原田治ノート

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2006-07-17 露天風呂

osamuharada2006-07-17

島のアトリエは、近くに人家もなく見渡す限り山の緑と海という場所だったので、別棟を建てるときに2階のベランダ露天風呂をつくりました。これは周囲にせっかくの借景の自然があるからそれを利用しちゃおうという肯定的理由と、家の中に風呂場をつくると防水やら排水工事に余計なお金がかかるという消極的理由によるものでした。温泉を掘るのはこれまた大変な金額なので地下水を1階で沸かすだけの風呂です。2階なので溢れたお湯はただ外に流れ落ちるままです。また土に戻すだけですね。自分で材料を選んで簡単な図面をひき、友達の左官屋さんにつくってもらいました。それがこの写真。手前のベランダは竹のスノコでできてます。

実際に湯に浸かってみると、思っていた以上に自然との一体感で圧倒されます。鳥の声を聞きながら朝風呂にもよし、星や月の輝く夜もよし。音楽を聴くのも、昼なら読書にもよい。部屋に安いユニットバスを入れるよりさらに安上がりなのに、これほど贅沢な時間と気分を与えてくれるのです。これもすべては自然の恵みというものでしょう。

実はこの風呂より以前に、アトリエの中庭にも露天風呂をつくっています。こちらは庭の椰子の木に囲まれているのでちょっとエキゾチック(なつもり)です。アーサー・ライマンやマーチン・デニーの曲が似合います。露天風呂の設計で一番肝心なのは、その位置、置かれる場所なのですね。風呂のデザインは中に入ってしまえばまったく気にならないほうがいい。体のまわりにお湯がそこにあるだけというデザイン。などとちょっとただの露天風呂好きとしてはエラそうなことを言ってしまいました。こういう話をワザワザ言うってことは、もしかしたら最近流行ってるロハスってことになるのでしょうか。スノッブみたいで嫌だな。(イイワケですが)ぼくのほうがずっと古くから露天風呂、やってます。