ただ、卒直にいって、100年後のことより、福島のようなことが、明日、日本のどこかで起ることがあなたは心配じゃないのでしょうか。私は100年後のことより、明日のことが心配です。明日がなければ、100年後は来ません。卒直にいって、今でも原発の必要性をいう人達の足元を見ない感覚に驚きを感じます。

11091109 2011/07/14 11:24 osakaecoさん、はじめまして。
>原発推進派は100年後のエネルギー問題を考えているとはいえません。

エネルギー問題は原発推進というより核分裂から核融合に進むべきだと考えています。なぜなら、化石燃料が枯渇したとき、再生エネルギーで工業生産に必要な電力が供給できるとはとても思えません。今の日本が豊かに暮らしていけるのは工業製品の輸出があるからでは・・。
例えば、脱原発で昔あったような石油ショックのように化石燃料の入手できなくなった時、再生エネルギーだけなら工業生産はほとんどなくなると思います。このとき日本国内だけで自給自足しなければなりませんが、自給自足できる人口は江戸時代並みと考えれば約2700万人。後の約7000万はどうします?

>軍事的に利用できる油は減ることになる。このような状況に陥った時、中国は当然軍事的圧力を高めてくると思いますが

100年後には核燃料も枯渇しているので、このような心配をしてもしかたありません。というより、1109さんのいうような100年後の事態を心配するのでしたら、むしろ、それを見越して、自然エネルギーへの転換を現在うながし、100年後の石油依存度を減らすほうが、よいはずです。

ただ、卒直にいって、100年後のことより、福島のようなことが、明日、日本のどこかで起ることがあなたは心配じゃないのでしょうか。私は100年後のことより、明日のことが心配です。明日がなければ、100年後は来ません。卒直にいって、今でも原発の必要性をいう人達の足元を見ない感覚に驚きを感じます。

11091109 2011/07/14 11:29 oosakaecoさん

うっかりペーストした後半の文章の削除を忘れました。すみません。

トラックバック - http://d.hatena.ne.jp/osakaeco/20110330