電力じゃなくて言力不足
さて、二、三日前の報道によると、原子力規制委員会の調査結果として、東通原発の敷地内に活断層がある可能性が大きい、という。
そのあとのコメントも、これで東北電力は活断層でないことを明らかすることが必要で、再稼働はさらに遅れることとなった(あくまで記憶です。細かいところで間違っていたらゴメン)という。
しかしビックリしたのは、そのあとだ。それに対する東北電力の主張を聞いて、耳を疑ってしまって、そのホームページまでいって、ほんとだったことを確認して、あわててコピペまでしてしまったのだった。
その東北電力曰く、「今後、しっかりと調査を進め、その結果を踏まえ、改めて活動性がないことを確認することとしております。原子力規制委員会には、この結果を踏まえながらご審議いただきたいと考えております」
これは日本語なのかしらん。まったく意味がわからない。
今後、しっかりと調査を進めるのは、はたしてそれが活断層かどうかを調査するわけでしょ。でもこの文だと、その調査が、改めて活断層がないことを確認すること、のためになっている。
つまりは、「これから調査するけどさ、そんな結果なんて、活断層がないってことに決まってるんだから、そのことを規制委員会もちゃんとわかってもらわないと困るわけだよ」ってことなんだろうね。
はい、国語の先生、東北電力に何かいってください。