原田治ノート

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2008-01-20 ドラッグストアの思い出

osamuharada2008-01-20

外資系による乗っ取りで、銀座の豹変ぶりがすさまじいこの頃ですが、丸の内から日比谷にかけてもガラッと変ってしまった。あの三信ビルも壊されて、昔の日比谷らしい面影は無くなった。 去年の秋にオープンしたばかりの日比谷のホテル、ペニンシュラは、英国植民地時代から香港のシンボル的な最高級ホテルだ。そのせいか新築のこの建物を見ると、原住民の日本人にとっては、どことなく排他的なたたずまいだ。まず気楽な気分で入れるような日本人はいないだろうね。  ここに以前あったのが、戦後になってできた日活ホテルでした。裕次郎やアキラ時代の日活が経営していた。当時の日比谷あたりには外人商社が多かったので、一階には外人客向きにアメリカ風のドラッグストアがありました。その店「AMERICAN PHARMACY」、ぼくにとっては、遠い外国への憧憬に満ちた世界でした。1960年代のアメリカから輸入された、大衆薬や化粧品、日用雑貨、新聞雑誌が並んでいて、店内に一歩入ればそこは一般的なアメリカそのものなのでした。つまり後のOSAMU GOODSの原点になったわけですね。70年代にはソニープラザや、様々な雑貨屋さんができていたので、日比谷アメリカン・ファーマシーも影が薄くなったのですが、ぼくは5年前に閉店するまで、正しくこの店で雑貨を買う客なのでした。バスタオル、歯ブラシ、歯磨き粉、櫛にブラシ、コロン、シェービングローション、石鹸、洗剤、パイレックストートバッグ、煙草からチョコレートまで、その他何でもかんでも、よく買ったなァ。 新店舗は東京駅前の丸ビル内だかに引越したはずだけれど、多分ぼくが行くことはもうないでしょう。考えたら現代の輸入雑貨が好きなわけでもなく、ただ日比谷のあの店舗こそが、我が青春の思い出の空間だったことに、無くなってみてやっと、はっきり認識できたようなわけでした。いいトシしてね。

写真は閉店するちょっと前。 最近のオサムグッズHPにも、アメリカン・ファーマシー関連記事が載っています。http://www.osamugoods.com/story/21.html

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