大阪湾海岸生物研究会のブログ

大阪湾海岸生物研究会の活動(定点調査や勉強会)の案内や記録のほか、大阪湾を中心とする海の生き物について書きます。

【記録】2014年田倉崎海岸定点調査

紀伊水道との境界に位置している田倉崎海岸では、南方系・外洋性のさまざまな生物が顔を見せてくれます。今回は初記録が相次ぎましたが、タマゴバロニアなどそのようなタイプの種類も含まれているようです。
本会による定点調査で初めて記録された種
[アオサ藻]
タマゴバロニア
[海綿動物]
ヤマトトメバリカイメン(大谷さんの記事2014.6.22を参照)
[軟体動物]
ミドリアマモウミウシ
ヨツマタミノウミウシ
シロアオリガイ
[環形動物]
カサネシリス(写真:体長約10mm)

[節足動物]
イッカクガニ(写真:甲幅8mm)

ワタクズダマシ(またはオカモトワタクズダマシ)
[魚類]
オハグロベラ

記録された海岸生物は全部で270種、内訳は次のとおりです。参加会員27名。
(山西)