お寺というと、黒いネクタイで集まることが多いような印象ですが、白いネクタイで集まることももちろんたくさんあります。私ども僧侶はいつも通りの法衣なわけですが。
今日は隣の地区の高禅寺様の位牌堂が新築され、その落慶法要でした。お祝い事ですから、みなさん白いネクタイでお集まりです。もちろん最初の挨拶は「おめでとうございます」。気持ちが良いです。
私は送迎という役をいただきました。法要の始まりに手けいというかねの道具を持ち、導師を先導して本堂までお連れして、終わりにまた先導して控え室までお送りするのが仕事です。
最初と最後しか出番がありませんので、それ以外は殿行（でんなん）というお役の人たちとともに、法要を裏から支える諸準備や法要中の物の出し入れなどを行いました。
人でがそれほど多くなかったので、なかなかに大変でした。送迎はおまけで、殿行がメインのような状態でした。
それでも無事に法要は終わり、めでたい日を過ごすことが出来ました。
やっぱり慶事の法要は楽しいですね。世の中こうして楽しい法要ばかりだと良いのですが。
