原田治ノート

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2008-11-17 イノダコーヒ三条店

osamuharada2008-11-17

京都新情報。現在はAkio BLENDこと猪田さんが、現場で立ち働く姿が見えなくなってからというもの、コーヒーの味が変わったイノダコーヒかつての三条店だったが、最近になって猪田さん直伝のコーヒーを入れる、いわば猪田さんの最も古いお弟子さんが、十数年ぶりに他店からこの三条店に戻ってこられた。そのことを、はしもと珈琲の、やはり猪田さんのお弟子である桜井さんから聞いた。猪田さんも嬉しかったのか、最近は足しげく三条店を見回っているそうだ。どおりで久しぶりに三条店へ行ってみたら、かつてのイノダコーヒの味が蘇えっていた。モカ・マタリを基調にしたまろやかな酸味と苦味、香り、やさしさ、懐かしい三条店の味。

大きなドーナツ状のカウンターの中心に、この船具のような厨房器具がドッシリと据え付けられていて、白衣でコーヒーをいれる人の姿もあらわになる。昔かわらぬこの清潔感がぼくはたまらなく好きなんだ。良い香りもここから漂ってくる。ステンレスの鍋にはグラグラ煮え立った湯があり、まずコーヒーカップはここに浸して瞬時に温められる。沸騰した湯は外気ですぐに乾いて、熱さだけがカップに残り、そこへ琺瑯のポットにネル漉ししてあったコーヒーが、次いでミルクが静かにそそがれる。あまりに職人的な作法なので、客席からは目立たず、知らないうちにスッとカウンター・テーブルにコーヒーが差し出されている。朝刊新聞を読んでいる常連客に混じって、京都の町中の気分に(観光気分ではなく)浸ることができる。また居心地の良い三条店が復活していましたよ、というニュースでした。

もう四年前の、三条店で会った猪田さん (id:osamuharada:20050915)

その後の、Akio BLENDの話題(id:osamuharada:20061014)