原田治ノート

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2016-08-04 真夏の映画鑑賞

osamuharada2016-08-04

涼しくなる夏の夜は、もっぱら映画を DVDかWOWOW で観ています。たまに映画館で新作も観たりして、それで〆て年間400本くらいになるかな。いまどきの日本映画やアニメには興味ないのですが、洋画なら、韓流もふくめて文芸作品からミステリーやコメディ、それにB級だのアクション物だろうが何でもOKなのです。

小林信彦著『 おかしな男 渥美清 』を読み返していたら、後半の「見巧者」という章で、《 余談になるが、渥美清は日本映画にくわしかっただけではない。洋画とそれをめぐる情報にもけっこう通じていた。》とあり興味深い映画談義が続くのですが、小林信彦さんはこうも書いておられる。《 彼は名作・秀作ばかりではない。B級作品、失敗作、駄作も多く観ていた。娯楽が映画しかなかった時代に育ったマニアの多くはたいがいそうなのだが。》とありました。それでやっと腑に落ちた。渥美清さんや小林信彦さんより、ひとまわり以上は年下だけれど、ヤツガレも1950年代の子供時代には映画ばかり観まくっていた、「娯楽が映画しかなかった…」のクチなのです。それで気がついたら映画マニアのはしくれになっちゃったわけね。もちろん「見巧者(みごうしゃ)」といえるほどではないのですが。

韓国映画も好きでよく観ています。近頃の韓流スターでは男優【 ハ・ジョンウ 】が一番の贔屓。先月ロードショーで観た『 暗殺 』というアクション物がカッコよかったな。脇役の【 チョ・ジヌン 】も大好きで、この二人は『 悪いやつら 』での競演があまりに見事でシビレましたね。ハ・ジョンウには『 チェイサー 』の犯人役の存在感で圧倒させられ、主演作『 哀しき獣 』では、哀切の演技が素晴らしくすっかり大ファンになってしまった。朝鮮民俗の〈 恨 〉(はん) が、そこはかとなく滲みでていて、さらにココロ引かれた。自然にできたスタニスラフスキーの〈 メソッド演技法 〉という感じがする。『 暗殺 』は、大日本帝国の植民地支配に抵抗する朝鮮民族、という内容のエンターテイメント作品。1930年代の 満州 中国 朝鮮 をまたにかけたミッション・インポッシブル。韓国では大ヒット作品、しかしながら昨今のネトウヨ日本の大政翼賛会では話題にもできず、配給会社もマスコミも自粛し黙殺しちゃのうかな。ともあれ 存在感のあるハ・ジョンウ に、これからも期待しているのです。

上の写真はアトリエ3階からの眺め。昼間は明るすぎて映画鑑賞できません。YouTube:映画『 暗殺 』の予告編。

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